1. 飛鳥山の窓から -TOKYO NORTH MOVEMENT-
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2024-04-25 16:16

#5-4ゲスト:芝原誠一さん 日本フエルト会長が感じる「紙」の可能性

【今月のゲスト】

芝原誠一さん


【今週のテーマ】

・「紙」の可能性は? 

・東京北部の玄関街を目指して  



東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
はい、こんばんは。小篠光洋です。もう今月もいよいよラストになってしまいました。日本フエルト取締役会長、芝原誠一さんにお話を伺ってまいりました。ラストを語る素晴らしいお話、また伺いたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
引き続き、よろしくお願いします。
今週はですね、今のペーパービジネスといいますか、紙の業界の今後、そして日本フエルトさんとしての今後、未来に向けてというようなことを中心にお話を伺ってまいりたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
現在、ペーパービジネスの置かれている状況というのはどういった状況でしょうか。
皆さんご存じの通り、用紙、新聞紙中心に、やはりこの需要源というのは引き続き加速してますね。
例えばですね、サラリーマンが定年退職、リダイヤしたときに生活、ライフスタイルで何が変わりましたという、まあアンケートがある。
その中のランクインしてた中で日経を読まなくなったというのがあるんですよ。
それはやはり会社勤めるときは読んでたけど、もういらなくなったということなんですけど、これが結構な人数毎年減っていくと。
じゃあ代わりに学校出て新しく社会人になった若い人が日経を取るようになるかと。取らないんですよね。
電車の中でもう一昔前はみんな新聞を読んでましたけど、もしくは文庫も読むと。
今全民がスマホですからね。それを撮ってみてもそういうことですね。
それにね、象徴されるように、これはやむを得ないことですね。
ですから政治外資さんも、以前は消費化とか電子媒体の問題、電子媒体が関わってくるんですけど、
いずれブリックスが、紙は文化のバロメーターと言われてますので、
ブリックス諸君が発展してくるとやはり紙の使用量も増えていくだろうと考えてたんですけども、
これが紙を飛び越えていきなり電子媒体に移ったんですね。
確かに生活用の紙は多少増えていても、全体として大きなものを占める情報関係のものは増えない。
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むしろ減ってくるということですね。
大げさなことを言うと、パピルスの紙が発生して以来、それ以来の構造改革の端境にいるんじゃないかというようなことも言えますよね。
当社としては、21年からの中期の3カ年計画で、やはり紙の需要に備えたプランニングを立てて、
その時は、その時点で5年先ぐらいの見込みで逆算した計画だったんですけど、
このコロナで、5年先と読んでいたのに、いきなり現実として現れてしまった。
つまり、コロナのいろいろオンラインだとか、そういうものが進んだことによって、
情報が紙媒体から電子媒体に進むことが、もうすごく早く進んでしまったということですね。
そうですね。静止画屋さんの正式という紙を作る機械ですけど、
それがもう、当分先といったらのきなみ止まってしまったということで、
現実的にFLTの仕様が減ってきたということですね。
追い風となるのが、一部、脱プラスティックの動きとか、そういうのもあるようですけれども、
その辺に関してはどういうふうにお考えですか。
上質系と新聞用紙系は減りますけど、例えば板紙、梱包だとか、箸の紙とか、板紙は横ばい。
それと、多少なりとも増えるのではないかというのは家庭紙。
家庭紙は需要が顕著ですから、今でも正式で新しく親切という家庭紙があります。
ただ、そうは言っても、それだけでいきなりものすごい需要が増えるわけではありませんから、
前に申し上げたとおり、FLT以外、具体的にはワイヤーとキャンバス、ベルトの画版を急いでいくと。
紙業界の中での画版ですから、ある意味、お客さんが一緒ですから、
そういう面では新規事業ではあるんですけど、計算は成り立ちやすい。
