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皆さん、今週も1週間お疲れ様でした。 働くをカウンセリングするチャンネル、公認心理師臨床心理師のわたるんです。
このチャンネルでは、就職や復職などいろんな働くをサポートしてきたカウンセラーが、お仕事、ご家庭で役立つようなカウンセリングの豆知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしています。
今回はタイトルの通り、100回でキリがいいのと、次回から少し番組をリニューアルしようと思っているので、今までのこの働くをカウンセリングするチャンネルがどんな人にどんなエピソードを特に聞かれていたのかについてお話ししようと思います。
あと、心理師が素人なりに情報発信をしてみての感想とかも話せればなぁと思います。 そうですね、リスナーさんもポッドキャスター仲間の方も
そんな感じなんだと思って聞いてもらえると嬉しいです。 それじゃあ早速どんな人にどんなエピソードを聞かれたのかについてですね。
これはですね、ポッドキャスターさんならご存知と思いますが Spotify for Podcasters という自分の番組のエピソードを配信したり
再生数とかデータを見れるプラットフォームがあるんですが、そこから見られた番組の傾向をお伝えしますね。
まずですね、性別なんですが女性が50%、男性が40%、残りは指定なしという感じだったんですね。
ほんの少しだけ女性の方が多いのかなぁという感じなんですが、誤差の範囲かもしれません。 一方で今までお悩み相談としてお便りをくださったのは確か全員女性でした。
聞くことに関しては精査はあまりないのかもしれないですが、悩みを打ち明けるというハードルは女性の方が低いのかもしれないですね。
これはむしろ日本人男性の特徴なのかな。 人に弱みを見せるって誰でも結構抵抗あると思うんですけれども、男の人は特にそんなのかもしれませんね。
これから男性ならではのお悩みも聞いていけると嬉しいなぁと思っています。 それで次は年齢層ですね。
これはですね、上から60歳以上が3.2% 45歳から59歳が31%
35歳から44歳が34.6% 28歳から34歳が18.9%
23歳から27歳が9.3% 18歳から22歳が2.6%
17歳以下が0.1%という感じでした。 これですね、年齢層の区切り方がバラバラで、45歳から59歳の15歳分を一括りにしているところもあれば、
35歳から44歳で10歳分を一括りにしている部分もあったりするんですが、 その辺を慣らしてみても35歳から44歳の方がメインのリスナーさんのようです。
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新社会人の年齢層の方もいらっしゃるんですが、どちらかというと仕事に慣れてきて、ある程度後輩とか部下を持って、人によっては家庭を持って、いろいろ責任が生じているという年齢層の方に聞いていただいているのかなという感じです。
この傾向は最初からあまり変わってなくて、やっぱり働くことについてとか、 自分の人生やキャリアについて重く考えるようになる方が30代40代前半の方には多いのかなと思います。
余談ですが、お仕事を給食、休んで精神科に通院する方もこの年齢層の方が多い気がしますね。 とはいえ、本当にいろんな年齢層の方が聞いてくださっているようなので、
誰かしらのお悩みは誰かしらの共感を得られるだろうなぁなんて、楽観的に思ったりもしています。 これからは10代の方に向けたお話もしてみたいですね。
他のポッドキャスターさんはどうなんでしょう? 僕の番組と一緒なのか違うのか聞いてみたいですね。
他はそうですね、再生数とかフォロワー数とかは多くはないと思うんですが、 公開しても何か良いことがあるかというとそうでもなさそうな気もするので割愛します。
気になっている方はすみません。 では次に人気のエピソードを2つ紹介します。
まず一つ目は第3回、5分ちょっとでちょっとだけわかるアンガーマネジメントです。 これはですね、全部のエピソードの中で再生数が一番多い回です。
なんでかって考えると、アンガーマネジメントというのがちょっとキャッチーだからというのが理由の一つかなと思ってます。
アンガーマネジメントって、自分の怒りについて考えて、怒りで後悔しないようにすることが目的なんですけど、それが割といろんな人に刺さっているんじゃないかなと思ってます。
怒りって誰しもが抱える感情ですからね。 あとはタイトルもキャッチーなのかな。
あの僕、そういうネーミングセンスとか絵のセンスとか本当になくてですね。 まあカバーと見ていただければわかるかと思うんですけれども、
そういうなんて言うんですか、おしゃれなものを自分で作るっていうのが苦手なんですよね。 それでもこの回のタイトルは僕の中では良い方だったかなぁと思ってます。
まあその2つが一番聞いていただけた理由かなぁと思ってます。 もう一つは第86回やる気スイッチは少しずつオンになっていくですね。
