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デザイン トークスのテクノグリフスです。本日もニューヨークからお送りします。
今回、ライブ配信をしようかなと思って始めたんですけれども、
ちょっと大統領の合衆国の大統領選挙が終わって、トナルド・トランプに決まったということで、
ちょっとアメリカのことについて話してみようかなと思ったんですけれども、
逆にこれ全然デザインでもなんでもないトークなんで、
普段のトークで話すにはちょっと、前回もちょっと話したんですけど、
内容が普段のものと違うかなと思ったので、
ライブとかだったら許されるかなっていうところもあって、
気楽にちょっと話してみようかなと思います。
個人的には、カムラ・ハリスを応援していただけにちょっと残念だったんですけれども、
移民政策に関しては、
ドナルド、ごめんなさい、
民主党の政策はちょっと合わないなというか、不公平だなと感じていたので、
その点は、不法移民の理由に対してもう少しちゃんとしてくれることになるのかなと、
その部分は少しポジティブな面で見ています。
あと、暗号試算のこととかもあるんですけれども、
ここはちょっともっとポリティカルな部分で、
いろいろとご意見があると思うので、
そこも関係はしてくるんですけれども、
どっちかというと、安全とお金のことを考えたときに、
どうなっちゃうんだろうみたいな、ちょっとそういった心配はあります。
で、前回、
こちらアメリカに移住したときに、
最初に語学学校に行っていた話をちょっとしたんですけれども、
そのときに毎日学校に行って勉強するという話をしました。
毎日朝の8時からお昼ぐらいまでは勉強しないといけないという、
そういったビザの規定があったんですけれども、
その勉強、英語学習の学校の中で、
アメリカの伝統的な価値みたいなことを勉強する、
それも英語で読むんですけれども、そういった授業もあったので、
それで言われてみれば確かにという、
アメリカの伝統的価値、三次なんで、
合計6個なんですけれども、
そのことについて、このライブでも軽く、
緩く話してみようかなと思って、
それで今回はライブにしてみました。
本で読んだ中では、
三次の価値のバリューがあるんですけれども、
それぞれが伝統とか歴史に基づいて、
なぜこういう価値観になっているのかということも書いてあったので、
復習みたいな感じで聞いていただければなと思います。
一つ目は伝統的な価値、一つ目。
そして二つ目は自由と自立ということです。
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自由がポジティブなことだと、
その反面として自立しなければいけないということですね。
1700年の後半にヨーロッパから逃れた人たちが、
アメリカで合衆国憲法を作ったんですけれども、
その時にそもそもそういった権力から逃れてきた人たちなので、
そういったものに今後縛られないようにということで、
それで憲法を世界で初めて作りました。
その憲法で縛らなければいけない社会を作ったんですけれども、
その理想としては、自分たちで自分自身の人生や運命をコントロールできる、
そういった理想をかけて書いたわけですよね。
そういった貴族とか生まれとか階級とかそういったものでも迫害されたくないということです。
それで自由が保障されるということを最初に掲げたんですけれども、
それは今、裏を返せば今にもつながってくるんですけれども、
いろいろなことを自分で賄わないといけない、もしくは賄いたいということでもあります。
例えば宗教に関すると、教会なんかは政府が別に教会を建てているわけではないので、
信仰している人が多いんですけれども、
なので、自分たちで宗教に代わるものを見つけないといけないということでした。
例えば社会保障とかそういったものが今まで教会の仕組みの中でサポートされたりとか、
そういったものもあったかもしれないんですけれども、そういったものも逆に失うことになるので、
自分たちの身は自分たちで守るということになって、
例えば僕なんかも今非常に苦しんでいることの一番かもしれないんですけれども、
健康保険とかですね、そういったものももともとは自助努力にして、
保険料とか払う額を小さくしたいと、そういった意見も大きいので、
それで残っているという部分もあるんですよね。
もちろん保険会社の利権とかそういったこともあるんですけれども、
根底にはそういった考えがあるみたいです。
あと、語学学校とか行っているときにもそうだったんですけれども、
比較的若くても早熟な人が多いイメージってありますよね。
すごく堂々としていたり立派に話すのがうまかったりとか早熟なイメージがあると思うんですけれども、
これとかも早いうちから自立するということが社会全体の中でコンセンサスになっているからというのもあるのかなと思います。
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若いうちから学費とかもローンを自分で組んで学校に行って、
