ひとし
具体的には『ティーチャーティーチャー』で昔配信したやる気スイッチの話と近しい内容だったかな?
はるか
そうね、前回は勉強の文脈でお話をしたんだけど、今回のがマッチする気がした、特に。自分の意思でっていうポイントが入っていたし、難しいとこやもんね、習い事って。
やりたくないならやめたらいいけど、そんなポンポンやめたら良くないんじゃないかとかっていう葛藤がある部分だったから。
ひとし
そういうお便りも以前あったしね。
はるか
うん、あったし、お悩みでよく聞くところで、そこにかなりみんなで納得できる話ができたから。
ひとし
良かったですね。
はるか
っていうところやね。
ひとし
コラボをしたんやけど、今からお聞きいただく音源は、『『バルタンのマイク』』の番組でも全く同じ音源が流れてるという珍しい形をとっておりまして。
はるか
なんかいいのかなって思ったよね、ちょっと。
ひとし
『バルタンのマイク』の方では前後編でコラボしてて、その前半部分をそのまんまこのあと流すんですけど、
なので二重で音源が存在する状態になっちゃって、あんま見ないよね、この方式。
はるか
でも今、だからこそオリジナリティを付け加えてるんだよね、この冒頭で。
ひとし
あとやっぱ俺が思うのは、普段さ、聞いてる番組、例えば『コテンラジオ』とか『ゆる言語学ラジオ』とかあるかもしれないけど、
そのMCの方が他のコンテンツにゲストとして出ましたってさ、告知でチラッと見たら出たんだとは思うけどさ、
機会がないとわざわざそのコンテンツ聞きに行かないみたいな時もあるやん。
はるか
そうね。
ひとし
だからもう聞いてほしい回やったので、こっちでも流しちゃおうっていう作戦。
はるか
そうね、これ絶対聞いた方がいいじゃんってなったもんね。
ひとし
そう。なので後編は流さないので、ぜひ『バルタンのマイク』の方で聞いていただきたいんですが。
はるか
『バルタンのマイク』さんは多分『ティーチャーティーチャー』リスナーの方にマッチする人がいる気もしたね。
ひとし
どういうところ?
はるか
ひとしイズムというか。
てかあれはそう、まずひとしのこといいと思ってる人は聞いてほしい。
ひとし
あーはいはいはい。
はるか
なんかいいと思ってるって遠回りになっちゃったけど、ひとしのこと好きな人は聞いてほしいっていう感じですね。
ひとし
も、あるね。
はるか
なんかかっこいいんよね。
ひとし
何が?
はるか
はいはいはいはい。あの、ひとし実は裏でそんなこと考えてたんだよねシリーズ。
ひとし
あーはいはいはい。
はるか
見せんやん、ひとしって。見せんからこそね、たまに。
ひとし
そうなんやね、けっこう見せてるつもりもあるけどね。
はるか
あ、そうなんだ。
まだまだ出てない部分が他の番組で出てくるという面白さがあるので。
後編ぜひ聞いてほしい。
ひとし
そうやね、ぜひ。何か見えてくるかもしれません。
はるか
しれませんし、見えないかもしれません。
はい。
ひとし
でですね、あの音源の最後にも『バルタンのマイク』のお二人と告知をしてるんですが、
11月4日に佐賀バルーナーズで『バルタンのマイク』とイベント?コラボ企画をさせていただくので。
はるか
これすごいことが起きてるよね。
ひとし
すごいこと?
はるか
だからさっき言った何千人来る佐賀のバスケアリーナのところに『ティーチャーティーチャー』がブースを出させてもらって、
で、なんと一緒に収録体験、ポッドキャスト収録体験を親子でするという企画。
ひとし
と、書籍とかもその頃には出てるので持って行かせていただいたりね。
はるか
そっか嬉しい。
ひとし
とかをやらせていただくので、ぜひ佐賀の方いましたら11月4日スタジアムでお会いしましょう。
はるか
お会いしましょう。
ひとし
東京でも11月2日下北沢でポッドキャストウィークエンドに出店しますので。
はるか
これ皆さん来てくれんかね。
ひとし
来ていただきたい。
はるか
俺、その日のために日帰りで東京行くんよね。
ひとし
そうだよね。スケジュール的にねちょっとギュギュッとその3日間してるからね。
はるか
あるのでちょっと来てくれんですか皆さん、という。
来てくれないでしょうか皆様。少しでもお会いできたらすごく実りのある日になるかなと思いますので。
ぜひよろしくお願いします。
ひとし
またもう1回ぐらい、どんなブース出すかとかは。
はるか
そうね。ポッドキャストウィークエンドという皆さんと交流できるイベントがあって、それは東京であるということだよね。
ひとし
11月2日ぜひお願いします。
はるか
お願いします。
ひとし
では『バルタンのマイク』とのコラボ音源を聞いていただきます。
『バルタンのマイク』の方にお邪魔している形なのでBGMは『バルタンのマイク』のBGMだったり。
話し始めはMCのまっしーさんと、ちりちりさんが話し始めたりするのですが、ご了承ください。
はるか
よろしくお願いします。
それではお聞きください。
ひとし
どうぞ。(音楽♪)
まっしー
ちりちりさん、ちょっと今日はすごいことになってますよ。
ちりちり
本当ですね。
まっしー
ポッドキャストってアワードとかそういう表彰あるの知ってます?
