00:00
こんばんは、うつみあさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、私、うつみが夜中にぼんやりと考えていることをお話しする番組です。
さて、今回のテーマは、正義が人を殺す説です。これは完全にうつみのただの持論です。
っていうのも、うつみの職場にパワハラと後ろ指さされている上司がいまして、
子供は親を選べないと言いますが、部下も上司を選べませんよね。 だけど不思議じゃないですか。
パワハラなんて悪いことなんてすればするほど面倒なのに、どうしてその面倒を頼まれもせず行う必要があるのか、
うつみにはわからない。 そう、うつみの職場にはクソコア上司がいらっしゃいまして、みんなで頭を抱えているんですよ。
これ現在進行形ね。 あの、一応言うと百返ってくるタイプの方で、声も大きくって、顔立ちも精悍で、そして何よりもおっしゃっていることが正しいんですよ。
おっしゃっていることが正しい人っていうのは、本人も周りも一番不幸だなと思います。
なぜって、言われた方は偶の音も出ないんですよ。
なんか学級委員長みたいなもので、みんなそのクソコア上司がおっしゃっていることは正しいってわかるんですけど、その上司についていくモチベーションがないんですよ。
だからその上司に対する後ろ指のさし方も、あれパワハラだろって言うしかなくなっちゃったんですよね。
なんかおっしゃっている内容はすべて正しいのに、ただ言い方や相手の感情に対する寄り添い方が悪い人って結構多くないですか。
うつみとしては、これを安易にパワハラという言葉には頼らずに、そうではないと感じるものについては、威厳とか迫力と呼びたいんですけれども、
なんか脱線しますが、うつみは威厳や迫力というものが足りなくて、とても悩んでいます。
なのでどうしても意見を通したい時は、威厳や迫力のある人に代わりに言ってもらうようにしています。
あの、こいつが言い出したらテコでも動かないし、うるさいし面倒なんだよなって、相手に諦めてもらう能力が高い方、
そういう方の意見は通るんですよ。威厳や迫力のある方の意見っていうのは通るんです。
そう、あの、うつみの願った通りになればね、誰が言ったか、誰の正解になるかなって、そんなことは小さなことですよ。
世界平和なんて教科書に載らなければ意味ないんですよ。そんなもんです。
03:03
ちっちゃい会社の中でね、誰がどうだったかなんて、教科書に載りますか?載りませんよ。そんなもんです。
でね、うつみがそのクソコア上司に興味を持ったきっかけは、ある日、同僚の一人が
声が大きくて幕下てるから怖くて何も言えないんですって、その上司に言った時に、その上司はすごく落ち込んじゃったんだよね。
なんかそれを見て、あ、気づいてなかったんだって思って。
それから何かきっとみんなとそのクソ怖い上司の間にすれ違いがあるなっていうふうに思いまして、
まあお忙しい方なんですけど、隙を見て雑談をかますようにしています。
あの、クソ怖い上司に雑談をかますって結構新しくないですか?
だってクソ怖い人と雑談なんかしたくないじゃないですか。
一番最近かました雑談はタピオカですね。あの、皆さんクソ怖い上司にタピオカの話かましたことあります?
ない方が多いと思うんですけど、でもクソ怖い上司が果たしてタピオカをどう思っているのか、これは意外と気になりません?
