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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。今回は、惑星の中から熱を起こすフレアの知られざる一面。こんなお話をしていきたいと思います。
太陽フレアみたいな表面の爆発が起こって、ものが惑星に飛んできた。そうすると、そのせいで、中から星が温められる。なんとも不思議な響きだけど、実はドライヤーとかと同じ原理だね、みたいな。そんなお話をしていこうと思っておりますので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
それではどうぞ。
2023年12月23日。始まりました。
佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードがこちら、1176話目?いや、1170話目か。を迎えるというところになっております。
すごい。あと30話で1200ですね。みんなで一緒に迎えられたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで、もう年の瀬ですね。毎日毎日ポッドキャスト更新して、もう2023年終わるというところで、毎日サボらずに一応更新できているのは、少しだけは誇らしい気持ちになってもいいのかなというところを思っております。
そんなこんなで、今日もフレアの話をしていこうかなというフレア特集になっております。
ちなみに、今日の月例で言うと、12月23日土曜日なので、もうかなり月が大きくなってきている頃ですね。
今月の満月は12月の27日になっているので、年内最後、12月は夜の晴天率とかも高いので、ぜひ満月見て、今年も終わるんだなみたいな、何回満月見たかなみたいな、そんなところ楽しんでいただけたらいいんじゃないかなと。
思います。
多分もう年内、目星天体現象みたいなのはないんじゃないかなと思うんで、ゆっくりお掃除するなり、仕事をおさめするなり、皆さんね、ゆっくり過ごしていただけたらと思います。
ちなみに僕は、12月の29日とか、何なら30日も仕事してるんじゃないかなっていうような、かなりバタバタな日々を過ごしていく感じになっているので、
ギリギリまで仕事の方だったり、年末年始別に休みじゃないよっていう方は、
一緒に頑張っているやついるなと思ってくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。
ということで、本題いってみましょう。
今日の本題、どんなお話をするかっていうと、僕たちが今地球にこうやって住んでいる状態、この状態を作り上げているのは、果たしてどんな要素があったのか、
それの一つに、なんと、恒星フレアが関わっていたんじゃないかという、そういう研究結果を紹介させていただきたいと思います。
恒星フレアと地球の内部加熱
簡単に言うと、地球ってある程度の熱があって、その熱量のおかげで、この太陽系というか、太陽系の中で地球が住みやすい状態が保たれているっていう、そんな感じなんですよね。
じゃあ、それに比べ、そういう状態を作る。つまり、地球が内部から熱的なものを作り上げるっていうところが、どういうステップを踏んでいるのか。
その中の説の一つとして、
フレアがいい仕事してるんじゃないかなっていう、そんな研究結果が出ていたと。
これはかなり興味深い研究だったので、紹介していこうかなというふうに思っております。
で、どういうことかっていうと、フレア発生します。
まあ、太陽フレアとかみたいに、表面でボーンって爆発して、その影響で周りに物を撒き散らすと。
爆風が飛ぶみたいなイメージですね。
で、そうすると、恒星の表面で発生する爆発によって、
コロナ質量放出、コロナルマスイジェクションと呼ばれるものが発生します。
で、この吹き飛ばされた物質っていうのが、地球にぶつかると、表面的にかなり害が出るっていう話、これまで何度かしてきたと思います。
この文脈で話している内容のこと全体を、宇宙天気っていうふうに表現していて、
宇宙の天気ですね。
太陽フレアが発生して、物が飛んできたら、
例えば、地球の磁気に影響を及ぼして、地上に大停電を引き起こすとか、
あとは、地球の大気と相互作用を起こして、オーロラを発生させるとか、
あとは、大気、地球を温めて、大気が膨張して、それによって人工衛星の制御が難しくなってくるとか、
それによって破壊された人工衛星もいくつかありますね。
それこそ、スペースXのスターリンクとかも、
そうやって破壊された人工衛星の一部です。