ちりちり
僕も知らなかったですね。これ始めてから知りましたけど。
まっしー
本当ですか。
ちりちり
何でもアワードってあるんですね。
まっしー
そうなんですよ。『バルタンのマイク』でジャパンポッドキャストアワードっていうのを実はこっそり狙ってたんですけど。
それのですね、昨年大賞を取った『『ティーチャーティーチャー』』という番組がありまして。
子育てにとってすごい役に立つ番組なんですけど。
なんとそのお二人『『ティーチャーティーチャー』』のはるか先生とひとしさん。
なんと今日来てくれてもらってます。よろしくお願いします。
はるか
ありがとうございます。素敵なご紹介をしていただきまして。
まっしー
ちょっとめちゃくちゃ嬉しいですよ。
はるか
なんか久々にその持ち上げられ方をして、ドキドキして入ってきました。
まっしー
いやーそんなそんな。
でですね今ちょっと聞いていただいているリスナーの方。
プロスポーツと子育てってどういう関係なんだろうってなる人もいるかもしれないですけど。
佐賀バルーナーズって、SAGAアリーナっていうところを本拠地にしていて。
3世代子どもも親もあとおじいちゃんおばあちゃんとかまで含めて一緒に楽しんでほしいっていうコンセプトだったりするので。
まさに『『ティーチャーティーチャー』』のお二人とはお話したいなと思ってたんですよ。
はるか
ありがたいですそれは。楽しみです。
やっぱりお子さんも多いんですか。いらっしゃるのは。
ちりちり
多いですね。お子様、近隣の子どもたちが自転車乗って子どもたちだけで来たりとかもありますし。
もちろん家族連れ、幼稚園のお子さん、保育園のお子さんとかも多いんでバッチリだと思います。
まっしー
本当スタッフでやってても、子どもたちにいっぱい絡まれたりしますからね。
はるか
いいないいな。
ひとし
何ファミリーぐらいが1回の試合にいらっしゃるんですか。
ちりちり
何ファミリー。
はるか
ファミリー換算はしたことないかもしれない。
ちりちり
ファミリー換算したいんですよね。
そうですねそれを思ってて。
ファミリーカウントってね。
ひとし
すいません。なんか謎の質問しちゃいましたね。
まっしー
ちょっと話し始めちゃったんですけども、『ティーチャーティーチャー』のお二人、たぶん僕の説明だと伝えられてないところもあると思うのでちょっと簡単に自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。
はるか
はいよろしくお願いします。
子育てのラジオ『ティーチャーティーチャー』という番組をしております。
あとは不登校の子どもたちが無料で通えるフリースクール『コンコン』というものも運営しています。
はるかと申しますよろしくお願いします。
ひとし
ひとしと申します。
じゃあもうちょっと『ティーチャーティーチャー』のことを深掘って紹介しましょうか。
はるか
お願いします。
ひとし
僕ら大学の頃に出会った友人で、社会人になってたまに旅行に行くぐらいの仲だったんですけど、はるかが教育に熱心だったことを知ってたんで、ポッドキャストやってみる?っていうことで始め、リスナーの親御さんからいただいた質問をポッドキャストで30分40分かけて回答していくということをやっている番組でございます。ポリシーとしては人を誰も否定しないというコンセプトで。
はるか
傷つけないし、誰も攻撃しないんですけど、なおかつ前向きになれるような具体的な提案をするということを決めて頑張っております。
まっしー
実際ノウハウとか役に立つ情報もすごいんですけど、この世界観がすごい好きで応援してる人たちもすごいいっぱいいて、実は僕もその一人なんですけれど。
はるか
ありがとうございます。
まっしー
それでね、応援してる人たちの「『ティーチャーティーチャー村』っていうのがあるんでしたっけ。
