1. Wheel of Films
  2. #064 メモリア (Memoria)
2024-04-04 2:09:14

#064 メモリア (Memoria)

⚠️このエピソードは「メモリア (Memoria)」のネタバレが含まれています

Kanoが始めた新しいポッドキャスト番組「Sunshine Love RADIO」
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こちらのよろしくお願いします💁🏼🤍

当エピソード中に話した
ベトナムのお話は下記のエピソード👇

「Canoのベトナム昇天話」
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/cano%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%98%87%E5%A4%A9%E8%A9%B1/id1733592575?i=1000650349166

「ラジオって素敵なツールだねっ!」
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A0%E3%81%AD%E3%81%A3/id1733592575?i=1000651047519



【メモリア (Memoria)考察&感想トーク回】

思いがけないハプニングや出会いによって
思い出される不思議な記憶。
独特な間の長回し寝ずに耐えられたらあなたもアピチャッポンファン!!!


◆◆◆ 挨拶はうーっす。に | メモリアだけに思い出の映画 | 薄く引き伸ばして話してこっ | ベトナムでチェリモヤ見つけた | 食べた事ないデザート対決 | 作品情報 | アピチャッポンとオニャンコポン | Kanoとティルダの出会い | Charlieも頭内爆発音症候群だった!? | こんな遅い映画他になくて斬新 | 座禅みたいな映画 | 言語化できないアート映画 | 斬新なうんこか否か | これもシュルレアリズムコメディ? | ティルダ・スウィントンは還暦超え?! | 長回しと言うより独特な間の遅さ | とってもスペシフィックだね | 音の正体は本物か幻影か | エルナンの正体 | 新興宗教ポッドキャスト | 音は時空を超える | 言葉で説明しきれない体験を映像化してる凄さ | Kanoの前世は渡辺直美 | Kanoが新しいポッドキャスト番組始めました | ベトナムの穴場スポットニンビンおすすめです | 海外旅行のすすめ | おすすめの映画 ◆◆◆

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サマリー

Wheel of Filmsは、メインパーソナリティのカノ・アノ・チャーリーによる映画レビュー番組で、メモリアを取り上げています。 「メモリア」はタイの監督アピチャポン・ウィーラ・セタ君の作品で、2021年に公開されたドラマ映画です。映画『メモリア』では、主人公ジェシカが頭内爆発音症候群に悩まされるストーリーが描かれており、アピチャッポン・ウィングソンソーン監督の作品として特徴的です。映画は長回しの構図とわかりやすいストーリーで、ビジュアル面でも際立っています。アピチャッポンの斬新な作品であり、彼の才能が存分に発揮されています。 映画『メモリア』についての感想を話し合っており、犬に追われるシーンが印象的で好きだと感じました。映画は時間の概念を崩した表現や音が記憶への旅を導くキーポイントとして描かれています。また、前世の記憶を思い出す体験や言語を超えた価値についても触れられています。 ニンビンの寒さや自然の美しさ、ベトナムで撮影された映画『インドシナ』と『イニシャリン島の精霊』について紹介されており、海外旅行の楽しみ方や映画に関する新たな発見があります。『イニシャリン島の精霊』を含む映画の特徴やアイルランドの歴史、監督の作品などにも触れられています。

番組紹介と映画選びの雑談
こんばんは。
こんばんは。
Wheel of Filmsは、メインパーソナリティのカノ・アノ・チャーリーによる映画レビュー番組です。
同じ外語大出身である2人の海外経験も混ぜて、毎週1本選んだ映画を題材に、自由におしゃべりしています。
他にも、準レギュラーメンバーやゲストを迎えて映画をお買い掘りしていますので、様々な角度から映画の魅力をお楽しみください。
今日の映画は、メモリアです。
今回のエピソードは、作品のネタバレを含んでいます。
まだ見ていない方は、作品を監修してから番組をご配信ください。
そして、Wheel of Filmsは、インスタ、フェイスブック、ツイッター、SNSやってますので、フォロー、いいね、コメントよろしくお願いします。
最近、YouTubeでもポップキャストを聞けるようになったので、そちらもチェックよろしくお願いします。
そして、最後に、ハッシュタグWOFレビューでコメント、感想をかけるので、こちらもSNSでどしどしコメントお待ちしてます。
はい。
ということで、今日はカノとチャーリー、2人でメモリアをやっていきたいと思います。
はいはい。
なんかさ、今になって気づいたんだけどさ、
最初に、俺たちいつも、こんばんはって言うけどさ、
別にこれライブじゃないから、こんばんはとは限らないよね。受け取る側は。
よっ、そうだよ。
なんか、俺たちのタイムラインで言ってるってこと?これ。
いやー、一応配信の時間が夜だから。
あー、まあね、配信開始はね。
っていうので。
そう、配信するタイミングは夜だから、別におはようございますでも、こんにちはでもいいんだけど。
まあ、聞くタイミングはそれぞれだからね、人それぞれ。
そう、こんにちはにする?
いやー、まあなんでもいいけどさ。
なんかちょっと、ラジオ気取りみたいになってるな、あの子ね。
ラジオ気取りじゃん。
まさらすぎない?
まあ、いっか。
いやー、なんかきっかけ言葉があったら、なんでもよかったんよ。
わかるよ。でも、なんかいいのないよね。
うーっすとかにする?
うーっすで始める。これから。
急にうーっすって、みんなでうーっすって。
俺はけっこう普段そんな感じだけど。
まあ確かにな。
まあまあ、一応配信のタイミングってことで、こんばんはを適当で選んだだけです。
わかりました。これでみんなもうすっきりしたんじゃないですか?
メモリアの映画解説とベトナムでの話
まあ、朝に聞く人もいるからね。
ずっと思ってたでしょ。
本当にそういう人いるかな?
エピソードは、60ぐらいいった?今。
うん、60ちょいぐらい。
はい。
だね。
謎が解けました。
そうですよ。ちょっとね、今私まだベトナムに旅行中で、
ドミトリに泊まってるもんで、ちょっといろんな人が出入りして、会話が入るかもしんないですけど、
まあそのへんは気にしないでもらって、やっていこうと思います。
ベトナムのノイズがね。
ベトナムノイズが。
ベトナムはけっこうな、パイクのプーとかもけっこう入るんだよな。
いいじゃん。
ワンコめっちゃ泣き出したりとかもするけど、ベトナム感じてください。
うん。
音声越しに。
なかなか聞けないからね。リアルなベトナムの発音もね。
そっちもちょっと楽しんでもらいながら。
そうよ。インドのときもインド音すごかったもんね。
してたね。
してたよね。
まあまあ。なんで私はちょっと久々の収録ですね、なんだかんだ言って。
旅行中だったもんで。
そっかそっか。
1ヶ月ぶりくらいかな。
前回俺とユキでやったからな。
そうそうそうそう。
その前は確か俺ら収録してないから、3週間、4週間くらい空いたのかな。
そう、3、4週間くらい空いたんだよね。
そうなんです。
そんな中で、今日はメモリアやるんですけど、結構私の思い出のメモリアだし、思い出の映画で。
メモリアだけにって今言おうとしたんだけど。
そう、でもメモリアだけに思い出の映画なんですよね。
そうなんだ。
そう、でも珍しい映画だからさ、全然サブスクに上がってなくて、ずっとやりたかったんだけど、なかなかやろうってできなくて。
で、今回旅行中にさ、何やるか選んでて、結構パーッて選んじゃったんだよ。
そんなに考えないで、たまたまパッてメモリア見たら、ユーネクストで配信されてて、急に。
特に理由もなく、あ、メモリアでいいじゃんって思って、パッて選んで、選んだんだけど、旅行中だったから、あんまいろいろ調べたりとかさ、できなくて。
のわりには、結構さ、話すの難しい感じの映画選んじゃったなと思って、今日ちゃんと話せるかなって不安です。
いや、勘弁してよ。
こんな映画持ってきといてさ、その態度。収録するのに。
でも私的には、ぽんってこれ選んだ理由は、自分的にそういうことだったのかって、今収録の昨日ぐらいになって、いろいろガッチがいったところがあるんだけど、
これを説明するの結構、なんとも難しくて、全体的に今日ちゃんとしゃべれるかなって不安です。
なんなんだよ、まじでよ。なんとかしてくれよ。
ちょっとなんとかやってこ。
なんか、薄く引き伸ばしてこ、一個一個。
そう、そうしよう。
このメモリアみたいな感じで。
長回しで行こう。
いちいちね。
いちいち長回ししよう。
彼女がさっき言ってた、このメモリアに関する、彼女の自身のメモリアがあるでしょ。
それとかも細かくね、心理描写とかを交えながら、尺長めにとって。
珍しい果物の話とトルコデザートの紹介
説明しちゃう? 心理描写まで。
話しの上手になりたいもんですね、こういうことやってると。
もう2年もやってるけど。
うまくなってんのかなって思うよね、ちょっとね。
いやー、全然自信ないわ。
俺も自信はないけど、でも自信はないって言ってる反面、
たとえばエピソード1、2年前とかに収録して出したエピソード、怖くて聞けないっていう反面。
あ、わかるよ。
あのときたぶん、まだポッドキャストとかも慣れてなくて、みんなトークボロボロなんだろうなとか思うと、聞き返さない。
そうだね、しかもエピソード1なんて、練習で収録して、本当は配信する予定じゃなかったエピソードだから、
本当にただの3人の雑談みたいな。
でもやっぱりエピソード1だからさ、再生も回っちゃうんだよね、みんな。
そうなんだよ、みんなエピソード1から聞くからさ、特に思い入れない人は。
あれめっちゃ聞かれてんのかと思って恥ずかしいけど。
聞けないもんね。
あのときよりはちょっとは上手になってんじゃん。
トークがとかいうよりは、なんかポッドキャスト力みたいなのはね。
あ、そうそうそうそう。ある程度聞きやすいようにはね、意識できるようになったと思うけど。
難しいですね、話すのも聞くのも。修行が必要ですよ、ほんとに。
ということで、いつも通りゆっくり作品紹介していこうと思います。
そうだね、雑談も交えながらいこうか。
ベトトークしていくよ、ベトトーク。
ベトトークもはまってるだろうし。
そう、ベトトークもしながらね。
ちなみに、全然関係ないけど、
あまりなるものたちのエピソード聞いてくれた人はわかると思うんだけど、
チャーリーが言ってたの、チェリモヤ。
いいね。
あれ見つけた、ベトナムで。
チェリモヤね。
どうだった?
けっこうすぐ見つかった。めっちゃうまかったわ。
でしょ?
チェリモヤっていう、みんな知らない果物があるんだよな。
そうそう、たぶん南国の食べ物なんだよね。
俺がアイルランドでちょっと食べて、
あわれなるもの会で、かのにその話したんだよな。
そしたら、かのちょうどベトナム行くから探してみるわって、すぐ見つけて、食ってみたと。
どう表現しますよね、味を。
いやー、私は梨とマンゴーの間。
梨とマンゴーが不倫してできた子供みたいな感じね。
それがちょっともちっとした感じ。
いやーわかるよ。食感はけっこう日本の梨に近いっていうか。
そうそう、なんかちょっとシャリってしてるっていうか、梨みたいな。
シャリシャリ。
梨っていうかラフランス。
あ、ラフランスのほうが近いか。
そう、ラフランスっぽいシャリっと感があるんだけど、
なんか最後に濃厚なマンゴーとか食べたときみたいな、クリーミーな感じが入ってくる。
あの甘ったるい感じするよね。
そう。めっちゃうまかった。
そうなんだよ。びっくりするよね。
まずどうやって食べたらいいのかが、最初わかんなくて。
確かに確かに。ドラゴンの皮みたいな、うろこみたいな。
ドラゴンのうろこみたいな緑色の丸い感じなんだけど、
あれを一枚一枚沖縄のスナックパイナップルみたいな感じで取って食べるものなのか、
皮を一回包丁で剥くものなのかとかわかんなくてさ。
わかんないね。
そう、そしたらあれパカーって開くタイプだね。
俺のカーキスメイトはそうしてたね。
やっぱそうなんだ。
で、開いてからどこ食べたらいいのか最初わかんなくてさ。
なるほど。
種も結構いっぱいでっかいのが入ってるじゃん。
あったかもね。
中の白いとこだけを食べるみたいなんですけど、おそらく。
そうだそうだ。
皮は取って、種取って。
まあでもおいしかったね。あれは確かに食べたことない味だったわ。
でしょ?
周りのみんなも感動してました。
日本人のみんな?