ただ、エネルギーは要りますけど、やはりそれぞれが専業のプロの集団がいますから、そこへ割って入るということが非常にチャレンジタブなものがあるんですけども。
あと、さらに紙パー以外の違う業界、違うものをどうやって踏み出すかという点ですね。
それについてはこれまでも、我々自身の力だけでは限界がありますから、いいパートナーを見つけてやっていきたいということで。
ただ、実際にいろんな検討すべき案件とかありましたんですけど、
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例えば4,5年ぐらいは連結決算をオンされて、決算は多少良くなるかもしれない。
ただその後、いろんなものがどんなものが含まれているかとか、非常に未知数の中で発信するというのがどうだろうかと。
やっぱりためらうところがあったり、それは私自身に勇気がなかったのかもしれませんけれど、
そういう点では実際に合算を出したというのは今のところないんですよ。
それは引き続き、特にシナジー効果を見ながらという探し方をしていたせいかもしれません。
それではなかなか見つからない。
そうしたら、もう違う分野でも手を広げて視野を広げて、これからちょっと進めていきたいなというふうに思っています。
本当に上場会社としては常に株主さんの目もありますし、
IRをしながらいろいろやっていくということの中で、なかなか難しいご決断のタイミングがあると思いますけど、
ただ、本当に長い歴史の中で培ってきたものづくりの精神というか、
その中で活かせるものがあるのかなという気もしますし、
あとやっぱり、紙というものの可能性がもう少し広がるんじゃないかなという気もしてならないんですね。
私も例えば建築の世界でもそうですし、
例えば今、帰宅の中でもちょっと面白いことを大地系の方とやっているのは、
サッカーのゴールのネットを紙で作るというのをやっていて、
実はその実験を帰宅の施設で置いて、帰宅のサッカー協会さんが連携して終わりになっていたりするんですけれども、
やっぱりああいうものを今まではビニールというか、そういうもので作っていたものが、
もし紙でして、しかも耐久性も良ければ、非常に今の言うところのSDGsとかそういうものにもつながっていくので、
もうちょっと落ち着くと紙のニーズというのがまた変わったところで出てくるのかなという気はするんですけどね。
そうあってほしいですね。やっぱり紙は再利用ができる資源の再活用に一番有効なものだと思うんでね。
プラスチック系に比べればそういう面では地形に優しいですし、もっと広がっていいような気がしますね。
しかもその素材になるまでの間は非常に地球の環境に優しい木材が切られるまでの間の循環の中できちっとやっていけば、
地球環境の維持にもつながっていくということだと思いますし、
ぜひそういうところに会社のいろんな知見とか技術力が活かされるタイミングが来るというのは望ましいところだと思いますね。
ありがとうございます。先ほど前回ですか、ちょっとお話を伺いましたけれども、
帰宅に本社を置くということに関して、本当にこだわりを持ってやっていただいているということなんですけれども、
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もう少しその辺から深掘りしてお聞かせいただけますか。
そうですね。やはり私自身も可能な限りこの赤羽の本社にずっといたいと思っていますね。
やっぱり赤羽という町が好きだなと思うのは、
例えば僕は今川口に住んでいますけど、やっぱり川口から橋を渡って、
左側の荒川水門とか岩口の、いつも帰宅の花火会が見える、あの辺りの風景とか。
そして入っていくと一点、あそこの一番外の飲食界隈。
それとまた線路の向こうは今度東洋大学とかに来て、あそこの雰囲気とか、非常にいろんな顔を持っているじゃないですか。
まさしくこの北の玄関口、東京のっていう感じがありますんでね。
本当にいい町ですね。もっと良くなるんじゃないかなと。
もっともっとアピールするものがいっぱいあるような気がして。
前ね、お話しした通り、私川口に住んでますけど、ぜひ仲間に入れていただいて。
東京24区。
いやいや、それ言っちゃうと川口の人に怒られちゃうんで。
そうです、恨まれちゃう。
でも会長はご本社だけじゃなくて、夜の分も含めて赤羽滞在率が非常に高いというにも関わってますんで。
冗談ともかく、本当に地域にとっても伝統のある日本ウェルトさんという会社がそこに存在し続けてくださる。