これですね、割と最近作ったエピソードの割には再生数の伸びがいいんですよね。 これもあれかな、まあやる気スイッチっていうワードがわかりやすいですし、
少しずつオンになっていくっていうところも目を引くところかなと思いますね。 あれですね、こういう情報発信をする時ってサムネが本体とかタイトルが全て
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みたいな言い方されますが、本当にそうなんだなぁと実感しているところです。 こういうのはポッドキャストやってないとわからなかったことですね。
カウンセラーやってるだけじゃわからない世界でした。 それで最後に心理師が素人なりに情報発信をしてみての感想をお話しようかなと思います。
あのどこかでお話ししたかもしれないんですけれども、 基本的にカウンセリングってエンターテイメントとか情報発信とかと相性が悪いんですよね。
テレビ番組に出演するカウンセラーは芸能人の方の考えていることを当てて、すげー! とか、なんかすごくその人に刺さる言葉を使って感動で泣かせたりとかして、
そんなことしてますけど、本来のカウンセリングはもうちょっと地味で、 相談している人の言葉をつなげながらその人の悩みの根本を探しつつ、
一緒に解決の糸口を見出す、二人三脚的な作業なんですね。 あと、そもそも扱う情報がデリケートすぎるので、こんな公に向けて我々心理師がやっていることを
発信しようにもほとんどができないんですよね。 例えば公開でカウンセリングを配信なんてしようものなら、その相談する人の悩みから個人情報もろもろ、
丸裸になっちゃうので、もうそれは倫理的に一番避けるべき問題なんです。 だから、最近Xのスペースを使ってポッドサイエンティストの佐藤さんのお悩みを少し聞いたんですが、
あんまりカウンセラーとしては聞いていなくて、あくまで友達として話を聞いてたんですよね。 多分他のポッドキャスターさんとコラボするときも同じスタンスでやると思います。
あと、お悩み相談にお答えするお便り会も匿名で、しかも文章以上のことをこちらが推察できないし、何よりその人がそれを聞いてどういう反応をするかが世間に公にならないから成り立っている部分があります。
あまりそこで話が深まっちゃうと、その人も思いもしないレベルの悩みとか感情をさらけ出すことにも繋がりかねないんですね。 そうなんです。こう見えてですね、僕結構いろいろ気を使って情報発信してるんですよね。
それで、「そのくらい神経使うのになんで心理師として情報発信しようと思ったのよ?」と聞かれるかもしれませんが、それはやっぱり心理師が情報発信をしていれば、
例えば精神科に通院するレベルまでに心の調子が悪くなっちゃう人が少なくなるかもしれないな、予防ができるかもしれないな、と思ったからなんですね。
心理師で情報発信している人ってまだまだ少ないと思います。 もちろんYouTubeとかVoicyとか他のプラットフォームを探せばいると思いますが、
それでも他の職種よりは、なんと言いますか活発じゃないんですよね。 でも精神科とか叱るべき機関に繋がらないと心理師と関われないっていうのはやっぱり今の時代不自然だし、
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心理師全体としても良くないと思うんです。 もっと心理師が存在をアピールしてちゃんとした心の情報を発信していけば、
今よりは正しい情報が出回るわけだし、それを聞いた人が少し気が楽になるかもしれないし、
あとはちょっと言いにくいんですけれども、無資格でしかもろくに勉強をしていないカウンセラーに出会う確率も減っていくと思うんです。
そんな勝手な使命感を持ってですね情報発信をしています。 そんなこんなで当初はタイトルも定まってなかったですし、音楽も定まってなかったですし、
話の内容を深掘りすることの難しさもあったし、聞きやすいようにする工夫とかもわかりませんでしたし、編集もわかんないし、いろいろ大変だったんですけれども、
どうにかこうにかここまで続けることができました。 最初は働くを支えるチャンネルっていうタイトルでやってたりとか、
うまいこと自分の言いたいことが言葉にできなくてエピソードごとの時間が少なかったりとか、思うようにできなかったんですが、自分なりにいろいろやってみて、
まあそこそこ聞けるレベルにはなったかなーなんて思っています。 それもですね皆さんが聞いてくれたり、リアクションしてくれたり、質問してくれたり、お便りをくれたりしたおかげです。
本当にありがとうございました。 ではですね、これからも僕はカウンセリングをより身近に、いろんな方が少しだけいい感じに過ごせるように
発信を続けていこうと思います。 リニューアルにあたってお時間をいただくことになるかもしれませんが、少しだけ待っていただけると嬉しいです。
もしよければその間に星5評価とか、何か心理師に聞きたいことがあったらお便りフォームまでメッセージを送っていただいたりとか、できるととても嬉しいです。
これからもよろしくお願いしますね。 では今回はここまで。おやすみなさい。ここまで聞いてくださってありがとうございました。
また次回をお楽しみに。