00:05
たまここと今陽子がお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
死ぬ瞬間に、あの時のあれ楽しかったなぁ、あれは本当幸せだったなぁ、と思い起こせることってどんなことなんでしょうか。
私は昨日もですね、娘と銭湯に行ってきました。
ちょっと贅沢かなと思いましたが、でもそれって死ぬ瞬間にもし思い浮かべたとしたら、
あ、あれは幸せだったなぁと思えるだろうなというふうに感じます。
ですから、これはやってよかったことということになるわけです。
娘よりも広い湯船で、たっぷりのお湯にたっぷり使って、娘と一緒の時間を過ごすっていうのは、
特にそこですごくお話をするわけではないんだけれども、かけがえのない時間だなというふうに感じるわけなんです。
そんなふうに日々自分がやっていること、仕事でも他のことでも、死ぬ瞬間にそれを思い浮かべたらどう感じるんだろうか。
あ、いい体験だったな、幸せだったなと思えるのであれば、それはやって正解なんです。
でも、なんかちょっとそうではないなというふうにもし思うのであれば、
それは何か違う方向に行っているんだなという判断が結構簡単にできるなというふうに思いました。
今ですね、宇宙飛行士の野口総一さんの本を読んでいます。
どう生きるか、つらかった時の話をしよう、そういうタイトルの本なんです。
これはめちゃくちゃいいことを言っていると思いますので、おすすめです。
あんな宇宙飛行士という花々しい世界にいる、そして一目置かれているような存在に見える野口さんですら、
10年間も悶々と悩む時期があったんだそうです。
それを聞くだけで、こんなすごい人でもそういう時間があるんだと、自分にも元気が湧いてくるようなところがあります。
野口さんが宇宙から地球を見た時に、あそこだけが生き物がいる、生きている、輝きがある、そういう星に見えたというようなことをおっしゃっていました。
宇宙空間というのは全く音がなくて、とてもそういった命を感じる空間ではないんだそうです。
そこから見る地球というのが本当に輝いて見えた。そこが自分が生まれ、いろいろ経験し、そして死んでいく場所なんだというふうに思った時に、地球がものすごく愛おしく感じた、そんなこともおっしゃっていました。
そういう星に生まれ住んでいる私たち、すごく貴重な存在だと思うんです。
そして野口さんが何かつらいな、生きづらいなと感じていたのは、やはり人と比べていたから。そうじゃなくて、自分にとっての幸せって何なんだろうということをちゃんと自分で認識しておくということが幸せの秘訣だなっていうようなことをおっしゃっています。
03:14
めちゃくちゃいい本なのでおすすめです。後でURLを貼っておきますね。
今陽子がお送りしました。それでは。