そんな被害が表面的に発生することは、
恒星フレアにとって結構有名な話というか、
僕も何度も話しているぐらい、メインの影響の一つではあるんですよね。
ただ、そうではなくて、地球を内側から、惑星を内側から熱するっていうような、
そういう作用もあるんじゃないかというふうに、
言われています。
宇宙天気とその影響
今回の研究、どんなものかっていうと、
フレアが発生して、バーって、
コロナルマスイジェクション、コロナ質量放出っていうのが発生しますね。
その発生した物質に、磁力っていうのも備わっているだろうと。
これは確かにそうで、どこまでその磁力がキープされるか分からないけど、
そもそもフレアが発生するタイミングっていうのは、
そのものすごい強い磁力が、バチンとくっつき合うみたいな形で発生したりするんですよ。
だから、フレアと磁力っていうのはものすごく密接に関わっていて、
で、その磁力を帯びている状態のまま、コロナが放出されうるんじゃないかと。
ここがね、ちょっとどこまで強い磁力を持ちうるのかっていうのは、
もうちょっとなんか細かい研究見たいなと思ったんですけど、
そういう状態が発生しうるっていう研究、
そういう結果が出ていて、そうすると何が起きるか。
僕たちみたいな大気を持っている惑星がありますね。
その惑星をその磁力の塊のまんま、ブワーッとそこを突き抜けるような形で、
噴出されたコロナっていうのが飛んでいくと、宇宙の果てに。
で、そうやって磁力を持っていたり、その中で電気的な性質を持っているものが、
地球みたいな惑星の中をバーッと通る。
何が発生するかっていうと、その惑星の中にある電気的な性質だったりとかと相互作用を起こして、
そこで熱を発生させると。
で、この発生する熱の種類とかっていうのは、
例えば中学校とか、小学校でやるのかな、理科の実験で電流流して、
で、その真ん中に抵抗を置いておくと、それが熱に変換されるみたいなのあるじゃないですか。
それは電気の力が、
熱に変わっちゃってるみたいな。
ドライヤーずっとバーッてやってたら、コンセントの線の部分ちょっと熱くなったりするんですよ。
僕、犬を家でシャンプーして、最後人間のドライヤーでバーッてやってるんですけど、
人間だとせいぜい10分くらいドライヤーかけるんだけど、
だいたい20分とか30分とかドライヤーバーッてやってるんですよね。
そうすると、その線がめちゃめちゃ熱くなる。
そうか。
その例出したけど、そもそもドライヤーもそうっすね。
ドライヤーも電気バーッて通したら、その中の抵抗に熱がバーッてかかって、
その熱風を僕らは浴びてるみたいな状態。
あれの超すごい宇宙規模バージョンみたいなのが、
惑星でも発生するんじゃないかというところの研究結果が今回紹介されていたというような形ですね。
そうすると、僕らの住んでる地球とかっていうのは、
放射線を放出する元素とかがたくさんあって、
そいつらが熱を発生させることで、地質学的なプロセスをどんどん進めていってるんですよ。
だから地球自体は熱も持ってるし、どんどん地質学的にも進化していくみたいな。
そういうプロセスがあるんだけど、
他の星で本当にずっとそんな放射線によって熱がどんどん発生するなんていうことは、
ちょっと難しそうだと。
で、他にも熱を発生させるプロセスとして、今回言ったみたいな、
ドライヤーをつけるみたいな形で、外から電気的な磁気的な外力をバーって与えてあげたら、
惑星、加熱するんじゃないの?みたいなところで研究、理論的な研究が進んだって感じですね。
トラピストワンと恒星フレア
今回のこの計算っていうのは、トラピストワンって呼ばれる太陽系以外の惑星っていうのが見つかって、
え?みたいな、地球っぽい惑星あるじゃん?みたいなので、
2017年とかに世界中をものすごく騒がせた天体なんですよ。
で、実際この天体が発見されて、そこに生命はいるのかいないのかみたいなので、
世界中の研究者がクイックに分析とかしてて、
僕もその中の流れで、恒星フレアの研究してたから、
今日話したみたいな、トラピストワンっていう天体で起こるフレアに、
ついて、過去にでかいフレア起こってないかとか、フレアが起きてるっぽかったら、
どういう性質のフレアが発生してるのか、どのくらいの温度でどのくらいの爆発規模だったのか、
というところを研究してみたこともあるぐらい、
実は世界中の天文屋っていう人だったら結構知ってるのが、このトラピストワンって感じですね。
宇宙好きの人も結構みんな知ってるんじゃないかなと思ってて、
とにかくこういう、
生命が、
生まれうる環境として、よく知られているところで、
まぁ今回の研究みたいに、フレアによって、まるで、