しかも今我々がシビック・プライドの象徴として位置づけている渋沢さんの流れを組む企業でいらっしゃるということは、本当我々にとっても誇りでもあるので、
本当にぜひ末永く赤羽で頑張っていただければというふうに思いますね。
そういう意味では、近年は会長さんのお声掛けで、北区文化振興財団のフトビア音楽祭なんかにも色々ご協賛もいただいているようですけれども、
そういう地域貢献、CSRみたいなのについてちょっとお考えがあればというふうに思います。
なかなか具体策の提案はないんですけど、理想像と言いますかね、
例えば北区トピアが今新しくしようとか、いろんな音楽堂でもいいんですし、ただ美術館でもいいけれども、
そういうものをいろいろ歴史のある街なので、それをいろいろアピールする施設というか、それをもうちょっと力を入れて、
ただそのもう一つはね、例えば音楽堂なんかも物を作るだけじゃなくて、そこにいつも利用する。
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例えばプロを呼ぶのもいいんですけど、街の人たちとかがいつもコンサートを使えると。
街の人たちも普段の生活の中に週に1回は音楽を聴きに行こうよみたいな、日常の中に。
身近なね、構えていくんじゃなくてというような。
そうなんです。北区民というのはそういう民土があるんだというようなね、方向に何かないかなってなことは思っているんですけどね。
西原君FMのボスである尾前理事長が、観光協会の会長としてですね、まさに今、
西原会長におっしゃられたような方向でも進められているんで、ぜひまた何かの機会にご協力をいただければと思います。
それでは最後にですね、これは会社の将来像ということへの取り組みということになると思うんですけれども、
西原会長がお考えのこと、これをおそらく社員さんも聞いていると思いますし、
そして我々区民も力になることと思うので、ぜひお聞かせください。
まず当社の厳しい状況はみんなも知っているので、その中で当社の強みもありますから、
それをどうやって次の世代に伝えていくかというのがますます重要になってきていると思うんですね。
技術系生産部門は次の世代に技術の伝統とかを教えていくと。
これはただどの部門にも言えるというふうに思っています。
ですから私自身もね、今まで経験した。
この間は小篠会長に載せられて自慢話みたいな話をしてしまっているんですけど、
ただそれ以上にやっぱり経験談の中では失敗していることも多いわけで、
そこから学ぶほうが多分多いんで。
ですから私だけじゃなくて社長系、役員、部長クラスもみんなのそういうものを集めてね、
例えばこういう失敗とかアンソロジーみたいなのを作ってね、
それを定期的にちょっとみんなに伝えるような方法を考えるとか、
ちょっとそういうのをやってみようかなと例えば思っています。
それともう一つは教育ということでそれなりに研修とかしてますけど、
むしろそれが必ずしも効果あるかないかというのもちょっと疑問心がありまして、
やっぱり本人のモチベーションとかやる気が大きいんで。
一昨年から始めているのがワンオンワンミーティングで、
むしろ会社はこういう教育とかこういうことで今スキルアップを皆さんに与えていると。
じゃああなたは会社に何が与えられるんだと。
そういうテーマを一定に絞ってずっとやってきているんですよ。
そうすると結構いろんな意見が出てくるんですよ。
ですから持っているんですねみんな。
ただそれを引き出してやる機会がこれまでなかなかなかったなというふうに思っていまして、
そういう機会も逆にまた設定してやっていきたいなと思っていますね。
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今の若い人たち表に少し出にくいかもしれませんけど、
昔と変わらないパッションを持っている人たちたくさんいますからね。
そういう点で引き出すというのは素晴らしい試みでいらっしゃるんですね。
本当に4回にわたっていろいろ話を伺ってまいりました。
関東大震災、太平洋戦争と混乱を乗り越えて100年続いてこられた企業でいらっしゃいますし、
私どももそこでついてまいりましたので、今後ともまたついていきたいと思いますので、
ぜひよろしくお願いします。
これからもよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
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