![[咆哮 NO. 001] 自己紹介とトラウマジプシー](https://d3t3ozftmdmh3i.cloudfront.net/staging/podcast_uploaded_episode/37753064/37753064-1696330972817-e2380ac979389.jpg)
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あ、私、メシアじゃなくてモブBやったわ、くらいのテンションですぐ諦めます。
あなたの、あなたの、あなたの、あなたの、あなたの、あ、間違えた!
あなただけのゲイとも、東風亭ウルフです。
皆さん、ほか音番ちは、毎週水曜日と日曜日の夕方6時頃から配信されるアラサーゲイの吠えたいラジオでは、
毎回およそ30分以下ないくらいの時間の中で、
皆さんのお悩みや、アラサーゲイが日常で感じたもんやりする出来事を、
リスナーの皆さんに寄り添い、愛を込めてぶっといるトークプログラムでございます。
時には、下品な下ネタ成分が含まれることもございますので、
お聞きになられる際は、周囲の環境に注意しながらお聞きくださいませ。
また、番組内での発言は、LGBTQを代表するものではなく、
あくまで一個人の見解でございますので、あらかじめご了承くださいませ。
さて、始まりました。アラサーゲイの吠えたいラジオ。
実は、もう数ヶ月、ポッドキャストはやっていたんですが、
今回仕切り直しということで、リニューアルいたしました。
前回やってた番組が、かなり手探りで作っていて、
植物やったらもう、ゲノム解析されるくらい役に立たない番組だったんですが、
ありがたいことに、数名のリスナーさんに支えていただいたことで、
思い切ってリニューアルするに至りました。
改めまして、トウフーテイウルフです。
年齢は33歳。オウシザの大型。身長は171センチ。
体重はリンゴ260個分くらいです。
キティちゃんが87人くらい集まって、ようやく重さの均衡が取れるということで、
キティちゃん50人くらいやったら、タックルで吹っ飛ばせるかも、
くらいにはポッチャリしてます。
スリーサイズは80×60×80×仮です。
性格は、かなりオンオフをつけたいタイプで、
何事にもゼロか100。白黒かなりはっきりつけたいタイプです。
そして、基本的に外面がいいです。
職場などでも、持ち前の外面の良さを活かして、
愛されキャラに徹することが多いんですが、
実際はドタンキで、ニコニコしながら内心ブチ切れてるなんてことも多いです。
表にはあんまり出さないですけど、気も自我も強い方です。
あと、自己肯定感がめちゃくちゃ強く、
自意識過剰なところもあって、基本的にハイパーポジティブ人間です。
現在は都内のキッチンカーでアジア料理を販売していまして、
いずれは自分でもキッチンカーをやれるように、現在絶賛修行中です。
これについても、根拠のない自信だけがあって、
私なら成功するって漠然と思ってます。
なんで?って聞かれたら、逆になんで?って。
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誰やと思ってんの?私やで?って言い返すようなタイプです。
好きなものは、イケメン、ディズニー、
あと、最近自分がケモナーだと知りました。
豊田真横元衆議院議員も大好きです。
嫌いなものは、ブリッコおじさん、ブリッコおばさん、
マッチポンプをする上司、正気を感じない人、
陰湿なクラスメイトとかなり偏っています。
ブリッコは、声ダメに突き落としたいくらいには嫌いです。
趣味は、ダイエット、ゲーム、キャンプ、音楽鑑賞とマツキ並みでございます。
もうね、ほんまに痩せへんくって、空気吸ってるだけで太るんですね。
こないだ、島村でバットバツマル君と半魚丼、
シバンバンのメンズ腹巻きを買ったんですが、腹巻きから悲鳴が聞こえました。
半日でバツマル君の腹巻きに穴が開きました。
腹巻きのすすり泣きがなくなる日までは、ダイエットを趣味にしようと思っています。
このポッドキャストですが、30代半ばに差し掛かるゲイのおっさんが、
それおかしくね?
違うだろ!このハゲー!
って吠えたくなるようなもんやりする出来事を皆さんと共有し、
愛を込めてぶった切る。
ぶった切ったものから学びを得て、
今いる土俵から一つ上の土俵に上がっちゃおうぜ!
っていう、時に辛口、時にまろやかな、コクのあるポッドキャスト番組です。
前進となった番組でも、
明日仕事嫌やなーとか、
そういう嫌なモヤモヤを取り払う優しいポッドキャストにしたいと思っていたんですが、
多分、私は心根が腐っているので、そんな優しい番組はできなかったんですね。
ウェルビーングとか、私には無理でした。
だからね、いっそね、もう綺麗であることをやめようと、
声ダメに落としてやりたいぶりっ子どもも、
ゲノム解析されそうな上司も、
ぜーんぶ自分の成長の糧にしちゃって、
リスナーの皆さんと次のステップに進んじゃおうぜ!