まあ別にわざとやったわけじゃないんですけど、たまたま休憩中にうつみがタピオカを買ってきていてですね、
あの、周りの同僚にあの、昼ごはん代わりにするんですなんて言いながらわきあいあいとしていた時にちょうどそのクソ怖い上司がいらっしゃったんですよ。
それですっとね、180度方向転換しまして、クソ怖い上司にタピオカってもう飲みました?ってね。
一瞬職場がシーンって利き耳を立てたから、その瞬間にニュースバリューが生まれたのを肌で感じましたね。
もうそんなの価値確定じゃないですか。クソ怖い上司がタピオカを飲んでいようが飲んでいまいが。
だってタピオカってもう飲みました?っていう質問に対して怖いことを言える人いる?いないでしょ。
ちなみにクソ怖い上司から帰ってきた答えは、
え、飲んでないよ。だってなんかすごいカロリーとか高いんでしょ?でしたね。
神回ですよ神回。今時の女子高生よりもクソ怖い上司の方がカロリーを気にしてるなんてちょっとシュールじゃないですか。
もうこれはうつみの中で鉄板ネタになりまして、 そのクソ怖い上司がいない時にね職場で大喜利をするんですよ。
ででん!問題です。 あのクソ怖い上司がタピオカを飲まない衝撃の理由、その理由は?って。
06:04
みんな結構あれは女子が飲むもんだろうとか、そういう強めの回答を予想してたんですけど、正解発表で、
なんかすっごいカロリーとか高いんでしょ?ってお伝えすると結構盛り上がります。 あのクソ怖い上司、カロリー気にしてんの?って。
まあ鬼の眼にも涙といいますか、やっぱり怖いものなんて人それぞれですよね。 うつみにとってはカロリーなんて誘惑にしか過ぎないんですけど、
クソ怖い上司にとってはカロリーが脅威なんですよ。 なんかそんなことがねうつみ以外の誰かに伝わって、
クソ怖い上司も人間なんだなって。 そうやって職場が平和になってほしいですね。
そうあの昨日お酒は飲む理由も飲まない理由も人間くさいから好きっていう話をしたんですけど、
やっぱり人間から聞き出して一番面白いのは理由だなって思います。 そううつみはね怖い人を見るとその倫理感を知りたくなるんですよ。
その理由が本当にどうしようもないものであった時があまりに悲しく救いようがないから、
パンクしちゃうから世界平和を望んでいるんですけどね。 なんか人生でたった一度だけなんですけど、
威厳?威厳?威厳があった時があったんですよ。うつみにも。 なんかゼミでなんとなく権力者っぽい扱いを受けてしまったことがあって、それがすっごい怖かったんですよ。
後輩たちにそのように振る舞わせてしまうことがすごく恐怖でした。
なんかまるで私が怖い先輩に対して振る舞うような態度で、後輩たちが私に接してくるから。
今まで出会った怖い先輩たちのことを尊敬はしていたけど、
理解したいと本気で願ってはいたけど、やっぱり普通に怖かったんだなってことに気がつきました。
そして本当のことなんて怖い人に言わないじゃん。
本当のことを言ってもらえない環境って怖くない? うつみはその時ゼミでただひたすら正しいと思っていたことをしていただけだったんですけど、
それが他の誰かにとっては不都合な正義かもしれないじゃないですか。
それがすごく怖かったんですよね。これまでの歴史の中で最も人を多く殺した概念は正義だと思います。
私が誰かを傷つける時、いつも自分が正しいって本気で思ってるんですよね。
そういう時に人は人を堂々と傷つけるんですよ。多分ね。
09:02
誰かの命を奪ってまで、誰かの財産を奪ってまで、誰かの心を傷つけてまで、それでも何かを望む。
自分の価値観を押し付ける。その裏には、やっぱりどこか大義名分というか、いつでも正義があるような気がします。
それは社会の侵侵対策みたいな側面もある一方で、やっぱり怖い。
自分が何か正しいことをしているって思って行動している時は、特に気をつけたい。
少なくとも自分の中にいくつもいくつも正義を持つべきではない気がする。
だから宇住は自分の中の正義を世界平和に統一したんですけど、
なんか怖い人のやり方を肯定するわけではないですが、宇住は羨ましいなとは思う。
そして洞窟や供活を悪いことだと、こわたかに叫ぶ人のことを否定する気はないんですけど、
それでは自体は改善されないようなと思います。 なぜならば、
これは悪いことだって評論家になるのはすごく簡単なことなんですけど、
これが正解ですって革命家になるっていうのは難しいんですよ。すごく難しいと思う。
そんなことを実感するうちに、 自分が正しいって本気で思って、本気で言う。
なんかそういう強さを宇住はどんどん失っていくんですけど、
世界平和は口頭無形だって笑われることはあっても、きっと誰も否定することのできない人類の夢ですよね。
そう、そんなわけで今回は正義が人を殺す説でした。
正義が人を殺すんだってこわたかに訴えていますけど、うつみが掲げる世界平和もいつか自分や誰かを殺すでしょうか。
それはうつみの人生の中で答え合わせをしていきたいと思います。おやすみなさい。
