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2023-03-12 11:54

西東天という男「ネコソギラジカル」

翻弄されたよ

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ザレコトシリーズね。全部読みましたよ。しかも、発熱しながら読んだんでね。もう半分悪夢みたいな。そういう感じで読み終わりましたね。
別に万全の体調の時に読んでいただいて構わないんだけど。
ほら、暇じゃん。ずっと布団の中にいたから。読むのもしんどいくらいの感じだったんだけど、なんとか牙ってね、読んでみましてね。
すごいね。最後、ねこそぎラジカル。上中下。これをね、一気に行きましたね。
何でしょう。もうネタバレOKっていう感じでね、いきたいんだけど、俺が一番印象に残ったのは、斉藤孝先生ね。
彼自身言うんだけど、マジで何にも考えてないっていうのが、本当に面白いっていう。
世界の終わりが見たいみたいなモチベーションでさ、彼はやってるんだけど。
で、いろんな策を漏して、いいちゃん主人公に対して襲いかかってくるっていう感じなんだけど、
よくよくやっぱり話を聞いてみると、何も考えてないっていうことがわかってくる。し、本人も言ってる。
これ面白いよなーって思ったね。こんなラスボスいていいんだみたいな。
登場してから、すげえヤバそうっていうのからどんどんどんどん下がっていくからね。
どんどんどんどん緊張感がね、底が抜けていって、最終的に斉藤診療所みたいなところでさ、みんなでちょっと生活しだすみたいな。
10人ぐらいの緩いシェアハウスみたいな感じになったけど、何これっていうね。
あれの空気感面白かったなーって思ってるうちに終わったね。
あれは何だったんだ。
でも時々思い出したかのように鋭いっぽいことを言って、やっぱりラスボスなんだ。いいちゃんが死ぬのか、斉藤診療所が死ぬのか、みたいな緊迫した場面になるんだけど、
なってもやっぱり何も考えてないっぽいっていうのがね。あれはね、絶妙なね。
だんだん俺の中ではキャスティングが決まったんだよね。実写化したら誰が斉藤隆かなって思ったけど、あれは筒見真一だね、俺の中ではね。
ちょっとやっぱり抜けた感じもある。けど角もあるみたいな感じで、誰かなーって思ったら俺は筒見真一かなーって思ったね。
もう本当最後の方、キツネ面つけてなかったしね。
そもそもなんでつけてたのっていうのもなんも言わないし。
なんも言わないしさ。最後までわかんないしさ。
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世界の終わり、物語の終わりっていうのも、結局なんのことかもわかんないまま終わっていったしさ。翻弄された。だいぶ。
みーちゃんが言ってたじゃん。そもそもで世界を終わらせるなんて無理なんだ。
なぜならば、人によって世界の終わりっていうのは変わる。違うから。
あなたにとっての世界の終わりが定義できてないと、世界なんか終わらせられないんだっていう。
面白かった。そこが俺的には面白かったかな。
はいはいはい。
あとはずっとバトル、ずっとバトル、バトルで。
もうミステリーじゃなくなったでしょ。
ミステリーではない。ミステリーではない。しかもいろんな伏線も設定、ER3だなんだね。
いーちゃんの5,6年前に何があったのかとかもさ。
結局語られないから。
語られないんだよ。どんどんページがなくなっていってさ。
ねこそぎラジカルはさ、対いーちゃん用に斉藤隆が用意した人たちがいるわけじゃん。
中3階段ね。
その中でなにもの入りで現れたノイズ君というね。ざれごと殺し。
あーノイズ君ね。第一の矢がね。
第一の矢。こいつには俺は勝てないっていーちゃんが戦慄をするっていう。なぜならば彼には名前がないから。
その理由も結局よくわからなかったけどさ。
で、戦慄してたらまさかの中間の序盤で車に轢かれて、リタイアっていう。
住入学園の入り口で轢かれてるからね。
あんなに上巻で、いーちゃんがこいつはやばいって言ってたやつが。
こいつはやばいって電車の中で乗客が誰も急にいなくなって、ノイズ君登場っていうね。
こいつはやべえやつだ。
やばい、俺は勝てない、こいつには勝てないとか言ってたのに、車に轢かれて。
車に轢かれて、相川潤さんに轢かれて、あっさり退場っていうね。
退場。
あれは、今思い出したらかなり面白いね。
俺はリアルタイムで言うとなんだそりゃと思ったんだ。
言っても言っても戻ってくるだろノイズ君って思ってて。
今言われて戻ってきてねえっていうのが、戻ってきてねえじゃんって今思い出したから、かなり面白いねそれは。
そのまま退場だから。
なんやかんやで、他の13階段は結構いたもん。