っていうトークプログラムです。
合言葉は、私の戦場はここじゃない。
某アニメの名言をお借りいたしました。
このアニメで、この言葉を吐いたこのキャラクターは、
この言葉を言い残した後、何回も同じ壁にぶち当たって、
何回もやり直しする羽目になっているので、
ある意味、この合言葉っていうのは非常に皮肉かつ、非常に不吉でございます。
でも、ムカついたりしたら、
あんたらとは立ってる土俵が違うねん。
私の戦場はここやない。って言い聞かせて、
スッとその場の嫌な感情から立ち去りましょう。
続いては、新コーナーです。
パチモンゲットだぜ!
というわけで、パチモンGO始まりました。
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このコーナーは、皆様からの恋のお悩みを元に、
その相手が本物か、それともパチモンかを
東風帝の独断と偏見を元にぶった切るコーナーです。
パチモンマスターに俺はなる!
ということで、パチモン図鑑を絶賛埋めたいと考えております。
あなたのお便りが、これを聞いている誰かを
モンスターから救い出す注意喚起になることも十分にありますので、
ぜひぜひ皆様からのパチモン目撃情報、
パチモン捕獲情報をお待ちしております。
では、一回目の配信ではありますが、
なんとお便りが届いてます。
って言いたいんですが、
言いたいんですが、そんなもん来てるわけもないので、
自分でお悩み相談を妄想しながら書きました。
初期、五天ラジオを彷彿とさせる、あれですね、
自分で自分の番組に自分でお便りを書いて、
自分で読むっていう地獄みたいなことを私もさせていただきました。
五天ラジオ、マジリスペクト。
では、架空のお便り読んでいきますね。
34歳、彼氏なし、ゲイのレビル夫人と申します。
番組のリニューアルおめでとうございます。
子さんリスナーとしてこれからも応援しております。
本日は是非、ウルフさんに、
私の現在の恋愛をぶった切っていただきたくお便りを致しました。
彼との出会いは、共通の友人が主催するホームパーティーで、
二人一組で行うゲームがあったのですが、
私と彼はそのゲームでペアとなったのがきっかけでした。
彼の第一印象は、
どうしてこんな人がフリーなんだろう、という印象で、
そこそこイケメン、趣味でバドミントンをしている爽やかスポーツマン、
程よく筋肉もついており、パッと見のマイナス点がないような彼でした。
そんな彼がフリーでいる理由が私には理解できないぐらい不思議でした。
ゲームが終わった後も、彼とはいい感じで話も盛り上がり、
パーティーの終了後、二人で飲み直そうということで彼の家へ。
改めて彼の家で二人きりになり、
なぜフリーでいるのか、特定の人と付き合うつもりはないのか、
と彼に聞いてみたところ、
どうやら以前付き合っていた男性との恋愛がトラウマのようになり、
ゲイの恋愛そのものに消極的になってしまっているということでした。
しかし彼も今年で30という節目の年でもあり、
このままでは行けないという思いから、
出会いの場に足を運んでいるということでした。
彼曰く初対面でも、
私にだけはなぜかこういった話も打ち明けられるということでした。
そんな辛い経験を私にだけ打ち明けてくれた彼のことを、
私も支えたいと思い、
そのままの流れで彼のベッドへタッチダウン。
彼とは体の相性も良く、
これまででも一番と言っていいほどの上司でした。
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しかし営みの終了後、
彼は静かに一人でベッドで泣いていました。
涙の理由は、
心を許せて体の相性も良い相手が目の前にいるのに、
今の自分はまだ誰かと付き合う気にはなれないということ、
どうしてもゲイの男を信じることができないとのことでした。
彼の傷が相当深いものであることが分かったと同時に、
彼をでき得る限り支えたいという思いが私の中で芽生え、
そのまま3ヶ月、
食事や映画などのデートらしいこともしますが、
依然としてデートもするせふれどまりです。
今もまだ彼を癒してあげたいという気持ちもあり、
ゆっくりと少しずつ彼に私の思いが届いたらと考えていますが、
今後彼の傷が癒えることはあるのでしょうか?
ウルフさんだったらどうしますか?
これからもウルフさんの番組を楽しみにしておりますので、
番組が末永く続いてくれることを願っております。
賢っ子!
ということで、デビル夫人さんからお便りいただきました。
ありがとうございます。
うーん…
うーん…
これは迷っちゃうね。
つらいね。
デビル夫人さんのお気持ちはめちゃくちゃわかるんよ。
自分の年齢的にもそんなにだらだら遊んでられるほど若くもなくなってきて、
少しずつ将来とか意識しだす頃やからさ、
落ち着きたいなーなんて思い始めたりもするんよ。
そんな中さ、パーフェクトっぽい彼?
パーフェクトなのかな?