そう。
やっぱそうだよね。
見たことも聞いたこともないもんな、チェリーモヤなんてな、普通に日本の。
ないない。
あれはぜひ食べてみてほしいね、みんな。なんかどっかで見つけたら。
いやーそうだね。
これなんか、なんでだろうね、なんかさ、流行りそうじゃない?いつか。
あー、確かに。
日本ってそういうのあんじゃん、なんか海外のこれが流行ってますみたいな。
果物だとちょっと難しいのかもしんないけど。
いやーでも森のアイスクリームっていけんじゃない?そのうち流行る日が来んじゃない?
ひそかに栽培とかもしてるらしいからさ、
有名な人がさ、持ち上げたりとかし始めたら、需要が増えて、東京とかにも流れてくるようになるかもしんないし。
高そうだね、日本に来たら。
高いだろうな。
そんなバクバク食べるもんじゃないからさ、
何これって言ってね、一個食べてみるぐらいなら、別に500円ぐらい払ってもいいじゃん、正直。
まあまあまあ、そうだね。
ちなみにベトナムでは100円ぐらいで買えたかな。
あ、そうなんだ、値段はわかんないけど。
ちょっと俺、ヒカキンに連絡しとくわ。
最近なんか有名人の友達多いね、ジャンリー。
いつものリックになった。
YouTuber仲間だからさ、ヒカキンはね。
そしたらさ、チェリモヤの前にさ、この番組先に。
チェリモヤが先でしょ。
たぶん次の動画は、チェリモヤ食べてみたみたいなの出てくると思うから。
それ見てもらえれば。
絶対全然おかしいでしょ。
あとさ、話し引き伸ばすのでさ、
これチェリモヤほどマイナーじゃないんだけど、
また俺最近初めて食べた食べ物あって、
これもしかしたらそういうの好きな人だったら食べたことあるかもしんないんだけど、
トルコの甘いデザートみたいなやつで、
なんかクナッフルみたいな、キネッフルみたいな、
カナッフェ?カナッフェか。
カナッフェって聞いたことある?
なんかあるような気がしなくもない。
ってやつ食べた。
え、あの四角いもちもちみたいなやつじゃなくて。
フルーツ?
俺のはデザートなんだよね。
デザート?アイスクリーム的なポジションの?
そうだね、食後に食べるデザートなんだけど、
何かっていうと、難しいんだけど、
鳥の巣みたいな、ペイストリ状のわさわさみたいなのを、
丸い形に、平べったい丸の形に固めてます。
台座みたいなのがあって、
そこはたぶんそんな味ないんだけど、
で、その上にチーズと甘いシロップを混ぜ合わせたやつみたいなのを、
むにゃーってかかってるっていうだけの。
カナッフェル?
いや、名前がわかんないんだけど。
確か英語はカナッフェルみたいな感じだったよ。
クナーファ?
でもトルコ語の発音がまた違うからさ。
あーでも違うっぽいな。
これか?これじゃない?
なんて名前だった?
スペルとかももうわかんない。
クナーファ、ペイストリ。
スペルとかちょっと教えてよ。
え、どれだろうこれ。
トルコ語みたいなやつでしか出てこない。
クナフェ、ケナーフェなどと発音。
英語だとKUNEFEか、またはKUNAFL。
外国語だからね。
小麦粉でできた細麺状の生地。
めっちゃ細かいのが鳥の巣みたいになってて、ちょっと形に固めてあるんだけど。
その上に甘いチーズソースみたいなのがかかってて。
で、ちょっとピスタチオパラパラって上にかかってるんだけどね。
これがおいしいんですよ。
どんどん増えるね。なんでこれ食べれたの?
普通にトルコ料理屋みたいなとこ行って。
俺は知らなかったんだけど、一人トルコ人はいなかったんだけどその場に。
トルコ料理好きな人がいて。
うわー、クナフェ行くしかないっしょ!みたいな。
俺のおごりだ!つって。
結構腹にたまるというか、
一口二口食べればいい感じのやつだから、
これ2皿ぐらい頼んで、そこの場に行ったみんなでシェアしてみたいな感じで食べた。
日本語だったらなんていうの?
なんかいっぱい出てくるよ、クナフェとかカナフェとか。
じゃあトルコのクナフェとかカナフェみたいなね、食べ物。
ひょっとしたらたぶん日本でも食べれるんじゃないかなと思うからさ。
これは確かにトルコ料理屋行ったら食べれそうだね。
ありそう。結構メジャーなやつららしいんで。
ちょっと試してみて。
増えるね。
おいしいよ。
チーズと甘いソースっていうのがね、結構。
うまそうだね。そりゃうまいだろうね。
でもなんかね、チーズ感が強いというか、
俺が食ったやつはそんなに甘くなくて。
めっちゃ甘々に見えると思う。
なんか野々もあるらしいんだけど、
俺が食ったのはほんのり甘いチーズみたいな感じのがかかってるみたいな感じだった。
それがちょっと違うんだったね。
チーズ系みたいなチーズではなくて、甘々チーズではなく、
ちゃんとガッツリしょっぱいチーズがちょっと甘いみたいな感じ。
気になるね。
ちょっとこれも食べてみないとね、わかんないと思うけど、
ぜひ試してみて。
新しいもの探してる人は。
めっちゃ対抗したくなる。
ベトナムスイーツが。
でもちょっと長くなりすぎて。
さすがにね。
食べ物会になる。
おいしい食べ物対決はちょっと一回やめにして、
一旦ね。
ひとまずちょっとじゃあ、ひとまずね、作品情報を読もうかな。
作品情報で息抜きしようか。
メモリアとアピチャッポン・ウィングソンソーン監督
タイトルがメモリアで、映題もメモリア。
制作年が2021年。
ジャンルドラマ、作品時間は136分。
監督がタイの監督でして、
アピチャポン・ウィーラ・セタ君監督です。
これ俺、聞いたことなかったんだけどさ、
アピチャポンさんね、監督。
初めて名前見たときは、ふざけてんのかなって思ったよね。
タイの人の名前ってほんとこういうの多いよね。
かわいい感じのアピチャポンってね。
アピチャポンはふざけてるでしょ、なんか。
アピチャポンが作った映画見るって、
普通に言われたら、いいですってなるもん。
いいですってなる?
アピチャポン?ってなるもん。
アピチャポンかーみたいな。
これ追加ポイントじゃないんだ。
真面目にやりなよって思っちゃうよね。
だからまあ、人におすすめされて映画見るってね、いいよね。
まあまあね。
このポッドキャストの映画は、おすすめよりもさらに強制力があるからさ、
収録しないといけないから、見ないといけないから、
自分じゃまじで見ないようなやつも見れるというね。
そうそうそうなんだよね。
結構あるよね、自分一人だったら見ない映画。
だいぶ見てると思う、ここ2、3年で。
それめっちゃいいと思う。意外と貴重な体験だと思う。
そうだね、ほんとそうだと思うわ。
しかもこんな1本や2本じゃなくて、毎週。
月に何本も。面白いよね。
まあでも一応この人さ、カンヌとかも撮っていて。
代表作は文明おじさんの森ってやつなんだけど。
そうそうそうそう。
これで一応パルムドールをね、一回撮ってて。
見た?
映画は見てないけど、話題になってたんだよね、たぶん当時。
で、見たことある題名だなと思っただけ。
あ、そうなんだ。
私は初のアピチャッポンはこのメモリアで、
それでおすすめされて、文明おじさんの森も見たんだけど、
それ以外はね、なかなかどこでも見れなくて、この人の作品って。
まあね。
レンタル屋さんにもなかなかないし、サブスクにも上がってこないしって感じで。
めっちゃ貴重なんよね。他にもいっぱい。
トロピカルマラディーだったかな。
とかめっちゃ見たいんだけど、どこのツタヤ行っても行ってもないのよ、この人の作品。
他の映画のさ、言語はなんだろうね。
あ、でも分かんない。私も文明おじさんしか見れてないから分かんないけど、文明おじさんは確かタイ語だったかな。
あ、タイ語なんだ。
うん。
なるほど。
と思う。
そうそう。なんか今回、このメモリアが初めての国外撮影の映画だったらしいんだよね。
あー、なるほどね。
うん。
じゃあ結構今んところは、まだそんなに世界進出は、この映画でちょっとしたかなぐらいで、
その関連とか一部で気づかれて、話題になってるよぐらいな感じなのかな。
たぶん映画好きというか評論家とか、映画業界では有名だと思うけど、
一般的にはまだまだなんじゃないか、さすがに。
ツタヤにもないぐらいだからね。
まあそうだろうね。
たぶんそんなにまだ世界とかの方面にも向けて、本格的に動き出してもないぐらいな感じなんだろうな。
だからこのメモリアで、割りかし、
そうだね。Till the Saints使って。
英語でやろうかなっていうところから入ったと思いますよ。
なるほど。じゃあこれが世界への第一歩となった作品だろうと。
うん。
一応ね、この作品もカンヌでは審査員賞受賞してるから、
そうそう、一応評価はされてるんよね。
ただこのアカデミー賞とかに出てくるかってなると、まだまだって感じよな。
でも私はね、好きなんだよね、この監督。
この監督の世界観めっちゃ好きで、
ピチャッポン。
そう、ピチャッポン。
メモリア見た後に文美おじさん見たら、もっと好きってなった。
あ、文美おじさん。
うん。
どういうの?ってなった。
文美おじさんもちょっと見たいな、確かに。
文美おじさんのほうがとっつきやすい。
やっぱ話題になってたし、そういう系なのかなと思ってて。
タイの映画って見たことないし、ちょっと気になるね。
そうだね、なかなかタイの監督で有名な監督って聞かないもんね。
たぶんほんとこの人が一番有名なんじゃないかな、世界的には。
ピチャッポンね。
名前覚えちゃった。
覚えちゃった?
あれに通じるものがあるわ。
進撃の巨人のおにゃんこポンみたいな。
いたなー。おにゃんこ。
おにゃんこポンね。
あいつまじなんだったんだろうね、どこの国の人で、なんであいつだけ。
びっくりしたわ。
誰もつっこまないしな。
いや、って思うじゃん。
日本語話者から見るとさ、おにゃんこでポンってお前、なんだよみたいなさ。
ほんとにある名前っぽいらしいんだよね、おにゃんこポンって、どっかの国の。
あ、ほんとにあるの?
そうそう、なんかもう名前として、人名として、おにゃんこポンが使われてる国が、どっか忘れたけどあるらしい。
いや、でもあるのはわかってるけど、あえてそれ持ってきてるじゃんって日本人の作者だから。
だろうね、だろうね。
まあまあまあ、でもアピチャッポンもね、けっこう覚えちゃうよね。
言いたくなっちゃうもんね。
その仲間だと思うわ、アピチャッポンも。
そして脚本もこの人が自分で書いていて、
主要キャストとその代表作
で、キャストとしては、毎回私が言い間違い続けてきた、ティルダ・スウィントン。
ティルダ・ウィンストンって言ってたよね。
そう、毎回ウィンストンって言っちゃって。
タバコね。
スウィントンより、ウィンストンのほうが言いやすくない。なんでだろう?
ウィンストンのほうがなじみあるよね。
でしょ?
まずタバコあるし。
そうだそうだ、タバコ。
人の名前としても、たぶんスウィントンよりはウィンストンのほうが。
でしょ?
でも、ちゃんと最近、ティルダ・スウィントン言えるようになりました。
はい、おめでとうございます。
はい。
私の、ちゃんと認識した、はじめまして、ティルダ・スウィントンがこの映画だった。
え?2021年ですか?
それまではたぶん、見てたと思うけど、ティルダ・スウィントンとして認識して、見てなかったと思う。
まじか。結構強烈な見た目してるよ、ティルダ・スウィントン。
そうそう。
なかなか、印象に残りやすい人だと思うけどな。
そうなんだよね。でもまあ、この人が主演の映画って、他何?逆に。
主演って言われると確かにね。
でしょ?
なんかあれだ、ジョージ・クルーニーと一緒に出てた、主演じゃないか。
上演か、あれは。アカデミー賞取ってるから。
フィクサーだ、フィクサー。
全体的に、一応代表作としては、ベンジャビンバトンとか、サスペリアとか、私たちのやったアステロイドシティとか、その辺、他にも多数。
確かに、主演ってあんまりないかもしれないな。
でしょ?
思いつかないわ。
しっかりこの人を認識して、見た映画がこれ初めてで、
あ、あの時のあの人も、あの時のあの人も、確かにティルドだったわ、みたいなのが、後々全部繋がっていったって感じ、私はね。
なるほど。
これ見て、だいぶ私は掴まれたね、心。
そうそう。そして、他の俳優さんが、一応、多分フランスでは有名っぽい、高校学者の役やってた、ジャンヌバリバールさん。
あー。
女の人。
女の人。
そう、骨をさ、これ女の子の骨よーって言って、触ってみる、みたいな。
いたね。
鍵の代わりに椅子でドア塞いでるんだって言ってた人。
いたね。
そう、あの人も多分有名な女優さんっぽくて、
あ、そうなの?
