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なんにもない、なんにもない、まったくない
生まれた、生まれた、何が生まれた?
星が一つ
暗い宇宙に生まれた
星には夜があり
そして朝が訪れた
なんにもない大地にただ風が吹いてた
やがて大地に草が生え、木が生え
海にはあんもない人が生まれた
雲が流れ、時が流れ、流れた
ブロントザウルスが滅び、イグアのドンが栄えた
なんにもない大空にただ雲が流れた
山が火を吹き、大地を氷河が折った
マンモスの体を長い毛が折った
なんにもない草原にかすかに
奴らの足音が聞こえた
地平線の彼方より
マンモスの匂いとともに奴らがやってきた
やってきた
MSD2411