ひとし
そうなんですよ。
はるか
さすが。
まっしー
何か見返りがあるとかじゃなくて、ただ応援だけを毎月するような人たちが集まり合って、そこに優しい世界ができてるんですけど。
ひとし
村ってあれですよ。オンラインのオンライン上でのコミュニティです。
まっしー
オンライン上ね、あるんですよね。
なのでちょっとそういう『ティーチャーティーチャー』さんと今日はご一緒できるということで、『ティーチャーティーチャー』さんって本当にこうお悩みにしっかりズバッとお答えするんですよ。
「なるほどそういう方法があったか」みたいな。
なのでちょっと僕らも一つバルナーズ側でお悩みを探してきたので、是非それの相談をさせてもらえればと思うんですが。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
どういうお悩みが出てくるんですか。
まっしー
じゃあ早速お悩みを紹介させてもらいます。
はるか
お願いします。
はるか
結論は2つのやる気スイッチ。
ストレスとドーパミンをうまく設計しましょうということです。
ちりちり
やる気スイッチってあるんですね、やっぱり。
はるか
やる気スイッチがあるんですよ実は。
まっしー
なんかね、よくCMで。
はるか
CMでね。
ちりちり
本当にあるの?
はるか
実はあるんです、脳みその中に。
なんかやる気スイッチっていろんな、それこそCMとかでも使われますしいろんな場面で使われると思うんですけど。
その正体は一体何なんだっていうことですよね。
で、今回参考にした本が、青砥瑞人さんって方と工藤勇一さんって方が書かれた『自立する子の育て方』っていう本から紹介させてもらうんですけど。
この本の中では大きくやる気スイッチになる脳内物質が2つあるんだっていうふうに紹介してくれていて。
ちりちり
科学的ですね。
はるか
そうなんですよ。もちろんです、もちろんです。
まっしー
いや、はるか先生必ずこう、ちゃんと学術的かつ参考文献から説得力あることを説明してくれるんですけど。
ちりちり
ツボとかじゃないですね。
まっしー
ツボとかじゃない。
はるか
ツボもあるかもしれませんが、すいません勉強不足ですそれは。
ひとし
このツボを押したらいいですよ。
はるか
で、2つあって。で一つ目のやる気スイッチがなんと意外にもストレスなんですよ。
まっしー
なんかマイナスっぽい印象ですよね。
はるか
そうですよね。
ストレスってマイナスな印象あって、むしろやる気下げるんじゃないみたいなイメージあると思うんですけど。
実は適度なストレスっていうのは脳の集中力を上げたりとか。
あとモチベーションを高めてくれるっていうようなことが脳神経科学の研究からあるっていうふうにあって。
ちりちり
確かになんか適度な緊張みたいな、ステージに上がる前とかの適度な緊張が逆に気持ちいいみたいなのありますよね。
はるか
もうまさにおっしゃる通りで、もういざという時にやらなきゃいけないみたいなシーンあるじゃないですか。
やらなきゃいけないっていうシーンにはこのストレスホルモンが出て、ノルアドレナリンっていうホルモンなんですけど。
これが出て集中力とかを高めてくれるっていうのがあって。
典型的な例として夏休みの宿題とかありますよね。
夏休みの宿題とかって最初全くやる気にならないのに、だんだん期限が迫ってきて、
明日学校、とか学校が迫ってくれば来るほどやる気になるじゃないですか。
まっしー
確かに。
はるか
あれがまさにそうで。
ひとし
だからあれですよね。『バルタンのマイク』は水曜日配信でしたっけ。
火曜日の夜、たぶん編集頑張らなきゃってなってるあれですよね。
まっしー
なんでバレてるんだろうな。
はるか
バレてますね。こんな経験あります?
締め切りとかが迫ってきてやらなきゃならないみたいな経験ってあります?