一応、そうそうそうそう、代表作品的には、レミゼラブルのフランスバージョンのやつとか、
うん。
あと、バルバラ、セイヌの黒いバラっていうやつが代表作っぽい感じだった。
フランスっぽい映画だね、両方とも。
そうだね。
一応、今回の映画の舞台がコロンビアだったんだけど、
2人のエルナン演じてた俳優さんたちは、2人とも一応コロンビアで活躍する俳優さんらしくて、
若いときのエルナン、やってたのが、フアン・パブロ・ウエゴさん。
フアン、はい。
で、おじさんになってからのエルナンが、エルキン・ディアスさん。
はい。
で、ちょっと代表作がどれかは、日本で全然周知されてなくて、あんまわかんなかった。
けど、ただ、フィル・マークスにデータがなかっただけか、本当にあんまり本数出てないのかちょっとわかんないけど、あんまり情報がなかった。
って感じですね。
でも、一応コロンビアでは有名な俳優さんらしい。
はいはい。
はい。そんな感じです。
斬新な映画『メモリア』
で、受賞力は、さっき言ったカンヌ国際映画祭で審査員賞を取っている。
これでもって、フィル・マークスの評価、まずまず3.7ですね。
で、露天トマトが面白いのが、トマトメーター、評価のあれが90%で、オーディエンススコアが43%。
低い?やば。やばすぎる。
たぶん誰にも何も理解してもらえなかったんだろうね。
すっごい差だね。
これがやっぱり、このカンヌから出れないジレンマじゃないかなと思います。
そうだろうな。
私はな、本当にカンヌで評価される映画が本当に好きだから、超好きだけど、
まだまだゴールデングローブ賞アカデミー賞には出てくるのはちょっと先なのかなって感じはしますね、これを見てると。
はい、そしてあらすじいきます。
とある明け方、ジェシカは大きな爆発音で目を覚ます。
それ以来、彼女は自分にしか聞こえない爆発音に悩まされるように。
姉が暮らす町、ボーゴータに滞在するジェシカは、
今さ、あそこホステルがなんかにげやかでさ、
聞こえるし。
いろんな音が頭の中に入ってきて、わーってなってる。
気を取り直して、姉が暮らす町、ボーゴータで滞在するジェシカは、建設中のトンネルから発見された人骨を研究する考古学者アグネスと親しくなり、
彼女に会うため、発掘現場近くの町を訪れる。
そこでジェシカは魚の鱗取り職人エルナンと出会い、川のほとりで思い出を語り合う。
そして、一日の終わりにジェシカは目の覚めるような感覚に襲われる、というのがあらすじです。
はい。
もう、私このあらすじだけでワクワクしてたのよね、当時。
見る前。
意味わかんないじゃんね。
明け方、大きな爆発音で目を覚ますっていう。
しかも多分当時私が見たあらすじが、大きな爆発音でじゃなくて、
この音が聞こえるのって、本当にこういう病気があるらしくて。
監督も実際その病気を患ってたことから来ているらしくて、この映画が。
はいはい。
これ、なんて読むか、頭内か頭内かわかんないんだけど、頭の中、頭の内って書いて、頭内爆発音症候群っていう名前らしくて、
私が多分当時見たあらすじには、このなんちゃら症候群みたいな感じで書いてあって、それだけで私ワクワクしたんだよね。
頭の中で自分にしか聞こえない爆発音がする病気って何?っていうので。
いやあの、俺これさ、この病気知っててさ。
え?なんで?そんなことある?
なんでかって言うと、俺なってたんだよね、これ。一時期。
えー!
うん。まじで。
えー!すごいじゃん。
すごいっしょ。
そんなことある?
すごいっしょ。
なんかほら、あんまり別に人に話したことないんだけどさ。
うん、初めて聞いた。
いつかとかもちょっと正直覚えてないんだけど。
でもまあ、子供の時とかではなくて、まあ結構大人になってから、20歳ぐらいかな、20歳前後ぐらいだったかな、多分。
うん。
なってた気がする。
20歳前後って、出会った頃じゃん。
いやいや、たぶん彼女とは会ってると思う、もうなってた時に。
ねえ。
うん。
えー、その話ひとまず聞きたいんだけど。
いやなんか別にさ、本当になってたんだけど、そんな気にしてなかったんだよね、別に。
あ、まただ、みたいな。
え、どんな感じなの?
なんか俺の場合は、主に起きた直後なのか起きる直前なのかわかんないけど、
寝てたら、いきなり、もっと俺の場合は破裂音みたいな感じだったんだけど、
この映画だと結構鈍い音がするんじゃん、ドンみたいな。
うん、ドンってね。
俺の場合はパーンみたいな。
ええー!
結構じゃないですよ、音はどんなもん?
結構バカでかい、まじで。
パーンみたいな。
ええー!
音がして、おいおいおい、なんだなんだみたいな。
夢か、みたいな感じで。
ええー!
そうそう、あとぼーっとしてる時とかも結構あってね、なんか。
え、じゃあ何、ひとりで急にビクッとかなってたわけ?
最初のほうになってたけど、なんか3回目ぐらいで慣れたよね。
3回で慣れんの?
いや結構すぐ慣れた。
分からなく別に病院とかも行かなかったし。
で、たぶん、さすがにちょっと頭の中爆発音みたいなんで調べたんだろうね、ネットで当時。
で、それでそのときに、党内だか図内だかの爆発音証拠群みたいなのを目にしてるんだね。
で、たぶんろくに、俺のことだからろくに調べもせず、
あ、なんかそういうのあるんだ、じゃあうまいっか、みたいな感じで、
存在だけ確認してスルーして、
で、もう生活の一部になっていて、
で、なんか気づいたらいつの間にか亡くなってたから、別につらいとかなかったし。
えー。
マジで本当に、はい、お疲れ様です、みたいな。
えー、それどんぐらいの頻度でなってたの?
いや、結構、一日に数回なるときもあったし、
えー、そうなんだ。
一週間ぐらいなんもないときもあった気がするな、たぶん。
じゃあ、チャーリー、アンテナだったの?
アンテナね、かもしんないな。
えー、犬がめっちゃついてきたりとかしてた?その時期。
犬は別についてこなかったけどな。
マジ?
いない、日本のね、そんないないからね。
あ、そうか、そうか。
いや、今さ、ベトナムでめっちゃ犬いるからさ、
で、犬めっちゃついてくることあるからさ、
なんかその感覚で聞いてしまった。
アンテナ関係ねえじゃねえか、そんなもう。
アンテナ関係ないけど、
ドラ犬がいるの、普通な感覚で今喋ってたわ。
でも今ね、なんか噛み合わなかったもんね、なんかね。
犬ついてくるとかないからね。
そうだよね、日本だと確かにないね、そういえば。
えー、そうなんだ。
チャーリーのハードディスク誰だったんだろうね。
そうな、アンテナとハードディスクね。
ハードディスクっぽい人いた?
いや、ハードディスクっぽい人?
あれ?俺の頭の中に知らない記憶が?みたいなときなかったの?
ないねえ、別にね。
あ、ないんだ。
マジで気にしてなかった。
マジで気にしてなくて。
あ、じゃあ結構いるかもしれないってことなんだね。
うーん、面白いね、まさか。
確かにそう、気になる人は気になるのかなって感じだった。
俺結構鈍感なほうだからさ、何事もさ。
いや、それにしてもって感じだけどね。
ちょっと疲れてんのかなーぐらいしか思ってなかった。本当に。
それはさ、自分にしか聞こえないって一発目から認識できるわけ?
いや、最初はだから、マジでビビったよ。
なになに?みたいな。覚えてないけど。
最初に起きたとき?
そうそう。覚えてないけど、
たぶん、起きる直前だか直後になったんだろうね。
でも眠いからさ、普通にさ。起きた直後だから。
なんか、え?みたいな。
なに?みたいな。
もういっかーみたいな感じで、たぶん。
最初はホロクソこそ寝る。そりゃそうでしょ。
まあそうだよな。
ちょっと見回して異常なければね、そんなもんじゃん。
で、それが2回3回と続いてって、
これは俺の頭にしか聞こえてないなってなって、
でもたぶん軽く調べて、
あ、こういうのあるんだ。じゃあいっかみたいな感じで放置だったね。
だからさ、この映画は俺マジで何にも一つも知らずに、
題名だけカノから聞いて、ポッドキャストでやるよって言われて、
見始めたんだけど、
おー知ってる知ってるってなったね、これ。
いや珍しすぎる。
これこれってなって。
珍しすぎる。
そう。
でも正直ちょっと自分の体験があるもんだからさ、俺は個人的に。
で、俺はマジで何ともなかったから、覚えつめたりとかも一切しなかったし、
もうヘノカッパ状態だったからさ、
確かになんかきついのかみたいな。
人によってはな。
人によってはうざいかもな、みたいなちょっと感想を抱いたよね。
なるほどね。
なるほど。
それを踏まえて、そもそもこの映画自体はどうだった?好きだった?
おーいい質問だね。
どうだと思う?これは。
いやー。
ビジュアルと長回しの良さ
俺の好み散々聞いてきたけどさ、カノン。
うん。
どっちだと思う?どっちかだよね。
うん。
まあ、間ではないよ。好きか嫌いかのどっちか。
いや、そうだよね。
まあ、好きではなさそうだけど、長回しは面白かったよって言ってくれないかなって思ってるって感じ。
うーん。音は違いだね。音は違いだね。
まず、好きか嫌いかで言えば、好きだったと言いましょう。
えー、そう?
うん。
嬉しいわ。
長回しに関しては、これは俺の言ってるような長回しとはまた違う別の流しだと思ってて、長回しだと思ってて。
だからちょっと、そういった面での評価っていうのは特にしてないというか。
長回しマニア的な視点での好きだったとかではない。手短に言うと。
あー、そう。よかった。これ、チャーリーが本当に無理なパターンだったとしたら、結構今日やばいなと思ってたけど、好きなんだったらよかった。
まあ、好きですね。好きと言いましょうね、かね。
あー、そうなんだ。えー、ちなみに、どんな部分が好きだったんですか?
