橋本さんのおすすめ作品
ツイてるブッククラブです。 ツイてるブッククラブは、橋本大也、いしたにまさき、聖幸、辰夫がお送りする、月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
4月に入りました。今月もおすすめ作品を紹介していきます。 ということで、1人2冊ずつ順番におすすめを出して、みんなで投票して、次に何を読むか決める会です。
今日は、私、橋本、そして…
私ですね。 あ、違うわ。私や大也。ごめんなさい。間違えた。
大也さん、たつを、いしたにさん、聖幸さんから。
はい、その順でいきたいと思います。
じゃあ、私ですね、まず。 1冊目はですね、「心外なる八本足の友達」っていう小説です。
これ、アメリカでは100万部売れていて、すごい大ベストセラーなんですよね。
で、私も出た時に読んで、すごい面白いなと思った作品で、やっと日本に待望の新約が来たんですけどもね、
なんかいきなり文庫本になっていて、タコ本じゃないなっていう、ちょっとそこが驚きなんですけど、
あの、八本足の友達というのは、まあわかりますように、タコなんですよ。
で、ワシントン州の海辺の街で水族館があって、そこに住んでいるマーセラスっていう巨大なタコが主人公なんですね。
で、このタコは知能があって、水槽の中から、水槽の外の人間のやってることを全部わかって見てるっていう、そういう存在で。
で、あの、寿命がタコってあるんですよね。
で、このタコもうすぐ死んじゃうっていう時期なんですね。
もう老タコなのですよ。
で、キャラとしてはね、あれにすごいそっくりで、ファインディングドリーってニモの続編で出てきたタコのハンクっていうのがいたわけですが、
あれそのもので、時々夜になると外を蓋開けて、水槽の外に出てきてしまって、いろいろいたずらしてたりするっていう。
で、そこで清掃員をしている70歳のおばあちゃんのトバっていうのと会ってしまって、
あれ何お前みたいなことで、二人はでも理解し合って話をし始めるっていうことなんですけどね。
で、トバっていうのは30年ぐらい前に水族館の、清掃員している水族館の近くの海で息子を亡くしてるんですね。
てか亡くしてるというか消息不明になっていて、その行方がどうなったかっていうことを、一つはこの物語、謎、ミステリー、それを探るっていうのが一つのテーマなんですけど。
もう一つはこのトバっていうおばあちゃんの清掃員と別に30歳の青年のキャメロンっていうのがいまして、彼はカリフォルニアに住んでたんですけれども、
父親を探しにこの水族館のあるワシントン州の海辺の町にやってくるんですね。この町にいる億万長者が自分の父親だという情報を得ているっていうものなんですね。
ただこの青年、お金がないので水族館の町にやってきたんだけれども、当面の生活費を稼ぐために水族館で夜間の清掃の仕事をするわけですね。
だから、さっきの70歳のトバとこのキャメロンとタコのマーセラスが一緒になるという話。
そういう設定で始まるコミカルな物語なんですけども、結構泣かせるところもあってですね。
ファインディングドリーンに出てきたタコの物語だと思っていいと思いますね。本当は関係ないんだけど、イメージ的にはそっくりなんで。
非常にタコがいいので、タコがいいから100万本出たんだな。このキャラが本当にいい。
なので、こういうキャラ系のものが好きな人、ぜひ読んでみるといいかなと思います。タコ小説でした。
2つ目の本が、「一生もののビジネス教養 データサイエンス大全 シンプルにわかる49の用語と13の実践」という本です。
これは、いわゆるデータサイエンスって何?という入門本だと思うんですけれども、
今、生成AIが出てきて、非常にこういうデータサイエンスがやりやすくなっているなと思っていて、
私、毎日のように趣味的にオープンデータを拾ってきては、チャットGPTに読ませて、分析させたりグラフにさせたりというのが面白くて、趣味みたいになっているわけなんですけれども、
知識があった方が良いわけで、分析させてはみたけれども、これ間違ってないだろうかとか、間違ってないかどうかを検定する方法ってこんなのがあったねとか、
グラフ化するにはこういうパターンがあるなとか、可視化の話ですね。
全体像、データサイエンスっていってもいろんな手法があると思うんですけれども、
これを本は、いろんな数理モデルとか機械学習とかの話を網羅してくれていて、
ああいうのもあったねというのを思い出しながら、チャットGPTに話しかけて、それをやらせると。
