昔の良かったおじさんになりたくない
WAKU2RADIO
でも、僕はね、気をつけているのが、昔は良かったおじさんにはなりたくない。僕ら世代はこうだったおじさんにはなりたくない。
俺らってなるかな?
え、なると思うで。
なるんかな?
いや、俺らの時はさ、もっと厳しかったよとか、そういう…
あー、そっちか。あー、昔は大変だったおじさんね。
今は恵まれてるよ、おじさん。
それはあるかな?
これはほんまになりたくないし、威圧感があって怖いっていう、別軸で近づきがたくなるんだよね。そういう近づき。
あー、まあ、めんどくさいからね。
そう。何を言っても昔はとかで返されてしまうとさ、そんなん知らんやんっていう話やん。ほんまに。
まあ、それを言うならめちゃくちゃ面白く言ってほしいよね。せめて。
そうやねえな。笑えるんだったらいいよ。
なるほどね。俺の時はは言わないようにしてるんですね。
そうそうそうそう。それは言わないようにしてるのと、あと過去の栄光をちょいちょい出してくるのはしないようにしてる。
過去の栄光、なんか賞を取ったとかそういうやつ?
まあ、例えば楽曲で言うと、この楽曲はここまで行った、このアーティストに歌ってもらったんだよとかそういうことを、
まあ、自分の中ではそれはすごい宝物みたいなものなので、大事にはしてるものの、それをわざわざ公言する必要はなくて、
それってすっごいダサいと思うんですよ。本当に悪いけど。
言ってもいいけど、なんかそれを断るごとに出してこなくていいと思うんですよ。
まあ、だからそれを断るごとに出すってことは今があんまりなんですかねっていうふうに。
そうそうそうそう、そうなのよ。鬱陶しいおじさんにはなりたくないの。30代はね。
ふと出てきたりすんの?危なっていう時あるの?
だってさあ、やはりもゆうしさんこれちょっともうめんどくさいんですわっていうような相談がね、
例えば仕事上で部下から会ったとして、例えば文字を入力するだけで何かが生成されるものを僕が構築していたとするじゃないですか。
で、それを渡している部下には、だから彼は文字を打ち込むだけで良いという、それをめんどくさいと言いやがる。
そういうケースだったとして、いやいや俺はそれを作ったんだぞとか。
それは言いたくなるかもな。
そう、それはできるまではもっと大変やったんだぞとか、そういうことをつい頭の中ではぐるぐる思ってんねんけど、それを言うとほんまにめんどくさいおじさんやなと思って。
まあそうよね。言われた方は困るよね。ありがとうって言えばいいんすかみたいな。
なんか恩恵せがましいっていうね、こういうの。
確かに。
20代の時より何が変わったっていうと、本当に年下の人に鬱陶しいとか、この人やりにくいなって、さっきも言ったけどその威圧感とかそういうことじゃなくて、
この人ちょっとなんか嫌だな、話しかけたくないなって思うような人にはなりたくないなと思って。
そういう気持ちはすごい強くなった30代。
でも大事かもね。ここからどんどんそういうのがちゃんと表面上で考えてないと、スッと出たりすると思うわ。
しゅうさんは30代は破る局面に入っていくっていうふうにおっしゃっているけど、僕はどっちかというと、ちょっと違う意味かもしれないですけど、守ってる部分の方が多い気がする。
破るとちょっと大変なことになってしまうかもしれないから、あえて守る方に気を割いてるってことか。
気がするな。これはもしかしたら正真物、ある意味正真物なのかもしれないけども。
前の大阪でやったポドキャストのイベントのステージでもさ、ちょっとお話ししたことと被っちゃうんですけど、その時聞いてもらった方がもしいらっしゃったら、
20代30代前半とかで、自分の中では20代はともかく30代35歳ぐらいで、もう十分やってるよとか思ってたわけ。
思っちゃうわけ。それなりの仕事も任されるようになってくるから。
年齢を意識しない姿勢
僕で言えば、一応その頃には結婚して子供もいて家庭を持っててとか、こうしてもいいちょっと20代とは随分違う生活スタイルにはなってたわけね。
で、自分なりに歳も食ってきたぞと思っててわけ。だけど、上の人から知ってみたら、その頃の僕って別にそうでもないわけ。
まだまだこれから先があるぞと、これから苦労することはもっともっとあるぞと、まだまだだよこれからだよと言われてたわけ。
いや、僕は今精一杯やってるのに、なんかそう言われるのがすごい尺やったわけね。
なんかちゃうな、なんかモヤモヤするなとかって思ってたんだけど、ほんま最近この38、39の目前になってぐらいから、
もう40前だよな、森口もって、そんだけ頑張ってきたもんなっていう風に言ってもらえるようになったんですよ。
これがね、すごい上の方から声をかけてもらうことで一番変わったところで。
認めてもらったじゃないけど。
そう、先輩方に追いついてるとはとても言えないけども、でも一旦今の段階で森口くんも頑張ってるもんなっていう風に言ってもらえるようになったのがすごい嬉しいんですよ。
追いついてきた感じや。
そうかな。
でもそれいいな。俺あんまそういうの言われないな。
そう?
