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2023-08-08 03:56

情報を小出しにできるメディアの消失

昔数々発刊されていたプログラミングに関する雑誌。これらの雑誌が減ったことで、雑誌の付録などのように小ネタを掲載して行く機会も失われていったよねという話をしました。 #プログラミング #ちえラジプログラミング


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サマリー

プログラミングについて話している中で、プログラミングの雑誌の消失に触れています。

プログラミングの雑誌の消失
ちえラジチャット、火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、情報を小出しにできるメディアの消失という話をしようと思います。
次回、SBCastのゲストは、プログラミング言語Rubyを作られた松本幸寛さんです。
多分、水曜日だけじゃ語りきれないので、その中で出てきたいろんな話題については、前後でちょっと小出しにしていこうと思うんですけれども、
まず、今回その中で出てきたのがプログラミングの雑誌の話です。
一部はまだ残ってますけども、週刊アスキーとか、週刊IOとか、また週刊マイコンとか、あとはソフトウェアデザインとか、
まあまあ、いろんなプログラミングに関する雑誌っていうのは結構販売されてました。
自分がプログラミングを始めた頃には、かなりの本が急貫してたんですけどね。
プログラミングの情報に詳しいサイトの人とかが、当時を懐かしむように、昔あんな本あったんだよとか、
そういう話がいっぱいされてたのを、自分読んでたので、なんとなく、あ、そんな時代があったんだなーぐらいのことは自分も知っているっていう感じですかね。
雑誌っていうものの中には、付録も割と付きものなんですよ。
で、付録にはちょっとだけプログラミングについての小ネタを載せた本が出てたりしてました。
あとはね、本の中にコラムなんかもありましたね。
なんか、一つのプログラムについてパパーと書いてあるコラムが2ページぐらいあるとかね、そんなのがあったりして。
自分も一回だけ雑誌の付録を書かせてもらったなんてことがありました。
他の本と違って、やっぱ週刊だったり月刊だったり、雑誌ってすごい短いスパンで本を出していくわけなので、
雑誌の締め切りも提案もすごい早くて短いんですよ。
1ヶ月から2ヶ月までの間に書いてとか、そんな感じで。
他の本だと半年とか1年とかそういう長い単位で書いていくのに対して、
とにかく雑誌って付録締め切りが短い。
でもその分量が少ないし、情報を小出しにできるっていうのが雑誌の付録の利点だったのかなって思います。
だからそのせいか単発の本ではきっと載らないようなちょっとニッチな話題とか、
なんかのリファレンスとか、そういうような情報が載せられる。
これが雑誌の付録ならではの利点だったなっていうふうに思います。
ただそんな雑誌もどんどん減っていって、急かに追い込まれた本が増えました。
そうなると雑誌付録とか、あとは雑誌の中のコラムランとか、
そういうようなものに小ネタを掲載する機会っていうのもどんどん減っていく。
もちろん代わりと言っちゃなんですが、技術展みたいな同人誌即売買という形で、
そういうニッチな内容を語られるケースもあるにはあります。
でも多分そこまで行かずに立ち消えてしまう情報も多いんじゃないかな。
やっぱりいくらなんでも全国向けの商業雑誌に付録として載せられる本と、
技術書店で販売される同人誌、金銭的な面でも、読まれる率的な意味でも全然違うんですよね。
そこまで行かなかった人の情報って発信されなくなっちゃう。
結果多くの情報が埋もれてしまうっていうのはあると思います。
もちろんその人たちの部録が書き留められる点だったらまだいいんですけどね。
情報の入手方法の変化
ネットが普及して別に雑誌とか買わなくてもある程度の情報が入手できる状態になった。
そして逆に新しすぎる情報は雑誌に載る暇もなく陳腐化してしまうという状況。
そんな状況から雑誌を戻せばいいのかっていうとそうも言ってられないんだと思います。
ただ雑誌という技術媒体がなくなったことのインパクトって
もったい以上に大きいなって今回の話を聞いてて思いました。
というところで今日の話は終わりにしていきたいと思います。
明日は水曜日、サイドビーチシティのウェブ配信についてお話ができればと思います。
ではでは。
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