00:05
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術。こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日も武術会です。
今日は、組手の効能について話をしたいと思います。
組手稽古をすると、足りないものがよくわかります。
それが一番の効果だと思っています。
現代のスポーツ化した空手、伝統派空手の稽古の中で、
組手をやってみると、
肩には決定的に欠けているものがトレーニングできます。
できるというか、足りないことに気づきますね。
空手の方は、一人でやる稽古が多いものですから、
そこに決定的に欠けているのは、タイミングという要素です。
時間的な場合というものです。
つまり、相手が仕掛けてくるタイミングに合わせて、
技をかけなくてはいけないわけです。
その技をかけるタイミングというのは、
そんなにゆっくり待っていられないわけです。
相手も必死に何かをしてくるわけですので、
ゆっくりと技をかけることはできないんですね。
なので、相手の興をつくというか、
何かしようとした瞬間に技をかけていくということになりますので、
この辺りが足りないということが決定的にわかるはずです。
そして、伝統派空手の組手ではあまりわからないんですけれども、
おそらく極真空手とか、MMAのスパーリングとかでは、
効かすという要素ですね。
相手にダメージを与えるということについても理解できるんだと思います。
どの技がどれくらい効くかですね。
どこを打つとどう効くかということもきっとあるんでしょう。
私はこの辺りの稽古は全くできておりません。
なので、今のところ時間的なトレーニング、
相手が技を出すタイミングに合わせて何かをするとか、
相手が突っかかってきた瞬間に見えないところに一発入れて、
掴んで引き倒すとか、
そういったタイミングというのを図るトレーニングに
組手はなっていると思っています。
03:00
2人でやる方ではそこもトレーニングできるんですけれども、
伝統派空手の中では組手トレーニングはそういう要素が大きいと思います。
なので具体的には、昔一度お話ししましたけれども、
カウンターの練習をやりますね。
3種類のカウンターというお話をしたと思います。
相手が打とうとする瞬間、その瞬間よりちょっと前に、
もう4で打つと、こっちから先に仕掛ける。
千の千というカウンターと、
相手が打ってきたのをさばいて返すという後の千と書きますね。
もう一つ、相手が打つ瞬間に同時に技を出すという追の千というカウンター。
この3つがいいトレーニングになりますね。
上段についてきたのに対して中段に潜り込みながら打つというのが
追の千という風になりますね。
このカウンター3種類を一通り練習するのはおそらく
組手じゃないと厳しいかなと思います。
一人稽古ではやっぱりわからないですね。
あともう一つは、組手稽古でどうしてもやった方がいいと思うのは掛け引きですよね。
わざと大きいモーションを見せておいて、
大きい予備動作を見せておいてですね。
その次に小さい予備動作で打つという風にすると
相手はあれってなって反応ができないというのがよくやるやり方ですよね。
他には大きい予備動作で相手に反応させて釣り出してですね。
フェイントで釣り出して相手を崩してから次の技に行くみたいな掛け引きというのは
やっぱり組手じゃないとできません。
古い沖縄の方、沖縄の空手の歴史を調べてみると
どうもやっぱり方だけではなくて組手の練習を結構やってたみたいなんですね。
ただし人に見られないような形で稽古するのが常だったようで
師匠と弟子の二人だけでやってるものですから
誰も見てないんですよね。
そしてやっぱり掛け試しというような練習試合みたいなことも
かなり頻繁に行われていたようです。
馬騎に出てくるモトブ、モトベイゾーっていうキャラがいるんですけれども
06:00
モトブっていう名字はですね
空手界の伝説のスターというかですね
達人、モトブチョウキっていう人がいるんですけれども
その人から名前はきっと取っていると思うんですね。
モトブチョウキは確かですね
ボクシングの試合にも出ていて
一発で外国人ボクサーをKOしてるんですね。
しかも体大きいはずですよ相手の方が
というようなちょっとね変わった経歴のある空手家の人で
実践をめちゃくちゃ実践稽古めちゃくちゃやったらしくて
それで肩ももちろんやっているんですけれども
沖縄の手裏で育ったモトブさんって方が
かなり組手をやっていたという歴史もありますので
沖縄の空手イコール肩だけっていうような伝わり方を
ひょっとしたらしているかもしれないんですけれども
実際はですねかなり組手もやっていたようです。
しかも投げ技、決め技そういったものもかなりたくさんあったようですね。
ということでですね組手というものも
やはり同時に稽古はしていかないといけないです。
タイミングというのはどうしても一人ではマスターすることはできません。
相手の打ち気を察するみたいな稽古が結構重要になってきます。
これって結構冗談というか嘘だろうと思うんですけれども
相手が打ってくる殺気みたいなのはやっぱりね感じることができるようになります。
なのでトレーニングをして相手の小さいモーションを読み取るっていうやり方を
人間本来備わっている感覚を研ぎ澄ましていくっていうトレーニングとして
組手は有効だと思っています。
なのでこれからもですね組手と肩両方やることで
より自信を持てる形で武術を後進術まで高めることができるんじゃないかななんて思っています。
今日はここまでです。
ゴールデンウィークも後半に差し掛かっています。
明日はですねちょっと大統領について話をしてみます。
とりあえず今日一冊本を読み終えたのでこんな流派なんだなっていうことが少しだけ分かってきました。
私もね分からずに習っているところもあります。
ただし技自体は本当に素晴らしいものだなと思っていますので
09:01
どんなものなのかっていうのを少し喋ってみます。
はいではおやすみなさい。
バイチャ!