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本日は、月の全体像を把握することに成功したNASAの月面探査衛星、
ルナーリコネッサンスオービター、LROと呼ばれるものをご紹介していきたいと思っております。
今回はですね、今後人類が月面、そして火星に行くっていうところを可能にさせたというか、
そこの扉を開いた要因の一つでもある、LROと呼ばれる人工衛星を紹介していきたいと思っています。
この衛星は、今も現在も現役で活動しているもので、どういうものか。
ざっくり言うと、月の周りをぐるぐる回っていて、その間ずっと月の表面を撮り続けている、そんな衛星になります。
それのおかげで、Google Earthみたいな感じで、月面の全体を写真に収めることに成功していて、
それの解像度もかなりのものになってきています。
これによって、アポロが実際に行ったときの建造物、例えば機械とかいろいろ持って行っているので、
そういったものがあったりも残っているのを確認できたりと、かなり月面全体だけじゃなくて細かい情報も取ることができた。
そんなのが、そういったものがこのルナーリコネッサンスオービター、LROと呼ばれるものなので、
今後の月面探査に対して知らないとなかなか損をしてしまう人工衛星なので、今回はこちらをご紹介していきたいと思います。
3、2、1、イギネション、キャン、スペース、ジャパン、スペース、
佐々木亮の宇宙話、ということで5月1日、日曜日、本日からスポーティファへの独占配信に切り替わっております佐々木亮の宇宙話。
この番組では1日10分宇宙時間をテーマに様々な宇宙のトピックを扱っていっておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、エピソードも571話を迎えて、今日から記念すべき初のスポーティファへ独占配信切り替えとなっております。
いやー、なかなか感慨深いですね。これ昨日も公約みたいな感じで独占配信に切り替わるからこそ、こんなチャレンジどんどんしていきます、なんていうお話をさせていただいたんですけど、
やっぱりこう、いざ切り替わるってなると、なかなかね、すごいなーって思いますね。なんかあんまり語彙力がないのは大変申し訳ないなぁと思うんですけど、
なんでしょうね、スポーティファへのネクストクリエイターっていうところにお声かけいただいたタイミングからきっとこれっていろいろ始まってるんだろうなぁと思っていて、
そこから賞味どれぐらいだろう、2ヶ月ぐらいですかね、になっているんですけど、なんかこの期間すごい長かったようにも感じるし、
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なんか日々結局ポッドキャストを更新してた中で、気づいたらこの独占配信に切り替わっていたなっていうような印象を受けるっていう、
2つの考え方が出てくるなぁと思いました。 で、でもやっぱりこう、
昨日の公約みたいなのを話させていただいた後に、ポッドキャストドリームっていい言葉だねっていうのをTwitterとかでもいただいてですね、
あとは昨日の公約もすごいいろんな方からメッセージいただけてとかあるので、非常にこう愛されている番組に育てられたのはいいなぁと思いました。
で、ポッドキャストドリームですね、これはもう勝手に僕が作った言葉として、これからも使っていきたいなぁと思っているので、
なるべくこのドリームを掴んでいく最前線をね、自ら体現できたらいいなというふうに思っています。
で、Spotify独占配信に切り替わったからといって、番組の内容だったりとかっていうのは大きく変わるっていうことはないと思っておりますので、
これからも聞いてくださってた方は引き続きよろしくお願いいたします。
ただですね、僕もやっぱり日々いろいろ反省を生かしながら、ポッドキャストの改善っていうのをどんどんやっていってますので、
これからちょっと増やしていこうかなと思っているのは、今日みたいに一つのミッションを取り上げるみたいなことだったりとか、
一つの星について取り上げるみたいな最新のニュースとかに混ぜながら、基礎知識みたいなところですね、
基礎的な宇宙の話っていうのもしていって、どんどんどんどん知識の深さみたいなところをですね、
皆さんに少しでも感じていただければなというふうに考えている次第でございますので、
なんかこういつもこいつ難しい話してんなと思って、たまにしか聞いてなかった方はですね、
より身近な部分っていうのも取り上げていこうかなと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたしますというところで、
5月1日、今日からSpotify独占配信になっております。新規一転頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで早速本題いこうかなと思いますね。
今日の本題は今の月面探査、そして今後の月面探査を支えていくといっても過言ではない、
NASAの月面の月面周回衛星、LROルナーリコネサンスオービターと呼ばれるものをご紹介していきたいと思っております。
で今回紹介するこの人工衛星は何をしているのかっていうと、ものすごく簡単に言えば月の周りをぐるぐる回って、
月の写真を撮り続けてきた、そんな人工衛星になっています。これですね、2004年から稼働している人工衛星になっていて、今後ですね、今年以降からどんどんやっぱり宇宙飛行士っていうのが
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宇宙に飛び立っていく、そして今までは国際宇宙ステーションに行くっていうところが
一種ゴールみたいになっていた部分がどんどんどんどん月面へとシフトしていく、そんな時代に変わっていくんですね。
そんな中で月面全体がどういう状況になっているのかだったりとか、何なら月の表面のどこに水があるのか
なんていう、そういう情報を整理するのに大きな成果を残してきたのがこのLRO、ルナーリコネッサンスオービターと呼ばれる、そんな人工衛星になっています。
でですね、先日NASAの今後の方針みたいなのが発表されたのと同時にですね、現役で動いている人工衛星の
このタイミングでちょうど運用が切れてしまう人工衛星に対して再審査みたいなのをかけて
どの衛星をこれから残していくかっていうのを検討した時に、このLROっていうのも無事採択されてですね
