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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、BE-FIRSTの新曲「Masterplan」が無事にというか、順当にビルボードチャートの総合1位になったということで、
Yahoo!ニュースの方に、BE-FIRSTがコンセプト・シングル・マスタープランで総合1位獲得とカモンは業界に広がるかという記事を寄稿してみましたので、裏話をご紹介したいと思います。
BE-FIRSTはね、もう6曲目の総合1位ビルボードジャパンのチャートで、まあそういう意味ではもう6曲目なんで、まあ普通に取りますよねっていう感じの印象を持たれる方も多いと思うんですよね。
無事にBE-FIRSTの翌週のチャートで1位になったという話で、マスタープランは本当にあの、個人的にはMVがドハマリしてますけれども、マトリックス調のMVと、ダンスもすごいんでね、
そういう意味では1位になるだろうなと思って、なったって話はあるんですけど、今ちょうどブリング・バンバンボーンが今、ビルボード総合チャート13連覇とかしてるタイミングだったんですよね。
だからちょっと危ないかなと思ったんですけど、まあ無事に1位を取りましたと。
で、個人的に注目していたのはそのマスタープラン、今回はやっぱり結構特別だったと個人的には思ってるんですよね。
まあこれは業界の方がどう受け止めてるかちょっとわからないんですけど、今回はだからコンセプトシングルっていうキャッチフレーズがついてまして、
要はシングル曲なんですけど、コンセプトシングルって何がコンセプトかっていうと、音楽業界を持続不可能にしないための低減を含めたコンセプトシングル。
この宣言した2月ですからね、リリースは4月なんですけど、2ヶ月前にも宣言をしてB-1STの次のシングルはコンセプトシングルですと。
関係各社、ファンの皆さん、アーティスト本人、そして社会全体全体全てにとって少しでも良い未来を模索していけたらと思いますっていう予告をしてるんですよね。
これ予告、今回はどちらかというとSDGs文脈でそのジャケットを紙にしたりとか、いわゆるランダムトレーカーと呼ばれる複数枚ファンに買わせるための仕組みをやめたりみたいなのをしているのをしますっていうのも事前に2月の段階で予告していて、
4月の発表会の場でもスカイハイさん自らがプレゼンテーションを行い、プラスチック問題だけがCDビジネスの問題ではないんだよと。
そもそもの日本の音楽業界には重大な欠陥があるっていう、かなり重い問題提起をしたっていう背景があるんですよね。
これは別でヤフーニュース記事を書いたんですけど、ここまで言うからには、これをやってさらにビーファーストが1位を取るっていうのが今回、多分宿命というか義務付けられた感じがあるんですよね。
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やっぱり持続可能性を重要視することによって、いろいろ変えた結果1位を取れないと、やっぱりそうやると1位取れないじゃんって言われちゃうんで。
これをやっても1位を取れるのであるって、だからそれをやる必要はビーファーストはないのであるっていう宣言を多分スカイハイさんはしたかったんだと思うので、
そういう意味では個人的には1位を取れて無事に取れてよかったなと思ったんですけど、音楽チャートに詳しい今太さんの分析によると、今回のリリース、やっぱりもう過去のノウハウが積み上がっている1位で、やっぱりBMSGの自信があるんではないかというのが見方みたいですね。
スカイハイさんもリリースの後、コンセプトシングル大好評ですっていう一人芝居のインスタグラムの動画を上げておられるんですけど、これで結果を出して未来に繋げるのだっていう投稿をされていて、そこの思いがめちゃめちゃあったと思うんですよね。
やっぱりC2シングル単体のセールスで見ると、いわゆるフィジカルセールスで見ると同州にリリースされたWestに倍以上、実は枚数で差がついています。
Westのハートは推定売上枚数26万枚、マスタープラン11万枚なので、オニコンのチャートランキングとかだと1位がWestなんですよね。
ビルボードの総合チャートは実は複数指標が組み合わさった総合チャートなので、総力戦で勝てばいいですよね。CDシングル自体はアミジャケットに変えたり特典を外したりして、今回B1のCDシングルの売り上げは実は下がっています。
前作のメインストリームは9000万枚で、今回は11万枚。実は5万枚以上減っているんですよね。
多分ファンの方にもスカイハイザーからのCD買わなくても大丈夫というメッセージがある意味届いた分、その分売り上げも減っていると思います。ただ見事に総合チャートを取れたのはこの複合的な要因なんですよね。
