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どうも、たにゅうしです。
たにもとです。
ドライブマイカーを見まして、
はい。
これがですね、グッド映画だったんですけど、
はいはい、気になってます。
最近ちょくちょくニュースに出始めて、
アカデミー賞受賞作品、入賞作品、
ノミネート。
ノミネートか、ノミネート作品に今なっていて、
結構海外でも、
オバマが2021年に見た映画で一番良かったみたいな。
へー。
話しか言ってて。
そうなんだ。
あとあの、パラサイトの監督とかもコメントの映画で、
めちゃくちゃ長い、3時間あるんだけど、
あ、そうなんですね。へー。
そう、でも本当に面白くて、
結構久々にいい時間過ごしたなーっていう映画だったんですよね。
いつ見たんですか?
結構公開前っすよね?秋ぐらい?
そう、公開結構前なんだけど、
自分が見たのは本当にこの1、2ヶ月とかで。
へー。
で、割とその、今、
アカデミー賞で話題になってるから、
ちょくちょく上映感も増えているらしい。
なので、結構、今は割と見れる映画感あると思うので、
ぜひぜひって感じなんですけど、
一応あの、見てない人向けのあらすじでいくと、
作家が村上春樹の原作で、
で、監督が浜口隆介っていう、
寝ても覚めてもとか、
あの、あれですよ。
東出。東出さんとか。
東出さん。
あと、唐田恵梨花さんの不倫があった、
元になった映画なんですけど。
紹介的にはよくないけどね。
でも、あれもすごい、あの、
めちゃめちゃ面白くて、自分的には。
それもあって、監督も結構好きで見に行ったって感じで、
で、あらすじとしては、そのまま読むと、
舞台俳優であり演出家の加福裕介。
彼は、脚本家の妻、音と満ち足りた日々を送っていた。
しかし、妻はある秘密を残したまま、
突然この世からいなくなってしまう。
2年後、演劇祭で演出を任されることになった加福は、
愛車のサーブで広島へと向かう。
そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバー美咲だった。
喪失感を抱えたまま生きる加福は、
先と過ごす中、それまで目を背けていたあることに気づかされていく。
っていうあらすじでして、
まあね、このあらすじだと、
1パーぐらいしか伝えられてないんですけど、面白さを。
でもこれ本当に、
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まあその、結構、ずっと、ずっとトーンとしては重くて、
基本的にはちょっとハッピーになるかなって思ったら、
またどんどん暗くなるっていうのが、
ずっと繰り返されるってとこなんですけど、
でもだからこそ、めっちゃ緊張感がずっとあり続ける状態で、
3時間あっという間に見れたんですよ。
考え、いわゆる考えさせられることみたいなのも結構あって、
自分がどう生きるかみたいなことだったりとか、
何大切に生きようとか、
そういうことを本当にいろいろ考えるっていう映画で、
ほうが、今まで見たほうがだったら本当に一番良かったんじゃないかなっていうぐらいの映画ですね。
それはなかなかっすね。
めちゃくちゃ良かった。
これって公開してる時にどれぐらいヒットしてたんだろう?
どうなんだろうね。
でも地味めな感じっすよね。
そうだと思う。
そんなに東宝とかでめちゃめちゃやってたっていう記憶はないかな。
多分映画好きな人は結構言ってるイメージあったんですけど、当時。
公開日やっぱり8月だもんな。
そっか、8月か。
結構前のイメージだったね。
何がグッと来たのとかあります?