やった結果が正しいかどうかっていうのも、検定法とかもこの本で学んでチェックするっていうような遊び方ができて、
特にチャットGPTですね、データアナリシスが強いというものとの相性が素晴らしいなと思いました。
今、チャットGPTと一緒にデータサイエンスを学ぶっていうのがやり方としてはすごいんじゃないかなと思って、それでこの本なんですね。
この本は一個一個の項目が比較的見開きとかで語られるので、早く理解できるということが挙げられます。
あとチャットGPTを使う場合には、そこまで手順を深く自分でできるようになる必要がないわけで、概念がつかめていればそれを実行させるっていうことなので、
これぐらいの分量が一番いいかなと私は思ったっていうことなんですね。
データサイエンスの入門本
だから、生成AIの本と一緒に読もうみたいな感じですよ。
いしたにさんの本とか私の本とかと一緒に読んでくれるみたいな。
そういう意味でお勧めをしております。
以上2冊でした。
では次の方どうぞ。
一冊目は文房具屋さん大賞2024というムック本ですね。
不走者から出ています。
これご存知の方多いかもしれない。
内容はというと、オビックから見ると最新文房具728アイテムの中から有名店のプロが厳選した自腹でも欲しいナンバーワン文房具が決定みたいな。
よくあるというかそういう本です。
もともとは僕文房具大好き人間で、ブログでも文房具カテゴリーの記事。
さっき検索したら380件くらいありました。
2000年代の前半の記事だと、ハンズで何を買ったみたいな簡単なやつが1行だけの記事だったりするのが多かったりするんですけど、それでも結構文房具記事書いています。
あと株主優帯の文房具積み合わせセット目的で2008年に国用の家具を買って、年に1回文房具セットが送られてきてウハウハしています。
なお国用の家具も3倍になってそっちもウハウハなんですけれども、そこは置いといて。
でも売っちゃうと株主優帯もらえないので売れないので持っているだけなんですけど。
株主優帯。
なるほど。
そんな文房具大好き人間だったんですけど、やっぱりここのところの電子化だとかDXだとかSDGs関係ないか。
そんな世の中で結構文房具まで特にノートとか手帳とか書く系の文房具の興味ってだいぶ薄れてきてたんですけれども、
ここ1年でまたちょっと文房具熱が上がってる。
要因の1つが子供が文房具への興味が増してきたと。
なぜかというと中学生になったので、中学生になるとシャーペンが使えるんですよ。
シャーペン使うとかっこいいじゃないですか。
こだわりが出てくるんですよ。
そうすると例えば0.3ミリの細いシャーペンで細く書くぜとか、0.9ミリの太いやつでガッシリ折れねえぞ折れねえぞとかそういう感じで出てくると。
そんなのもあったよな。
休日子供と散歩がたらアンズとかロフトとか遊輪堂とか行って最新文庫をチェックしだすっていうのがここ1年くらいになってます。
子供も文房具趣味は悪くないかなと。
例えばプラモデル趣味だと場所を取っちゃって飾る場所とか箱を取っとくとかで体積を取るので、
うちそんな広くないので結構大変なんですけど、それに比べればかっこいいペンいっぱい集めたせいで、
なかなか分量占めてるのでかさばらないので良いのかなっていうような感じです。
そんな感じで文房具熱がまた上がってきたところで文房具屋さん大賞2024のMOOCなんですけど、
これ系の表彰するやつって昔からいろいろある。
この文房具屋さん大賞自体は2013年からなので10年くらいやってます。
これはその名の通りに審査員に文房具を扱うね。
売る側の会社の人たちが入ってる。
そのハンズロフという林道とか蔦谷書店とかそういうのが13社入ってるって感じになっています。
歴代の大賞としてはハリナックスとか国用のハリナックス。
ハリがなくてホチキス、ステープラネスですね。
僕も3つくらい持ってるんですけど、そういうやつとかが大賞になってたりします。
これは文房具の全種類からの全体での賞がいくつかあるので、
あとはペン部門、消しゴム部門、ノート部門とかそれぞれの部門ごとの賞が載っている。
それぞれの部門のトップとかあるんだけど、それはそれでいいんだけど、
2位以下を含め文房具いろいろ最近はこういうのがあって、これが人気だみたいな感じのトレンドが
ランキング形式みたいなのできっちりとわかってくるって方が重要で、
いつも行く文房具店の雰囲気から何となく感じた流れみたいなのが理解できてとても良かったです。
