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あ、ごめんなさいね。今朝僕ね、結局スラムダンク見に行ったんですよ。子供たちは500円だから。だから3人で見てきたね。
よかった。
いや、よかったでしょ?もはや語るべきことはないみたいな感じなんだよね。
いや、あの、仮面ライトとして最初っから細々と喋るよ。
いやいや、もう三脳戦だから。
語れよ。
あれだよっていう。三脳戦あれだよ。あれが動いてんだよっていうだけの話だからさ。よかったよっていう。
何がやっぱ良かったかってね、少しだけ時計の針が進むんだよね。この長らく止まってたスラムダンク世界のエンディングエピローグ的なところで。
あの先がちょっとだけあるんだよ。そこだけでね、見てよかったなってなるわけ。
しかも、まあいろいろね、取捨選択されてるからさ、三脳戦とはいえど、全部やるわけじゃなくて、変わった弟の説明なんかないわけ。
ごめん、兄ちゃんっていうのない?
そうそう、そういうのセリフもない、ほとんど。活躍の場面もないから、なんか時々でかいやつがコートにいるみたいな、知らない人が見たらね。
弟入ってこないんだ。
後半の一瞬だけなんか出てる。しれっと出てるみたいな感じで、弟とも言われてないし、知らない人が見たらなんかでかいやつがいるみたいなだけなんだけど。
結構だってさ、そこが花道を苦しめてたわけじゃん。
ただ今回は、主人公が宮城亮太なんだよね。いろんなところで。
ごめん、言ってる意味がよくわかんないです。
たこやけ花道でしょ、主人公。
宮城亮太の過去を振り返りつつ、その過去がいかに自分の力を糧となって、三王子戦で力を発揮したかっていう、そういう見せ方なんだよ。
ごめん、言ってる意味がよくわかんない。
だから。
ちょっと一から説明してくんね、ちゃんと。
見たけど、伝えるべきことはもう何もない。
ちょっと待って。
出し切ったんだよ、俺はもう、新仮面ライダーで。
えー、なんで?スラムダンクで連絡できないの?
見に行けよ。
おかしい。
スラムダンクはさ、もう皆さんご存知っていう感じになっちゃうからさ。
それこそもう語るべき言葉を俺が持たないというか。
そこを語ってことじゃねえの?
いわゆるもうみんなが面白い、間違いないって言ってるものだから、別にいいでしょっていう。
えー。
えー。見に行けよ。
なんか俺もよくわかんないんだけど。
ちょっと今俺傷ついてる。
何に?
今のコウヘイ君のこの行動にちょっと俺傷ついてる。
何に傷ついてる?
なんだろうね、よくわかんないけど。
じゃあ、その新仮面ライダーとスラムダンクの扱いの違いにってこと?
だと思う。ちょっと傷ついてるなんか。
でも、傷つきポイントは逆にわからないな。
いや、スラムダンクはもう、だって知ってるでしょっていう。三脳戦知ってるでしょみたいな。
いや、俺も知ってるし、タケシも知ってるよね。で、新仮面ライダーは俺は知らないわけ、その原作を。
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うんうんうん。
で、俺から見た新仮面ライダーってこうだったよっていうのをタケシに伝えると、いや原作はこうでっていうのは返ってくるから、まあ語りがいがあるわけじゃん。
三脳戦も同じじゃない。
三脳戦はご存知だよねっていう。別に俺は閉ざしてないよ。
なんか傷つくね。
何に傷ついてるかがわかんない。ナイーブだなあ。
よくわかんない。だから俺もわかってないんだけど、ちゃんと言葉にできない。
なんかちょっとショックを受けてる感じだよね。
すっきりしないんだ、心が。
すっきりしない。一文字ハヤト的な感じで、すっきりする方向にって言うんだけど、多分君を殴らなきゃいけないっていう話になるから。
ああ、足を逆方向に折らなきゃいけないわけだ。
見に行きなよ。
いいっていうか、評判いいのは知ってるんだけどね、スラム団。
はい、面白いっていう感じで、特に語るべきことがないんだよね。
まず最初にびっくりする。宮城良太の出身が沖縄なんだよ。
宮城なのに。
いや、宮城だから。最近になってオリックスに宮城とか沖縄の出身のピッチャーが入ってきたりしてたから、すぐ俺の中では納得いったわけ。
え、だからか、みたいな。仙台の宮城じゃないんですよ。
宮城の仙台だけどね、正解。
宮城の仙台だけど、あの仙台のある宮城県から来てるわけじゃないんですよ。
それでいて、時計が少しだけ進んでさ、あと描かれてないところは三能負けた後にね、次全部言っちゃいそうになるけど。
言えばいいですよ。
言うけど、宮城良太の物語で、それに相対する敵方、三能は誰にスポットが当たってるかというと沢北なんだよ。
え、そっちなの?