グッと来たところは、
ネタバレになっちゃうとかはあるんですが、
嫌な方はちょっと聞かないでいただきたいって言いつつ、
でもあんまり言わないように。
ぼやかして。
そう、ぼやかしてね。
抽象化して言ってください。
そう、抽象化して伝えると、
やっぱりもう一番はもう脚本で、
それがだから村上春樹の要素なのか、
濱口さんが脚本は書いてるから、
その要素なのかはわかんないけど、
やっぱり常にドラマがちょくちょく起きてるっていうのが、
やっぱり本当に脚本として上手いなっていう、
そのシナリオっていうのもそうだし、
あとは映像の綺麗さで、
そのシーン具体的には言えないんですけど、
タバコ吹かしてるシーンで、
レトロな飴車みたいな、
使い込まれたレトロな飴車に乗って、
タクシードライバーのこと、
西島秀俊氏が主役なんだけど、
西島秀俊氏が車の天窓から、
自分の吸ってるタバコをちょっと切なげに、
天窓の上にタバコを出して、
煙を外に逃がしてるみたいなところが、
めちゃめちゃ綺麗で、
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映像としてすごい美しくて、
そういう、
情景っていうのと心情っていうのが、
上手く重なった映像の撮り方みたいなのが、
すごいいいなって。
演劇の内容っていうのと、
演出をしている演劇がずっとあって、
その作品中で、
カフクイスケっていう主人公が、
演出している舞台っていうのと、
そこで伝えているメッセージっていうのと、
映画全体のストーリーっていうのが、
結構リンクする部分があって、
もう最後の最後、
すごい込み上げるものがグッとあるっていう。
こういうの結構面白かった。
なかなかない体験だなって思って、
良かったですね。
なんか本当にじゃあ、
脚本としてもすごい秀逸だし、
その映像としても良かったしみたいな。
普通のドライブシーンとかも、
めちゃくちゃ良い。
雪の中を車がさーって走っていく光景だったりとか、
そこの音の感じも、
一面の雪景色とか、
本当に映像としても良いなっていう。
なるほど。
映画って結構本当、
はかめて当たり前ですけど、
良いなっていう風に思って、
こんなに3時間、
携帯を触らないことがない。
恐ろしいなー。
確かにね。
そう言われてもそうですね。
それを何も考えずに、
デジタルデトックスできるというか、
デジタルデトックスというのか、
それは分からないですね。
デジタルデトックス。
映画がデジタルじゃないかっていうのもあるけど、
余計なことを考えずに、
没頭できるっていうのは、
やっぱり映画館ならではだなって思って。
またね、家でネットフリックス見てるのとも違いますからね。
そう、それとも違うし、
ネットフリックス1.5倍で見てるし、
どうしようもない人間。
バスト映画。
バスト映画ね。
バスト映画してるから。
なんか浜口監督のことは全然知ってて、
ハッピーアワーだかな。
もともと俳優さんじゃない女優方を主役にして
撮った映画があって、何作か前。
それがかなり長い映画なんですけど、
結構映画好きな人の中では話題になってて、
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その時から名前は知ってたんですけど、
全然見入れてなくて、
まだ結局1本も見入れてないんですけど、
なんか今回のドライブマイカーの
海外で評価されてる流れで出た記事で、
浜口監督の演出というか、
の一部がその記事の中にあったんですけど、
本番まで感情を込めた台詞の演技をしない
みたいなことが書いてあって、
俳優たちの中で読み合わせをするんだけど、
その読み合わせは感情込めずにただ読む。
音読するっていうのを何回も繰り返して、
そのシーンでどの人が何を喋るかっていうことは、
言語的にわかってるけど、
そこに感情が乗ってない状態。
いざ本番ってなった時に感情が乗ってきた時に、
まるで初めてそのやりとりが
生でそこで行われてるような感じになるみたいな。
っていうようなことをやってるっていうのが書いてあって、
めちゃくちゃ面白い。
西島さんもそういう演出をやった時に、
それをやるとそこに対しての素のリアクションというか、
その台詞に対してそのリアクションを演技で重ねていくから、
それがカメラの前に撮れてるみたいな、
半分ドキュメンタリーみたいな感じになるっていう。
ドキュメンタリーと演技との境目みたいな感じになるみたいな。
なるほどね。
面白いっすね、それ。
ドライブマイカーでも実はその演出家の主人公が、
同じようなスタイルで演出をしてて、
その俳優たちの読み合わせも、
ひたすらずっと感情込めずにとにかく読み合わせをしろって感じで、
読み合わせをして演劇に向かわせるみたいな。
自分も結構投影して脚本を書いたりしてるんだろうね。
そうなんすかね。
そういうことをやってるのかもしれないなって。
まさに見た内容とシンクロして、えーって今なったの。
へー。
ぜひ見てほしい。
いや、見たいなー。
ただ長崎はかなり、僕が住んでるところも含めて映画かなり不毛地帯な。
そっか。
もうちょっと話題になったらいけるかもしれない。
さらに広がれば。
そうっすねー。
映画は最近見ないですか?
えーと、実はこっち来て一回もまだ映画館行ってないんですけど、
年末年始帰った時に横浜で見ました、映画。
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おー。
それは、えっとですね、2本、2本見たんすけど、
ボストン視聴者っていうドキュメンタリーと、
あとは、タイトル忘れてた。
えー、僕たちはみんな大人になれないな。
気になるテーマを見てるな。
見ましたねー。
ちなみにどっちも知らない。
本当っすか?