まっしー
僕もそれしかないですよ。
ちりちり
僕もそれしかないですね。
常に締め切りに追われてる感じ。
はるか
そうですよね。
これってストレスって割とネガティブな側面もある一方で、
結局何だかんだ集中力とかやる気を高めてくれるっていうのがあって、
これをうまく使おうっていうのが今回一つポイントになります。
だから今は楽しいことやろうよとか、やりたいことだけやろうよみたいな風潮とか雰囲気があると思うんですけど、
やっぱりそれだけじゃうまくいかないことってスポーツでもありますよね。
基礎練とか、やりたくないことやらなきゃいけない時とかってやっぱあったりしますよね。
そういうところも重要だっていうことが一つわかってくるんですけども、
ただですね、このストレス性のやる気スイッチには弱点があるんですよ。
1個目が、この性質の集中力ってコロコロ対象が変わりやすいらしいんですよ。
気が散って集中力が切れちゃうみたいなことがあるっていうのは。
まっしー
確かに、アドレナリンずっと出し続けるってしなくちゃいけないですよね。
はるか
そうですよね。なんか無理ありそうですよね。
ちりちり
慣れそうだもん。同じシチュエーションが毎回来たら慣れる。
まっしー
確かに確かに。
はるか
そうですね。もう1個最大の弱点があって、ストレスの集中力には。
その対象を嫌いになっちゃうっていう。
ちりちり
ダメじゃないですか、ストレスかけちゃダメじゃないですか。
はるか
そうなりますよね。やっぱそんな経験あります?皆さん。
ストレスかけて集中力高めてモチベーション高めた時に、結局嫌いになっちゃったみたいなことってあります?
まっしー
作文嫌いだったなあ、それのせいで。
明日作文だって思ってもずっと嫌な気持ちのまんま。
答えがわかんないから、どこで点するとか何書けばいいって答えがないのがすごいストレスだったんですよ。
はるか
そうかそうか。学生とかに聞いたらみんなやっぱ、勉強がこの対象になりやすいですね。
ちりちり
確かに確かに。
はるか
そういうふうに、いろんなやらなきゃいけない状況を作ってある程度モチベーションを保つのはできるんですけど、
それによって、そのスポーツとかその勉強を嫌いになっちゃうっていう弱点があって。
まっしー
一般的にこういう習い事とかでは、いわゆるドーパミンとかストレス系のモチベーションのやり方をけっこうやってることが多いってことなんですかね?
はるか
そうですね。一般的にこれまでそういうやり方でモチベーション高めてきたところって多かったと思うんですよね。
例えば学校現場での勉強もテストがあるから頑張るとか、これが進路につながるからとかってある種追い込んで追い込んでモチベーション高めようみたいなことがあったと思うんですけど、
それに限界が来てたりとかっていうのがある。
さらには習い事だったら、なおさら「だったらやめるよ」ってなっちゃうっていうのがあると思うんですよね。
だからストレス性の集中力は大事である一方で、これだけじゃ困る。
まっしー
そうかそうか、やっぱりじゃあ質問の中では、子どもの興味とかやる気伸ばしたいって言うけど、それが興味なくなったら無理に続けさせるべきなのかってあったけど、
その両方をバランスとるのが大事で、2つのスイッチを上手くやる方法があるみたいな、そんな感じなんですかね。
はるか
まさにそうです。
まっしー
それは知りたい。
はるか
多分、うすうすこの辺でこうしたらいいのかなって思い始めてる人もいるかもしれないんですけど、
簡単にひとことで言うと、子どもが自分自身でやらなければならない状態を作るってことです。
まっしー
子どもが自分自身でやらなきゃいけないを作る。
はるか
つまり、自分でこれをやりたいっていうドーパミン性のスタートがあり、実現したい目標がある。
その上でこれを実現するためには、こうする必要があるよねっていう課題を設定していく。
ストレス性のやる気を出していくっていうことです。
まっしー
なるほどなるほど。
そのハードルも外から与えられたんじゃなくて、自分で壁を設定した感じになればいいっていう。
はるか
そういうことです。
この設計がめちゃくちゃ重要で、これはわりと親御さんも一緒にできるんじゃないかなっていうふうに思います。
まっしー
なるほどなるほど。
確かに確かに。
はるか
だから自分で、じゃあこの基礎練習しなきゃいけないよねとか、
じゃあこれまでにこの練習しなきゃいけないよねとかっていうふうにする必要があって、
そのためにはやっぱり目標ですよね。
なりたい自分っていうのをいかに引き出すことができるか。
ひとし
うわぁ。でもそれも佐賀バルーナーズさん得意領域な気がします。