ここ最近のブームとかインクブームとか、いろんな細かな違いのオリジナルインクとか、
それ使ったガラスペンとか、そういうのがどんどん2,3年くらいから表に出てくるようになっているとか、
そういう潮流とかもわかるようになっています。
この文房具屋さんの大賞はマットホップっていうペンテルのペンなんですけど、
これ僕も1本買ったんですけど、ペイントマーカーとかポスカとか、
最近はハイブリッドミルキーみたいな絵の具みたいなインキーです。
文房具屋さん大賞2024のムック本
ペンキーみたいなインキーが出るボールペン。
写真の上からとかマスキングテープの上からでも描けますよ。
暗い色の紙の上にも描けて映えるみたいな感じのペンです。
いろいろな色があって結構ポップな色です。
ロフトの店頭とかでやたらと試し書きしていろんな色やって、確かに楽しいんですけど、
どっちかというと陰キャ向けじゃなくて陽キャ向けの文房具。
買っては見たんだけど、あんまり使い道ないなってピンとこなくて。
大賞はどうでもよくて、デザイン賞っていうのがあって、
それのやつがユニボール1Pっていう三菱鉛筆のボールペンなんですけど、
今ちょっと動画があるからこういうペンなんですけど、
短くて太いボールペンです。すごくコロコロして可愛いんです。
これもいろんな色があるんですけど、アザラシの子供みたいな感じでコロコロして可愛い。
うちの子も友達への誕生日プレゼントとしても買ってたりして、
子供たちにも人気があるっていうボールペンです。
短いボールペンっていうのはよくあるし、太いボールペンもあるんですけど、
短くて太いっていうのはあまりない上に、
天下の三菱鉛筆のユニシリーズで大量生産で入手制アップでとても良い。
これも色が何十種類とかって限定色とかもあるのかな。
僕の持っているのはバナナ色っていう黄色と黄緑の間みたいな色なんですけれども、
ただボディはいろんな色があるんですけど、中身は普通のジェルインクの黒になっています。
三菱だからジェットストリームかなと思うんだけど、
あれはそういう油性ではなくて、ジェルインク系のやつになっています。
もちろんどっかブログで見たのはジェットストリームの替え芯に入れ替えて使う人もいるみたいなんですけど、
もともとのジェルインクも結構書きやすくて、三菱のやつも良いので、
もうそのままでも全然OKみたいな感じだったりします。
つながる読書
そんな感じで感想動向、この本をMOOC読んで感想動向というよりも、
皆さんのお気に入りの文具紹介とかで盛り上がれる回とかあってもいいかなと思ってお勧めの本としました。
ついてるブッククラブじゃなくてついてる文具クラブみたいな感じになると。
それが言いたかっただけなんですけど。
2冊目はつながる読書、10代に推したいこの1冊というチクマ・プリマー新書から出ている本です。
これいろんな方が書いてるんですけれども、代表の著者として出てるのが編集で小池陽二さんという方で、
この方は予備校で現代文を教えている方だそうです。
これどういう本かというと、SNSでつながった読み書きのプロたちによる本のプレゼン大会だというような感じで説明書かれてるんですけど、
14人ですね、小説家とか研究者とか大学教員だとか美術家とか、
そういう14人の小池陽二さん中心としてつながった人たちがですね、それぞれの推しの1冊をプレゼンする。
ついてるブッククラブみたいな感じなんですけれども。
今聞きながらそう思ってました。
それをその14人の推薦した人以外の方が読むと。
感想を書く。そういう形式になってると思うんです。
我々のこういう読書ポッドキャストみたいなのとどういう違いがあるのかなっていうところに興味を持って読み始めています。
これは実際の本の題材としては、前半がその14人がそれぞれいろんな本を説明するんですけど、
ポッドキャストにすると30分超えそうな感じなそれぞれがあるんですけれども、そういうのが14人分続いて、
その後、その長者、紹介した本をその紹介者以外の人が読むんですけれども、
重複しないようにね、それぞれ14人が他の人が紹介した別の本を読んで、
今度は最初のプレゼンの3分の1くらいのボリュームなんですけども、感想を書くっていう感じ。
1冊について2冊感想が載っているっていう感じになっています。
取り上げられている本は文化系の本が多いんですよね。
その編集の方が予備校で現代文っていう感じなので、
例えば、何でしょうね、どんな本かっていうと、
米原麻里さんの堀が森蔵うなの反語法とか小説ですね。
あと桜桃子さんのエッセイだったりとか、
