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2021-04-21 12:13

194. 木の年輪から1000年以上前の太陽を明らかにする!?なハナシ

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太陽は11年の周期で活動的な時期とそうでない時期を繰り返します。

そんな中で、地球に歴史的な大寒波をもたらした周期が。

その謎を木の年輪から解明しようとする、ちょっと変わったお話を一つ。


本日の放送は『コウフシ イシカワ チリョウイン』さんの提供でお送りしております。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、甲府市石川治療院さんの提供でお送りしております。甲府市石川治療院さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠については、オンラインショップで販売しておりますので、天文やスペースベースで検索してみてください。
こちらでの売上はですね、私のこのポッドキャストを日本一のポッドキャストにすべくですね、設備投資であったりだとか、
あとはインタビュー台だとか、諸々に使わせていただきますので、興味ある方は天文やスペースベースで検索してみてください。
リンクも概要欄に貼っておきます。
ということで、今日の本題はですね、太陽の活動周期というところで、歴史的に寒かった地球の大寒波を起こした太陽の動き。
これがなんと、木の年齢からわかる、そんなお話をしていきたいと思います。
これ面白いのが、太陽というのは私たちの生活を支えている非常に重要な存在なわけですが、
この太陽の活動の揺らぎによって私たちの生活っていうのはかなり変わってきてしまうんですね。
すごく暑くなったり、すごく寒くなったり。
そんな中で、歴史的大寒波と言われるのが17世紀とかに発生してるんですね。
それも太陽の活動によって変わったものになっているというところで、今回はそんな歴史にひも付いたお話、
そしてその大寒波を起こした太陽の活動に新しい特徴が見られた、そんな研究のお話を交えて紹介していきたいと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の緊急報告、活動報告になりますが、
冒頭で毎回スポンサー枠っていうのを募集させていただいているわけなんですけど、
こちらで募集している目的っていうのが、日本一のポッドキャストチャンネルにするというところを掲げているわけなんですね。
そんな中で、今実はすごくポッドキャスト調子がいいです。
これはもう完全に皆さんのおかげなんですね。ありがとうございます。
どれぐらい調子いいかっていうと、日本国内今54位まで来ています。
オールナイト日本とか、また芸能人の方がやってるポッドキャストとかがある中で、日本国内54位まで来てるんですね。
今までの最高ランクが43位とかなので、もしかしたらそこを狙っていけるんじゃないかと今ちょっとワクワクしているところです。
03:09
どうしてもそこを狙いたいなと思って、さっきツイッターで呼びかけさせていただいたんですね。
どうしてもランク上げてくれみたいな。
そうしたらすごくリツイートしてくださる方がたくさんいたので、今回このツイートの特典としてリツイートしていただいた方の名前全員を読み上げると言ったので、
こちらで読み上げさせていただきます。
順番に行きます。
ゆうすけさん、まーやさん、中村智也さん、ジグさん、ZIGさん、たいがさん、けいちゃんさん、大葉さん、ローアングラー上尾さん、
こうさん、ポッドキャストリツイートBOTさん、かっかさん、さのよいよいさん、ま、ま、まかおっとさん、
あーいえばこういうポッドキャストチャンネルさん、朝日の音ノートさん、わやし、スカシウマラディオ配信中さん、にのさん、
これら18名の方のご協力のおかげで、チャンネルすごい拡散することができました。
本当にありがとうございます。
でですね、今回のこのツイートいろいろしていただいたおかげで、もしかしたらまたランキング伸びるかもしれませんので、
ここからガンガン躍進していく姿、楽しみにしていただけたら嬉しいかなと思っております。
で、ポッドキャストのこの配信始まりましたとかっていうのは、ツイッターとかインスタグラムとかでいろいろ書いたりしているので、
ちょっと日常気になるななんていう方もぜひそちらも覗いてみていただけると嬉しいです。
とにかくこの皆さんに応援してもらってるなっていうところをすごく実感できる、そんな数日を過ごしておりまして非常に嬉しく思ってます。
これからもガンガン更新していくので、皆さん応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
