1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-12-19 14:53

440. 【sorae】地球外生命体をマジで探す金星探査ミッション【MIT】

金星に地球外生命たいを探しにいくマジの研究!?

大人気宇宙ポータルサイトsoraeとの週一コラボ企画でお届け。

記事でより詳しいお話が楽しめるので、興味を持った方はぜひ!


「金星に生命は存在する?その謎に迫るミッションが2023年に開始予定」

https://sorae.info/space/20211214-venus-mission.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも、最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題紹介します。今日は、金星、隣の金星に、生命が存在するのか、これを明らかにしようとするミッションが、
なんと、2023年、来年にスタートするというお話をしていこうというふうに思っております。 今回紹介するのは、ポッドキャストでも実は何度か紹介している、
金星の表面と生命のお話ですね。生命体が実際に地球以外にいるのか、そういったところっていうのは、世界中で今研究が続けられていて、
もちろん、専門家だけじゃなくて、宇宙に興味がある人からしても、やっぱり地球以外に生命体がいるかっていうのは、非常に重要なテーマになってくる
っていうところがあるので、今回はそのあたりをしっかりと紹介していって、しかも空想的なお話っていうよりは、
それが実現していく、それを証明するために、今実際に動いている大学の研究室だったりとかがあるので、そんな金星の生命に関するお話、こちらをこうしていければなというふうに思っております。
で、今回のお話はですね、大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっていて、細かい条件のお話だったりとか、実験に関する
そういったところは、記事でも楽しめるようにしてあります。なので、今回の話面白いなと思ったら、ぜひ概要欄から記事の方にも飛んでいただいて、音声と記事両方で宇宙を楽しんでいただければなというふうに思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
はい、ということで、いつも通り本題に入る前に毎日恒例の近況報告をさせていただこうかなと思っておりますが、毎日聞いてくださっている方には大変申し訳ないです。本日12月19日ですね、更新朝させてもらってますが、昨日12月18日にですね、どうしてもこう、記事が、記事じゃないや、ポッドキャスト更新することができず楽しみにしていただいた方、大変申し訳ありませんでした。
朝から予定が入っていて、それで収録ができないタイミングが続いてしまったんですけど、その中で帰宅した後、ちょっと1週間の疲れがどっときたのか、なかなか作業に移ることができずっていうところで、
まあ、完全に僕のあれですね、体力の限界というか、怠惰というかっていう感じになってしまっているので、これからしっかりまた毎日更新していこうと思っておりますので、ぜひこれからもよろしくお願いいたします。
で、今日ですね、昨日の分といってはあれですけど、今日は2本投稿しようというふうに考えておりまして、今日の夜もう1本上がり予定です。
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で、そちらのもう1本については、ポッドキャストをもう長年やられているレジェンドであるPotofuさん、My Cup Of Teaという番組をやっているPotofuさんとコラボで収録をしてきたときのアフタートーク的な感じでお話しさせていただいております。
で、本編の方はPotofuさんのチャンネルで今日の夜流れるわけなんですけど、そっちだと宇宙に関する映画の話とか、そこから派生して最新の研究内容だったりとか、そんな内容お話ししておりますので、興味がある方はぜひ覗きに行ってみていただけたら嬉しいなというふうに考えております。
はい、ということで、毎日更新ちょっと昨日できなかったっていうのはかなり悔やまれるんですが、引き続き頑張っていこうかなというふうに考えております。
ということで、本題に入っていきます。
今日の本題は、金星に生命が存在するのかというお話をさせていただきます。
で、これ冒頭にいろいろお話ししましたが、やっぱりこれはもう専門家だろうと、ただ宇宙が好きな方であろうと関係なくやっぱり気になるところ、地球外生命体がいるのかいないのか、そういったところのお話をガッと突き詰めるためだけに、