あとはね、和歌文学の基礎知識とか、方言から始める言語学とか、
なんかそんな感じで、僕もあんまり読んだことがない本が多くて、
非常に興味深くその本のプレゼンとか感想とかを読んでいました。
理系本がないんですよね。
これ、情報科学とか経済学っていうのが全然なくて、
それはちょっと繋がり、あれなんですけれども、
強いて理系要素がある本というと、
鼻が生く類って書く、何だろう、架空の生物についてのパロディーの本あるじゃないですか、
鼻で歩く生き物、それくらいなんですけれども、
ただ、これはまた理系強い人が中心となって、
繋がる読書、理系編とかあればいいのかなとは思ったりしました。
これ、Aさんがプレゼンした本をBさんが読んで感想するっていうフォーマットで、
投票でもないし、AさんとBさん以外の人の感想はないっていうようなところが我々とは違うところ。
こういうのはどっちかというと雑誌とかのリレー連載向きなフォーマットかなという気がします。
投票で一冊決めて13人が読んで、13感想があって、
すごい感想だらけで被ってそうな感じなので、
こういう人数だったらそんな感じかなと。
形式としてはこんな感じかなと思いました。
我々がこのポッドキャストで取り入れるとしたら、
一人が紹介、感想だけして、決め打ちで残りのみんなでそれを読んで感想するくらいなことかなと。
例えば大也さんがリチャード・パワーズかなんかを紹介して、
じゃあ次までこれ読んでくださいって言って、
僕とかヒーヒー言いながら読んで、
次の回でもみんなアヤヤヤヤとかいう感想を言い合うっていう感じかな。
とは言え、やっぱり我々としては投票で決める方がお祭り感があってよいのかなとは思います。
そんな感じでちょっと我々のやっているこの活動とのどう違うのかっていうところも面白いし、
紹介されている本も一応、10代に推したい本ということで、
かつ文系系でもいしたにさんとかは結構なじみがある本が多いかもしれないですけど、
僕とかあんまりなじみない本が多かったりするので、そういう意味でも面白いなと思いました。
で、さっきも言ったけど、このフォーマットで理系編が別途あればいいのかなとは思うんですけど、
そういうのも実は我々でそういうのをやっちゃってもいいのかなっていう気もしないではなかったりもするんですけど、
そんな感じでちょっとメタな視点でいろいろ語れるかなということで、
このつながる読書っていう本を選ばせていただきました。
私からは以上です。
はい、ありがとうございました。
それでは聖幸さんお願いします。
僕でいいんでしょうか。
はい、じゃあ僕で。
山崎健氏のお金についての手紙
僕の一冊目は経済評論家の父から息子への手紙、お金と人生の幸せについて、
山崎健さん、はじめさん、山崎さんの本ですね。
山崎さんは今年1月に亡くなられたんですけども、
雑誌とかウェブ上のコラムと書いてあったんで結構知ってる方も多いかと思いますし、
あと最近だと辰夫さんがほったらかしい糖子術紹介しましたけども、その強著者でもありますね。
今年の1月に亡くなったんですけども、
ここ1,2年体調を崩されて、自分が癌であることも分かって糖尿生活も続けてたんですけども、
その中でやりたいことが3つあるとかって言って、その中の一つが、
一つが、この本を最後若者向けに書くことだったかな。
もう一つが、ちょっと今その3つは忘れちゃったんですみません。
そのあれですけども、この18歳の息子さんがいるんだけども、
その方に向けて書いた手紙を元に本にしたものっていうことなんですけども、
普通であれば人生とは何かとか幸せは何かっていうことを中心に書かれるかと思うんですけども、
この方経済評論家なんで、お金部分のウエイトが多く書かれてます。
山崎さん、だんだん自分が糖尿生活に入って、
時からある、特にここ最近かな、すごい本音でものを言うようになって、
いろんな証券会社の裏話みたいのを書かれてたんですけども、
ここでも結構歯に絹着せぬような物言いで、
例えば息子に向けて、資本主義経済はリスクを取りたくない人がリスクを取りたい人から利益を吸い上げるような仕組みになっているとか言って、
お金持ちになったりお金を貯めようと頑張る必要はないけど、
とにかく不利な側に立つほう、お金の面で不利な人になるのは避けたほうがいい。
いわゆるそれ、普通のサラリーマンのことなんですけども、
資本っていうのはどんどんどんどん増えていくけども、
給料っていうのはふくりで増えるわけじゃないから、
ふくりでお金を増やせるほうにつかなきゃだめだつって。