あんまだからどうなんだろうな、年齢を意識しない業界なんかもしれないな。
あんまそうかもしれないですね。
それさ、ほんまなんか自分をタイムマシンで見たいなって思うんですよ。
いやー恥ずかしいわ。
25歳とかさ、26歳、27歳。
いやーもう、クソ生意気やったよ、もう。
でも森口さん言うみたいに頑張ってはいたじゃないですか。
やってたよ、やってたやってた。とりあえず何とかしないとみたいな。
まあそうやね。
焦燥感みたいなところもあるし。
でもある一定生意気だったもん。
その先輩があった上司にでも、僕はですけど平気で違うでしょとか言ってた。
まあまあそういう尖りはあるんじゃないですか?
そういうエネルギーはあったよ。
今はないっていうか、そういうのをまるっと考えれるようになったんだよね、きっと。
いやーでもすごいなー。
歯に突入するのかなと今から期待していますって自分に期待してるっていうのは素晴らしいよね。
かっこいいよ。めちゃくちゃかっこいい。
どこの年代でどういう風な姿勢でいるべきだとかそういう答えっていうのは決してないと思う。
だってあのちんさん聞いてるけど、2人ともかっこいいなと思って聞いてるもん、いつも。
いわゆるシュッとしているっていう。
切れ味もあるのに、でもなんかバッサリバッサリ切ってるだけじゃないんだよな。
ロンリーみたいなのが裏側にちゃんとあるから、ただ単に暴れて切ってるだけじゃないみたいな。
ただ単に暴れて切ってるのはウチですからね。
40代前後のパーソナリティ
そうですよ。それこそね、40代前後のパーソナリティがやってる番組の一つじゃないですか。
これね、僕若い世代の方が聞いてくださってたとして、すごい煙たい番組だなって思われたくはない。
それはだから今回の話でもりふさんが言ったようなこととも通じるってことだね。
通じるし、特にこういうテーマをいただいてお話をさせてもらうと、ついついやっぱりロンみたいなことを言いたくなっちゃうじゃないですか。
気持ちはいいからね、喋ってる方は。
そう、だけどそれはなんかね、自分が気持ちいいだけじゃないですか。
だからそういうのはなんかない番組で続けていくんだったら続けていきたいなと思います。
なるほどね。
求められるなら、ですかね。
そうね。
あのひちんもこ破ったんださん、かっこいい30代をぜひ過ごしていただけたら僕たちも嬉しいなと思います。
僕たちも嬉しいな、そうですね。
はい、今週のわくわくラジオ、そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
久しぶりの真面目回でしたね。
もうちょっとドギマギしたよね。
ドギマギしたね。
でもたまにこういうのがあると、汗かいていいね。
新陳代謝がいい感じです、番組としてもね。
考えて喋るとこあるからね。
どういうお気持ちで聞いてくださったかとか、ちょっとお便りとかツイートとかでお聞かせいただけたらすごく僕たちも参考になるし、まさに励みになりますので。
ぜひよろしくお願いいたします。
あの陳さん目指して我々も頑張りましょうか。
頑張りましょう。
声が。
息切れしてるからね。
はい、それでは次回ですけども7月8日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
はい。
それでは本日も最後までお付き合いありがとうございました。お相手は森口と。
三田村でした。
はい、それでは次回ですけども7月の8日。8日?8って8日?
8って8日。
8日ですね。
8って8日。
8日。
おー、38歳。
はい。
8は8日です。
はい。