今後も人工衛星として活躍してもらうことになっているというところが決まった、まあそんな感じの意味でもホットな
人工衛星になっておりますので、今回はそんな機会をご紹介していきたいと思っております。
このLROと呼ばれるもの、繰り返しになりますが2004年に打ち上がって、なのでこのタイミングまでですでに20年弱、18年とか
稼働しているかなり優秀なですね人工衛星になります。
で、だいたい月面からの高さは高さ50キロぐらいのところを周回していて、ここに搭載されているカメラがこれまた面白いんですね。
なんか画像を検索してパッて見ていただく方わかるかと思うんですが、そんなに大きいイメージはないものの
搭載されている機器っていうのはなんと合計7つかな、7つぐらいこう搭載されているんですよ。
で、一体どんな機械がついているのかっていうと、まあ単純にこう地表の形だったりとか、あとはまあそもそも綺麗な写真を撮るっていうようなカメラが搭載されていて、
これはですねかなり優秀なカメラになっているので解像度がだいたい最大でも50センチぐらいのものっていうところを可能にするようなそんなカメラが搭載されています。
これぐらいだと、今例えば地球を観測するような、宇宙から地球の表面の写真を撮るみたいな人工衛星のデータですね。
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こういうのって結構最近ビジネス応用をどうするかなんていう話が熱くなってきていると思うんですけど、それとほぼ遜色ないぐらいの精度で出てきているっていうのが実際のところです。
地球を観測するのも商用利用できるのが確か50センチとかもうちょいかな30センチぐらいが限界で、それよりも細かく見ようとするとそれ確か軍事衛星とかっていうような範囲になってしまったりと、なかなかですねこのお互いの法律下なんかで決まっている規定みたいなのがあって、
そういう感じで人工衛星の解像度というのは限界があるわけなんですけど、月面に対してはそういうのは適用されないはずなので、月面を50センチの精度で見れるっていうのは、いわゆる私たちが触れたことのある人工衛星の観測データの中ではかなり優秀な数字を出しているのがこのLROのカメラだったりします。
それ以外にもですね、地表の写真を撮るだけなんていう完全にスキルを持て余すそうな基準だけではなくて、いろんな情報を撮ることができるんですね。
例えばどんな情報かっていうと、水の情報を取得することができるっていうような、そんな性質を持ったカメラも搭載されています。
で、これは水っていうのはH2Oとかでできているものなので、そういったところに対して光を当てると返ってくる特定の周波数みたいなのがあるんですね。
これってすごくきれいな氷だったら見えないんじゃないの?みたいな話を思い浮かぶ方もいるかと思うんですが、そうではなくて、氷だけに反応する光みたいなものを照射してその光が返ってくるかみたいなところを見て、
いったいどこに水があるのか、または月面開発の課題である一つ、その水、氷がどこにあるのかなんていうところのマッピングができるようにしたっていうのが、この人工衛星、LROと呼ばれるものの結構一つ大きな成果になっているんじゃないかなと思います。
月面、表面にいったいどういうところに水資源があるのか、これっていうのは世界中が研究を重ねていろいろどこにあるかっていうのをマッピングしていて、例えば一つは極域ですね。
地球でいう南極とか北極っていう部分、ここについては太陽の光が絶対に当たらない永久影と呼ばれるものがあるんですね。この永久影ってなんでできるのかっていうと、月も地球みたいに軸が少し傾いていて、それに対して
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太陽の光がある一定方向しか当たらないと、軸が傾いてるからこそ、その軸の周り、片方はずっと当たるような部分があるけど、逆に片方は全く光が当たらないなんていう影の部分ができると。プラスして月面ってボコボコしてるの、皆さん想像つくかなと思うんですけど、そういう感じでクレーターの関係によってずっと影になってる部分っていうのがあったりするんですね。
そういったところに水があるなんていうところがもうすでに論文などで報告されているので、そういったところを発見した一つのきっかけになったのもこのLROだったなんていうところの背景もあったりするんですね。
そういった様々な機器、他にもいろいろ載ってるんですが、時間の都合上、この2つをご紹介させていただいたというような形です。
これですね、今後もずっと観測を続けていくので、例えば人間が月面に行ったときの写真を上空から撮ってくるなんていうことも、もしかしたら可能かもしれませんし、
あともう一つ面白いのが、Mars Reconnaissance Orbiterと呼ばれる、火星周りをぐるぐる回る衛星っていうのも、実はこのLROっていうのの設計を基準にもうすでに打ち上げられていて、火星表面の画像もたくさん撮られているっていうのが現状なんですね。
なので、そういったところにも注目しながら、つまり今後の月面探査、火星探査っていうところにこれらは非常に役立ってくる。皆さんがその存在は知らなくてもその画像を見ることは今後増えるかなと思うので、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
ということで、今回はNASAが打ち上げたLunar Reconnaissance Orbiterとは何ぞや、そんなお話をさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォローよろしくお願いいたします。
でですね、Spotifyのアプリ上でレビューも行うことができるので、そちらからレビューもいただけると嬉しいです。
これからですね、Spotify独占配信に切り替わり、ガンガン攻めていこうと思っております。Spotifyでこれまで聞いてくれた方はぜひ引き続きSpotifyで、このタイミングでSpotifyに移行してくださった方はですね、これからもぜひSpotify上で無料で聞き続けることできるようになっておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
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それではまた明日Spotifyでお会いしましょう。さようなら。