それはとにかく資本主義経済の発明で株式があれだから、株式にとにかく携わらなきゃだめだ。
企業するなり、共同経営者になって株もらったり、
企業するにしても自分のお金使ったり、自分で借金してやるんじゃなくて、
株とか創始の仕組みを使ってやらないとうまくできないよみたいなことを書いてる。
すごくそこに力点を置いて前半書かれてましたね。
サラリーマンっていうか、若いうちはそんなお金貯めなくてもいいけど、
信用取引やったり、FXとか暗号通貨は全部ギャンブルだからやらなくていいつって、
そんなのだめだって言って、
もう若いうちの投資はオールカントリー1本でいいって、
もう積み立てるだけでいいっていうふうにもう言い切ってますね。
サラリーマンでやるなら、経営ノウハウを持ってるとか複雑な技術を持ってるとか、
専門知識を持ってるとか交換できるような人材にならないで、
そういう社長がわからないことをやらなきゃだめだって、
社長に物申せるっていうか、
そういう専門的な知識を持たなきゃだめだっていうことですね。
この本の後半にちょっと面白いことが書かれてあって、
女にモテない人は幸せそうじゃないっていうのがあって、
有名なお金持ちとかタレントとかでも、
若い時モテなかったんだろうなみたいな人がいて、
その人が年取ってからお金持ちになったり有名になったりすると、
ひけらかしたり、変な事件起こしたり、
今でもいろいろ無理やりなんかしたとかって漫才師の方とか、
嘘か本当かわかんないからあれはあれですけど、
そういうふうに、他の社長さんでもいますよね、
年取ってからもいまだにそんなことやってんのかみたいな人とか、
そういうのはあまり良くないから、
人間にとってモテはかなり大事な部分だから、
モテるように爽やかな挨拶を心がけたり、
卑屈にならないでほがらかにしたりとかしなきゃないんだよって言ってやってますね。
これ読んでみて思ったのが、若い人向けの本だから、
初心者向けっていうのかな、
社会人としての心構えとかそういうのだけ書いてあるのかなと思ったら、
意外と年入ってから読んでもすごい面白かったり、
ああそうなんだって思う部分がいろいろあってですね、面白かったですね。
ちなみにこの18歳の息子さんは東大に合格されたそうで、
非常にすごいなと思って、
山崎さんも東大出身なんですけどね、すごいなと思いました。
東大の親子同士が書いた本を読めるとはなかなか楽しいなと思いました。
藤井誠人氏のトークの教室
2冊目がですね、トークの教室、面白いトークはどのように読まれるのかっていう本ですね。
この本読んだけどこの程度のトークなのかと思われると、
下がるようで申し訳ないんですけど、
まだ読んだばっかりなんでね、実践はまだそんなに積んでないんで、
この程度なんですけど。
著者は藤井誠人さんというラジオの放送作家でやられてたり、
星新一のショートショート大賞の第1回の入賞者でもあるそうで、
多彩な才能を持ちの方ですね。
たぶん70歳近いはずですね。
松田誠子さんの番組も担当されてたっていうことなんで、
新人時代の松田誠子さんの番組も担当されてたっていうことなんで、
結構上な方だと思いますけど、その方のトークの教室ですね。
ここでいう面白いトークっていうのは、いろいろトークってあると思うんですけど、
例えばプレゼンのトークとか営業トークとかいろいろあると思うんですけど、
ここでいうトークっていうのはフリートーク、普通に喋っている、
ラジオのオールナイトニッポンとかそういうのでラジオで喋っているような雑談のようなやつですね。
ああいうのがどういうふうにして面白く喋れるといいのかっていうのが書かれてました。
簡単な事例っていうか、面白い話をしようと思ってもなかなかできないんですけど、
こういう話はダメだみたいなのが書かれて、
それはなかなか今すぐにでも実践できると思うので、
例えばダメならいろいろ喋っておこうと思うんですけど、
まず話が長いっていうのがありますね。長すぎる。
あとあちこちに飛ぶっていう、一方的に喋る。
話し方っていうよりも人間関係の問題だろうなと思うんですけど。
あとちょっと耳が痛いので、ギャグやダジャレを連発するっていうのがあって、
僕、歳いってからギャグやダジャレ連発するようになって、
好かれようとしてギャグやダジャレを言うんだけど、それが空回りすることが多いって言われて、
すごい耳が痛いっていうか、若い人に馴染んでもらおうとしてギャグやダジャレ言うんだけど、