角田選手かっこいいとか、バスケ選手に憧れるっていうのがあるじゃないですか。
はるか
もういいこと言うね。やっぱりひとし。
ひとし
ありがとうございます。
はるか
本当はそれで、だからこれを今日佐賀バルーナーズさんに持ってきて。
ちりちり
そういうことですね。
まっしー
確かに。
ちりちり
だから佐賀バルーナーズの選手は憧れにならなきゃいけないわけですね。
はるか
そうなんですよ。
子どもたちにとって、身近にこれができるようになりたいとか、あんな選手になりたいとかっていう憧れの存在がいるからこそ、
子どもからそのなりたい姿を引き出しやすいっていうのがあって。
ひとし
確かに。
うわぁすごい。
バスケ部だったんですよ中高。
めちゃくちゃきつい練習をされてて、当時まだ体罰もギリやられてたぐらいの時代だったんで、竹刀とかでビシバシいかれてたんですけど、練習めちゃくちゃきつかったけど楽しかったんですよ。
はるか
それは面白い。
ひとし
ずっと常に憧れてる先輩がいて、ずっとこの先輩みたいになりたいとか、別の高校のこの人みたいになりたいとかっていうのが常にあったから、わりと楽しめたんじゃないかなっていうのを今振り返って思いました。
はるか
あら、二つスイッチが押されてますね。
ひとし
こういうことか。
まっしー
確かにね。
ちりちり
僕は逆に全く憧れいなかったんです。
僕野球やってたんですけど、僕は186cmあるんですけど、アンダースローのピッチャー。
ひとし
特徴がすごいな。
まっしー
確かに。
ちりちり
でもアンダースローのピッチャー、憧れる選手がいなくて、理想のアンダースローのピッチャーが、昔のサブマリン投法って山田久志みたいな。
まっしー
いや、それ映像持ってくるだけでひと苦労する。
ひとし
共感しづらいから。
はるか
二人が楽しそう。
ちりちり
憧れようがなかったんですよね。
まっしー
山田久志はね、あれですよ、通算284勝くらいだったから、めちゃめちゃ大投手ですからね。
はるか
めちゃくちゃ詳しい。
そしてまっしーさんも詳しい。
まっしー
パワプロでね、ゲーム知識。
はるか
だからまさに憧れも一つバルーナーズさんの強みだから、それを最大限活かしてほしいんですけども、もちろん憧れの存在が身近にいなくても映像でも見れるし、
とにかくご家族でできることとしては、やっぱり紙とかにできるようになりたい技とか、なりたい姿とかをいっぱい書き出してもらって、なるべく具体的にですね、
どんどんどんどん、これできるようになりたい、あれできるようになりたいと言えば言うほどドーパミン出ますから。
なりたい姿がイメージできて。
そしてそれをひとつひとつ一個ずつ、一番ちっちゃい目標から作って。
じゃあバスケの技で言うと、スラムダンクですか?
難しいか。
一問だな。
スモールステップとしては、えっとなんだ?レッグスルー。
まっしー
レッグスルーも確かに。
はるか
レッグスルー難しいかな。
まっしー
まずドリブルできるだけとかでもね、パスが上手にできるとかでも多分すごい嬉しい。
はるか
まず走りながらドリブルできるようになりたいとかっていうのをまず設定して、そのためにはどんな練習が必要とか、どんなふうな態度で練習に臨む必要があるかとかっていうこのストレス性の目標も自分で作っていく。
そうすることによって、ドーパミンとストレス性のスイッチを一緒に押しながら、それをさらにできるようになったら花丸付けてできるようになって、
今度は次のステップこれだねっていうふうなステップアップを家族でしていくと、やめたいとかっていうよりはこれできるようになりたいとかっていうモチベーションが保ちやすいのかなってのは思いました。
ひとし
確かに。
ちりちり
素晴らしい。
まっしー
お父さんお母さん次は次はってなんかなっちゃいそうだ。
はるか
かわいいその子ども。
ちりちり
確かに言われたら勉強とかもそうですよね。勉強させられるけど結果的にゴールが見えずにやってたなって当時の理解って思うんで。
これ勉強して因数分解できるようになるとか、それが何につながるか見えてないからモチベーションがわかないというか。
まっしー
わからないね。
はるか
まさにそうですね。僕がもし親になって子どもが受験するときには勉強を教えるっていうのも大事ですけど、いかに受験受かったあとの、何をやりたいこれやりたいを引き出すかことができるかかなっていうふうなのを考えてました。
ちりちり
そうですよね。素晴らしい。
ひとし
それはさ、普通その子どもと対話したり何ワクワクするみたいなことを話していくのかなと思ったけど、バルーナーズさんの場合は「試合見に行こうよ」って言ったら。