ダウンロード、動画、ラジオ、それで1位ですね。これの組み合わせによって総合1位と。だからストリーミングも7位なんですよね。
ブリングマンバーモーンはとにかくストリーミングが凄まじく動画再生もデカくて、今カラオケとかも1位になってるみたいですけど、何よりもストリーミングと動画再生1位で総合13連覇とかしてたところを、今回B1のマスタープランはYouTubeの再生数でブリングマンバーモーンを抜いてますからね。これ大きいですよね。
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これによって総合1位を14連覇阻止したってことですね。今回はMVがマスタープランのマトリックス好きとしてはたまらないクオリティの高さ。
結構海外のリアクション動画なんかでもかなりいい反応をもらっているみたいで、今回だから1000万再生が過去のEVERSTの楽曲の中でも一番早く到達したらしいですけども、かなり海外の再生数もあるんじゃないかというリサーチ結果が出てるらしいです。
まだビルモードの海外楽曲のランキングに入ってないんで、YouTubeだけは見られている段階なのかもしれないですけど、これTikTokとかSpotifyの方に広がるかどうかでグローバルに進めるかどうかまた変わってくると思いますけど、
今回個人的に注目したいのは、今回EVERSTの取り組みはBMSGからの業界への音楽業界を持続不可能にしないための提言で、現代のCGビジネスに対する小さな一石を投じる結果だったんですね。
これで1位を取ったというのは説得力すごいあると思うんで、他の事務所がどうするかというのは次の注目点ですね。
個人的に一番重要視しているのは、スタートエンターテインメントさん。
旧ジャニーズ時代には、ストリームをやらないことによってある意味金振りから3人が脱退するという結果を招いているぐらい、CDビジネスをやっぱり守るためにストリーミングから距離を取っていた事務所ですけれども、
今回金振りもサブスク解禁という発表がされて、シングル&ベスト版収録曲の計63曲一挙にという事らしいんで、
他のグループも結構ストリーミングとか同時に解禁しているグループがだんだん増えてるんですよね。
スタートエンターテインメントだってそこはもうEXやるって宣言されてるんで、当然変わると思います。
もう一個注目はランダムトレーカーですね。
ランダムトレーカーはどっちかというとK-POPの商法なんですよね。
もともとAKBとかのいわゆる選挙権、CDを先頭、握手権にしてしまうビジネスを、
K-POPが逆に今度はランダムトレーカーで複数枚売るっていうやり方を確立して、
今韓国だけが世界でCDビジネスが伸びるっていう状態になってますけど、
その結果日本でもCDの売り上げがもう一回底打ちして上がり始めてるんですけど、
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これがやっぱりCDビジネスを生きながら再生し合ってる背景にもあるんですよね。
ちょっとやりすぎではないかっていうのは、今回ミンヒジンさんが今ハイブとめちゃめちゃ揉めてますけれども、
ミンヒジンさんがその会見のついでに、ついでにって言ったんですけど、
ランダム補とかランダムトレーカーで合気合わせに来る限定、ニュージーズはやらないと。
ハイブは業界を怪我しているみたいな、かなり重い問題提供されてます。
これは当然K-POPの業界でもランダムトレーカー見直しになると思うんで、
今回のB-1stの一石は結構大きい反響になるんじゃないかなと。
これで音楽業界本当反応しなかったら嘘だなと思います。
実際にはスカイハイさんが今回の取り組みをする前に、かなりCDショップとか音楽レーベルとか、
音楽事務所とか回って事前に説明を実は結構丁寧にされてるらしくて、
やっぱり応援する声の方が多かったとスカイハイさんは少なくとも言ってるんで、
それでこの結果だと、やっぱりよそもその音楽についていかないとこれは嘘でしょうっていう感じの、
雰囲気立ってるんじゃないかなっていう。
結構今回の一石は日本の音楽業界の方向転換になるんじゃないかなっていう。
歌詞で最高傑作が最低条件だと言ってますけど、見事に1位を取って最低条件をクリアし、
個人的にB-1stはまず世界に見つかってもらう方が優先ですけど、
日本の音楽業界のビジネスモデルへの問題提起もこれはうまくいったんじゃないかなと思いますので、
今後他のグループがついてきてくれるのをちょっと注目してお待ちしたいと思っております。
こちらのチャンネルでは日本のエンディングも急がに応援したいと思っておりますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。