一番は、すごくとても斬新な映画だと思ってて。
斬新な映画っていうのが、たぶん俺の中でキーワードなんだけど。
なるほど。
まず一つ、見たあとにパッと思ったのは、不思議とそんなに長く感じなかったっていうことなんだよね。
えー、あー、なるほどね。
そうそう。映画の時間自体もさ、2時間20分とかだけ。
で、結構、
そうだね、そんぐらいだね。
まあ、結構長い。で、とんでもないぐらいね、見ればわかるけどさ、誰でも、スローペースだからさ、遅いし長いしみたいな感じで、
普通だったら、長く感じると思うし、実際に長く感じちゃった人も多いと思うんだよね、これ見た人は。
わかりやすいストーリー
俺は個人的には、見終わった後の素直な感想として、不思議とそんなに長く感じなかったっていうのが一個思った。
で、いろいろ変なこと起こってたからさ、そこらへんの考察とか、一応考えてみたりもしたけど、別によくはわかってないっていうのが、見た直後もそうだし、現在でもそう。
なんだけど、やっぱ長く感じなかったから、これは退屈せず、むしろ楽しんで見れてたんじゃないかなと思うわけですね。
その理由としては、ここはちょっと考えてみたんだけど、まず、構図の良さ、いちいち。
俺構図がいいやつ好きだからさ、映画でさ。
すごいこだわってるなっていうのが、この映画でもいちいちワンカットワンカット。
どこ撮っても絵になる感じでね。
そうそうそう。
で、それに合わせてクソ長いワンカットワンカットっていうのがあるじゃない。
めっちゃ遅いやつで、止まってんじゃないかってくらい遅いやつ。
構図の良さとクソ長カットの相性っていうのが、一つ良かったんじゃないかなっていうのはある。
こんな遅い映画、さすがにないからさ。いくらなんでもないじゃん。
スローバーンとか言いますけど、その中でも遅かったね。
こんな遅いのもないからさすがに。
っていうのも、マイナスに働く人もいると思うんだけど、俺の中では正直ちょっと新鮮味あって、あまりにも遅すぎて。
正直新鮮味があった。
に加えて、いちいちさ、構図がいいから。
静止画に見えるようなシーンとかも、むしろ際立った。その相性がいいおかげで。
っていうのがあるんじゃないかなと思って。
ビジュアル面での良さみたいなのはあったし、個人的には好みだったと言えると思う。
好みだったまでいくんだ。
っていうのが一つ。ビジュアルだけで言ったらね。
で、もう一個は、一応わかりやすいストーリーがあったっていうのも良かったかなと思ってて。
一応わかりやすいストーリーと捉えてもらえるんだね。
アピチャッポンの斬新な映画
ストーリー全然わかりやすくないし意味不明だけど、その中に一本シーンとして、最初からさ。
最後のほうはちょっとあやふやになったけど、謎の怖い音。
頭の中で爆発音鳴ってるんだなって。
この人はこれをなんとかしようとしてるんだなっていうのは、一応ずっと一貫してたと思うわけ。
それが真ん中に一本撮ってるおかげで、一応あちこち言ってたけど、迷子にはならずに見てたんじゃないかなと。
時々よく考えたら、今こいつらここで何してんだよって。
うつりかわりとかもあんまり説明とかなくいろんなとこ行ったりして、やってたりするから。
なってたけど、まずティルダー・スウィントンという女優の強烈な存在感。
存在感がやっぱすごいから。
そうなんだよ。
その存在感と、異様なスローな感じと、いつ来るかわかんない爆発音だよね。
座禅みたいな感じしたのね。
なるほどね。目つぶって、目通して。
お寺でさ、後ろから坊さんに木の棒でしばかれるやつ。あれは座禅だよね。
座禅みたいな感じでちょっと気も抜けないというかね。
こういうのが全部あいまって、なんかちょっと雰囲気が出てたっていうか。
エリカさんみたいにね。
で、その雰囲気のかげで、俺の中でだけでこの核を保ち続けることができたんだと思うんだよね。
この2時間20秒の間、そろそろ。
で、こういうのってさ、途中でしらけちゃったらもう終わりじゃん、見る側が。
そうだね。
向こうからどんなにさ、考えていろいろやってようが、見る側が途中でしらけちゃったらもう終わりなんだよね。
うんうん。
アンテナ側がもう、しらけちゃったら終わりですから。
そうだね。
っていう点で、この監督に関してね、この映画に関してもだけど、
このフォーマットでちゃんと映画として形を保ててるのはまずすごいねと思うわけよ。
なるほどね。
このフォーマットで、ちゃんと映画になってて形を保てると。
で、これ一歩でも間違えてたらとんでもないうんちになり得ると思うわけよ。
が、なってないっていう点が、俺が評価してる点かな。
なるほど。
このハードルさえ乗り越えちゃえばさ、
少なくとも俺の個人の中では、このうんちになるかならないかっていうハードルを乗り越えたことで、
斬新な映画として俺の中でレジスターされたというか。
へー、なるほどね。
このうんちになるかならないかのハードルをぴょーん超えて、
超えた先はもう斬新な映画という称号みたいなイメージ。
それはもうアピチャッポンの世界観が好きっていうふうに私は捉えていいの?
それとももっと細かい技術の面で評価してるの?
いや別にそんな技術のことはわかんないですよ。
技術っていうか、今の細かい1個1個を細分化して、その組み合わせが好きなのか、
そういうのも全部ひっくるめて、アピチャッポンというこのアートが好きなんだっていうのとどっちなのかなっていう。
いまいちそれだとしっくりこなくて、
めっちゃ好きだったかって言われると別にそうでもないんだけど、
斬新な映画だったと思うっていう、この言葉がもう全てだと思ってて。
なるほどね。
斬新で、すごく斬新で、でちゃんと映画みたいな。だから面白いみたいな。
もう1本だからアピチャッポン見てみて、
テオリがどう思うかで、そこがちょっと分岐点になりそうな感じだな。
そうだね、1個しか見てないから。
アピチャッポン映画が好きなのか、今回の映画が斬新で好きだったのか、ちょっと気になるなあそこは。
噂によると、いつもこんな感じなんでしょ、遅くてみたいな。
そうだね、遅いけど、私も文明寺さんしかもう1本見てないからなんとも言えないけど、特にメモリアは遅いと思う。
あ、そうなんだ、特に遅い。
おそらく、特にだと思う。
文明寺さんはもうちょっと長い間に遊んでる感じがある。テンポがもう少し良い。
いやでも、面白いよね、この遅さっていうのを特徴にしてくるっていうのは。
そう、私はもうスローバーンもともと大好きだからさ。
なるほどね、そういう方面からね。
そう、私は完全なるアピチャッポンの世界観が大好き。
アートとして好き、細かいことは省いて、今チャーリーの細かいこういうのがあるっていうのを聞いて、
なるほどってすごい思ったけど、そういうのも総括して、ちょっと言語化難しいけども、あれが好きなんですっていう派。
でもそのアピチャッポンの良いところは、言語化できないようにあえて作ってるというか、
言語化するっていうところに重要性を置いてないアートとして作ってるから、そこがまたグッとくる私としては。
なるほどね。
そう、なんかさっきチャーリーも序盤で言ってたと思うけど、
あんまりわかってもないし、別にわかる必要もないみたいな話をしたと思うんだけど、
まさにそうだと思ってて、わかりそうでわかんないし、わかんないけどなんかわかるみたいな、
でもこれを言語化したいとも思うんだけど、言語化できないとも思うし、する必要もないと思うみたいな、
この渦に飲まれてる感覚が私は好き。
なるほどね。
たぶんどっかしら、それこそ魂レベルでというか、
たぶんこの映画、アピチャッポンの、アピチャッポンワールドが好きな人は、
なんかこうこうこうだからこうです、いいよねとは言い合えないけど、だよねってどっかで共感し合えるみたいな。
なるほどね。
そこがいいし、それをやっぱりこの映画の中でも表現されてるなと思うんだよね。
言語じゃなくて音っていうところにフォーカスを置くっていうことで。
なるほど。
そう。
それが好き。
そんなに共感できないわ。
言ってることはわかるけど、
俺も好きは好きだけど、
ちょっと同じ感じで好きではなさそうだね、ちょっとね。
そうだね。
でもだから私もチャイリーが言ってるの聞いてなるほどってめっちゃ思ったし、
すごい面白い感想だと思った。
そうだね。
俺は普通にどちらかというとこの遅さを特徴として、
遅さを特徴としてもやりすぎなくらい遅くしながらちゃんと映画を1個鑑賞させて、
っていうのが斬新で面白いなっていう感想が一番強くて。
でも大事なのはさ、
普通、他の人とかが例えばこんな仕様としてたらさ、
いいとこ斬新なうんこになるのが関根山だと思うんだけど、
木をてらえばいいってもんじゃないじゃん。
何事も。
そうそうそう。それそれそれ。
ラーメンに寿司入れたら、それはラーメンじゃなく寿司ラーメンではなくて、
うんこじゃん、それはもう。
確かに斬新ではあるけどね。
うんこでしょ、それ。木をてらっただけじゃん。
そうだね、木をてらってるだけだね、完全に。
この映画に関しては、そうではなくて、ちゃんとしてるし、
さっき言ったけど、いろんな要素、これらが混ざり合って奇跡的なバランスで、
うんこじゃなくて映画になってると思うわけ。
で、これを他にも何作品か出してるんだよね。
で、文美おじさんとかは多分これよりも評価されちゃってるのかな。
少なくとも話題にはなってるしさ。
継続的に1作品2作品っていう、このスタイルで映画作り続けて出し続けてるってことは、
これは才能あるってことだと思うんだよね、俺は。
うん、そうだと思います。
この監督、アピチャポンね。
はい。
この映画作りの才能というか、うんこ回避の才能というか。
わかっちゃう。
いや、大事だから、これ結構。
わかるよ。わかるからね。
ワードチョイスはね、悪いですけど。
まあでも確かに、こんだけ聞いてらってるのに、あんだけ優しくて美しくて、
トゲトゲしてなく作れるのは、ほんとこの人の才能だと思う。
そうだね。ここはさすがに俺も言語化できなくて、
具体的にどこがすごいとか、
専門的な映画のこともわかんないし、
個人的にああ感じたとかっていうのが別にあるわけでもないから、
それらを抜いた感想になるんだけど、
まあちょっと普通に客観的に見てみても、
やっぱちょっと特別な映画だなと思うね。
ジェシカのシュールな反応
そうだよね。ああ、よかったわ。
あともう一個、私の重要な好きポイントとしては、
これもシュルレアリズム的なコメディがだいぶ入ってると思ってて、
ああ、そう。
あ、感じなかった?
感じない感じない。
そう、だから聖なる鹿殺しのときと同じようなパターンですけど、
私は半分これコメディだと思ってるから、
いや、なんか全部もう見えてない?そういうふうに。
いやいやいや。
ほんと?
だって、ジェシカのキャラよ、だいぶツッコミどころあるとこ結構あったよ。
まあ、ツッコミ入れようと思えば入れるのはもういくらでもあるけど、
そう、だって、たとえばだよ、これがジェシカじゃない、もっとおてんばな人がこの症状を患ってたとしたら、
もっとパニックになって、私どうしちゃったの?みたいなさ、
どうして頭の中でこんな?みたいなさ、
もっとさ、破天荒にパニックになってもおかしくないような症状であると私は思っていて、
だからそれを、ズンってなるだけとか、ちょっと犬がついてきてるのを、え?みたいな感じで後ずさりするとか、
なるほどね。
あのシュールな、ジェシカの性格をよく表したあの症状への反応が、私的にはすごいシュールで、
なるほど。
発言とか、そうそう、なんかあれに対応する彼女の反応がとにかくシュールで、面白かったよね。
あーなるほど、まあ確かにそう言われてみるとわかんなくもないが、
でもこれは2回目見たら多分よくわかるって感じ。
なるほどね、まあ確かにあるかもね。
そう、1回目のときは私も、え?なにこれ?って思って、
もうただただあの時間軸に飲まれて、面白ーって思っただけだったんだけど、今回収録するってなって、
で、全貌がわかった上で、あのジェシカの反応を見てたら、結構面白いよ、冷静に見てたらっていうのがあって、
そう、だいぶシュールだし、しかもやっぱり、その、多分意識してたと思うけど、
シュルレイズムとの関連
映画の作中の中でも、あのサルバトール・ダリノっていう名前が出てくるよね。
おお、言ってたね。
そう、なんかやっぱそこは、シュルレイズムとちょっとリンクしてる部分はあると私は思ってて。
ああ、確かに。それはちょっと説得力あるかもな。
そう、だってすごい唐突にダリノの名前出てくるよね。
出てきてたね。
うん、あの病院で薬もらうときのお医者さんの言葉から。
うん。
だからそこが多分私のツボを潜在的に押したんじゃないかなと私は思ってる。
なるほど。ちょっとさ、知ってたら教えてほしいんだけどさ、
俺はシュルレイズムそんなによくわかってないんだけどさ、
日本語だとね、ちょっとシュールっていうさ、言葉があって、
ちょっとシュールな笑いとかさ、笑い方面へのコネクションみたいなのがあるじゃん。
俺らの感覚だと。
そのシュルレイズムっていうのは、本場?どこなのか知んないけどさ、
日本語圏とかそっちの言語圏のほうとかでも、笑いに直接つながりがある概念なの。
あー、なるほどね。
だからそのシュルレイズムの作品とかを見て、
彼女はコメディだっていう受け取り方をしたわけだと思うんだけど、
これはファリーのほうの面白いだなみたいな取り方をするのって、
日本人的なアプローチなのか、それともシュルレイズム界では普通のアプローチなのかわかんなくて。
ちょっと俺前者なんじゃないかなとか思っちゃったりしてるんだけど。
確かに言われてみればそうかもしれない。
あんまわかんないよね。
でもあるか、あるっちゃあるか。
ちょっとシュールなコメディみたいな英語とかもあるけどね。
でもそもそも別にシュールも好みというかさ、
日本でも別にシュールで笑わない人ももちろんいる。
個人の捉え方なんか、日本でっていうわけでもない気がするけどね。
さすがに日本だけってことはないか。
だし、ヨルゴスランティモス、
個人の感想
あわれなものたちとか、せいなるしこころしの監督は、
シュールな世界観をコメディとしてやってるっていうのは公言してるから、
一つその例として、日本だけではないんではないかなと思うけど。
いやー、なるほどね。
ちょっと俺この映画は違うと思うんだよな。
もしかしたらシュールレアリズムとのコネクションとかあると思うんだけど、
少なくとも作った側の意図として、受け狙ってるようには見えなかったんだよな。
でもね、文美おじさん見たらちょっとそれ感想変わるかもしれない。
ちょっとそれも思った。他の作品とかも知らないから俺は。
作風とかも考慮に入れると、見えてくる部分とかっていうのもあるのかもしれないかなと思ったけど、
少なくともこれ一発俺見ただけの感じでは思わなかったね。
ティルダ・スウィントンのちょっと異様さというか滑稽さというか、
みたいなのはちょっとわかるよな。
でもそれはなんというか、ティルダ・スウィントン自身から出てるものというか、
それもあると思う。
さっきも言ったけど、存在感がすごいさ、女優だからさ。
そうなんだよな。
雰囲気やっぱりあるし、何しててもね。
気の抜けた顔がな。
60なんかな?