なかなかいいキャラのさ、ナース服に水着というね。異様な成り立ちだよね、あの人とかね。
右下ロレロさんだっけ、違ったっけ。
右下ロレロさんは話し方がみやびな感じの人だね。
いたんだよね、双子の殺し屋みたいなのもさ。
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身を尽くしみそらとたかみたいな。
よく覚えてるね。
いろいろキャラ立った人はいたんだけど、そもそも12階段ぐらいしか集まってないっていうのもあるし。
集まってない、数揃えられなかったんです。
そもそも親分がああいう感じだから、そうなるよね。
行き当たりばっかりだから。
しっかりしてくれよって。
これもなんかの深い作戦があってのことなのかって、俺もかくらんされてたけどさ。
いよいよ下官になってね、本当になんもないんだっていう面白さね。
あいつなんも考えてねえぞって。
なんも考えてなかったんだっていう。
それでも物語はバックノズルで収束していくんだっていうね。
彼なりの哲学があるのかな?ないのかな?みたいな感じでね。
あるようにも見えるしみたいな、そういう曖昧な感じだったね。
無駄にカリスマ性だけ高いから、浸水してる人が多いっていう。
っていうか、モテるっていうことだよね。
モテるっていう。
なんなんそれはっていう。
面白かったね。
途中まで、俺は中間ぐらいまでは、
相川潤さん自身が一巻の首切りサイクルの犯人ってさ、
いろいろなり変わっていく人がいたじゃん。
誰かもわからない、どんどん天才になりすましていくっていうね。
あの人が実は入れ替わってんじゃないかな?みたいなのもドキドキしながら待ってたんだけど、
ついぞなかったね。
匂わせすらもなかった。
来るならここかと思ったんだけど。
もう来ないよ。
死んだと言われてた相川潤さんが出てきて、
これ入れ替わってたら怖っていうさ、そういうのドキドキして待ってた。
ないね。
かなりのものをほっぽり出して終わったような気がするんだけど。
複製らしき複製はないからね、そもそも。
それこそ最初の占い師の人もいたじゃん。
彼女は2年後にバラバラになって死ぬっていう自分の未来が見えてたけど、
ちょっと巻きで死んじゃったでしょ?
うん、死んだね。
それ別に理由もなくなったじゃんね。
理由もなく。
ないんだと思って。
ちょっと巻きで死んじゃいましたって。
たぶんいろいろ探したら面白いんだろうな。これも回収してないみたいな。
伏線じゃなくて匂わせだから、結局回収しようがしまいがいい。
世界観として、裏社会もあるけど、結局物語とはあんまり関係ないっていう。
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そうなんだよな。しかも解き明かしてくれないし、
くなぎさとも結局どうなったのっていうさ。
今ちょうど話が出たから。
この物語で一番好きなのが、下巻のラストバトルに入る手前の相川順のセリフなんですよ。
そのセリフが刺さるように今までの物語って作ってるんだろうなっていうくらい、ぴったりな言葉だったわけですよ。
どれだろう。ハッピーエンドで終わらせるのは決まってるだろうみたいな。
そうそう。あのセリフは、ここまでの相川順のキャラクターをかなり構成した上でのあのセリフだから説得力がすごくない。
タメが効いてたんだ。
そうそう。この人の言ってることだったら、本当にそうなんだなって。
その前にさ、1兆分の1だろうが1件分の1だろうが、その1は最初に来るんだよみたいな。
相川順さんのこともね、斉藤隆先生はさ、主人公特性があるみたいなことを言ってたからね。
メタいんだよな。
メタで見てるなっていう感じだけど、まさに主人公的に切り開いていく人なんだよなって。
そこでね、浮ついたことに聞こえないというか、そういうことを言う人だよねっていうのが確かに準備できてたよね。
準備できてるってセリフだったから、すげえストンと胸に、腹に落ちたし、そこまでの準備してたのがすげえなって。
言わせたくて作ってたわけじゃないと思うんだけど、説得力が。
無理な話を。無茶な確率なのに、この人が言うんだったら本当にできそうだなと。
で、最後言ってしまうとできるようになったわけだからね。できたわけだから。それが叶ってるっていう。
ハッピーエンドで終わったと。
すごいオチだよね。すごいオチというか、締め方というかね。
急にっていうさ。急にこうなった?どうした?っていう終わり方ではあるんだけどさ。
結局イーちゃんが斉藤孝史にこだされてるっていうね。
そうそう。受け入れちゃったよみたいな。
惹かれちゃったよ。
あれはね、やっぱすごい欠物なんだよね。
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