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和田おはまです。今日は、恩送りという考え方についてお話ししてみようと思います。
恩返しというのは、よく言われる、よく使う言葉だと思うんですけど、
誰かに何かをしてもらったら、それをお返しするという考え方ですよね。
例えば、親に恩返しをするとか、すごくお世話になった人に何か恩返しをするというのは、
一般的な言葉で、実際にやってるよっていう人も多いと思うんですけど、
例えば、直接恩返しができない場合っていうのも結構あるんですよね。
例えば、すごく仕事ができる先輩に、いろいろ助けてもらったり、アドバイスをもらったけど、
その先輩に対して、自分が何かしてあげられることはないなっていう時に、
その先輩には何もできないけど、例えば、自分がしてもらって嬉しかったことを、
今度、自分の後輩にアドバイスしてあげたり、仕事のフォローしてあげたりということで、
その先輩には直接返せないけども、そのもらった恩を送っていくっていうのが恩送りっていう考え方なんですけど、
私、これ結構いいなって思ってて、なかなか、ギブアンドテイクとか言いますけど、
これだけもらったから、これだけ返すとかって、なかなか人間関係って、数量で測ってその通りにとかいかないですけど、
やっぱり、自分がしてもらって嬉しかったことっていうのは、いずれ自分がそれができる立場になった時に、
その時にそれをしてあげられる人にしてあげると、それに対して別に自分に返してくれなくていいから、
また、今度あなたがそういうことができるようになった時に、またそれを必要な人にあげてねっていう形で、
恩を送っていくっていう考え方ができたら、すごい素敵だなっていうふうに思います。
これって何もすごいことをしてあげるっていうことに限らなくて、
例えば、ちょっとしたことを見つけて、その人のいいところを見つけて褒めてあげるだったりとか、
ちょっと何か困っている人がいたらフォローしてあげるとか、そんなちっちゃなことでも、
自分ができることをやっていくことで、やっぱりそれで救われる人もいると思いますし、
そういう形でしてもらって嬉しかったことを、また誰かに自分ができる立場になった時に返してあげるっていうのは、すごく素敵だなって思います。
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これってやっぱり自分自身に余裕がないと、なかなかそういう、何かフォローしてあげたりとか、
人のことを面倒を見てあげるっていうのはできないことなので、
そういう意味では、今それをしてあげられる余裕のある自分っていうことに感謝をしながら、
私も本当にたくさん、証券会社で仕事してた時とかすごくお世話になったけど、全然返せなかった人とかいるんですけども、
やっぱり違う形であっても、これからいろんな人に還元できる自分であったらいいなっていうふうに思います。
ということで、今日も最後まで聞いていただきまして、どうもありがとうございました。