今?
65ぐらいじゃない?たぶん。
あ、まじで?
だから2021年も60はいってると思うんだけど。
えー、まじで?
いや、いってるいってる。
あの人、やばい人間なんだよね。
ティルダ・スウィントン、ほんとに魔女。
あの人魔女だ。
なるほど。
まず、お笑いかお笑いじゃないかっていう点に関しては、
海外の映画館、俺もう何十回も行ったけど、だんだん笑うからさ、こっちだと。笑えるところだったら。
もうすぐわかってきたのよ。ここは笑えるところだな。
最初の子はさ、初めてそれこそ海外の映画館行ったときなんとかは、
え?どこが面白いの?みんな笑ってるけどみたいな。
なるじゃん。なるのよ、絶対みんな。
だんだんやっぱりこう、慣れてきて、いつの間にか自分も、英語レベルとかいうのもたぶんあると思うけど、
みんなとほんと同時に、笑いどころでちゃんと笑うみたいな。
いう風になってくるのよ、やっぱり自然と。
そうなんだ。
で、今まで見た映画の中には、最近見た中でも、コメディじゃないか、明確じゃなくて微妙なやつとかも結構あったんだけど、
それこそさよなら鹿殺しみたいなやつとかもね。
で、俺の中で、今たとえばさよなら鹿殺しを映画館でみんなで見に行ってたら、
たぶん劇場であそことかあそこで笑いが起こるだろうなっていうのが結構想像がつくわけ。
はいはい。
絶対絶対笑うと思う、みんな。何回かね。
でもこの映画をもし映画館で上映したとしたら、たぶん誰も笑わないと思うね、2時間20分の間。
長回しについて
まあ確かに。
映画館で。
っていう点でちょっと違うと思った。
なるほどな。
それは確かに私が1回目見てこれを、その次に文明おじさん挟んでからのこれを2回目見たから、だいぶ笑えたんだと思う。
たぶんちょっと精神的な余裕というか、笑う余裕というか。
そうだね。だって最初だったら、まずこれがどうなっていくのかっていうところにたぶん自然と集中してるから、
笑いどころはたぶんそんなに考えてないと思うから、それはあるかもしれないね。
でもまあシュールであることは間違いないからさ、この映画ね。
だいぶシュールよ。
日本語で言うね。
私の個人的な壺っていうのももちろんある。シュール好きだから。
はいはい。
やっぱり繰り返し見たりとかさ、時間を置いてもっかい見たりとかすればするほど、笑いどころに自分の中で変わってくるっていうのはあるだろうなとは思うね。
監督側が笑わせにいってるかどうかはちょっと俺まだわかんないからなんとも言えないけど、そういうのはやっぱあると思う。
シュールってそういうもんだと思うし。
まあね。
そうだね、シュールってほんとそういうもんだと思うわ。
だからぜひね、もしメモリア見て好きだわって思ったら文明おじさん一回見て帰ってきて。
文明おじさんは見たいなあ。
文明になってますね。
すごいいいイントネーションになったけど。
私が言ってる意味が、あーピーチアップをやってるわーみたいな気持ちになる。
それはあると思うわ、やっぱり。
そこはね、みんなにぜひ他の作品も見てほしいって感じだな。
なるほどね。
ちなみにこの、さっきチャーリーも言ってたけどこの長回し。
もう多分眠くなる人もいるし、長ったらしく感じる人もいると思うんだけど、
公開してた当時のレビューでやっぱ寝ちゃったとかいう人もたくさんいたし。
いるでしょ。
印象的な長回しというか静止画というかシーンとして、
おじさんになった方のエルナンが寝てほしいって言われて寝るシーンがあるじゃん。
あのシーンで、一回トイレに行った人がいるらしくて、
戻って帰ってきても、同じ画面になったから驚いたって書いてる人がいるらしくて。
それはおもしろいな。
確かにそんぐらい長かったなって思う。
そんぐらいだったね。
ショーだったらね、パッと行って、男だったりしたらやっぱ帰ってきてぐらいの間に合っちゃうよね。
そうそう、あれってなるよね。
でもさっき長回しちょっと違う観点だったみたいなこと言ってたけどさ、
長回し隊長としてはこの辺がどう違ったの?
これは種類が違うじゃん、そもそも。
種類?
長回しは長回しだとは思うんだけど、本当に長回してるだけで、
どちらかというと、独特の間というか、空気感を作り出すための遅さみたいな感じがしたわけ。
あー、なんとなく言ってることがわかった。
好きなシーン
ちょっと、またいちいちこういう話も言語化がそれこそ難しいからさ、空中戦になりそうでちょっと怖いんだけど。
そういった印象を今回のメモリアの長回しから受けてたっていうのがあって、
俺が普段好きだって言ってる長回しは、たとえば動きがあるやつだったりだとか。
それこそ前、スネークアイズだっけ?
はいはい、言ってたね。
話とかしたでしょ。あれのオープニングの長回しとかもやっぱすごい好き。
ずっとカメラが動いてみたいな。全部ワンカットで撮ってるみたいな。
はいはいはいはい。
でもその点、このやつに関して全部ほぼさ、まあ動いてるときもあったけど、
まあ動いてはなかったよね。
ほぼ固定カメラでしょ?
うんうん。
もうこの絵をずっと映し続けてみたいな感じだった、ずっと。
なるほどね。
っていうのがまず一個と、もう一個あるとしたら、
俺が普段長回しのどんなことが好きかっていう話になってくるんだけど、
まあ一個は今言った、動きのある長回しのちょっと撮り方の工夫とかがすごいな、
どうやって撮ったんだろうなみたいな、考えさせる感じが好きだったりだと。
あとは、もう一個好きなタイプの長回しとして、
例えばめっちゃ長いセリフとかさ、めっちゃ厚いセリフとか、
ワンカットで、途中で切り替えとかなしで、
俳優とか女優とかの演技をガツンとやってくるような長回し。
はいはい、なるほどね。
やっぱ迫力あるじゃん。
パスもいらずに長いスピーチだったりとかは、
ポンポンポンって言い切ったら、おーすごいってなるのよ。
演技面での見方っていうのも長回しに見出すことができると思ってて、
俺はそれが好きなんだけど。
はいはい。
でもこの映画に関しては、両方がなかったと思うだけね。
まず動きがないし、校舎のほうの演技に関しても、
そもそも喋んないから、この人たち。
そうだね。
どちらかというと、人が話してるっていうところに焦点がいってるっていうよりは、
話してる人たちを含むこの空間を切り取って、
そこに焦点が当たってるみたいな印象を受けたから、
ちょっとやっぱ俺の中では違うんだよね。
はいはいはい、確かに違うね、それは。
だから、いつもの感じで長回しとして好きっていうわけではないなっていうのはあったね。
ただ、この手の長回しとしては、これはこれで評価してるってことだよね。
そうそう、だからそこが斬新だって言ってんだよ、俺は。
なるほどですね。
そうです。
はいはいはい、面白いね。
じゃあ、この辺で好きなシーンの話でもしませんか。
なんかあんまり…。
私はもう、ダントツで犬に追いかけられてるシーンが好きなんですよね。
あれっすか。
あれ大好き。
あれっすか。
2回目見てるときも、来た来た犬来るぞって思ってた。
それは普通なのかな。
何が普通なのかわかんないんだけど。
ただ、あれは1回目初めて見たときから好きだった、私は。
あ、ほんと。
そう、同じ画面にずっと犬とジェシカが映ってて、追っかけられてるなーを見せられてるんじゃなくて、
最初ジェシカが通っていなくなって、画面から消えた後に犬がこう出てきて、
犬がまた画面から消えたら今度また違う、もっと先のジェシカが映り出して、
で、ジェシカが消えたら犬が映ってて、途中まで犬に追っかけられてることをちょっと気づきづらいくって、
気づいたらあの公園で、え?もしかしてあの犬ついてきてる?
で、ジェシカと同じ気持ちで気づいて、え?え?ってなる、
あのついた意見がめっちゃ好き。
なるほど。
で、からのドーンと1発来るじゃん。
確かに確かに。
あの緊張感の中の、しかも動物っていうさ、
こっちがどうも対応、ついてこないでって言ってもついてこなくできない、逆らえない感じ。
ちょっとしたあの独特の恐怖感の中のドーンってなって、
何今の?みたいな、もうやめてよっていうのを静かに一人で、
こういうのくらいの中で静かに感じてるジェシカもおもろいし、みたいな。
うん。
あれがまさにシュールで私は好き。
なんかとってもスペシフィックだね。
でもさ、この映画このついた意見が結構さ、
面白い映画だと私は思ってるから、そこも斬新な、そうそうそう。
だって私たちもジェシカと一緒に、頭内爆発音症候群みたいなの体験してる感じになるじゃん。
まあまあそうだね、確かに。
いつ来るかわかんないじゃん、私たちもあのドーンが。
そうだね。
それこそが私はもう斬新な手のひとつだと、私的には思っているって感じ。
あー、なるほどなるほど。
うん。で、だからあの、それこそ、あの音をエルナンに再現してもらうとき。
うん。
一緒に、いやこの音じゃない、いやもうちょっとこうで、みたいな。
うん。
で、ドンピシャ来たときに、ああそうそう、それそれっていうのまでもう全部ついたわけにできるじゃん。
まあそうかそうか、確かにそうだね。
そう。それが面白いなと思っていて。
確かに面白い点ではあると思うな。
そう、もうドンが来るシーンの中で一番好きなのは、もうあの犬のシーンですね、私は。
うんうん。
そうそう。
なるほど。
チャーリーはどうですか?
いやー。
なんか微妙な反応でしたけど。
そう、なんかあんまりピンとこなくてさ、ここが好きだったとか言われると。
あ、ほんと?
うん。
まあなんかその、お、いい構図ですねとか、ここは雰囲気出てるねとか、まあところどころちらほりやっぱりあったけど。
なんか特にここがっていうのではちょっとあんまり正直ないかもな。
印象に残ったシーンで言うとやっぱり、
ふたつ?
お。
これはなんか別に俺が個人的にっていうよりは、普通に見た人の大多数の気持ちを多分代弁してるみたいな感じだと思うんだけど。
まず一個はやっぱUFOの話はちょっとしたいよね。
あ、そうですね。
うん。
あれは、
あの音の正体ですね。
うん。
時間の概念の崩壊
あれは?あれはシュールレアリズム?あれ。あれシュールなの?
あれ、まああれもシュールはシュールではあるけど、
まあシュールだった。
お笑い、あそこは別に笑いでは私は特に。
あそこ違うんだ。
特にはなかったんですけど。
そこは違うんだ。
うん。あそこはなんか嬉しいポイントだったな。
うわっ、UFOだったんだ嬉しいみたいな。
なるほどね。
嬉しくなかった?チャーリー。ワクワクしなかった?
いやいや、まあしたかもな、確かにちょっとな。
だって、どっかに何かがドスンって落ちる音でもなく、なんかが爆発する音でも結局なくて、
絶対にたどり着かなかった一番ワクワクするもののドーンだったじゃん。
あの宇宙船が漕いたへみたいなやつの音だよね。
そうなの。
すごくなかった?あの瞬間。え?え?ってなんなかった?