そっちなんだよ。
ルカワ君のライバルじゃないの?
ルカワとやってたからね、宮城良太についてた人とはちょっと違うんじゃないのと思うけど、見てみると、最後のエピローグを見ると、なんとなく納得というか。
なんで?
この二人なのかって。
え、マジで言わせるの?
え、なんで言わないの?
見てないよね。
俺見てないけどさ。
もう見る気がないのか。要するにさ、時計の針が進むっていうのは、アメリカに行くんだよね。
あー、まあ沢北君行くって言ってね。
沢北はもう行くって言って、さ、俺のいない日本でナンバーワンを名乗れよみたいなことをルカワに言ってたりしたけど。
してたね。
で、アメリカに行くんですよ。で、アメリカではさ、彼ももう小さい方だからさ、ポジション的にはガードになってるわけ。
その、アメリカの大学のね、大学かなんかの試合が始まるっていうところで終わるんだけど、相手チームに宮城良太がいる。
へー。
っていう、まあ終わりに向けて、試合中はその、スポットが沢北に当たってる。河童の話なんかほとんどないっていう構成なんだよね。
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宮城良太って大学行けんの?
大学?いや、そもそもさ、次のキャプテンだったわけじゃん。
キャプテンではある?
小北の次の。
あ、推薦か。
だから推薦になったんじゃないか。
でしか、だって確かあの子バカよね。
バカだし、あと、その過去が描かれてる中で、あのお父さん死んじゃってるし。
お兄さんも死んでなかったっけ?
お兄さんも死んでるっていう、で、誰がもうこれを家計支えてるのっていうぐらいさ、まあ団地に住んでてさ、まあなかなか難しい家庭だよ。
だから推薦なんじゃないかなって俺は思って。
推薦、スポーツ推薦の特大成か。
だって映画としてさ、三脳戦やるってことはさ、もう、たぶん登場人物たちは皆さんご存知なわけじゃん、小北の人たちは。
そうそうそうそう。むしろその状態で見ないと、客席にいる人たちのエモさがわからないよねっていう。
だから、あの、俺の名前は桜井花道みたいな感じのオノログとかはないわけでしょ?
ないないない。自然ともう試合始まるから。
こいつ、この置き去ったらしい奴はルカを買いで、みたいな感じの紹介とかないわけでしょ?
ないよ、ないよ。なんならさ、あの、もし知らないで見たら、その、花道のいいシーンの時に、過去のフラッシュバックがさ、パーってなるんだけどさ。
左手を添えるだけの時?
そう、あの、2万回の練習の時も出るんだけど、それよりも一番最初から、バスケットは好きですかって聞かれるところからさ、
フラッシュバックでそういうシーンが出るんだけどさ、髪型が違うわけじゃん。
そうだね、リーゼントだね。
知らない人はもうわけわかんないよね。
誰この人って感じ?
誰の階層?みたいな。誰の階層してんの今?みたいな。
あそこちゃんとリーゼントなんだ。
理解するには、まあシンカメライダーもそうだけど、結構知ってないと、それ伝わんないよっていうのはあるよ。
あるねー。
左手を添えるだけもさ、言わないんだよ、セリフとしては。口元が動くだけなの。
あ、そこ、あえてセリフ抜いたんだ。
セリフ抜いたというか、やばい、どんどんネタバレしちゃう。やめとこうか。
なんでネタバレするの?
え、だからなんで言わないか。なんで言わないか。なんで言わないか。
ちなみにさ、花道は怪我するの?
そこはする。そこはするから、宮城涼太の物語なのに、ちょっと気が散るところはあるよね。
うん、そうよね。
批判してる人はそこのバランスを言ってるんだと思う。
ドリブルしかチビの生きる道はねえんだって言ってるとこだよね、宮城の見せ場って。
うん、ていうか三能線についてはほぼ消えてるけどね、漫画だと。
そうね、だいたいボロボロのミッチーか。
そう、三木久史がほぼ3ポイントで稼いでるっていう感じだけど。
ガッチガチのアカギか。
そうそう。なんなら、宮城涼太は戦犯に近いんじゃないかと、スポーツ的観点から言うと思うんだけど。
両南の大墨さんは出てくるの?
