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2021-09-22 13:18

350. 火星にいくのはいつがいい!?なハナシ

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私たちが火星に旅立つのはいつがいいのか、そんなタイミングを数値計算によって

洗い出した研究が発表されました!

太陽の都合によって、そのタイミングは変わるとか。。。。

2030年と2050年に注目です!


それにしても、満月な中秋の名月、しっかり見れなかったなぁ。。。


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00:05
始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題をドクター佐々木がお届けしております。
ということで早速今日の本題紹介しますが、今日は私たち人類が火星に行くのはいつのタイミングが最も最適なのかというお話をしていきたいと思っております。
最適って変ですね。これから10年20年というようなスパンで宇宙開発を見たときに、人間が月に行く、火星に行くというようなステップがすでに考えられているんですね。
そういった計画の中で、実際に私たちが宇宙船に乗って、そして地球を出発し火星に行くというタイミングが、この宇宙の環境的にいつが適しているのか。そんなお話いろいろ出てきているので、今回はそんなアメリカの大学から発表された研究内容を紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
はい、そんなこんなで毎日恒例の近況報告を本題の前に挟ませていただくんですが、昨日いかがでしたでしょうか。
中秋の明月、そしてその満月のタイミングは8年ぶりに重なったというようなお話させていただいたと思うんですけど、見た方いらっしゃいますでしょうかね。
僕もですね、一応ベランダから見てはいたんですけど、だいたい雲に隠れているような印象でした。
ずっと見ていなかったので、もしかしたら雲の隙間から出ているタイミングもあったかもしれませんが、僕が見れるタイミングではそんな感じだったので、ちょっと残念だなと。
このポッドキャストでも何度か話している通り、僕今海の方に引っ越して仕事とかしてるんですけど、そんな中でやっぱりこっち来たから東京よりも絶対に天文現象とかそういうのを見るのはすごい適した環境だと思うんですね。
東京より絶対暗いので。なので、流星群だったりとか今回の九州の明月だったりとか、結構楽しみにしてるんですけど、少なくとも僕が把握している中のイベントで晴れた試しがないと。
まだ2ヶ月ちょっととかしか済んでいないので何とも言えないですけど、なんかちょっと採石悪いなと思いながら、これから流星群とか見れるタイミングがあれば海沿いとかで見れたらすごい楽しいなと思ったりしてます。
まあそうなので、これからまあいろいろあると思うので、そういうリアルに見たものだったりとか、あとは写真とか撮れたりしたらそういったところもこのポッドキャストで話していけたらなと。
03:02
宇宙好きそうな雰囲気出しておいて、全然流星群とかの話ししないじゃんって。こいつそういうの興味ないんだろうみたいな思われたら結構あれなので。
先に言っておくと、見ようとはしているものの、なかなか天気との相性が悪いっていう状況ですね。
そこまで宇宙のことが大好きだったっていう高校時代だったわけではないんですけど、
流星群のタイミングになったら友達と一緒に近くの河川敷に行って流星群見に行ったりみたいなことはしたことあって、そういったときは結構晴れてた気がするんですよね。
ただやっぱり東京が近いっていうのもあって、橋の向こうというか川の向こう側にすごい明るいビルがあるから、なかなか明るいやつしか見れないみたいな状況で過ごしてたので、
一回そういう綺麗なタイミングで流星群とか見れるようなそんな機会あったらすごい嬉しいなと思ってるんで、
今年はどこかで必ず見たいと思っておりますという決意表明でした。
とにかく、もし中秋の明月、昨日のすごい綺麗に見えたよっていう方いらっしゃいましたらね、
ぜひTwitterとかで写真だったり感想だったりつぶやいていただけたらすごい嬉しいなと思ってます。
ああやって月とか見ながら聞いていただけるポッドキャストになったらすごいいいなと思ってるんで、皆さんのご感想お待ちしております。
そんな感じで近況報告は以上とさせていただいて、本題に入っていきたいと思っております。
今日の本題は、私たち人類が火星に行くタイミングは一体いつがベストなのかというようなお話をしていきたいと思っております。
これ冒頭にも話した通り、今後5年10年20年っていうスパンで、私たちの人類が隣の惑星だったりとか宇宙探査といったところどうやって進めていくかっていう、
一番有名なのだとアルテミス計画っていうものがあったりするんですね。
そんな感じでこれからはもう人が宇宙に行く時代になってくるといった状況で、じゃあ一体いつがベストなんだろうっていうのは考えていかないといけない一つの課題になってるんですね。
これ何が最適で最適じゃないっていう話出てくるかっていうと、一番はやっぱり人間が安全に過ごせるかどうかそれが一番重要なんですね。
その安全に過ごせるかどうかの指標になるのが2日前とかにもやった人間がどれだけ被爆しやすい時期なのかどうか、そんなお話です。
というのも宇宙空間に行くと太陽から出てる放射線だったりとか、あとは太陽系、太陽以外から飛んでくる宇宙からの放射線でいったところで人間はかなりリスクを背負ってというか危険に面した状態で活動しなければいけないっていうのがあるんですね。