ということで、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、木の年輪を見ることで太陽の歴史が明らかにできるというお話をしていきたいと思います。
で、今回の話は最終的に地球に起こった歴史的な大寒波を生み出した太陽が異常に活動性が低かった。
そんな頃のお話までつながっていく、ちょっとスケールの大きな話になってきます。
そもそも大寒波とか云々の前に、なんで太陽と地球の環境が関係あるのかっていう話なんですけど、太陽っていうのは11年の活動周期というものを持ってます。
有名なのが、太陽の表面にできる黒点と呼ばれるものですね。
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この黒点と呼ばれるものは、太陽の磁場の活動、太陽がすごく活発になると黒い点がボコボコできて、逆に太陽の活動がおとなしくなると黒い点々、黒点と呼ばれるのは表面から見えなくなるんですね。
この黒点を最初に見つけたのがガリレオだと言われています。
望遠鏡を作ったのもガリレオで、その時に太陽の表面に黒い点があることを初めて明らかにしたというところから始まっている歴史があるんですね。
これ以外にも、例えばその黒点っていうのが増えたり減ったりするのと一緒に、太陽から出てくるX線の量も増えたり減ったりと同じペースで変わっていたりします。
これを太陽の11年周期と呼んでいて、活動が高いときは比較的地球が暖かくなるというか、逆に言うと活動性が低いときに地球がすごい寒冷化する傾向もあったりしたんですね。
それの最たる例というのが17世紀に起きたマウンダー曲昇期と呼ばれるものです。
こちらは本当に太陽の活動が止まってしまったんじゃないかと思うぐらい、太陽の活動が静かになっていて、この頃ですね。
それのせいで、例えばロンドン、イギリスのテムズ川と呼ばれる川がですね、全部が凍りつくされて、凍ってカチカチになってしまったというようなのが起きたのも、このちょうど太陽の活動性がめちゃめちゃ低いマウンダー曲昇期と呼ばれる時期だったりするんですね。
その中で地球上、かなりいろんなところで害が出ていた。日本でもこの太陽の活動が本当に直接的に関わりがあるかはわかりませんが、同じ時期に島原雨草一揆が起きたりとかで、太陽が世界中のこの歴史的な出来事を作り出している。
なんといっても過言ではない状況があった。ただ、これがなんで11年の周期回っているのかなんていうところは今までわかっていなかったり、あとはそういう寒冷期、太陽の活動がすごく抑えられてしまう時期とかがやってきた、やってくる前兆とかがあるのかなんていう話も結構注目されていたりするんですね。
今回はその太陽の活動とすごく密接に関わっている木の年輪を調査してあげたっていう地球上での宇宙に対する研究が行われました。
これどういうことかというと、年輪って木が年を重ねれば重ねるほどバームクーヘンみたいな輪っかが増えていくという感じになるんですけど、その輪っかの中に含まれる炭素、空気中の成分をいろいろ取り込んで木っていうのは大きくなるので、あの年輪の中にはその当時の空気の成分みたいなのが意外ときれいに残っていたりするらしいんですね。
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その中の炭素、炭素の量を調べてあげたときに、太陽の活動性とよく一致するような傾向が見られると。
なので逆に言うと、この炭素の量っていうのを見てあげられる。そして木の年齢が樹齢1000年とか2000年とかってなってたときの、そういう木を調べてあげることで、それ逆に言うと太陽の活動性っていうのを木から見積もることができると。
昔、太陽を観測できなかった時代の太陽の姿を木から予測できる。こんな不思議な研究が今進んでいるんですね。
もちろん17世紀とか数百年前の話ですから、それぐらいの木の情報っていうのはいくらでもあると。そういうのを調べてあげた結果、太陽の11年周期の中で最も小さかったマウンダー極小期と呼ばれる時期の3つ前の11年周期。
こちらの時が、なんと11年ではなくて16年続いていたというふうに、今回の木の調査から明らかになったと。
さらに、その次ですね。マウンダー極小期という地球に寒冷気をもたらしたマウンダー極小期の2つ前の周期、11年周期の2つ前の周期は、なんとそちらも12年から15年ぐらい続いていたんじゃないかと言われてるんですね。
なので、歴史的な太陽の低い活動性が起こる前に、ずっと続いている11年周期っていう波が崩れると。その崩れたことによって、しわ寄せなのかどうかわからないけど、そういう極小期っていうのがやってきてしまったっていうところで、それが結局地球に大きな損害をもたらした。
なんていう研究が今回明らかになりました。なので、実際に見ることができない昔の姿っていうのを地球上の別の物質から発見することができるという、これまた面白いお話でした。
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