まあだけっていうのは変ですけど、そのために探査機が飛ばされるっていうところのお話をしていこうというふうに考えております。
今回紹介するのは、実験自体が2023年に実施されるというところで、本当に直近で地球外生命体、しかも意外といそうだなっていうような兆候が見えているところから、地球外生命体探しに行く、そんな研究になっています。
で、これどこに探しに行くのかっていうと、タイトルにもある通り、近星ですね。太陽系の中で地球の隣に位置する近星に向かって生命がいるかどうかっていうのを探しに行くっていうのが、研究者たちが目指しているミッションになります。
で、これそもそも、じゃあなんで近星なんだろうっていうお話から入っていかないといけないかなと思っていて、近星に生命がいるのかどうかっていうのは、まずは明らかにはなっておりません。
で、これはじゃあなんで近星に目指そうとしているのかっていうと、ホスフィンと呼ばれる一つ、リンカ水素と呼ばれる物質がキーになってくるんですね。
で、これはホスフィンと呼ばれる物質がどうやってじゃあ惑星の上で生成されるのかっていうお話なんですけど、簡単に言えばこのリンカ水素、ホスフィンと呼ばれる物質は生命活動に由来した物質であるっていうふうに考えられてるんですね。
つまり、この生命活動が過去にあった、もしくは現在生命が活動している惑星にだからこそホスフィンがあるというふうに一説によると考えられてるわけです。
06:12
で、このホスフィン自体が近星でも過去に見つかったんじゃないかっていうふうになっているのが、今の宇宙開発というか、天文学の研究の現状になっております。
で、これすごい含みを持たせた言い方で、見つかったかもみたいな話をしたと思うんですけど、これには実際論文とかも出ているものの研究自体には賛否両論あって、
過去の近星へのミッションだったりとかデータ解析によってホスフィンが見つかったっていう兆候があったりとか、
もしかしたらホスフィン見つかったのかもしれないというか、見つけたって言ってるデータ自体が本当なのかもしれないけど、じゃあ本当だったら
生命がいる直接的な証拠なのかっていうと、実はそうではなくて、火星自体に火山活動なんかがあって、生命が作る以外のホスフィンっていうところも実際にあるらしいんですね。
なので、そういうのを見つけたんじゃないかとか、あとはそもそもそのデータ自体が間違ってるんじゃないかとか、っていうところで賛否両論分かれてるわけですよ。
実際に観測の分野でこの賛否両論分かれるっていうところは、結構不思議なことというか、データ自体をこうやって解析しました、こういう結果が出ましたっていうところが論文としても認められてるわけですし、
そこを疑うっていうのはどうなんだろうっていうのもありますけど、一部そうやってミスというか誤検出っていう、誤って検出したっていう可能性もあるので、
そういったところが今グレーゾーンになっているのが、金星表面での生命を探査するっていうところの現場になってます。
そうすると、これをこのグレーのまま終わらせておくのかというところで言うと、実はそうではなくて、じゃあ実際にもう金星まで行って、その生命いるのかどうか、
その生命が動いてるんだったら、それのヒントみたいなのをその場で見つけてきちゃえばいいじゃないかっていうのが、今回提唱されている研究の内容になります。
で、今回どういうふうにやるのかっていうと、そもそも生命がいるかどうかって、状況を色々考えないと分からないっていうふうになっていて、
じゃあ生命がその場にいるんだったらその場に観測しに行きましょうと、じゃあどういう生命がいるのか、みたいなお話っていうところからちょっとミッションの中に仮定が存在します。
で、どういう生命がいるのかって考えていると、これは金星の表面にある雲の中っていうのは硫酸が含まれてるんですね。
硫酸って、これなんかYouTubeの科学動画とかでよく、なんか物にかけると黒くなっちゃうみたいな、焦げるみたいな感じで、
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結構、人体とか結構危険な物質だというふうに言われていると思うんですけど、その中で生息する微生物がいるんじゃないかと。
その硫酸の中に含まれている水とかっていうのを使ったり、あとは金星の表面にあるミネラル、そして太陽のエネルギーっていうのを吸収して、
その中で生命がライフサイクルを送っているんじゃないかっていうような、そういう仮定をまず置いてるんですね。