それで稼いで生活してという、そういったことが求められていて、
最近はそうでもないような気がするんですけれども、
職を失ったりだとか、ドロップアウトして1回家に帰るみたいなこととかも、
その本の中では一時的なものとして社会には認知されているって書いてあったんですけど、
ちょっと最近は変わってきている感じもありますよね。
というのが1点目、2点目みたいな感じで、3つ目、4つ目に移りたいと思います。
3つ目、4つ目はですね、公平さと競争ということですね。
機会のフェアなこととそれに対することとして競争が生まれるという側面があります。
先ほど話した階級が憲法で禁止されているということで、
いろいろな階級によって左右されない分、自分たちでチャンスが生み出せる。
何かしら頑張れば頑張っただけ報酬が得られるという、そういった土壌がありますよね。
これは決して平等ということではないということはご理解いただいていると思うんですけれども、
全ての人に成功するチャンスがあるということです。
その過程ではですね、どうしても成功が保障されているわけではないので、競争が生まれてしまうという側面があります。
社会的な日本とか他の文化と比較したときにですね、そういった背景もあるので結構競争力があるというか、
そういった競争に勝っていける人が好まれるみたいな、トランプさんとかもそうだったんですけど、そういった土壌があるみたいで、
日本とかだとどっちかというとリタイア仕掛けな人とか年上な人が尊重されるということがあるんですけれども、
アメリカとかでは年齢が高いから尊重されるというよりかは、年齢が高くてもそういった競争力があるとかですね。
そもそも年齢がいってないとかでもいいんですけれども、そういった方がリスペクトされるという、そういった背景があるみたいです。
3つ目、4つ目はこういった形で、最後に5つ目、6つ目なんですけれども、
5つ目、6つ目はですね、物質的な豊かさとそれに反することでハードワーキングということがあります。
そもそもアメリカ大陸に移ってきた時に、自然的なナチュラルリソースというのはたくさんあったんですけれども、
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やっぱりそれが使える形で存在していないということがありますよね。
木とかそういったものもたくさんあるけど、それで家を作ったりとかですね、家具を作ったりとか、
最近だとオイルとかもあるんですけれども、そういったものを生成しないといけないとかですね、
そういったことが必要になってきます。
そのためにはやっぱりハードワーキングをして、自分たちで使える形にすることが必要だと。
逆に言うと、そういった価値の転換が目に見えて恩恵として受け取れるという側面もありますよね。
働いたら働いただけ、自分たちの生活が豊かになるみたいな、
そういったところからアメリカンドリームみたいなものも生まれてきているみたいなんですけれども、
好まれる傾向としてはそういった、あんまりどん底から這い上がっていくみたいな、
ものがないところから一生懸命働いて立地になっていくみたいな、
そういったことが好まれる背景にもなっているみたいです。
あともう一点、ハードワーキングが好まれる理由としては、
元々ヨーロッパから逃げてきた時のプロテスタントですね。
その教えとしても、ハードワーキングをしてお金を稼ぐのはむしろいいことだということが推奨されていたので、
そういった意味でもエンカレッジメントされていましたし、
あと階級がなくなったということもあって、物質的な豊かさ、
例えば物を持っているとかですね。
そういったことで社会的な地位だとか、そういったものを判断するという、
そういった土壌にシフトしていったという歴史があるみたいです。
なのでどうしても階級がないけれども、
社会的な地位みたいなものはどうしても生まれてしまうということを見たいですね。
あとはですね、そうは言っても最近ってテック系とかですね、
そういった一時産業みたいなものも減ってきて、
たくさん働いているんだけれども、働いてもなかなか賃金が上がらないみたいなこともあるんですけれども、
そういった職種がですね、職種の方たちがやっぱり今回の大統領予選なので注目されているという背景もありますよね。
生産業をアメリカに取り戻すと、そういった背景もあって選ばれたという側面もあるんじゃないかと思います。
はい、ということで今回は特別回ということで、ちょっとラフに緩くお話をさせていただきました。
通常はですね、日本時間の火曜日、木曜日、土曜日の午前8時をめどに配信をしていますので、
また通常回でも聞いていただけると嬉しいです。
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はい、ということで本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のトークでお話しします。ではまた。