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こんにちは。また深夜のポッドキャスト収録になります。
今日はですね、夜の10時ぐらいですかね。
急にメールが来ましてですね、オランダの方からなんですけれども、
それで急遽話し合わなければいけないことができまして、会社のメンバー、僕以外の3人で(註:僕を入れて3人での言い間違い)、久々に通話をしました。
今の会社、2人で始めたんですけれども、共同設立者の1人は今、佐賀に住んでいて、
あと2年目ですかね、3年目ぐらいにもう1人、ジョインしまして、そのもう1人はオランダに住んでいるんですね。
アムステルダム(註:ロッテルダムでした、勘違い)に住んでいたんですけれども、今日話をしていたところ、最近引っ越したらしく、今デンハーグに住んでいるそうです。
以前は月1で会議をしていて、だいたい始める時間が9時とか10時とかで、それで2時間とか話をするので結構遅いことが多かったです。
今日は1つ嬉しいことがありまして、フランスの楽譜屋さんに楽譜を売ったんですけれども、無事届いたという報告がありました。
これがなぜ嬉しい報告かと言いますとですね、海外に物を送る場合、個人に対して送るのと、会社に商取引として物を送るのとは全く違う手続きが取られるんですね。
商取引として海外に送る場合にはコマーシャルインボイスというものを付けなければいけなくて、これに記載しなければならない内容というのが国によっていろいろ違ったりします。
基本的に日本はいろんな国とEPAと言いまして、経済最恵国待遇と言うんですが、相互にいろんな品物の関税を撤廃する取り決めを交わしていまして、
そのおかげでだいたい普通のものはほぼ関税なしで通過するんですが、その代わり原産地証明などを付けなければいけなかったりするんですね。
この原産地証明というのが国によって違うんですよね。
日本からEUに対して送る場合はその原産地証明というのを自分で申告するだけでいいという簡単な方法を取られているんですけれども、
アジアの諸国に対してはだいたいの場合、第三者が原産地を証明しなければいけないという制度になっているんですね。
その第三者というのがどういった業者になるかと言いますと、いわゆる商工会議所なんですよね。
商工会議所のメンバーでなくても産地証明を取っていることは可能なんですけれども、その場合費用が発生することになります。
さらにこの原産地証明というのが結構面倒くさくてですね、日本で作っているから日本製だろうと思われるかもしれないですが、
ものによっては原材料が日本では取れないものだったりとか海外産のものから作ったりとかそういうことがあるんですよね。
例えばCDなんかですと日本国内でなく台湾であるとか中国とかでプレスした方が安いのでそちらで作るということもあるんですけれど、
そうすると原産地は日本ではなく台湾とか中国とかになるんですね。
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ただそのCDも例えば付属品が日本で生産していたりとか、そうなるとどうやって原産地を決めるのかということがいろいろ決まっていて、これがなかなかややこしいんですよね。
その他コマーシャルインボイスで必要な記載事項として、インコタームズというのがありまして、これどういうのかと言いますと取引条件を記載しなければいけないんですね。
これが何に関わるかと言いますと、例えば関税が発生する場合、誰が関税を負担するのか、そういったものがインコタームズによって変わってきます。
さらに送る品物によっては、例えば船便で送らなければいけないような大きなものとかだったりすると、経由地などによっていろいろとめんどくさいことがあるらしいんですけれど、そこまでは私どもの会社の方では対象ではないので調べていないんですが、
もうこういうのは貿易の領域になるのでかなり大変だなというのが印象です。
本当こういう情報というのはほとんどの場合は日本語のネットで検索して出てくるものには大した情報ないんですよね。
EUに向けたコマーシャルインボイスの書き方みたいなそういうマニュアルも日本語では見当たらなかったですし、今回はフランスに向けて送ったので品物を、なのでフランスのサイトを見てコマーシャルインボイスを記載することになりました。
幸い私はフランス語を勉強していたことがありまして、レベルとしてはヨーロッパの基準で言うとB2ですかね。
日本のフランス語検定で言うと準1級から1級ぐらいのレベルを持っているので、それでもなかなか調べるのは難しかったですね。
やっぱり税のシステム自体がだいぶ違いますので。そんなわけで苦労してコマーシャルインボイス書いたものがうまく相手の手元に届いたということでとても嬉しかったです。
今日は雑談のつもりで収録してたんですけれど、すごい仕事の話になってしまいましたね。
今日はこれから漫画の宝石の国という作品を読みながら寝ようかと思います。
何年連載してたんですかね。途中結構休載が最近あったので、たぶんひょっとしたら10年ぐらい連載してたのかと思いますけれど、
今日最終話が公開されました。
もともとはアフターヌーンという講談社から出ている漫画雑誌で連載してたんですけれども、
今はアプリで単話買いで読むことができるので。
また、もう29日まで最終話以外は全話無料で読めるというので、ちょっとまとめて物語をたどって最終話を読むかなと思っています。
それでは。