全く逆効果で言わないほうがマシだっていう、本当無駄な時間だなと思ったら辞聴しようと思いました。
あと難しい言葉や専門用語を連発する。これもダメですよね。
あと小声でボソボソ喋る。これも当然ダメですよね。聞こえなかったら意味ないんで。
ニュースや新聞で見たことを言うっていうのがあって、
これも若い人と共通の話題がなければ、ついついニュースや新聞で見たことを言いがちなんだけど、
塞がれてるんだろうなと思って、あと友達や家族の話をする。
共通の話題じゃないこと言ってもダメだってことですよね。
あと自慢話、昔話がダメってことで、だから昔悪だったとかっていうのは、
昔の話の上に自慢話でダメなんです。もう二重にダメなんです。
しかもすまないじゃないですか、昔悪かったなんてね、話聞かされてもって。
あとこれちょっとね、面白いっていうか、笑った話、この間笑った話あるんですけどとか、
この間ちょっと面白い経験したんですけどって言って始めるのがダメだっていうことで、
ハードル上げちゃって心の壁ができるっていうか、面白いんだなって身構えちゃうからダメで、
ここは渋谷に行ったんですけどもとか、この間クリスマスパーティーやったんですけどとかっていう始まり方はいいんだけど、
面白い話あるんですけどとか、自分で笑いながら喋るのも最悪ですね、そういうのも。
だからそこはダメだそうです。あと、要約を先に言うっていうのがあって、
これ辰夫さん気をつけた方がいいと思うんですけど、高学歴で理系な人は、自分で最初に結論を言ってしまうっていう。
話の内容を先に言う癖がついてるそうです、そういう方は。
逆にそういう方っていうのは、結論から言わない人がイライラするのかもしれないですけど、
そういう要約っていうのは、要旨を先に言うのはあんまり、トークとしてはダメだっていうことですね。
ビジネスならもちろんそのほうがいいんですけども。
じゃあ逆にいいのはどうだっていうと、冒頭はあるあるネタ、共感できるネタがいいそうですよね。
雨の日の満員電車って大変ですよね、今日も雨だったんですけどとか、
例えば水道業者のマグネットってあるじゃないですかみたいな、そういう導入がいいらしいですけど。
しゃべるときに、自分の心の動きとか臨場感とかも持ってしゃべるといいっていう感じでやってました。
こういうトークを鍛えてやると、女性のアイドルの方もタレント力が増して、
歌しか歌えないとか踊りしかできない人よりも、やっぱり平場での受け答えがいいと、
この人使えるなってアイドルがだんだん使われてって、
例えばさしはらさんとかね、私よく知らないんですけど、いろんなテレビ出てるけど、
おそらくそういうトーク力がすごいずば抜けてたり、いろいろしっかり準備して挑んでるのかなと思うんですけども、
そういう感じでトーク力さえあればっていうか、もっともっとの土台がしっかりしてる上にトーク力があるとさらにいいっていうことなんだなと思いました。
この本の最後の方にちょっと面白いことというか書いてまして、
ラジオとポッドキャスターが滅びないっていう話が書かれてます。
なぜならですね、人はしゃべりたいものだから、
基本的に人はしゃべっていたい、教えたい、共感してもらいたいという欲求があるから、
供給側はいっぱいある。
聴く側も、音楽だけ聴くんじゃなくて、深夜になるとついつい人の声が聞きたくなるとか、
トラックの運転手さんがずっと長時間運転してると、たぶんラジオを聴いて運転してる方も多いと思うんですけど、
やっぱり人の声を聞きたいっていう欲求もあるから、
そういう聞きたい人と言いたい人がいるってことは絶対大丈夫だって、滅びないってことが書かれた。
なるほどなと思ってですね。
テレビ電話がね、どのスマートフォンにも基本機能ついてると思うんですけど、
テレビ電話じゃなくてやっぱり電話とかっていうのも多いと思うんですね、声だけっていうのもね。
だから意外にやっぱこのポッドキャストも根強く生き延びれればいいなと思ってます。
これがトークの教室を読んだ私のトークなんですけど、
この本自体はもっと面白いことを書いてるんだけど、ちょっと私のトークがつかないんでこの辺で終わりますけど、
これが今回私の選んだ2冊でした。以上です。
はい、それでは最後いしたにさんどうぞ。
はい、私はですね、今回はからずも今話題の本2冊を選んでしまったんですけども、
東京都道場と第170回秋田川賞受賞作『ザ・ハ』
1冊目はですね、東京都道場と第170回秋田川賞受賞作で、最初これ話題になったのは要は、
なんかAIが作った、生成AIが作った文章を何パーセントでしたっけ?
