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2021-09-06 14:32

332. NASAは金星を2つのミッションで本気で丸裸にしようとしているハナシ

今日はNASAの将来計画の話です!これは未確定なことを話すわけではなくて

実際にNASA内部でのコンペを勝ち抜いたミッションの紹介です!

2030年までに人工衛星を打ち上げて、NASAは太陽系の中でも金星の解明に力を注ぐとか。注がないとか。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介していくんですが、今日の本題は、NASAが2030年までに進めようとしている太陽系探査ミッションというところに、2つ新たにミッションが加わったというお話をさせていただきたいと思います。
これですね、2ヶ月、3ヶ月前ぐらいにNASAから公開された情報をもとに、今日はお届けしていこうかなと思っているんですけど、簡単に言えば、NASAが今後どういう探査ミッション、どういうふうに宇宙を開発していこうかというところの最終審査みたいなのが終了したと。
その中で選ばれたミッションの中に2つ、近世を探査するというミッションがスタートしたので、今回はそんな近世探査ミッション、今後2030年に向けて行われるミッションを2つ紹介させていただこうかなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、そんな感じで毎日恒例の近況報告というか活動報告を本題の前に挟ませていただきたいんですが、昨日の放送のスカイサンペイチャンネルとのコラボいかがでしたでしょうかね。
こちら、人気のYouTubeの宇宙系チャンネルになっていて、普段宇宙開発とかといったところをメインに配信されているYouTubeチャンネルですね。登録者8万人ちょっととかいる、本当に人気のチャンネルになっています。
そことのコラボレーションさせていただいて、これ面白いのがポッドキャスト頑張ってきたおかげでというか、ポッドキャストとYouTubeというようなこのメディアの垣根を超えたコラボレーションというのを今回実現させていただいたというのが経緯としてありまして、
僕の方では宇宙のお問い入れ事情というところのお話をしたり、逆に僕はスカイサンペイチャンネルの方に行ったときに視聴者の方からいただいた宇宙に関する質問に専門家目線で答えていくみたいなことをしたんですね。
で、やっぱり人気チャンネルなのでスカイサンペイさんというのは、もう公開してからものすごい勢いで再生数が伸びてて、プラスでやっぱりファンの方たくさんいらっしゃるのでコメントとかもやっぱりYouTubeだから見れるんですよね。
そうなるとちょっと褒めていただくコメントにすごいテンションを上げたりだとか、逆に実はちょっと手応えなかったのかなみたいなコメントでちょっとテンション下がったりとかっていうのがゲストの僕だけの目線でもそういうのがあって、なかなかやっぱり人気者っていうのは大変なんだろうなと思いました。
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僕自身のチャンネルでそこまで賛否両論の意見っていうのがガーって出てくると、なかなかメンタルが強くなっていかないといけないんじゃないかなと。
幸いなことにこのポッドキャストを聞いてくださっているファンの方々っていうのは結構いつも優しい言葉をかけてくださったりとか、あとはここが面白かったですみたいなところを言ってくださるので非常に感謝しておりますが、
メディアとして一つ大きくなるっていうところを考えると、ものすごいアンチの人たちがいる方がメディアとして逆に健全なのかなみたいな。
これでもしかしたらポッドキャストっていう性質上なのかもしれないですね。どうしてもこの音だけでお伝えするので、興味を持って好きだなと思って聞いてくださっている方がずっと残ってくれるみたいな形になってくると、
そういったいわゆるアンチみたいなところっていうのは結構排除されやすいメディアなのかなというふうに思ったりしてます。
ただ今回とりあえず業界の垣根、メディアの垣根を越えて宇宙の話できるっていうところで、いろんな方にポッドキャストの存在とかを知っていただけたんだったら非常に嬉しいなというような、やってよかったなってすごい思うコラボでした。
近いうちに今日公開された動画の後編っていうところをまたスカイサンペーチャンネルで出していただくことになってますので、そういったところも楽しみにしていただければと思います。
そんな感じで今週末公開したコラボ放送っていうところは僕的にはすごい大満足なものだったので、ぜひ皆さんに聞いていただきたいです。
そんな感じで毎日恒例の近況報告以上とさせていただいて、本題入っていきたいと思います。
今日の本題はだいたい2030年頃までに打ち上げられるとされている太陽系探査ミッションっていったところにNASAの太陽系探査ミッションですね。
ここに予算がつく形で2つのミッションが選ばれた。そんなお話をさせていただきたいと思っております。
この2つっていうのが簡単に言えば本当に太陽系を探るためにどんなミッションがいいですかっていう感じで、天文学者の方だったりとか宇宙開発の人たちがいろいろコンペを勝ち上がって選ばれるものなんですね。
基本的にはもう本当に天文やられてる方とかっていうのは常に何かしらの新しい技術だったりとか新しいこういう課題を解決したい衛星を開発していますとかっていうのがあって、それを日本国内にいたら例えばJAXAのコンペに出したりとかNASAのコンペに出したりとかっていうようなところで進んでいくんですね。
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そういうのを進んだ結果、まず科学的な課題の面白みとか重要性みたいなところだったり、あとはそのミッション、NASAだったりJAXAだったりがお金出してスタートしていいですよってなったときにどれだけ実現性があるかっていうような観点だったりとか、
