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心理師わたるんの働くをカウンセリングするチャンネルです。 今回は子育ての話、子供の意思を尊重しながら一緒にやることを決めると、子供との
押し問答が少しだけ減ります。 皆さん1週間お疲れ様でした。
公認心理師臨床心理師のわたるんと申します。 このチャンネルでは皆さんの週末のお時間を少しだけいただいて、就職や復職など働くの
サポートをしてきたカウンセラーが、主に社会人の方々に役立つような カウンセリングの豆知識や心理師のあれこれを簡単にお伝えしていきます。
今回も緩めな時間を一緒に過ごしながら、皆さんの生活が少しでも楽になれるようなものをお届けできればと思います。
よろしくお願いします。 前回のエピソードの冒頭で、我が家は島次郎をヘビロテしているというお話をしたんですが、
そういえば僕子育ての話をここでしたことなかったなぁとふと思いまして、 実は僕3,4歳くらいの娘がいましてですね、
まあ割と元気で、おママ事とかも好きなんですけど、どちらかというと男の子と活発に遊ぶことが好きで、
たまに一人称が僕にもなったりするような子なんですけれども、 その子が関わる時に心理的な関わり方が役に立っていることも多いなぁと思ったので、
今回はその一部を紹介しようと思います。 子育てをしているとですね、圧倒的に時間に追われるんですね。
特に朝と夜。 朝は自分の準備をしながら保育園の時間に間に合うように子供の世話もしないといけないし、
夜はなるべく早く寝かせてあげたいから、 食事やお風呂は早めに済ませたいっていうような感じです。
ただ、子供がそのスケジュールを理解してくれるかというとやっぱりそうじゃなくて、 子供も子供のやりたいこと、例えば家でおママ事をやったり、
それこそ島次郎を見たかったりがあるわけで、 言うことを聞いてくれないことの方が多いわけなんですね。
そうなるとどうなるかというと、親との押しもんど、喧嘩が始まります。 そうなったら超大変なんですよね。
まあ僕は妻がメインで子供の世話をしてくれているので、 とても助かっているっていう部分はあるんですけれども、
こういう時、「ないないしなさい!」だと子供も、「ないないやる!」というだけなので、 話が平行線のままお互いの怒りばかりが溜まってしまいます。
そういう時に僕が、「ないないしなさい!」の代わりにどういう言葉掛けをしているかというと、 例えば、
あー今は島次郎見たいんだね。じゃあ何回見たいの? じゃあ何回見たら次何年しようか?
っていう感じで、一度子供の希望を聞いて受け止める作業をした上で、 こちらのやらせたいことをお願いしています。
そうするとそうですね。島次郎を何回プラス1回くらい見られて約束を破られることもあるんですが、
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まあ少し言うことを聞いてくれることが多くなります。 体感3割増しくらいですかね。
このチャンネルの第2回、「カウンセリングって最初どんなことするの?」では、 カウンセリングではカウンセリングでできることを説明した上で、
その人がどうしたいか、どうなりたいかについてしっかりと聞いて、 カウンセリングでどんなことをできるといいのかをしっかり釣り合わせますよという話をしたんですけれども、
心理師のその辺のスキルが今回の子育ての話に生かされているかなぁと思っています。
生かされているというか、まあ職業病というかは微妙なところですけれども。 お互いがお互いの正論を言い合っていると関係性は進みません。
人って自分のことをわかってもらえたと思えると、うちにある不満とかが解消されることが多いです。
なので、「〜しなさい。」と、「〜したい。」の推し問答が発生しそうになったら、 まずは子供の、「〜したい。」とかの思いを組んで伝え返してあげて、
今はこれをしたい気持ちなんだね、君の気持ちわかってるよというメッセージを送ってあげます。 そしてその上でこちらが情報できるところを考えて、その先やることを一緒に決められるといいと思います。
ちなみに情報できる部分がなかったら、そうですね。 気持ちは受け止めつつ、今はそれできないんだよごめんねと伝えます。
そうするとほぼ泣くので、それを抱っこして悩めながらやることをやらせてます。 気持ちを受け止めたら、ちゃっかり自分のペースにことを進めるっていうのも、親としてはOKというか結果オーライというか、そんな感じですね。
みなさん今回はいかがでしたでしょうか。 子育てやってて本当に思うのは、本当に子育てって大変だなってことなんですけれども、
少子化とはいえ同じ思いをされているパパママ全国にたくさんいらっしゃるかと思います。 お仕事との両立諸々本当にお疲れ様です。
今回のエピソードが少しでも参考になれれば嬉しいなと思いますし、何か質問ありましたらお気軽にご連絡ください。
では今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。