はるか
見に行けるのがでかい。
ひとし
あの選手みたいになりたい、ができるのがマジでいい。
はるか
めちゃくちゃでかい。
まっしー
興行的にやっぱりかっこいいとか面白いとか、それで人気でお客さん見に来たくなるとかそういうのもあったけど、まさかそれが子育てのためのすごい大きい武器になってるっていうのはあんまり考えたことなかったですね。
ちりちり
なかったですね。新しい視点。
漠然と憧れみたいなのはあるし夢の存在でありたいみたいなのは思ってましたけど。
ちゃんと繋がってくるっていうのはめちゃめちゃいいですね。
まっしー
すごい。
しかもちょっと聞いてて思ったのが、さっき成功体験でドーパミンが出てくるって話だったと思うんですけど、今はるか先生の話のなかでは、目標ができた時とか目標をイメージしたらドーパミン出るっていう話したじゃないですか。
それってもうあれですよね。佐賀アリーナドーパミン発生装置じゃないですか。
ちりちり
そうよね。
はるか
そうなんですよ。だからぜひ、もし辞めたいんだって言われた時に、もちろん人間の性質上新しいことは続かないっていうのはもう自然なことなので、何もその子が弱いとか全くないんですけど、まず1回できるようになりたいこととか、なりたい姿を描き出してみるっていうことでちょっと風向き変わるかなっていうふうにも思いました。
まっしー
いやーすごい。みんなに言いたい。
ちりちり
言いたいですね。
はるか
ぜひぜひお願いします。
まっしー
ちりちりさんどうですか、今の話聞いて。
ちりちり
いやーなんかその3世代で来てもらいたいっていう思いでやってる我々としたら、その来る動機というか、親御さんないしおじいちゃんおばあちゃんが子どもと一緒に来たいっていう動機の中の一つにバスケを続けたいとか、何か頑張ってる時にそれを続けさせるとか、
さらに次のステップに行かせるために楽しいだけじゃなくて、子ども、孫の夢を追いかけるためにSAGAアリーナに来たらいいよとか、何かそういう違う切り口というか、本当に何か子育てにつながりそうな切り口がわかったのはめちゃめちゃ嬉しいというか、そういう設計もできるなって思いましたね。
まっしー
なんかめっちゃエモい。
はるか
エモいですね。
めちゃくちゃエモいですね。
これは。
ひとしだけ全然エモくなさそうな顔してるけど。
ひとし
エモいですエモいです。
一個考えてたことが、そもそも習い事辞めるってなったとしても、はるかが昔言ってたのが、じゃあ何かできるようになるっていうのを頑張ろうみたいな、そこの辞めるとしても子どもが自信を失ったりしないような設計が確かできるみたいな話を前にしてたよね。
はるか
そうそうそうそう。だから水泳を辞めたいって言った時も、じゃあどの技までできるようになりたいかだけ決めて、それをできるようになったら辞めようかとかっていうふうに目標を決めて、その後に辞めるって決めちゃえば、最低限その技はできるようになったっていう自信にもなるし成功体験にもなるっていう、そういう辞め方がいいのかなっていうのは思ってました。
ひとし
それを思いました。なんか絶対辞めるなっていうメッセージもね、なんかちょっと誤解があるかなと思ったんで、それを伝えれてよかったです。
はるか
ありがとうございます。
ちりちり
辞めたいってなったら一回バルーナーズ見て、それでも辞めたいってなったら辞めろみたいな。
まっしー
そう、バルーナーズ見て何選手のドリブルをできるところまでやったら辞めようみたいになったら、でもなんかそれ結局やりたくなっちゃいそうな感じがしますね。
ひとし
確かに確かに。
はるか
上手くなってですね、成功体験詰めば。
まっしー
そう。いやーすごいなー。ちりさん、これが『ティーチャーティーチャー』ですよ。
ちりちり
素晴らしいですね。
はるか
嬉しい。
ちりちり
めちゃめちゃ勉強になる。
ひとし
嬉しい。
はるか
ありがとうございます。
まっしー
ぜひスクールのコーチとかにも伝えたり、いろんな人に聞いてもらって広げていきたいですね。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
はい。
まっしー
『ティーチャーティーチャー』って、はるか先生のこういうノウハウもすごいし、ひとしさんのまとめがすごいんですよ。
ちりちり
まとめ?
はるか
いやー。
ちりちり
でもあれ、まっしーさんも最後いつもまとめてるじゃん。
まっしー
あ、そうあれね、あのひとしの真似。
ちりちり
本番を。
ひとし
うわー、ハードル上がるな。
台本をめちゃくちゃ見直して…
はいはいはい。はいはいはい。
じゃあまとめましょうか。