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みなさん、おはようございます。しょーへいです。
4連休が終わりましたね。
終わりましたというものの、
水、木、金、あと3日間働くと、また土日がやってきます。
4連休ゆっくり休めなかったという方は、もうちょっと頑張って、この土日を目指して頑張っていただけたらと思います。
僕は育休をいただいているので、この休み感覚っていうのがあんまりないですね。
周りの人たちが休んでいるかいないかに関わりなく、お家で育児と家事やってます。
非常に恵まれた環境で育児させていただいていて、本当にありがたいことなんですが、
普通に仕事していた方が楽なんじゃないかって思うぐらい忙しいです。
しんどい。しんどいというか、全部初めてのことですからね。
初めてのことをするときっていうのは、なかなか力を使うものでございます。
男性の育休をぜひどんどん取得していただきたいなと思いますね。
こうやって仕事をするだろう、休みを取るだろうという話って、やっぱり一般のサラリーマンの人たちってお金を稼ぐためにやっているわけですよね。
お金を稼ぐっていう部分で面白いトピックがあったので取り上げてみたいと思います。
先日、これは9月の17日なんで、休みの前ですね、4連休の前にパナマという国でコーヒーの品評会がありました。
これ毎年行われているんですけれども、そのベストオブパナマ、パナマで一番のコーヒーを決める品評会に出されたあるコーヒーが1ポンドあたり1300ドルを記録しましたっていうニュースなんですが、
あまりピンとこないですね。これ1ポンドとかドルで言っちゃってるんでピンとこないかと思うんですが、
皆さんコーヒーって100グラムいくらぐらいで買われますか?
100グラムを多分コーヒー屋さんに行って、スペシャルティーコーヒーのコーヒー屋さんでだいたい700円800円ぐらいだと思うんですよね。
安いところだと650円とかで売ってたりとか、高いところは生豆の入荷の金額にもよるので高い方は結構いくらでもあるんですけど、
一般の店頭に並んでるものって、ちょっと今年いいやつ入って、これは特別な高い豆なんですよって言って、おそらく100グラム3000円とか4000円ぐらいだと思います。
その辺のお店に売ってるのは。もちろんそういうものを専門に取り扱っているところとかもありますので、有名どころで言うと、
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丸山コーヒーさんとかサルタヒトコーヒーさんとサザコーヒーさんといったようなところは、もちろん安い豆も置いてますけれども、高級な豆も置いてますよっていうような感じです。
このパナマゲイシャ。ゲイシャっていう種類の豆だったんですけど、今回の1位を取ったのがね。
実はこのゲイシャが毎年1位を取ってるんです。
2004年にこのパナマであった品評会で、とあるゲイシャ種っていうのがものすごい金額で売られるようになってから、ある種のブランド化がされてます。
ベストオブパナマといえばゲイシャ種なんですけれども、今回1300ドルっていうのが日本円に換算すると、1ポンドっていうのがだいたい450グラムとかなんですね。
それで割るとちょっとめんどくさいので、1キロって考えてみましょうか。
なので2点何ポンドかなんですけれども、そうするとだいたい2800ドルぐらいになりますよね。
これが日本円に換算すると30万円ぐらいとなります。
1キロ30万円ですよ。1キロ30万円。
さっき僕100グラムが700円とか言いましたよね。100グラム1000円だったとしても、1キロにしても1万円じゃないですか。30倍ですよ。
これね、生豆の状態なんです。
普通は、これはビジネスなんで、コーヒー屋さんっていうのは生豆の卸しの会社から、もしくは自社でそういう取引をしている会社もありますけれども、基本的には日本で栽培されているわけじゃないので海外から輸入しますよね。
その段階で1300ドルっていうのが30万円。1キロ30万円がまだ豆の状態なんです。焼いてないんですよ。生豆の状態なんで飲める状態じゃないんです。
これを飲める状態にして売り出したら何本くらいになると思いますか。
だいたいね、3掛けくらいで考えると、普通のビジネスだったらね、飲食業っていうのは3掛けでやるってよく聞くと思うんですけど、もちろんそればっかりじゃないですよ。パーセンテージはその会社の方針によって変えたりとかしてますけれども、基本的なところで言うと入荷の材料費の3掛けで考える。
そうなるとですね、3掛けというかフードコストが30%になるように考えると30万円なんで、そのまま考えると100万円。1キロを100万円で売る。
1キロを100万円で売るってことは、100グラムを10万円で売るってことです。焼いた豆を。
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焼いた豆100グラムを10万円で売るってことは、1杯あたり20グラム使うとすると2万円ですよね。1杯2万円ですよ、コーヒーが。買います?
いやでもきっとすごい美味しいんでしょうね。僕には買えないけれども、もしかしたらもっと高い値段をつけたりするかもしれません。
ここの値段付けのところは結構難しいので何とも言えないんですけれども、コーヒーのプロの方で畑山さんって、YouTubeとかやっておられる、以前豆を焼いておられる方なんですけれども、ドリップのチャンピオンにもなって、バリスタチャンピオンシップでもチャンピオンになられた方いらっしゃって、
この人は値段はつけられないけれども、もし自分が値段をつけるとしたらこのぐらいで売るだろうというちょっと希少な豆を飲ませてもらったらしいんですね。そういった希少性とかもやっぱり乗っかってくるのも考えると、ただただ味が美味しければいいというわけではないんですが、その時は1杯5万円ぐらいで売ってもいいようなコーヒーを飲んだと言ってらっしゃいました。
何が言いたいかというと、コーヒーの市場ってまだまだ伸びしろがあって、これだけ大きなお金が動いてるんですね。特にそういったところ、今回のベストオブパナマの品評会でもたくさんの中国のコーヒーの会社がセリに参加して落としていっているというところなんですね。
ブーム的なものももしかしたらあるかもしれませんが、コーヒーというもの自体が今までかなり安い値段で叩かれていたことを考えると、今後このスペシャルティーコーヒーというものがどんどん値段が上がっていくというか、値段の高いものが出てくるという感じになってくると思うんですよ。
ワインとかはもうすでにそういった地位が確立されていて、1杯何十万円とかするワインってザラにあるじゃないですか。これはエイジングができるというか、寝かせることができるので希少性がどんどん高くなって、古いワインだと高くなるというのももちろんあるんですけれども、コーヒーはあまり寝かせて飲むものではないので基本的には。
そこがないにしても、1杯2万円とかのコーヒーが出てくるように今後なっていくんじゃないかと僕は予想しています。もっと富裕者層に響くような売り方をしていけば、コーヒー業界というのはすごくポテンシャルがあって、ビジネスチャンスもその分あると思います。
これは畑とか豆の話ですけど、そういう原材料のところでビジネスチャンスがあるのであれば、当然ウル側、コーヒーを提供する喫茶店であったりだとかにもビジネスチャンスはまたまたありますよね。
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そういったところで、そういうお金が儲けたいというよりは、僕はこのコーヒー業界が全体で盛り上がっていくためには、持続的にやっていくためにはお金が必要なので、お金の回し方という点で、こういう1300ドル、1ポンド1300ドル、1キロ30万円の豆が出てきたというのは嬉しいことだと思います。
今後もそこを注目して話をしていきたいと思いますし、みなさんも見とくと楽しいですよ。こういう品評会とかで出てくる豆というのは、いつか飲んでみたいな、いつかね。そんな感じでコーヒー業界、これからも盛り上がっていったらいいなと思います。
ではでは、今週、今日はもう水曜日ですけども、あと3日頑張って週末まで乗り切りましょう。それではまた、バイバイ。