なんか2パーセント、5パーセントぐらい使ってるみたいな話でニュースで流れてきて、
ふーんと思ってて、その後追ってなかったんですよ、全然。
で、そう言えばと思って、この本どういう本なのかなと思ったら、
ザ・ハディッドが設計した、要はもう架空のものになってしまった国立競技場が完成した日本が舞台っていうことになっていて、
で、六本木ヒルズとか、あと実際今建ってる熊ケン号の国立競技場の前とかを通るとですね、
僕はいつもザ・ハに建てさせてあげたかったなってずっと思ってたんですよ、ずっと。
で、ここにザ・ハの設計のやつが建ってたらどんな光景だったんだろうみたいなことをよく思ってたので、
で、それをそのまま小説にする人がいるとは思わなくて、
で、しかもそれが新しい刑務所が絡んできたりとか、現代版バベルの塔っていう、
で、さらに絵が入ってくる。だからバベルの塔だから言語の問題なはずなので、
そこに絵が絡んでくるっていうなっていうところなので、
これは読まねばならないなというところで、
まあ本当に今本当に最初の方だけまだ読んでるところですけども、
いいなというところですね。
なんか本当、国立競技場は熊ケン号に変わってからずっと思ってたことだったので、
それを物語として読ませていただけるのであれば、
それは読まねばならないなということで、
それがたまたま芥川賞でしたっていう感じですね。
で、もう一冊はですね、これも完全にぶっ込み案件なんですけど、
漫画『セクシー田中さん』
いろんな問題を結果的には引き起こすことになってしまったセクシー田中さんですね。
で、これが今漫画が7巻かな、7巻まで出ていてですね、
僕も要は事件のことで知ったので、どうしようかなと思いながら、
でも結構何人かが、事件としてもこの漫画はいいよっていうのを何人か言う人がいたので、
ちょっとある日ふと思って買って一晩で全部読んじゃったんですけども、
簡単に言うと大傑作ですね。
おそらく、おそらくっていうか多分間違いなく、
作者本人が投影されている主人公である田中さんが、
周囲からは地味な人であるみたいなふうに見られている人が、
一つ趣味を見つけることによって人生が変わっていったり人格が変わっていったりみたいなことを、
非常に丁寧な感じで描いていて、若干男女ドタバタ要素はあるんで恋愛的な、
なるほどこれの要素があるからドラマにしたんだろうなっていうのと、
最初地味な田中さんが若干セクシーな格好をするので、
その対比は確かにドラマにするには面白かろうなというところもあって、
なったんだろうけど、読み進めていくに従っていかに自分と向き合って、
あとどうやって社会と折り合いをつけていって、
それから自分がどういったスキルを身につけていって、
みたいなことをすごく掘り下げていっている作品で、
読み終わった後は事件のこともとりあえず一旦全部置いておいて、
ああもうこの続きが読めないんだっていうことを非常に残念な気持ちになった本ですね。
なので、だから事件のあれもあるんだけど、
あれのせいでちょっといい色目がどうしても当然ついちゃうし、
当然これ以上多分描かれてないと思うので、
原稿がどこかにあるっていうことも多分ないと思うので、
これ以上漫画も出ないと思うんですけども、
それをいろいろ差し引いても非常に素晴らしい漫画であることは間違いないなということで、
これも紹介しざるを得ないなというふうに思った次第です。
結果的にお話題の2冊になっちゃったんですけど。
ということで今月この2冊です。
それではそれぞれ1位と2位を決めて発表するということになりますが、
まずじゃあ私橋本からですね。
1位と2位の発表
1番はですね、トークの教室、面白いトークはどのように生まれるのかですね。
このポッドレスやってるっていうこともあるし、
たまたまちょっとデジ張りでですね、
面白いトーク番組をいっぱい作るっていうワークショップというかイベントがありまして、
学生にそういうのをみんなでやらせるっていう、
ちょうど知りたいなと思っていたので、これ1位ですね、トークの教室。
2位はたつをさんの文房具屋さん大賞2024ということで、
ここ文房具好きな人多いと思いますし、私もかなり好きなんですけど、
この本の内容を語ってもいいんですけど、文房具について語っちゃってもいいのかなと思って、
これどうせ買うしねっていうこともあってね。
文房具屋さん大賞2024がナンバー2であります。
では次がたつをさん。
たつをさんどうぞ。
ここはですね、ちょっとね気分が小説気分に最近なっているので、
1位は東京都道場道ですね。