いや、なるでしょそれはね、すごい衝撃的ではあった。
あ、私なんかそういう異次元の何かと繋がっちゃってたんだっていうジェシカが感じてるであろう気持ちみたいなのになったあそこは。
なるほどね。
ある意味安心した。あ、変な音じゃなくて、なんかこう何か高次元のじゃないけど、
みんながなかなか体験できないような何かと私はこの音で繋がれてたんだっていうワクワク。
なるほど。
だった私はね。
これも多分なんかいろんな取り方ができると思っててさ、宇宙船に関して。
まあどうせこのポンさんもさ、監督のポンさんもどうせ名言はしてないんじゃないかなとなんとなく思ったりするんだけど、
宇宙船の正体に関してはさ、多分大きく分けて2つ取り方ができると思ってて。
あー気になる。
1個は普通に宇宙船は存在してて、音の正体は普通に宇宙船の音だった説。
で、もう1個のほうは、宇宙船はジェシカだっけ?ティル・ラ・スニントン。
見た妄想というか、原映で、たまたま映画にティル・ラ・スニントンが見てる原映というか原著として差し込まれた映像みたいな取り方に通りできると思ってて。
なるほど。はいはいはいはい。
俺はちょっと後者かなーって思っちゃうんで。
うわーおもろいね。私はもう何の迷いもなく前者だと思ってた。
まあ素直に行くならそうだと思うんだけど。
その前提で話しようと思ってたもん。
あーそう。
なるほどね。確かにでも後者っていう可能性もなきにしもあらずだな。
特に後半に行くにつれてで、ジェシカ、いろいろおかしくなってくるというかさ。
会話とかもね、人との会話とかもちょっと変な感じになってくるし、
あの男の人名前なんだっけ。
エルナ。
エルナもさ、エルナいるの?みたいな展開にもなってくるじゃん。
そう、あれ不思議よな。
そこがもう一個の大きな謎の部分だと思うけど。
だからちょっとそれよくわかんないことあるから、あの人ちょっと正気じゃないんじゃないかみたいな。
自分でも言ってるしね。私頭おかしくなったのかなって。
そう、爆発音のせいなのかもともとおかしいのか知らないけど、ちょっとそういう節があると。
だからちょっとそこまで考慮に入れると、宇宙船もなんかちょっとぼーっとしてて。
あるじゃん、そういう考えごとしてさ、うーんみたいな。
どっか行っちゃってるときみたいなさ、普通の人でもある。
そういった感じのやつなんじゃないかなって、今思うと思ってきた。
なるほどな。何ならそうであったらいいなぐらいの、自分が見たいものを見てるみたいなね。
かもしんないよね。
だったらこの音がそういう悲劇の音ではなくって私を狂わせる。
こんなロマンのある音だったらいいなーかもしれないね、確かに。
そうそうそう、それも前提があると思うね。
なるほどな、それはそれでめっちゃ面白いな。
だから最後に、ジェシカはすっきりした顔をしたっていう可能性もあるもんな。
っていうふうに捉え方を変えて、すっきりしたみたいな。
なるほど。
まあもう一つの説に過ぎないけど、そういった方面のアプローチもあるんじゃないかなとやっぱ思うな。
それは私はでも思いつかなかったな。
私はもう完全に存在してて、Lなんと絶対何かつながってると思ってた派で。
だってそもそも一番最初に会ったLなんは若かったじゃん。
で、鱗職人のLなんは年老いたじゃん。
で、あれがたぶん同一人物だと私は認識して。
そうじゃないの?
そう。
で、しかも若いときのLなんいなくなってるじゃん、急に。
存在しなかったことになってるから、あの宇宙船が何かLなんに関係していると読んだ。
なるほど。
どっちがどっちかはわかんないんだけど、
しかも年老いたLなんに近づけば近づくほどさ、いっぱいあの音聞こえる現象になってたじゃん、ジェシカが。
あー確かに。
森に入ったらさ、どんどんってめっちゃ何回もさ聞こえるようになって。
で、結局だからその鱗職人のLなんとあえて会話をしたりとかして近づいたおかげで、どんどんお互いはハードディスクとアンテナってことまでわかってきたわけだから。
やっぱそのアンテナとしてはさ、どんどんどんどん近づいていったためにあの音の正体がわかったっていう。
あのLなんからあの音をキャッチしていたっていうことなのではっていう。
で、あのどんの音が一番最初に聞こえたときとかに、あの若いLなんがタイムスリップあれに乗ってしてきたみたいな。
なるほど。
ちょっと無理やりだけど、なんていうかそういう、わかんないよ。
それ逆かもしれないし。
はいはい。
わかんないけど、とにかくLなんとあの宇宙船は何かつながりが関係性があって、
だからこそジェシカがあの音をハードディスクであるLなんからキャッチしてしまったっていう可能性を考えてた私は。
なるほどねー。
で、どっかのタイミングで若いLなんは帰ったんじゃないか、宇宙船でもう一回みたいな。
なるほど。Lなん、宇宙人説ね。
宇宙人説か、シンプルに未来の人間で時空をこう超えられるというか。
なるほど。
そう。
宇宙人またはタイムトラベラー説みたいな感じ?
そう。
まあまあまあまあ、割と固い説ではあると思うけど。
そうそうそうそう。
で、だから、なんだろう、そのLなんが、すごく抽象的だけど、全員にそれが理解されることではないかもしれないけど、
あの2人にとってはお互いがハードディスクでアンテナっていうことで完全にさ、思いで語り合うシーンで、
なんか、突拍子もないことだけど、2人の間では理解したわけじゃん。
まあなんかそんな感じに見えたよね。
そうそうそう。だから、あ、私ってこういう、私アンテナだったんだってちゃんと理解した上での、あのスッキリした笑顔かなって思ったんだよね、私は。
うーん、なるほどね。
そう。
はいはいはい。
そんな感じです。
うーん、なるほど。なんか、この会話、怖いね、なんかね。
あとからさ、俺編集するときになんか、自分で聞いたらさ、信仰宗教の話みたいな。
ねえ、アンテナとか言っても。
いや、これあくまで、考説だから。
考説、映画の考説でね。
そう、言ってたからだって。
俺はハードディスクで、お前はアンテナだって言ってたから。
映画内で使われてたタームだから。
そう、そう。
まあ、そうだけど。
うん。
で、しかもなんか、やっぱこの監督は、なんだろう、その、普通の時間軸とかさ、そういうものを超える何かみたいなのを表現することが多いというか。
そうなんだね。
時空を超える何かみたいな。
うん。
私ももう1本しか見てないから、括弧たることは言えないけど、なんだろう、この音っていうのもさ、波動である程度時空を超えるというかさ、みたいなところもあるし、音は波動じゃん。
音による記憶への旅
音は波動。
音って波形じゃん。
波動だけど、時空を超えるのはどういうこと?
うーん、波動って多分時間の間隔違うんじゃないかと思って、その音はとどまらないというか、私もなんか科学的なとこわかんないけど。
え?何言ってんの?
全然何言ってるかわかんないんだけど。
うわ、これ説明できないな、なんか難しいな。
ここの辺が私今日説明できるかわかんなくて不安だったとこなんだよね。
うん。
それはわかんないんだけど。
まあ音は波動ですけど。
かの中で時空も超えると、音が。
なんだろうな、石の中にもさ、記憶みたいのが全部さ、この石の記憶みたいな感じでさ、言ってたじゃん、エルナンが。
あー、言ったっけ?
そう、この石を投げた、喧嘩した漁師たちの会話とかがこの石の中に入ってるみたいなさ。
記憶とかさ、そういうものって時空を超えてるっていうかさ、あれって過去の話じゃん、あの石の中の思い出っていうか記憶みたいなもので。
うん、過去の話だけどな。
その過去現在未来みたいなのが、同時に存在してる空間みたいのをあの人作り出してるっていうか、意味わかる?
いや、どちらかっていうとわかんないけど、まあいいや。
だからそれこそ、さっき言ったそのUFOで、そのエルナンがね、私の説を前提とすると、一応時を超えて回路トラベルしてる可能性があるとかさ、
その石の中に記憶があるとか、そのあの音っていうものを辿って、記憶を蘇らせたりとかしてるわけじゃん。
現在過去のことを蘇らせてるとかさ。
うん。
ジェシカがね。
はいはい。
その時間の概念みたいなところを、一直線の私たちが思ってる時間の概念みたいなのを崩したいというかさ、それをごちゃ混ぜにしてるのがアピチャッポンワールドというか。
なるほどね。
あと生と死みたいのもすごいよく描くらしいの、この人。
はい。
だから長回しの眠ってんのか死んでんのかわかんないみたいなシーンも、すごい印象的に描かれてるじゃん。
あの辺私全然考察できてないんだけど、とにかくその時間の感覚みたいなものを崩して表現してるんだよね、この人すごく。
まあそうだよね、いろいろ噛み合わないもんね、そのエルナ一つと。
そうなんだよ。
うん。
そう、普通の私たちの時間の感覚で話すとこの映画理解しづらいっていうかさ、だからなんかわけわかんなくなる人もたぶんいる。
まあわけはわかんないよな、好きな人も。
そう。
うん。
で、しかも放題っていうか、日本のこの映画のポスターのなんか副題みたいな。
エルナンのハードディスク
お、あるんだ。
やつが、自分だけに響く音が導く記憶への旅っていう放題があるんよ。
おー、なるほど。
そう、だからこの音っていう、なんだろう、この時間を、時空を超えるというかさ、これを頼りに過去とか未来にも行ける感覚、難しいよな。
なるほどね、まあわかったわ、なんか。
そう、とにかくなんだろう、過去と未来と現在が一体化してるというか、連続としてあるというか、時間の概念をちょっとくつ返すような表現。
まあまあまあ、わかったわかった。
わかった?
なんとなくね。
この映画の中では、その時間の概念みたいなのをくつ返すキーポイントだったのが、この映画の中では音だったけど、それが例えばさ、夢とかさ、映像体験とかさ、いうのでも起こりうるじゃんね。
うん。
だからその辺のことを、俺は夢を見ないとか見るとかいうので表現してたのかな、みたいな、なんか全然納得考察ではないかもしんないけど、その辺の時間のことが重要な映画なのかなと思って私は見てた。
なるほどね。
そう。で、エルナンは、その音でさ、全部、目に入ってくる、聞こえてくる音で全部いろんなこと、全部記録してしまう人だったわけだよ、ハードディスクで。
あー言ってたね。
そう。でも夢は見ないって言ったじゃん。
うん。
ベトナムでの洞窟ツアーの体験
だから眠ってる間に夢まで見ちゃったらハードディスクがパンクするから夢見ないのかな、とか。
なるほど。
を考えてました、そう。
あーまあ、よくはわかんないですけど、あなたの言ってることは。
いやーそうなんだよなー。
まあたぶんざっくり言いたいこととしては、結構あれだね、日本語の副題に寄せた考え方してるってことなのかな、その音が導く、なんだっけ?
えー、自分だけに響く音が導く記憶への旅。
そうだね、その記憶っていうところとかに、さっきカノンが言ってた時間とかの概念とかの話がちょっと混ざり込んでる形で、
まあ、その頭の中の爆発音という音に導かれて、そっちの方面の世界に向かっていくよ、みたいな。
そう、アクセスできるようになっちゃったみたいな、あの音。
なるほど。
なんでこれ、それが、ちょっとこのポッドキャスト内では、長くなりすぎるから話さないけど、今日は。
えー?
話さないんだけど、ベトナムで私もこのジェシカみたいな体験をしてしまったんよね。
いや、ちょっとなんか、2分でまとめて話してよ、そんな話。
2分ではまとめられないんだけど、これ進行循環みたいって言われるかもしれないけど、
いいよいいよ、もう遅いから。
ベトナムに来た理由として、私のパートナーのエビちゃんと、あと友達カップル2人、私以外みんなDJやってて、
その人たちと、こっちのベトナムの現地のDJの人たちとつながって、一緒にパーティーをするっていう企画があって、
それで、ベトナムのダナンで、この間パーティーをしてきたんですよ。
私は普通にお客さんとして、応援係として行ったんですけど、
で、そのフェスやった中で、ある一人のDJの、ある一曲のおかげで、私の、それこそこの記憶の旅をすることになって、
すごい簡単に言ったら、その曲のおかげで、私、前世の記憶を思い出しちゃった。
前世の記憶。
マジ?ベトナムで?
そう。すごいざっくり言ったらね。
で、プラス、このイベントの名前がカリウシフェスティバルっていう名前なんですよ。
ベトナムなのに?
