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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、今週YouTubeブランドキャストっていうYouTubeが、主に広告主とかパートナーを集めて開催するビジネス系のイベントに参加してきまして、
実はね、その時の広瀬幸美さんのライブが素晴らしかったんですけど、ちょっとその話は多分別の機会にさせていただいて、その場での発表内容はなかなか興味深かったんでご紹介したいと思います。
個人的に印象に残った中身は2つありまして、これは詳細はThink with Google っていうGoogleのブログのところに結構詳細のスライド上がってますんで、YouTubeの月間ユーザーが国内18歳以上が7,370万人になり、
45歳から64歳でも2,740万人になるみたいな。 本当はクライアントの事例なんか見てても、もうYouTubeの動画広告が本当テレビコマーシャル並みの影響力を出し始めてるんだな、みたいな事例がいっぱいありましたね。
YouTube、1つ、個人的になるほどねと思った発表が2つありまして、1つがYouTubeショートは利用率1位っていう。
ショート動画って言ったら大抵の人はTikTokが思い浮かび、インスタのリールが浮かび、でYouTubeショートっていう順番になることが多い気がするんですけど、
日本における利用率だけでいくと、これはマテリアルさんの調査かな。 アンケート調査なんで、傾向によって取り方によって変化するかもしれないですけど、少なくともこの調査結果でいくと
YouTubeショートの利用率が前世代62%、Z世代74%で、サービスA、おそらくTikTokだろうものに対してそれぞれ
10%とは言わないけど5%以上高いっていうことですね。でも全体の利用率で言ったら53%が62%だから10%ぐらい高いのかな。
だからもう実はショート動画の1位はTikTokじゃなくてYouTubeショートだよっていうのが今回のYouTube側の発表内容ですね。
実際はYouTubeを7370万人アクティブユーザーがいるんで、ついでにショートも見ちゃったみたいなケースもあることを考えると、
ショートを積極的に見に来てるのかっていう文明で言ったらまだTikTokの方が多いだろうし、ショートの滞在時間とか見るとTikTokの方が長いんじゃないかなとか色々思うんですけど、
いずれにしてもリーチで考えるとYouTubeショートが利用率1位ですね。だからもうTikTokにショート動画を上げるんだったらYouTubeショートに上げたほうがいいんじゃないかなっていう時代になってるというのが一つです。
もう一つが、これが結構なかなかインパクトあるなと思ったのは、
これですね。記事のタイトルにもしましたけど、YouTubeが日本テレビも抜いて、コネクテッドテレビで一番長く視聴されるチャンネルのデータですね。
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これはちょっとインパクトある気がしますね。実際はこれも結構前から時間の問題だと思われていたもので、
それこそインテージさんか何かが数年前にこういうコネクテッドテレビにおける利用時間のグラフを出していて、
実はそのお昼の時間とかもYouTubeのほうが地上波よりも多いみたいなグラフを見て、僕もゆっくりしてたんですけど、
リビジオさんが定期的にこのデータを出されていて、
2023年のデータの段階でテレビデバイスのコネクテッドテレビにおけるチャンネルの視聴時間が、
日本テレビが58分で、YouTubeが53分で、テレビ朝が44分で、YouTubeが2位っていうデータ出てたんですよね。
これはまあそのうち抜くんだろうなと思ってたんですけども、2024年上期の段階でもう、
Googleさんのスライドさせるとテレビ局の名前は出てないんですけど、YouTubeが1位になりました。
多分放送局、映画、日本テレビだと思いますね。
日本テレビの数値もひょっとしたら下がってるのかもしれないですけど、
前のグラフから見るとやっぱりテレ朝、TBS、富士テレビが横並びで、NHKが1段下がるって、
