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和田おはまです。最近の旬の話題として、育休中のリスキニング、学び直しということで、岸田総理がそういうのを支援していくという発言をめぐって、結構いろんな意見が出ているようなんですけど、そのことでちょっと思うことをしゃべってみたいなと思います。
あくまでも私の個人的な意見にはなるんですけど、私自身は2人の子育てをしてきたんですけど、言っても30年くらい前の話で、当時はまだ育休を取る人自体が珍しかった時代で、ましてや子供を産んでから働くということ自体があまり主流ではなかった時代でした。
私自身も長男と次男と2歳違いで産んで、全部で3年間まるっと休んでたんですけど、その間にキャリアアップとか資格を取ろうとか、いわゆる自己投資とか全くしない状態でまるっと育児だけをしていて、
周りも、お母さんが自己投資をして、キャリアアップなんていう言葉は当時はなかったですし、そういう感覚自体は私もなかったんですけど、
その後、子供が1歳、3歳の時に職場に復帰をして、その後でファイナンシャルプランナーの資格を、証券会社にいたのでAFP、CFPと取っていったんですけども、
その時は子供が小さい時に勉強する時間を確保するのは結構大変で、子供が寝た後とか土曜日の朝とか土曜日の朝に早めに起きてやるとか、会社の昼休みにお弁当を食べた残りの30分でとりあえず問題集を解くみたいな感じでやってました。
今言われているのは育休中にということを言われていて、それに対して育休中はそんな余裕なんかないでしょうっていう人もいれば、リスキニングをしたくても、それにお金がかかったらできないからお金を出してもらいたいみたいな話とか、いろんな意見があって、みんなそれぞれ自分の立場で言っていると思うんですね。
実際、子育てと言っても、子供自体の育てやすさとか、例えば夜にまとめて寝てくれる子なのかとか、すごく活発で全然目の離せない子供さんなのかとか、あとは自分の夫だったり実家だったり頼れる人が周りにいて、ある程度サポート体制ができているかどうかとか、
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そのあたりで事情って本当に変わってくるので、一概にこうした方がいいとかっていうことは言えないと思うんですね。
ただ思うのはですね、意見の中でお金を出してくれたらそういう学び直しというか、そういうことをやるのにみたいなことを言っているのは、それはちょっとどうなのかなって思いました。
私もそうなんですけど、やっぱり無料だったり安く手に入れたものって、なかなか大事に扱わないと思うんですよね。
例えばルイ・ビトンのカバンが1000円で売られてたとして、あれ本当のところ革じゃない部分の方が多いですし、じゃあ原価どのくらいなんだろうって言ったら、
今特にああいうのすごい値上がりしてて、本当にすごい値段になってますけど、じゃあそれだけの価値があると思って、例えば10万円で買ったカバンってなったら、そんなに存在には扱わないですし、
近所に雨に濡れながら買い物に行くときに、じゃあこれ持っていきましょうってなかなかならないと思うんですよね。
それはやっぱり自分がお金を払っているから大事にするっていうところがあって、それは今いろんな事故投資とかも、お金をかければいいっていうものでもないですけど、
でもやっぱり無料の情報で何とかしようって思っている人は、やっぱりそこを大事に扱うのは、私はちょっと難しいかなって思うんですね。
なので、もちろん経済的な理由でそういうリスキニングを諦めてしまう人が、ちょっと援助してくれればできるのにっていう人とかももちろんいると思うので、
そういう場合に機会を与えてもらえるっていうのはいいことだと思うんですけど、じゃあ何でもかんでも無料でやったらいいかっていうと、
本当に学校の勉強なんかがそうだったと思うんですけど、小学校、中学校、高校もほとんどの人はみんな高校に行って、そこで勉強するのってやっぱりやらされている感というか、
大人になって、さっきのCFPの勉強とかしているときの方が、時間ないけど頑張ろうみたいな感じで、結構真剣に勉強してたなって思うと、やっぱり何でも無料とかお金をかけずにできるのが、
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その人のためになるとは限らないんじゃないかなって思います。ということでちょっと私にしては長い放送になっちゃったんですけど、最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。