で、その後何年間人工衛星が使えるのかだったりとか、他のこういうミッションに応用できるのかどうかとか、そういったところを総合点的に評価されてこういった人工衛星とかできるんですね。
で、皆さんがこうイメージしてこのJAXAの衛星なんだってって言ってるものも、実はなんかJAXAが企画からすべて挙げてっていう風にやってるっていうよりは一人一人というか一つ一つの研究室ごととかにそういった目指したい目標のところがあったりとか研究室業界とかですかねあって、
で、そういったところの団結で一つの人工衛星の提案が通るみたいな。で、そこにJAXAの認め因が押されるみたいな。そんな感じなんですよね。なのでちょっと衛星が選ばれるっていうミッションがこのNASAだったりとかに選ばれるっていうところの重要性は少し今日聞きながら実感していただければなと思ってます。
で、今回2028年から30年頃までに打ち上げられる予定になってるというか、そこに採択されたミッションっていうのは、近世を探査する2つのミッションなんですね。で、この2つ、まあ簡単に言うと探査機が2つ打ち上がるんですけど、近世探査機名前をDAVINCI PLUSとVERITASといったような、そんな2つの名前がついています。
DAVINCIとかは結構ピンとくるような発音だと思うんですけど、VERITASっていうのはなかなか珍しくて正直ちょっと覚えづらいなっていうような印象があったりしますね。で、まあ今回この2つっていうのは何をするかっていうと、最初に言ったみたいに近世を探査していくんですよ。
で、近世って実は昔はものすごく地球みたいな状況、なんか海があったりとか、そういった地球に似た環境を作っていたんじゃないかと言われていたりするんですね。
で、しかも太陽系の中で内側から見てみると、水、金、地下、木といった感じで、地球の1個内側。なんかよく注目される対象としては火星とかがあったりすると思うんですよ。なんか地球に似た星みたいな。
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でもこれって火星も1個外側にいるだけなんで、1個内側の近世っていうのも逆に同じぐらいであっても不思議じゃないと。ここはちょっと感覚的につかんでいただければよくて。ただですね、今現在近世っていうのは非常に生命には適していない環境だと言われています。
っていうのも太陽にちょっと近いだけなのに、近世の表面の温度っていうのは400度を超えたりするんですね。そんなの人間には基本的には無理じゃないですか。やっぱり生き残るっていう感じで考えると。
この400度になってしまう理由っていうのも空気中に二酸化炭素がものすごく多くて温室効果、いわゆる地球で言うと地球温暖化で気温が上がってますみたいな言ってる原理がそのまま近世でがっつり動いている。
それのせいで太陽の入ってきた熱っていうのが逃げずに一気に400度までずっとキープされるようなことになってしまったりするといった感じになったり、あとはその分他の大気とかが全然逃げないので近世の表面には蒸発した大気とかがものすごくあるせいで気圧っていうのも地球の90倍あったりっていうような感じの結構過酷な環境なんですよね。
ただこういった基礎的な情報はわかってるものの近世の理解ってなかなか進んでないんですよ。
でそこで今回選ばれた2つのミッションっていうのが何をするかっていうとまずダビンチプラスとベリタス2つあるうちの1つダビンチプラスっていうのはその近世の大気がどうなってるか。
また近世の大気がどうやって進化してきたかみたいなのを実際に近世に探査機を落として分厚い温度を抱えてるような大気だったりとか雲とかっていうのを突き抜けてそこの中その大気の中で実際に空気とか物質を採取してどういった科学的な特性を持っているのかだったりっていうのを調査する。
ちょっと科学よりのミッションがダビンチプラスになっています。これによって太陽系とかあとは他の太陽みたいに自分で光ってる恒星の周りを回ってる惑星でしかも地球みたいないわゆる岩石でできた惑星がどういうふうに作られてどういうふうに進化してきたかっていうところが大きくわかったりすると。
一方でもう一つ選ばれたベリタスというもの。こちらの衛星に関しては逆に近世の表面の地図を作ってあげるみたいなそんなようなミッションになっていたりします。
これちょっと難しい言葉を使うと合成開光レーザーっていうものを使っていて何をするかというと簡単に言えば近世の表面にレーザーを人工衛星から当てるんですね。
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そうすると地表がもし平らだったらその光ってそのまま帰ってくるじゃないですか。ただ例えば斜面が斜めてるとそのまま帰ってくる光の量っていうのはかなり少なくなるみたいな。
といった感じで人工衛星を飛ばして近世の表面にレーザーを当てまくりその反射を持ってくることで近世表面の標高だったりとか3Dの地形図みたいなのができたりするらしいんですね。
そうするともともと地球に似た星だった近世なので火山活動がどうなってるかとかあとは地盤とかプレートがどういうふうに動いてるかなんていうところの歴史も肝といていけるんじゃないかっていうふうに期待されてます。
こんな感じで2030年に向けてNASAが取り組もうとしている近世の探査ミッションで知りたいところっていうのは近世の科学的な側面と地表の凸凹だったりっていう物理的な側面そんな2つの部分をカバーするように人工衛星っていうのを飛ばして近世で分かっていない部分を
今後5年10年っていうスパンで一気に理解を進めようというのがNASAの方針として決まったというのが今回のお話でした。
なので今後5年10年で見たときにNASAがそろそろ近世に向かってるなーなんていうところを実感できれば皆さんにそうした非常に配信しててよかったなというか嬉しいなと思うところなのでぜひ皆さん覚えて帰ってください。
ということで今日はNASAが選んだ次期太陽系の近世探査ミッションのお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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