この傾向は多分2023年も2024年もあんまり変わってないと思うので、YouTubeが伸びたっていうことだと思いますね。
これはね、あくまでコネクテッドテレビなので、NHKが低いことからわかるように、
やっぱりシニアの人たちはNHKを普通に1デジで見てるので、コネクテッドテレビ、ネットテレビ、
そしてインターネットにちゃんとテレビを接続して、ネットフリックスとかYouTubeとか見れるようになった人たちの中では、YouTubeが1位になってるっていう話ですけど、
これからこうやって若い世代がどんどんテレビを買い替えて、テレビでネットサービスが使えるようになると、
どんどんどんどんYouTubeの視聴時間が長くなるんだろうなっていうリサーチデータですね。
で、当然これ今はこのテレビ局と並んでYouTubeが並んでるんですけど、
これネット広告の世界のグラフの歴史で言うと、ネット広告もテレビ広告抜くんじゃないか抜くんじゃないかって言われてて、
抜きましたと思ったら、気が付いたらもう数年で、マス4媒体全部足したやつよりもネット広告多くなっちゃったんですよね。急増してまして。
こういうのもトレンドで言うと一気に変わると、わかんないですよ。
わかんないですけど、このYouTubeとかNetflixとかAmazonプライムとかのネット接続サービスの利用時間の方が、いわゆる地上波の視聴時間よりも長くなるみたいなのは、
Tverもありますからね。長い目で見ると結構時間の問題だなっていう感じですね。
イギリスはもうすでにですね、ちょうど同じタイミングでもう電波放送が終わっていいんじゃないかって議論がされているっていう記事を小寺さんが書かれていて、
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もうネット完全移行しちゃった方がいいんじゃないかって。要はその電波の設備いらないんじゃねっていう議論がイギリスで始まってるらしいんですよね。
ちょっと日本人からしてマジで、やっぱりこうね、同時に数千万人が見るものっていうのは、やっぱりネットでは投資対効果が合わないんだっていうのが、やっぱりネット界隈の常識だったんで。
シネジの施設全部ノックしちゃってネットにして本当に、なんかみんなが同時にソッカーとか見れるのかなって思っちゃうんですけど、もう多分イギリスは見れてるんですよね、ネットの配信サービスで。
実際今ネットの同時視聴の数とかどんどん上がってきてますからね。当然コストがかかってると思うんですけど。
そう考えると、日本が単純に遅れてるだけって考えると、ようやく変わってきたかって見方もあるのかもしれないですね。
でも僕本当日本はテレビ、地上波が非常に強い国なので、こういう海外みたいな感じにはならないのかなってちょっと思ってた分、やっぱりもうこうやってなるんだってちょっとインパクトは個人的に大きかったです。
今後多分日本のテレビ局、地上波のテレビ局に問われるのはどうするんだったらしいですよね。これを止めようとして、自分たちのデジタルサービス、TiVaを中心に強化してYouTubeと対抗するのか、
韓国のテレビ局のようにYouTubeを視聴者がみんな見に行くんだったり、YouTubeでも見てもらえるように自分たちの番組をYouTubeにある程度出していくのかっていう。
これはね結構大きな二択だと思うんで。
ちなみに新聞社はYahooに乗っかっちゃったことによって、乗っ先化してオモヤを取られるみたいなことになっちゃったと、今新聞局の人たちはみんな思ってるんですよね。
やっぱりYahooに行けば全部のメディアが見れると思っちゃった結果、みんながYahooに行くようになっちゃったんで、自分たちの新聞のところは来なくなっちゃったっていう。
これ本当どうなんだろうな。イギリスのBBCとか見てると上手いことやってる、そういう選択はありそうな気がしますけど、
少なくとも放送局がこんだけいっぱいあって全部が同じアプローチで生き残るってのはありえないと思うので、多分これから各テレビ局のこの戦略の選択が大きく将来を変えていくことになるんだろうなと思って注目しております。
はい、こちらのチャンネルでは2本目のためのミラー行き坂に応援したいなと思っていますので、他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、おまけでしまーす。