で、こういう微生物がいたら金星表面に生命がいるっていうのは、なんとなく想像できるんじゃないですかっていうお話があって、
それを明らかにしていくっていうところが、今回の2023年に実施される予定になっているミッションです。
この仮定されている微生物っていうのが結構面白くて、どういう生物がいるのかっていうのを研究者の方がガッツリ調べてるんですね。
で、そうしたらまず金星の表面、表面というか雲より下っていうところに乾燥した地域があると。
つまり、乾燥した地域にいるときには、今考えている微生物っていうのは乾燥した状態で、いわゆる冬眠の、冬眠だったり休眠みたいな状態に入ってるんですね。
で、その中でこの休眠している微生物たちが金星表面にある気流に乗って上昇していく、上に上がっていくと、
その上がっていった先にある流産とかによって形成されている雲の水滴を使って、どんどん増殖、ないしは休眠から覚醒していくっていうような状況を想像しています。
で、その中でいろいろ増殖を繰り返していって、そうすると自分たち自身が重くなっていくんですね。
重くなると雨みたいな感じで、また地面に戻っていく。で、そこで乾燥したらまた休眠に入る。
で、その休眠に入ったらまた気流の上昇を待って、雲の中で増殖する。
そんな感じでライフサイクルっていうのを送ってるんじゃないかというふうに、今回ミッションを主導している研究者は語っているわけですね。
で、そういう場面を想像しているからこそ、じゃあどういうふうに金星に行って生命の探査を行うかっていうと、
これはもう金星の表面に突入していく形の観測器っていうのをバーンと飛ばして、
3分から10分ぐらいっていう短い間ではあるものの、金星の中にある雲とかっていうところの中でどういう状況、どういう化学反応が起こっているのか、
そんなところをその場で観測してあげようというふうな計画を立てています。
で、これが実際にその場で変な、今回仮定しているようなライフサイクルがもし起こっている化学反応とかが検出されれば、
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これはもう、研究者たちが考えている仮想の生物っていうところがそこにいるのかもしれない。
そんなふうに解釈することができる、非常にワクワクする研究なんですね。
しかもこれ、一発だけで終わらせようっていう気は全くなくて、その後は気球を備えた。
今回2023年に考えているのは、もうただ上から物を落として、その場でそこを突っ切りながら観測するっていうような感じなんですけど、
そうではなくて、2026年、5年とかに気球を備え付けたまた大きな観測器っていうのを金星の大気圏に突入させると。
そうすると気球がくっついているので、その分ゆっくり動くだったりとか、狙った場所で観測できるみたいなところでデータをゆっくり取ることができるっていうのが
非常にメリットのある研究っていうのも計画として進められています。
それが2026年になっていって、まずその気球を乗せて金星の大気っていうのを観測する以前に、
今お話ししていた、ただ観測器を突入させるっていうミッションを来年2023年に実施するというところになっています。
このためには、いろいろ今打ち上げの機構とか、スペースXとかいろいろあると思うんですけど、
今回この研究者たちが利用するロケットっていうのは、ロケットラボと呼ばれる、
またこれも高性能の民間の宇宙ビジネスの会社が作っているロケットになるんですけど、ここから実際に飛ばされて、
金星に対して5ヶ月間の長期飛行っていうのをこなして、それによって金星にたどり着いた上で生命を探すというようなところになっているので、
2023年は地球外生命体が見つかる可能性がある、こういうところにちょっとフォーカスを絞って、皆さん楽しみに宇宙開発を眺めてみてはいかがでしょうかというお話でした。
ということで、今回は大人気宇宙ポータルサイト、ソラエとのコラボ企画になっていて、
2023年、来年に、なんと金星に生命がいるのかという地球外生命体探査が実際に行われる、そんなお話をさせていただきました。
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番組の感想や宇宙に関する質問は、ツイッターのハッシュタグ、宇宙話で募集しておりますので、ぜひつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いいたしましょう。さようなら。
ご視聴ありがとうございました。
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