ドライヤーをつけるかのように、
惑星の中から熱を生み出すプロセスっていうのが、
あるかもしれないっていう、そんな研究結果、ちょっとね、紹介させていただきました。
いやぁ、面白いですね、これ。
まさか、フレアっていうのは結構、表面的にいろんなものに作用するだけだと思ってたから、
こうやって内部から影響を与えるっていうのは、かなり面白い。
傾向だなぁと思って、紹介させていただきました。
そんな次第でございます。
はい、ということで、まぁ今日の本題は以上にさせていただきます。
エンディングでーす。
マヌカハニーと連載のお知らせ
でですねぇ、
いやぁ、もう、
今週、この2週間くらい、ほんとに仕事バタバタだったなぁと思って、
で、その中で、体調も崩してたじゃないですか。
今はもう結構、声とかも、ある程度復活してきたけど、まだ若干喉痛かったりするんですよね。
でまぁ、そんな中で、
あのー、ポッドキャストのコメントでも、「マヌカハニーいいっすよー!」って、誰か言ってくれたじゃないですか。
で、「うわぁ、顔をどれにしよっかなぁー!」と思ってたら、
あのー、周泳者の、あの、読みたいで、僕今連載させてもらってるんですけど、
その連載の、こう、担当してくださってる方も、
いや、マヌカハニーマジでいいっすよ、みたいな。
あの、ポッドキャストでね、紹介、あの、リスナーの方から言っ、来てましたけど、コメント。
マジでいいんで、おすすめです、みたいなので。
リンク送ってもらったんで、マヌカハニー買って、今、毎日、ベロベロベロベロ舐めてます。
結構、いい感じかなーっていう。
実は、このマヌカハニーの、食べる前、もう、
めっちゃ、なんか、ハチミツ1日1回舐めると、喉の調子めっちゃ良くなるっていうので、
ハチミツ、別のやつ買ってたんですけど、なんかやっぱマヌカハニーなのかなーみたいな。
こういうのって大体、気の持ちようだと思うんですけど、
はい、日々ね、こう、喉のケアとかを頑張っております。
一応ね、一応、ポッドキャスターですからね。
まあでも、一般人のね、こうやって、ラジオ配信みたいなものを、
みんながね、たくさん聞いてくれてるっていうのがあるんで、
お耳を汚さないような、綺麗な声でお届けできたらいいんじゃないかなーという風に思っておりますので、
ぜひ、あのー、皆さんも体調には気をつけてください。
今、インフルエンザとかになっちゃうとね、もう年末ねーし、どうしようもなくなっちゃう。
動けなくなっちゃうんで、気をつけてください。
ちなみに僕は、去年、
1月1日にコロナを発症して、
あのー、年末年始の記憶、年始の記憶はほぼないですね。
はい、ということで、皆さん体調にはお気をつけください。
そしてですね、今、あのー、マヌカハニーをおすすめしてくださった話もしたんですけど、
周囲者の読みたいでやっている、
連載、こっちはですね、最新話、公開されております。
見てくれた人いるかな?
これね、まあ、読みたいっていう、
このサイト、読みたいで調べてくれれば出てくるんですけど、
昨日の金曜日で、最新エピソード、今回はですね、
連載第4弾になります。
イーロン・マスク率いる、スペースXが展開するサービス、
スターリンクをどこもよりも、
分かりやすく解説するという、そんなテーマになっております。
ただね、あのー、この読みたいでの連載って、
もう宇宙話とかよりも、もっと、あのー、分かりやすく、
噛み砕いて喋るっていうところをテーマにしていて、
で、理由がですね、あの、連載のテーマが、
酒のつまみは宇宙の話なんですよ。
酒のつまみなんです。
お酒入った状態で、難しい話、無理じゃないですか。
ね、僕も無理です、僕も無理です。
なので、あのー、お酒飲んでても、いけるな、みたいな。
そんなものを、ちょっとお届けするテーマになっているので、
ぜひね、概要欄のリンクに貼っておくので、
こちら、チェックしてみていただけたら、嬉しいなというふうに思っております。
いやー、連載も4本目です。
年末のこのタイミング、ね、年始になる前に、
もう1本完成させて終わる、みたいな感じを目指していたりするので、
もうちょっとバタバタですかね。
はい、ぜひ皆さん、あのー、こちらの連載読んでいただいて、
コメントとかもしていただけると、今後ね、
いい展開が待ってるかもしれないので、
ぜひ応援よろしくお願いします。
お願いいたします。
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それではまた、明日お会いしましょう。
日曜日は、1週間を振り返る総集編になります。
それでは、また。
さようなら。