AIも興味あるしっていうところで、
2冊目はですね、親愛なる八本足の友達ですね、タコですね。
なんか手軽に読めそうな雰囲気が、いきなり本編になるってことはなんかそういうね、
雰囲気と総合性なのかなっていうところもあるので、
ということで2冊です。
それでは成功さんどうぞ。
僕の1冊目はですね、
タイヤさんが紹介した一生もののビジネス教養データサイエンス対策ってやつですね。
シンプルにわかる。
ちょっとこれ見たら200ページぐらいで短いんで、
これでいろいろモラできるならいいなっていうのと、
逆にそんな甘いもんじゃないでしょって、
1つの項目に1冊の本を大学生、理系の大学生が勉強するのに、
そんな1つの項目2,3ページあたりで流してもらって、
それで一生ものなんて言われてもらうみたいな。
ただ、これ見たら、著者の方YouTubeやってるみたいなんで、
それを補足で見たり、そこから広がればね、
自分の必要なものが何かわかるっていうのも意味があると思うし、
だからちょっと概要をパッとこれで見て、
深めたいときはまた別にね、専門性を他のウェブ見たりでいいのかなと思って、
ちょっとこれ読んでみたいなと思いました。
あと、僕の2番目は文房具屋さん対象ですかね。
あといしたにさんの、やっぱセクシー田中さんも悩んだんですけど、
僕はちょっともっと逆に間を空けてから読みたいなっていうか、
第83回「2024年4月の課題図書選定会議」
ちょっと今、暗い影がちょっとちらつきすぎて、
これは時期をずらして。
で、その文房具屋さん対象2024は、
ちょっとたまに経路が違う回があってもいいのかなっていうのと、
あと、一時期ね、ライフファックブームというか、
コシリールがどうとかとか単語ノートがとかって、
すごい流行った時期もありましたけど、
この頃はね、100円ショップで文房具が大量に出るようになってから逆に、
なんかあんまりロディアがいいとか、
そういう話があんまり出なくなっちゃって寂しいなっていう思いもあったんで、
これ読んでみたいなと思いました。
以上です。
では最後がいしたにさんです。
この本はされちゃったらちょっと読まざるを得ないので、
1位はトークの教室ですね。
藤井誠人先生は、実は僕、大学時代放送部でラジオの仕事もしていて、
僕の先輩たちがオーランド・日本でADやってたりするので、
藤井さんの話はお聞きしてるので、
藤井さんが本を出してると正直僕は思ってなくて、
それに一番びっくりして、
本を出すタイプの方でもないので、
なのでそれもあって、これは読まざるを得ないな。
私も中学生、高校生の時はオーランド・日本リスナーでもありましたので、
その頃から現役っていうのが恐ろしいんですけど、
っていうので、読まざるを得ないなというところですね。
これはもうやむを得ないっていうやつですね。
2冊目は、ちょっとセットで名前を出されたからというわけでもないんですが、
一生もののビジネス教養データサイエンス大全体。
やっぱりチャットGBT、僕もデータのあれとかで使うことはあるんですけど、
僕はそっちが専門ではないので、
なんかちょっと難しいなみたいな、ちょっとわかんない、
概念のところがわかんないなみたいな時はどうしてもあるので、
僕の本と大也さんの本と3冊セットで紹介してほしいという意味ではないんですけど、
ではないんですが、これを2位にしたいかなと思いました。
はい、どうもありがとうございました。
重なるのはあったんですけど、1位が2人いたので、
トークの教室、面白いトークはどのように生まれるのかですね。
あとですね、今そんな話もしちゃったからなんですけど、
大也さんの生成AIの本と僕の本はもう出てるんで、
生成AI会を1回やるのはどうかなという。
はい、というのを1回やるのもいいかなというふうに思いました。
という感じですね。
はい、そうですね。
はい、ぜひ。
そういうわけで、次回はトークの教室、面白いトークはどのように生まれるのかと。
この回をやった後、このポッドキャストががぜんぶ面白くなった。
面白いトークで感想を言わないといけないですね。
あとあれじゃないですか、終わった後に、
一体今回はダメなやつを何回言ったかみたいなね。
ダメ出しされるみたいなね。
次回が面白くなかったらいかんですね。
必然的にね、これ読んで喋る回なんだからね。
ぜひ次回は全員、学んだことをいかんじて話すことにしましょう。
じゃあ、そういうことで。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。また会いましょう。