ボストン視聴者は、
えーと、アメリカのドキュメンタリー監督のフルデリック・ワイズマンっていう映画なんですけど、
あの、ワイズマンが前に前作撮った、
えっと、ニューヨーク公共図書館っていう、
それもドキュメンタリーがすごい面白くて、
はいはいはい、見たかったやつだ、それは。
あ、本当っすか?
うん。
そうそう、で、ワイズマンの最新作で、
アメリカのボストンの市長と、
まあその市役所全体を撮ったドキュメンタリーで、
ワイズマンのドキュメンタリーの特徴的なとこは、
ほんと何のインフォメーションもないんですよ、映画の中で。
かつ、すごい長い。
で、ボストン市長社はもう4時間ちょっと、4時間ちょっと。
え、長っ。
そう。
でも、なんかその、観客の方がその次々にこう、
あの、流れてくる映像を見ながらなんとなくこう、理解していくというか、
面白かったっすね。
4時間半はどう過ごすのっていうか、
途中長ぇってなんないの?
長ぇってなりますけど、
でも、まあ、その、
前後が分かんなくなって分かんなくなるみたいなこと、
ストーリーがあるわけじゃないんで、
こう断片的にこう、
あの、視聴者とか市長の話とか、
市民と市役所職員の対話とか、
なんかそういうシーンがバーって繋がってる感じなの。
それをざらって見ながら、
ああ、みたいなこう、
そんな感じなんだとか、すごいなみたいな、
日本と全然違うなとか、
アメリカの中でもさらにこう、
先を行く、こう、
市の自治体というか、
運営をしてるんだなとか、
いろんなことがね、分かるっていう映画ですね。
なるほどね。
ちなみに、もう一個の方は、
えっと、萌柄さんっていう、
うん。
ツイッターでよく見る。
はい、原作のデビュー作かな、
が映画を出したやつで、
ネットフリックスで配信されてるんですけど、
それの劇場公開版を。
へー。
ネットフリックスじゃなくて、映画館で見たかった。
そうですね。
まあ、僕ネットフリックスが、
お契約してないっていう、
単純なアレもあるんですけど、
はいはいはい。
でも、あの、出てる俳優、
森山未来とか、伊藤祭里とか、
すごい好きな俳優さんが出てたので。
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演技派系。
そう、演技派系。
と思って見てきたんですけど、
これもまあ、良かったですね。
いやー、良いね。
このボストン視聴者はでも、
はい。
確かに話題になって、
ぜひ。
なんか、面白そう。
ぜひ見てください。
すごい、だから、本当に、
もう、映してるだけで、
とにかく、別に、
これを伝えたいみたいなことっていうよりは、
うん。
記事で書いてあるのは、
努力してる人々の姿を、
とにかく見せたいっていう、
そんなことを書いたよね。
そうっすねー。
メッセージとかよりは、
淡々と、シナリオを書くじゃなく、
とにかく、とにかく撮っている。
そうですね。
でもやっぱ、アメリカの視聴とか、
やっぱ、すげーなって思いますね。
あー。
日本と違う。
なんか、逆にもう、違うっていうか、
レベルが違いすぎて、
なんか、
別世界の話みたいな感じがしますね。
なんか、本当に世界が違うっていうか、
こんな風に考え、
一市民でもすごい考えて、
ものを言うし、
それをディスカッションして、
何か、物事を進めていくというか、
建設的にご議論を積み重ねて、
っていうのがね。
なるほど。
アメリカすげーなって。
いい映画、そう。
そう。
心の余裕があるときに見ます。
じゃあ、そのボストン視聴者で、
よく、記事とかにも取り上げられているシーンが、
駐車禁止のとこに、
車を止めてしまって、
違反切符を取られたんだけども、
意義申し立てみたいなのができるんですよね。
市民が。
で、その意義申し立てに来たときに、
駐車切符を切られたんだけど、
実は、
自分の初めての子供が生まれるタイミングで、
そこに止めるっていうか、
そんな余裕がなくてばって止めちゃって、
みたいなことを、
理由を説明したら、
違反はなくすけど、
次からちゃんと気をつけてくださいね、
っていう対応をするんですよね。
へー。
だから、
何だろう、
着手定義じゃないというか、
ちゃんと市民と向き合って、
対応するっていうのが、
すごい分かりやすく分かる場面だったんですけど、
なんかそういうね、
どう市民と向き合いながら、
市政運営をしていくのかっていう、
面白いですよ、かな。
なるほど。
面白そうですね。
3作品、ぜひ見てみてください。