ああ、そこがないんだよ。そこいろんなところカットされてるから。
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大光のカツラ剥きしてないんだ。
そう、あそこはもう重刀砲違反の疑いもあるからカットだよね。泥にまみれろよと。
で、言うのはいいけどなんで大光のカツラ剥きしてたんだろうね。
その格好までちゃんとセッティングして。
セッティングして。
しょうがないね、魚屋なんだからさ。
うん、あれはもうギャグだよね。
空気がね、そういう空気じゃなかったから。
すげえいいシーンだけど、よく見るとあいつおかしいぞって。
しかもね、今回のやつで知らない人が見たらなおさらだよね。
なおさらだよ。なんなのこの人って。
なんで魚屋が来たの?
ないね、海南とかも出ないね。
海南は出なくてもいいかな。
試合解除でわーって言ってるだけだから。
水戸洋平は出る?
いるよ、いるけど別に何の説明もされない。
桜木軍団かどうかもわからない。
こいつは俺の中学からの連れのみたいなモノロゴが入ってる。
そんな昔のアニメみたいな軽い説明はないよ。
ない。
三能線ってさ、いっちゃあれだけど抜くとこないくらい完成されてるからさ。
そうなんだよ。
どこを抜いてどう繋げたのかなっていうのは気になる。
結構抜いてるけど、逆にそれ入れちゃうと、あーブレちゃうよねっていうのは抜かれてるよね。
おのおの好きなシーンあると思うんだよ。
そうなんだよね。あーなんか思い返すとあそこないなとかはバリバリあるね。
このシーン抜くのかっていう、答え合わせはしたいようでしたくねーな。
答え合わせはね、それはそれで楽しみにはなるんだけどね。
だからさ、最後三能の監督がさ、ロンカールームに向かう。
負けてね、あそこでまた名言がさ、あるわけじゃん。
負けたことがあるというのは第三だと。
そのちょっと後もあるんだよ。それを言われた後のシーンがあるんだけど、
沢木さんの感情を描くシーンがその後にちょびっとだけあるんだよ。
俺が宮城を倒すみたいなことを言うの。
いやそんな、熱血スポコン漫画みたいなね。覚えてろよみたいな。ないね、そういうことじゃないんだけど。
まあスポットが当たった分だけ、ちょっとそういう描写が足されてたりはするね。
それなんで俺映画館に行きたかったんだろう。
それはあるかもしんない。それはあるかもしんない。
映画館に行ったら行ったで、子供を連れて行った後悔とかはあるよ。
なんかその三能の監督の座り方、膝立ちの座り方とかあるじゃん。
あれがなんか子供の壺だったらしくて、
その監督がちょっと映るたびに俺の方を見てくるのね。
めっちゃ気が散って。泣けるところも泣けないみたいな感じになった。
面白いよねこれみたいなことを俺も言わなきゃいけないからさ。
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見ようか、黙って見ようかみたいなさ。
一個だけやめてほしかったのは、背中痛めるシーンだよね。
激しく長机に突っ込むシーンで、突っ込んだとしばらくちょっとシーンとなるんだけど、
子供が素でうわーって言ってさ、映画館に聞こえちゃってたわけ。
しーっつって。やめてそういう素のリアクションって。
それぐらい入ってたのかもしんないけどね。
ないのかね応援状でスラムダンク。
声出しね。ディーフェンスみたいなのをさ、言ったら楽しいと思うよ。
なんかあるじゃん、応援状。一回グレイティストショーマンで行ったことあるけど。
そうなの?どういう雰囲気?本当に声出してる?
声出してる、声出してる。
恥ずかしさはないんだね。
だから声出してるっていうか、騒いでいいだから。
グレイティストショーマンっていわゆるミュージカルじゃん。全体的に。
だから手拍子が入ったりとか。
そういう感じなのか。
グレイティストショーマンはそんな感じだったけど、スラムダンクだったらそれこそディーフェンスっていうのが入ってた。
ディーフェンスとか頑張れとかさ、なりもの。
生き髪!生き髪!つって。
そうそう。
まあね、小北に入ってよかったとかさ。
ベンチの気分で言うのかね。
まあそれは面白いだろうね。