パーフェクトな彼と若干運命的な出会いがあって、
しかも自分にだけその彼は心を許してくれた、
弱みを見せてくれたなんてなったらさ、
惹かれへんわけがないと思うんよ。
私がこの人を救ってあげなきゃ。
ってくらいの謎の使命感が聖母マリアのように湧き起こるのよ。
これはめちゃくちゃわかるの、それは。
でもはっきり言います。
この男はパチモンです。
パチモン図鑑No.52
トラウマジプシーです。
多分デビル夫人さんの思い人は、
他の人にも同じトラウマの話をして、
他の男を入れ食いしてると思います。
多分ね、この男の上等集団なんやと思います。
しかもさ、立ちが悪いのはさ、
一見自立しててタフそうな人って言うんかな?
面倒見が良くって頼りになる人をターゲットにして、
そういう人たちだけを自分に依存させてるんですよ。
デビル夫人さんの思い人が何人のゲイにちょっかいかけてるのかは知らないですけど、
多分、ちょっかいかけられてるゲイの皆さんこう思ってるはずです。
私になら彼を救ってあげられるはず。
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って、皆さんそう思ってるんですよ。
そもそもね、初対面とかそのレベルの浅い人間関係で、
いきなり自分の重いトラウマの話をする人って、
男女問わず地雷なんですよ。
昔の僕もそうやったから分かるんです。
地雷のタイプは2つあるんですけど、
1つは距離感がバグってて、
ちょっとでも心を開くとものすごーく寄りかかってくる小泣きジジイタイプ。
もしくは、トラウマ語りをすることで他人の心をわしづかみにし、
自分の願望を叶えるトレンディードラマ俳優タイプであるかのどっちかなんです。
この手のタイプの人っていうのは、
校舎でトラウマをあっちこっちで話して性の対象となり得る相手を入れ食いにしてるんですね。
そんな彼らが考えてることって何か分かります?
特定のパートナーっていうめんどくさい関係に縛られず、
何の責任も取らずにまぐわいたい。
これに尽きるんですね。
新月ですけど、多分デビル夫人さんに対しての興味ももうないんですよ。
デビル夫人さんのことをもっと知りたいとか一切思ってない。
もう一度まぐわってしまってるので、この手のタイプの人たちっていうのは、
彼を救って彼の特別なメシアになりたいとか、いつか彼の傷が癒えるかもっていう夢を与えてもらってるんですね。
その夢をもらった代償として、デビル夫人さんや他のメシアたちは代償として彼とまぐわってるんですね。
まあ変な話、全然釣り合わへんギブ&テイクが成立してしまってるんですよ。
クモツが体とかなんかギリシャ神話とかにもはや出てきそうよね。
多分デビル夫人さんは、彼にとって数あるうちのメシアAからZの中のメシアFくらいかもしれへん。
メインヒロインに乗し上がろうと思ったら、相当時間もかかるし、リスクも伴うし、相当体力も使います。
なので、私やったら早々に諦めますね。
あ、私メシアじゃなくてモブBやったわ!くらいのテンションですぐ諦めます。
彼の傷が癒えることはありますか?っていう問いについてなんですけれども、そもそも彼は傷ついてないですし、
そんな傷があったとしてもデビル夫人さんに癒してもらいたいとは思ってないんですよ。
デビル夫人さんの戦場はここじゃない。
ご試合くださいませ。
アラサーゲイのホエタイラジオ。
アラサーゲイのホエタイラジオ。
というわけで、第1回目のアラサーゲイのホエタイラジオ、いかがだったでしょうか。お楽しみいただけましたでしょうか。
ゲイの世の中では、こういったお便りの内容みたいなことが非常によくありまして、
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というのも、基本的に結婚とかっていう制度がないので、パートナーシップ制度っていうのは国によってはあったりもしますが、
結婚とは全く別物なので、ゲイで付き合う意味がないって考えてる方が多いのも事実なんですよね。
だからデビル夫人さんの体験談みたいなのは非常によくあることで、架空のお便りなんですけど、
よくある話ではあると思いますね。
多分、男女関係においても似たようなことを吹き飛ばしてくる男性っていうのは非常に多くいらっしゃると思うので、
もしご自身の周りにいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に合言葉を唱えましょう。
私の戦場はここじゃない。
最後まで聞いてくださり、またポッドキャストを通して私に出会ってくれてありがとうございます。
この番組を通して東風邸は人の気持ちを明るくできるようになりたいと考えています。
きっと人生にくじけてる人がいっぱいいると思うから。
ちょっとしたことやチラ裏みたいな内容、些細な悩みでも構いません。
この番組へのご意見やご感想なども合わせて募集しておりますので、
ぜひ番組概要欄のリンクからお便りお願いいたします。
またツイッターではハッシュタグホエイラジで感想などのツイートをお待ちしております。
最後に、もしこのポッドキャストを気に入っていただけたら、番組のフォロー、チャンネル登録、レビューの高評価などよろしくお願いいたします。
ではまた次回。
本日のお相手は東風邸ウルフでした。
さいちぇーん。