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ただそういった太陽系の外から飛んでくる放射線だったり、太陽から飛んでくるそういった危険な物質だったりっていった、そんなものが出やすいタイミング、出にくいタイミング、強いタイミング、弱いタイミングっていうのが実は周期的に訪れるんですよ。
なので、それの周期的にそういった危険性の高い低いの波っていうのを計算で出してあげて、そこの中で最も最適な宇宙航行のタイミングっていうのを探ろうっていうのが今回アメリカの大学から出た研究結果になります。
先に結論を言っておくと、一番宇宙航行、火星に向かうタイミングとして出発するのに適しているタイミングは2030年と2050年と言われています。
これがどういうタイミングなのかっていうと、太陽の活動性っていうところに非常に注目が集まっています。
太陽っていうのは11年っていうちょっと半端な数字なんですけど、11年っていう周期でその活動性を繰り返しているんですね。
どういうことかというと、太陽の活動性っていうのは表面に出てくる黒点っていったところで判断されることが多いんですけど、黒点ってご存知ですかね。
初めてこの黒点を見つけたのはガリレオと言われていて、このガリレオが太陽に向かって望遠鏡を向けて、それを地面にある紙に写してそこでスケッチしたときに何か太陽の表面に黒い点がある、そんな状況が見つかったと。
これが何なのかっていうと黒点で、この太陽の11年周期に合わせて黒点も増えたり減ったりするんですよ。
この増えたり減ったりするの、何が危ないのかっていうと、黒点がたくさんあると人間に最も危険を及ぼす太陽フレアと呼ばれる太陽表面の爆発が起こりやすいんですね。
一方で、その黒点が少なくなると巨大な太陽フレアっていうのが発生しづらいといったところで、太陽の活動が低くなったり高くなったりするのに合わせて黒点の数、そしてフレア減少っていったところ、爆発減少が減ったり増えたりするといったような感じになってます。
これだけ聞くと、単純に太陽の活動が低い時期に宇宙に行った方がいいんじゃないかと。
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実は今も太陽の活動低い時期なんですけど、そのタイミングで行った方がいいんじゃないかっていう話、なんとなくイメージとして出ると思うんですね。
ただこれ、今回研究の結果として出たのは、その逆で太陽の活動がものすごく高いタイミングで行った方がいいんじゃないかっていうのが今回の研究結果になってます。
これなぜかっていうと、私たちが地球の表面にいて安全に生活できているのは、宇宙から飛んでくる、そういったさっき言ったみたいな放射線を地球の大気と、そして地球の磁場、磁力ですね。
地球をでっかい磁石と見立てることができて、コンパスで北を指すみたいな、あの感じです。
あんな感じで地球っていうのは大きい磁石なんですね。
なので、それの周りに広がっている磁石の力によって外からの放射線から守られているという状況になってます。
で、これ面白いのが、太陽も活動が高くなってきたときに、なんかこうフレアとか爆発を起こして、だったり周りにものを放射するタイミングで新しい磁場っていうのが発生するんですよ。
つまり、太陽の活動が高いときは、なんかものが飛んでくる危険がある一方で、太陽の磁場の構造っていうのも広がっている。
正確には太陽由来の磁場ですね。
で、そうすると何がいいかっていうと、実は太陽、最初に言ったみたいに太陽系の外側から飛んでくる宇宙線、放射線っていうのも結構危険なんですよ。人間の体にとっては。
で、その太陽の活動が高くなったときに広がった太陽の磁場の構造によって、実は宇宙のそのもっと遠くから飛んでくる放射線っていうのを太陽がカバーしてくれる。
そんな状況になると。つまり、太陽の活動の危険性が上がると、宇宙の遠くから飛んでくる放射線の量が太陽の力によって遮られる。つまり少なくなる。
一方で、太陽の活動性が低くなると、逆に守ってくれる物質がなくなるので、宇宙の遠くから飛んでくる放射線がより強くなる。
っていうような相反する。そんな状況になってるんですね。
で、これのバランスを色々調べたときに最適なのが2030年、そして2050年なんですが、これは太陽の活動性が最も高い時期と一致するっていうふうに言われてます。
つまり、太陽が爆発したりする、そういった諸々の危険性を考えるよりも、コンスタントに飛んでくる太陽系の外側の遠くから飛んでくる宇宙の放射線っていったところの危険性の方が人間にとっては悪だろうと、外役だろうと言ったような見積もりが実際の研究結果で出ていました。
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なので、今後は実は調べなきゃいけないのは、太陽がいつ静かなのかっていうところよりも、太陽によって守ってもらえる時期っていうのがいつなのかっていうのを考えるのが重要だろうっていうのが今回の研究結果でした。
ということで、今後私たちが火星に行くっていうタイミングがいつがいいのかっていう話は2030年、2050年といったところになりそうです。
なので、そのぐらいに人間が火星にたどり着くんじゃないかというような見立てを立てて、宇宙の開発がどうやって進んでいくのか、皆さんにも注目していただければと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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