で、なんすかって言うと、今の私のパートナーAVちゃんとか、一緒に旅した友達とかが、みんないまずっと、お決まりの合言葉みたいな感じで、ずっとカリウシって使ってるのよ。
言っちゃったね、なんかね。
そうそう、沖縄の言葉のカリウシっていう言葉。
それがたまたまみんなが前に沖縄に遊びに行ったときに、たまたまカリウシって言い出すきっかけがあって、そっからずっと、
ノリみたいなね。
ノリみたいな感じで、みんなの合言葉みたいな感じで使ってるわけよ。
で、それで、特にその中でもAVちゃんともう一人のDJの男の子がカリウシカリウシと言ってて、
じゃあカリウシフェスティバルやろうベトナムでってなって、今回カリウシフェスティバルやったんだけど、
ベトナム史上初だろうね、カリウシフェスティバルがね。
で、プラス私がこのメモリアを見た映画館が、沖縄の映画館なんですよ。
おー、そうなんだ。映画館で見たんだ。
映画館で当時、上映中、私が沖縄に遊びに行ってるときに、ミニシアターがあって、沖縄にすごい素敵な。
で、そこでたまたまこの映画やってて、たまたま見たんですよ、これを。
なるほど。
で、今回カリウシフェスティバルを無事終えて、
昨日みんなで、よかったねって言って、また来年もやろうねなんて話をしてて、
今年の夏、私30歳になる誕生日があるんですけど、
今年の夏、誕生日どうしようかな、何しようかな、どこにいようかなってなったときに、
じゃあ沖縄でカリウシフェスティバルって話になって。
おー、いいじゃん。
そう。とか言ってる週に、このメモリアの収録、別に狙ってないんだけど、たまたまこのメモリアの収録があって、
私も何も、さっきも冒頭で言ったけど、何も考えずにたまたまUNEXTに上がってたこれにしたんだけど、
音楽や映画などの言語を超えた体験
もうそのカリウシフェスティバルで散々いろいろすごいことがあって、前世の記憶思い出したわーとか思ってた矢先に、
じゃあ収録のメモリア見ようと思って放題の副題みたいなの見たら、
自分だけに響く音が導く記憶への旅。
あー。
あーもう、そんなの全部つながってんじゃんみたいな思って、
人生って変だなって思いながら今日収録してて、
でもこの体験を言語化するのってめちゃめちゃ難しいなと思っていて、
でもその言語化するのめっちゃむずいなっていうのを、
こうやって映像にしてるアピチャッポンやべーって思ってる感じでしょ。
確かに確かに。
これは体験した人しかわかんないみたいな感覚が。
あるよね、そういうのね。
それをこの映画見たらちょっと体験できるんだよね、一瞬に。
うん、なるほど。
そう、そこにさらに今回2回目収録することになって、
見て感動してるって感じ、私は。
なるほどね。
いかがでしょうか。
まあ、なるほど。
いや、わかったわかったわ。
この作品への熱い気持ちはすごくわかったし、
その理由も納得できるね。
質問が2つあるんだけど、
まず1個、前世は何だったの?
簡単に。人間?
えっとね、人間人間。
人間?
これもすごい簡単にしか言わないけど、
いいよいいよ。
すーごいわかりやすく言ったら、
たぶん、私、前世の渡辺直美の、
昔の渡辺直美みたいな人だったと思う。
昔の渡辺直美?
ちょっとちょけてるっていうか、
コメディ好きな、歌ったり踊ったりとかする、
モノマネするの好きな人だったと思います、前世。
あれ、ビヨンセーだよね、渡辺直美ってやってたの。
和製ビヨンセーね。
和製ビヨンセーの人だよね、あれね。
あのタイプの人間だったと思う、前世。
あれだったんだ。
すーごいわかりやすく言うと、渡辺直美だと思う。
なるほど。
そうなんですよ。
なるほどね。
で、もう一個の質問は?
もう一個の質問は、なんか薬やった?っていうね。
やってないやってない。
やってないんだ。
うん。
あ、そっか。
そうそう、音なんよ。
そうなんですよ。
だから、さっき私が言った、あれよ、言語化できないこの漢字を表現してるのが、これがなんとも美しいというか、
素晴らしい監督だなと思うっていうかね。
まあ、そうかね。
っていうところですよ。
なるほど。わかりました。
はい。
あるよね、そういうの。
そう、だからそういう言語を越えて、音楽でとか踊りでとかさ、つながった体験とかって、チャーリーもあったりしないの?ってちょっと質問。
音楽、踊りでつながったって、たぶんあれでしょ?
ソウルフルワールドのときに、えびちゃんが言ってた、別世界行くみたいな、そういう話だよね。
あー、そこまで行かなくていいんだけど、
なんだろう、言語だとさ、やっぱさ、英語しゃべれなかったら通じ合わないみたいな世界でも、
全然、なんだろう、言語が伝わらなくても、たとえば同じ音楽が好きっていうだけで、めちゃめちゃその人と絆深まったりすることってあるじゃん。
あー、まあ、そうだな。若いときはあったかな。
若いときって何?
もうちょっと若いときはあったかな。
今、俺、それあんまり信じてないんだよね。
音楽の趣味が合うからとか、映画の趣味が合うから仲良くなるみたいな。
えー、あ、そう?
うん。
っていうと?
いや、別にもうなんとも思わないね。別に音楽の趣味が同じ。
それは嬉しいけど、その音楽の趣味が同じなこと。
だからといって別にそのこと、人が好きになるか嫌いになるかは別だよねっていうこと。
あー、まあそうだけど。
だから音楽の趣味の合う合わないは、その人と俺との相性に対して直接的には俺の中では関わらないっていうか。
っていうのはな。
なるほどな。
全然、ジャスティン・ビーバーとか聞いてる人とかでも、俺は仲良くなれると信じてるし。
なんか、そうなんだけどさ。
めちゃめちゃレッド・チャッペリン好きな人と馬が合わないこともあるだろうと思うわけよ。
うんうん。まあ、そりゃそうだわ。
きっかけとしてはね、お互いを知り合う、友達になるまでいかなくても、お互いを知り合うにあたる、きっかけにはやっぱりもっと声だと思うけどね。
音楽とかさ、映画だとかってほとんどの人が見たり聞いたりするもんであって、そしたらみんな好みが自分なりのやつがあるから、盛り上がる話題ではあると思うけど。
なるほどな。
まあまあ、私はベトナムに限らずだけど、同じ音楽を聞く空間で、それこそ波動じゃないけどさ、同じ空気感で共有する絆みたいなすごい楽しい経験を最近よくするから。
あるよね。
言語だけが大事じゃないなってすごい感じるっていう話ね、外国に行っても。英語も重要なポイントではあるけど、英語がしゃべれるからすべてつながれるというわけではないなって感じる旅をよくしてますって感じですね、最近は。
なるほどね。
あと余談なんですけど、ちょっと宣伝させてもらうと。
新しいポッドキャスト番組の宣伝
最近は急なんですけど、パフュームの回でゲストに出ていただいたダンサーのタリーさんと一緒に新しくポッドキャストの番組をもう一つ始めまして、
はい。
サンシャインラブレディオっていうタイトルで、
元々そのタリーさんがやっていたティガタリラリーっていうポッドキャスト番組がちょっと1回メンバーの1人のティガさんが脱退した形になって、新しくそのサンシャインラブレディオを立ち上げてスタートするっていうタイミングで、
いろいろいろいろいろありまして、私と一緒にそれをやることになって、今最初のエピソードが上がってるんですけど、それが一応私がゲストで出演させてもらって、私がなんで映画好きなのかとかいう話をしてます。
はい。
なので、みなさんそっちもぜひ聞いてほしいっていうのと、このベトナムの壮大ないろんな話をそっちで詳しくしていくので、興味がある方はそっちでぜひ聞いてくれたら嬉しいなと思います。
はい。
概要欄にちょっと載せておくので、SNSやらポッドキャストやらフォローしてくれると嬉しいです。
なるほどね。
エピソード1が公開されてるんだよな、そのポッドキャスト。
そう、1、2が今公開されていて。
まあまあ、いろいろやりながらどんどん形を変え色を変えやっていこうと思ってるんですが、
これからこの番組のイントロ作ってくれてるDJ小二郎とかも一緒に、またイントロを新しく作ってもらったりして、いろいろ一緒にやっていこうかなと思ってるので。
なるほど。
そう、ベトナムの楽しかった旅の話とかもこれからちょくちょくしていくと思うんで、そっちも聞いてほしいなというところです。
はい。サンシャインラブレディ。
そう、サンシャインラブレディを。
なんか由来とかはあるの、そのサンシャインラブは。
いや、これね、タリーさんがつけてくれて、私もどっから来てるかわかんないんだよね。
池崎の熱烈なファンとかではないよね。
よくつなげたなあ。
違う、わかんないよね。
面白いしね。
いや、関係ないと思う。
私、池崎好きだけど、関係ないです。
はい、わかりました。
そんな感じです。
ベトナム盛り上がってきてるね、なんかね、後ろで。
うん。
あ、静かになった。
そう、なんかね、たぶん昨日今日ぐらいから、今私ベトナムのニンビンっていうところにいるんだけれども、
すごい大自然が有名な洞窟ツアーみたいな有名な場所なんだけど、
いいなあ。
ニンビンの魅力とベトナム旅行
今まだ結構寒くて、私1週間ぐらい前に着いたんだけど、そのときとか超寒くて、あれなんだけど、
たぶんちょうど本当、明日明後日ぐらいからだいぶ気温が上がって、たぶんいいシーズンになって、ちょうどお客さんがいっぱい来るときなんだと思うんだよね。
ちょうどそんな中、私は明日ニンビンを去ってしまうんだけど。
あ、そうなんだ、明日って去っちゃうんだ。
そう。
何度ぐらいなんだ?
そう、なんか寒い。え、15度とか。
あ、結構寒いね。
もっと低かったりする。
そう、普通に寒いのよ。
そんな寒いんだ。
なんか普通に、ニンビンの前、私ダナンにいて、ダナンは超ビーチの夏って感じだったから、その感じで来ちゃったから、もう結構寒くて。
それは寒いな。
そう、ちょっと時期間違えちゃったけど、でもめちゃめちゃいいところだった、ニンビン。
へえ、聞いたことない。
とんでもなくおもしろい。
本当に、それこそメモリアの世界観というか、きれいな自然の感じ。
あれを生で一日中見れたって感じですね、ニンビンでは。
なるほど。
まだ開拓全然されてない感じで、穴場でめちゃめちゃおすすめですよ、みなさん。
いやー、そういうのあるよな。
なかなかね、たどり着けないよね、でもそういうとこってね。
カナはベトナム3回目でしょ?
そう。
しかも今回は合計で、どんぐらい滞在してるんだっけ?何日間?
3週間。
3週間やっぱりね、がっつり海外に滞在できる人も今なかなかいないだろうし。
まあそうか、そうよな。
だいたいね、主要都市回って終わっちゃうぐらいだと思うけど。
でもちょっとね、一個の国に何回も行ったりとかちょっとフォーカスして、穴場探すっていうのも面白いよね。
いやー、だいぶ面白いよ。
これほんとに、日本人結構ベトナム行きたいっていう人よく聞くし、
ぜひメインのさ、よく聞くハノイとかホーチミンだけじゃなくて、
ちょっと、ほんとハノイからバス2時間とかで行けるようなところだから、ぜひちょっと寄ってほしいわ。
ベトナム来る機会あったら。とんでもなく綺麗だった。
人間ね。
まあそうか、穴場ですね。
いやそうです。そんな話もね、もう一個のラジオのほうで細かくしようと思うので、ぜひぜひ。
なるほど、なるほど。
でも日本から海外旅行するとさ、やっぱ数稼ぎたくなっちゃうからな、最初は特に。海外旅行しちゃって。
ちょっとなんか、いろんな国行きたいじゃん。なんかどっちかっていうと。
あーまあ確かになー、ワンチャンス感あるもんね、日本で働いてて海外旅行行くとね。
そう、ちょっといっぱい行って、私10カ国行きましたとか言いたいじゃん、やっぱり。
あの、大台に乗るたびに10、20とか。
俺もだって、俺も初めて留学したとき、ほぼ初めて海外だったんだけど、
飛行機安いからさ、ヨーロッパは。
いろんなとこ行ったんだけど、やっぱちょっと数、かさまししたくて、
スコットランドとイギリスとアイルランドを別カウントしてたからね。
それはいいんじゃん、別カウントで。
いいかな、スコットランド、アイルランドは北と南であれあるけど、スコットランドとイギリスって通常別カウントするのかな。
え、私全然余裕で別にすると思うけど。
あ、いいんだ。
わかったわかった、じゃあそこは別カウントで。
別カウントでいいと思う。
そしたらウェールズとかも別カウントでいいってこと?
ウェールズむずいな。
でもスコットランド別にしてるもんな。
ウェールズでちょこっと離れてるとこだよね。
あの下のほうのやつだと、
だと北アイルランドでしょ?
ウェールズ人って英語でなんていうの?
ウェルシュだね。
ウェルシュか。
でもその〜人って言葉があるんだったら別にしていいんじゃないとか言って。
なるほど。
そしたらその理屈で言ったら北アイルランドも入るんだけど、
北アイルランドは北だろうが南だろうがアイリッシュはアイリッシュなんだよな。
あー、だからそうなるとやっぱアイルランドはアイルランドなんじゃない?
