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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けします。こちらのポッドキャスト。
本日はですね、昨日に引き続き流れ星の研究について紹介させていただきたいと思います。
ということで、流れ星の研究をやられていたスペシャルゲストとして、NOSさんに来ていただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、昨日に引き続きよろしくお願いします。では、簡単に昨日もやってもらったんですけど、自己紹介お願いします。
はい、サーナと宇宙にハマるインフラエンジニアことNOSと申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。いい響きですね。これ後編としてやらせていただいているんですけど、
昨日の話でいうと、流れ星って結局どんなものが光っているのかとか、その大きさですね。どんな粒にぶつかっているのか。
あと、流星群の話とか、いろいろ聞かせてもらったんですけど、
今日はまたちょっと違った視点で流れ星というか、夜空に光るこの流星みたいなもののお話をお伺いできればなと思ってますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
で、早速なんですけど、夜空に輝くこの流星みたいなのにくくられるものって、単純な流れ星だけじゃなくて、隕石とか、あと火の玉って書いて火球とかもあると思うんですよ。
で、これって正直自分も分からなくて、この3つとか、例えば違いってどんな風になるんですかね。
はい。えっと、学術的には明確な決まりっていうものはないんですよね。
そうなんですね。
なんですけど、決まりというか、この用語はこういう意味で使おうっていうものが考えられてるんですけど、
それっていうのは隕石っていうものが、実際に流れ星と見えたものが地球に落下してきたものっていうものが隕石。
はい。
地球にあるものが隕石。で、流れ星っていうものは、通常その宇宙にあるダストとか、またこの水星っていうものが、地球に大気突入してきたその発光っていうものが流れ星と名付けられています。
はいはい。
で、ちょうどおっしゃっていた下級と呼ばれている現象なんですけど、これっていうのは、例えばたまに爆発音を伴って大きな発光現象が見られたなんてニュースが見られたりするんですけど。
そうですよね。先月も確かあったような気がするんですよね。
はい。結構ありますよね。で、そういった特に明るい爆発を伴う現象のことっていうものが下級なんですよね。
じゃあもう、確かに明確な差はないけど、明るさが一番大きい要因になるんですかね。
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そうです。これ明るいなと思えば下級になる。別にもう南東級以下とかそういう、確かそういうものは確かあった気もするんですけど、ちょっと明るいなと思ったら下級と思ってくださればいいと思います。
あれってじゃあ落ちてきたものが隕石、隕石って結構クレーター、でっかいクレータードーンって作るとかってあったりと思うんですけど、そういうのって地球でもいっぱい見えてるんですかね。
実は言うと結構あって、宇宙から地球に降ってくるものっていうのは、毎日だいたい200トンから300トンあたりの地球外物質ってものが降り積もっていると計算されているんですよ。
200トン?
200トンから300トンあると言われていて。
すごいな。
1平方メートルあたりにだいたい1マイクロ程度の物質ってものが地球にいつも毎日降り積もっていると考えられている。
なので空に向けて口をアーってやってたら、もしかしたら宇宙の物質を吸い込んでいる可能性もなきにしもあらずなんですよね。
宇宙パワーを吸い込めるわけですね、口から。
そういったたくさんの地球外物質が降り積もっているんですけど、中にはちょっと大きなサイズのものも地球にぶつかることもあって、
そういったものが例えば6500万年前に恐竜が絶滅したきっかけとなるのが隕石になるんですけど。
よく言いますよね。
はい、それっていうのはだいたい10キロとかそういった程度のものが宇宙から地球に落っ越してきたことによって地球規模で気象変動を起こして恐竜が絶滅。
10キロ?
10キロです。
というと山手線ぐらいですよね。
そうですね、でも隕石となって落っ越した場合っていうのは10キロのものでも何百キロぐらいの破壊力を持ってしまうので、
例えばちょっと1センチぐらいのものでもクレーターとなるには何メートルぐらいのものになってしまうんですよ。
家とかにそんな1センチとか2センチのものが飛んできたら家吹き飛ばされちゃうってことですよね。
そうです。実は言うとこれは20世紀の初頭のことなんですけど、
つんぐか隕石と呼ばれている隕石がロシアの北東部にぶつかったことがあって、
その際は大体東京で言うと山手線区画の一帯の木々っていうものが一夜にして消失したっていう事件が
大体100年以内に起こったことがあって、
っていうものは地球には落っ越してくる確率っていうものは平等なので、
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いつ東風に落っ越してくるならもう大惨事じゃないですか。
そうですよね。
突然東風がなくなったとかだったらもう本当に麻痺してしまうと思うんですけど、
でも全然そういったものは、それぐらいの大きさのものは100年に1回あるかないか、
1000年に1回あるかないかっていうのがあります。
1000年に1回あるかないかのやつが地球のどこかに落ちるっていうことですか。
そうです。
じゃあ確率的には海とかの方が高いわけですよね。
そうですね。
じゃあ海とかにめちゃめちゃ落ちてるなんていう形跡だったりとかっていうのもあったりするんですか。
かなりあります。
かなりあって、大体地球にこれ落っ越してくるんじゃないかっていう目星をつけられた小惑星などっていうのも
数個かなり名前はついています。
そうなんだ。面白い。
カエブサって結構去年話題になったじゃないですか。
はいはい。
あそこが向かった竜宮と呼ばれている小惑星なんですけど、
あれも実際地球に落っ越してくる可能性のある一つの天体なんですよね。
そうなんですか。
じゃあわざわざ迎えに行かなくてもいいのにって感じじゃないですか。
これちょっと後の質問で食べれますね。
本当ですか。
この後一個聞きたいのがあって、これ実際最後の質問になるんですけど、
流れ星の研究の意味ですよね。流れ星を研究する意味って何なのかっていう本質を教えていただきたいですね。
これは今こういう具体的な意味がありますよってことからちょっと大きな話に移ろうと思ってるんですけど、
流れ星を研究することによって何がわかるのかというと、
一つはですね、流星というものを、例えばこの場所で観測した、で違う場所で観測したっていう様々な地域のデータがあると、
その流星の速度と、またその軌道というものがわかるんですよね。
はい。
というものが一つ。
また二つ目っていうのが、その流星の速度がわかりました。
そしたらその流れ星の高度、光に書いて度数の度合い、度合いって書いたコードなんですけど、
そういったものがわかると、大体その流れ星の大きさというものが見積もることができます。
はいはいはい。
で、流れ星がどれくらい減速したのかっていう、そういった指標というものが得られると、
流れ星の質量というものが推定することができるんですよね。
そういった、こういうものが起こしてきたんだなとわかるとすると、
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大体それで流れ星の発光過程というものを文工記を通して観測することによって、
例えば流れ星の蘇生だったりとか、
蘇生っていうのは中身がどういうので作られているかということですか?
そうです。
例えば、ニッケルの光が光っているとか、鉄が光っているとか、
そういったことが文工記からわかるので、
そうなんだ。
物理科学過程というものを調査することが可能となってくると。
遠触反応みたいな感じですか?
そうです。そういう認識で良いと思います。
中学校とかの理科の時に、鉄の棒の先にインクみたいな物質つけて火につけたら、
色が変わるみたいな。
結局は中に入っている物質によって色の光り方が変わったりとか、
光の種類が変わるみたいなことが流れ星でも起きているということなんですね。
そうですね。その認識でよろしいかと思います。
なんでこれを知って、何が良いのっていうと、そこが一番の質問かもしれないですね。
そうですよね。
これは何がわかるかというと、
例えば、流れ星というものは元々の母天体があるんですよね。大玉がある。
例えば、流れ星というものは小惑星とかほうき星、水星と呼ばれている塵とか欠片なので、
流れ星というものを調査することによって、間接的にでも小惑星とか水星を探査することが可能となる。
地球というものが大きな実験装置というか、巨大な望遠鏡として例えられるといいかなと思うんですけど、
そのことによって、水星がわかったとか、小惑星のことがわかったらいいねとか、
そういった思いを研究している分野です。
これ踏み込んで話したんですけど、水星とか小惑星を分かって何になるのっていう。
そうですよね。
これっていうのがサイエンスのあり方なのかなって僕は思っていて。
いいですね。なぜなぜで突き進んでいく感じ。
サイエンスってものは、人間が分からなかったことを分かるようにしていく過程ってものが科学の面白さだと思うんですよね。
例えばそれが分かって、宇宙の誕生について分かるようになります。
じゃあ宇宙の誕生について分かったら何になるの?
なぜなぜで突き進めていくとキレがないので、そこをどんどん追求していくっていう楽しさっていうものが理系の楽しいところなのかなと思っています。
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じゃあ、のっさんもそこに惹かれて研究ずっとやってたっていう感じなんですかね。
はい、そうです。
いいですね。
ここのポッドキャストでも何回か話させてもらってるんですけど、
今後10年で太陽系がどうやってできたのかっていうところをNASAとかも公式に調べていきたいっていう話がどんどん出ていて、
それのために海洋性とか天皇性とか、ああいうところを調べようみたいな話が出てるんですね。
なので多分いろんな角度から宇宙の歴史とか科学みたいなのっていうのを解明していきたいっていう人たちが天文業界とか宇宙の業界にはたくさんいて、
それが私たちの最終的には感情の秘密みたいなところにつながっていくようなことなのかなって今すごく流れ星の方からそれなんだっていうのをしみじみと感じてました。
本当にりょうさんのインスタとかよく拝見させていただいてるんですけど、本当に宇宙が本当に大好きなんだなってことが、本当にその投稿を通して感じて。
本当ですか。ありがとうございます。
すごいインスタのフォロワーの中で一番好きです。
そう言っていただけると嬉しいです。
宇宙系の発信ってどうしても難しく聞こえてしまうので、こういうポッドキャストとかを通して少しでも身近に感じれるようなものになってくれたらいいなと思っているので、これからも頑張っていきたいと思います。
今日は流れ星の貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
もしよかったら何かトスさんからお知らせというかありましたらどうぞ。
私はツイッターとかインスタグラムの方をしておりますので、ぜひこれよかったらフォローの方よろしくお願いします。
アカウント名とか、じゃあ概要欄にリンクを貼っておきますかね。
よろしくお願いします。
宇宙とサウナを愛するインフラエンジニアのモスさんに今日は流れ星についてお話しいただきました。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあ今回の話も面白いなと思ったら、ぜひお手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問はツイッターで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、ぜひ皆さんじゃんじゃんつぶやいてください。
それではまた明日お会いしましょう。
それでは今日のゲストモスさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。