え、じゃあ待って。
一個。
いやいや、アイルランドでも北と南で国が違うからさ。
北はイギリスの一部で、南だけがアイルランドという国だから。
えーむずいね。
むずかしいんだよ、そこちょっと複雑。
むずいね。
あのーイギリスのEUだったりとかもあって、
余計にややこしくなってるからちょっとあれなんだけどね。
まあ、そんなこともありますと。
まあまあでもね、みんなもっとゆとりをもって旅行とかできるようにちょっとね、
そうね、そこだね。
こうしていっていけたらいいなと思いますよ。
ちょっと好きないろんなとこに手を出すのもいいけど、
ちょっと好きなね、自分には国見っけたらちょっとそこに何回か行ってみて、
同じとこ行ってもいいし、その同じ場所で新たな発見があるかもしれないしね。
ちょっと人が行かないようなね、町にカノンみたいに行ってみて、
ちょっと他の人ではできないような体験探してみるのも楽しいと思うし、
いろんな楽しみ方あるんでね、自分に合ったやり方で海外旅行すればいいと思います、みなさん。
映画『インドシナ』について
何言ってんだ。
何言ってんの?
よくわかんないけど、着地したかな?
たぶん。
そんなところで、おすすめの映画やりますか?
はい。
どうしよう、じゃあ私からいきましょうか。
いいよ。
私は今回、インドシナっていう映画を紹介したいと思います。
インドシナかい?
インドシナ。ベトナムがそれこそ、舞台になってるお話で、さっき私が言ったニンビン。
ニンビンが舞台で出てきます。
ニンビン映画あんだ。
ニンビンだけじゃないんだけど、
ニンビンが出たからね。
ハノイの有名な観光スポットとして、ハロン湾っていうすごいきれいな海というか、島?
知らんけど。
何?
知らないなと思って。
知らない?
有名になってるから。
ハロン湾っていうのがあるんだけど、そっちは海なんだけど、ニンビンは一応陸のハロン湾って言われていて、
まあ、とにかくすごい大きな岩というか山というか、とか水田とか、そういう自然の景色がとてもきれいなところなんだけど、
陸のハロン湾?
ハロン湾っていう言い方を、どっちって感じなんだけど。
森のバターみたいな。
とにかくすごいきれいな絶景スポットなんだけど、
ハロン湾のほんとのハロン湾のほうも出てくるし、ニンビンも出てくるし、
ベトナムの絶景スポットを撮影地として使った映画です。
で、すごい映像ももちろんきれいだし、
ベトナムのね、フランスが統治してた時代の話のラブロマンスになるんだけど、
なんか禁断の恋系のお話ですね。
フランスからベトナムに来てて、
ベトナムでゴムの企業の農園を経営しているフランス人のすごいトップの偉い人と、
あれはなんだ?兵隊さんなのかな?
ベトナムの地で、向こうで、
そういう兵隊系、海軍とかそういう感じの仕事をしている男の人と、
そのお偉いさんの女の人が恋に落ちるんだけど、
お偉いさんの主人公の女性、ゴム園を経営している女の人は、
ベトナムの王宮の両親を亡くしたベトナム人の女の子を養子として迎え入れている家族なんだけど、
まさかのその娘と同じ男に恋をしてしまうという、禁断の恋模様を描いたお話。
で、背景がフランス統治時代の関係性というか、
いろんな地位とか権威とかも含めて、
あとは時代背景も含めて、禁断の恋の行方一体どうなるでしょうかっていうのが、
ベトナムの綺麗な景色とともに見れますっていう映画です。
なるほど。
ぜひ見てください。
うん。だいぶニッチなというか。
なるほどね。
でもね、これね、賞取ってるんだよ、ちゃんと。
あ、そうなんだ。
そう、なんだっけな、アカデミ賞じゃなくて、なんだったかな。
アカデミ賞取ってます。
え?
外国語映画賞取ってるし、ゴールデン・グローブ賞も取ってる。
なるほど。どういう経緯でそれ見るに、というか見つけるに至ったの、その映画は。
あ、ニンビン行くってなったから。
あ、ニンビンで探してみたんだ、その映画を。
ニンビンのこと調べてたら、ニンビンが舞台になってる映画がありますよって書いてあって、
あー、なるほどね。
なんだそれはと思って見たら、ちょうどベトナム知るのにいい感じの映画があったので見たら、
まあまあ普通に賞も取ってることだし、普通にいい映画だった。
映画としても面白いなと思ったわけね。
うん、映画としても面白かったし、ベトナムにいる、今観光してるみとしても面白かったし、
映像もほんと綺麗だし、実際この写ってるところにも行ってきたし、私は。
やっぱそれテンション上がるよね。
まあぜひ、普通に映画好きな人としても見てほしいし、
フランスじゃないや、ベトナムに行く予定がある人とかいたらぜひ、
ぜひぜひ見て、本物のニンビンのところまで遊びに来てくれたらと思います。
はい、いいですね。
はい。
映画『イニシャリン島の精霊』について
ホットな情報を現地からお届けみたいな感じだね。
はい、そうです。
ニンビンにいる間にニンビンの映画を紹介することってなかなかないよね。
そうだよ。
はい。
そんな感じです。
了解です。
じゃあ、私の番かな。
えっとね、カノはベトナムからベトナムの映画を紹介したことだし、
俺は今日、アイルランドからアイルランドの映画を紹介しようかなと思うんだけど。
これね、みんなまだ記憶に新しい人も多いんじゃないかと思うんだけど、
イニシャリン島の精霊っていう映画。
あー、はいはいはいはい。
去年のオススメのノミネート作品だね。
そうだよね。
日本の公開もちょうど一年くらい前だったんじゃないかなと思うんだけど。
こちらも非常にいい映画でしたね。
今日、紹介するようになったって調べ直してたんだけど、
悲しかったのが、このイニシャリン島って島ないらしい。
架空の島らしくて。
似た名前の島はあるんだけど、この映画に出てくるイニシャリンという島は架空の島らしいです。
イニシャリン?
イニシャリン?
イニシャリン?何?
イニシャリンって出てくるけどな。
イニシャリン?
イニシャリン。
イニシャリン島の精霊。
イニシャリン島の精霊です、はい。
はいはいはいはいはい。
簡単にあらすじを説明しますと、
時は1923年のアイルランドが舞台で、
時期的に言うと本土で国内の内戦が起こっている時期なんだけど、
この映画の舞台はさっきも言ったように、
本土から離れた小さい島、イニシャリン島というところで全部繰り広げられます。
少ないけど人も暮らしてて、
その中に男がね、2人います。主要キャスト。
コリン・ファーストとブレンダン・グリーソンなんだけど、
コリン・ファーストはね、
ラース・フォントリアの映画作品でもおなじみですけど、
ラース、ヨルゴスじゃなくて。
ごめん、また間違えた。ヨルゴスランティファーストでした。
よく出てるよね、コリン・ファースト。
だってブレンダン・グリーソンは、ハリーポッターのマット・アイの人。
この2人が主演でやってるんだけど、
この島で2人とも生まれ育って、ずっと仲良しだったんだけど、
ある日ブレンダン・グリーソンのほうから、
「イニシェリン島の精霊」の魅力とアイルランドの歴史
ちょっと今日からお前とはもう絶好だわって、
もう絡んでくんなっていきなり言われちゃう。
コリン・ファーストのほうも、いよいよ今まで仲良かったのに、
いきなりそんなこと言われても納得できないよって引けないわけね。
で、どうなるでしょうかっていう話なんだけど。
シンプルでね。
面白いとこは、これジャンル、フィルマークスには書いてないか。
ジャンルとか調べると、こっそりドラマ、コメディとかって書いてあるんだね。
そう。これこそブラックコメディなんだよな、この映画も。
あー、はいはい、なるほどね。
そう。前もウェルカム・ウィリフドールハウスの話で、
ブラックコメディの映画紹介したと思うんだけど。
はいはいはい。
そういう系なんだよね。
なるほど。好きねー。
でもそれだけじゃないんだよ、この映画に関しては。
へえ。
アイルランドの歴史とかにも関係あるから、普通の日本人からすると、あんまりなじみないかもしれないけど、ちょっとそういうのもいろいろ、くびこもれたりとかして、
で、監督がね、マーティン・マクドナーっていう監督で、この前に、スリービルボードっていう映画を作ってる人で、
あー、なんか聞いたことあんの。
そう、俺が紹介したかな、ちょっと前に。
はいはいはい、そうがあったかもしれない。
そう。こっちもオスカーのミュート作品で、たしか、女演団優勝を取ったかな?
主演女優もかな、忘れたけど、その評価された作品を出してる人なんだけど、
両作ともね、俺2本しかこの監督の作品見てないんだけど、
スリービルボードもイニシュリントンのせいでも、このバランスがね、いいんだよね、すごく。
ちゃんとブラックコメディしてるんだけど、ブラックコメディが別に主軸ではないみたいな感じ。
なるほどな。
そう。ちょっと他にない味するんだよね。
へー。
チェリーモヤみたいな。
で、ちょっと近いもので言ったら、公演兄弟の映画に、分かる?ちょっとブラックコメディだけど。
なるほど。はいはいはい。テンスある系なのね。
いやー、ちょっと難しいな、説明が。
あ、難しいのか。
公演のほうは、結構ブラックコメディ色が強い。そっちがメインの職業だったりすることが多いけど、
こっちはもっとそこが薄い。ちゃんとしてる、ちゃんとしてるブラックコメディであるべき姿でブラックコメディしてるんだけど、
あくまでそれはスパイスというか、要素の一部というか、主軸ではないんだよね。
なるほどね。
だからちょっとそういった意味で、近くあるがまた別物であると。
この映画にもちょっとそういうところがね、ふんだんに現れてるんで、
ちょっと個人的激推し、現代監督の最新作。
激推しなんだ。
激推しだね。めっちゃ好き。
まあ気になってはいたんですけどね、これ。
現代監督になったらたぶん、一番好き暮らすぐらいに好きかもね。
だからちょっと他の2個、映画2個しか見てないからあれなんだけどね。
なかなかね、これもうね、サブスクに上がってこないんですよね。
なるほど。
そう。
監督の作品と個人的な推し作品
びっくりした、今。
チャーリーのね、おすすめ。
今ね、昨日、ごめん、ちょっと話したいことあるんだけど、
大雪が降ってた、アイルランドで。
へー。
そう。めちゃめちゃ降って、
今、俺のハウスのやつが庭から雪玉を俺の部屋のガラスに投げて、
奇声をあげてる。
なんか聞こえるね。
びっくりしちゃった、今。
なんで奇声あげてるの?
わかんない。いきなりドーンって。
ほらほら、来た、今。聞こえた?今のドーンって。
うわー怖い。え、なんでなんでなんで?何してんの?
雪玉が飛んできてんだって、窓に。下から投げてるんだよ。
うわー怖い怖い怖い。なんでなんでなんでなんで?
やった、これが楽しいんだろうね。
怖いね。
でもハウスメットだから、仲良くやってるんだけど。
雪、めったに降らないかな、アイルランド以外と。
うーん、そうなんだ。
はい。
まあ、まだまだ冬なんだね。
そうですね。
はい、まあ、そういうことで、イニシェリン島の精霊ね。
イニシェリン。
バリー高岩まで出てますからね。
そうなんだよ。
イニシェリン。
バリー高岩まで出てるから。
カノオでたぶん、
カノオこそ好きだと思うな、イニシェリン特に。
ほんと。
めっちゃ好きだと思う。
あ、しかもあの話題のソルトバーンの、あ、違うか。これはバリー高岩か。関係ないか。
まあまあ、めちゃめちゃ惜しい。
ああ、スリービルボードね。はいはいはいはい。
スリービルボードもめっちゃ好き。めちゃめちゃ好き。
これめちゃめちゃ、スリービルボードからポッドキャスト、まず一回やりたいかな。
ほうほう。
前から言ってるんですけど、いつかやりましょうと。
はいはい。
で、イニシェリンのほうに関しては、ブラックコメディで、あとゴリゴリアイルランド映画だから、
アイルランド語が?
いや、英語なんだけど、まずめちゃめちゃ待ってるし、
まあ、ちょっと日本人からすると、言語バリアと文化バリアのダブルバリアで知識が高くなっちゃってるから、
万人受けはしないかもしれないけど、そんなに身構える必要もなくて、
でもちょっと、最悪雰囲気だけでも、はまる人はめっちゃはまると思うんだよな。
彼女みたいな人とか。
気になる?
ぜひ見てみてください。気になれば。
わかりました。
はい、ありがとうございます。
ということで、今日はインドシナとイニシェリン島のせいで、みなさんぜひ見てください。
はい、ということで、今日はこのへんで終わりにしたいと思います。
今日、エンディング考えてなかったんだけど、
ちょっと一言だけね、せっかくだから。
今回のエピソードとして、俺からは言っておきたいことがありまして、みんなに向けてね。
これを聞いてる。
はい。
はい、じゃあ言います。
薬物、だめ絶対。
以上です。
だめですよ。
だめだよ。
誰に向けてだよ。
いや、みんなですよ。薬物なんてだめですから、絶対。
絶対だめですよ。
そうだね。
はい、おつかれさまでした。
02:09:14

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