今回のアドベントカレンダー最終日の内容として、ゲーム内のエッセンスをいかに他者に届けるかというテーマでお話をしました #ゲーム #アドベントカレンダー
この話のマインドマップ
サマリー
このエピソードのテーマは、ゲームを通じて学んだエッセンスを他者に届ける方法です。ゲーム内での体験や学びが現実世界での理解にどのように活かせるかが探求され、対話の重要性が強調されています。
ゲームの学びとは
12月25日、最終日のアドベントカレンダーの記事では、ゲームを通して学んだことアドベントカレンダーとして、ゲーム内のエッセンスをいかに他者に届けるかというお話をしようと思います。
ここまで、このゲームを通して学んだことアドベントカレンダーの記事で話をしてきたように、ゲームってそこから学べるということ、そこからしか学べないことっていうのは結構あったりします。
天穂のサクナヒメの農業もそうだし、Groundedやファイアーエムブレム風花雪月での命のやりとりなどもそうだし、
今回お話ししませんでしたが、ファイアーエムブレム風花雪月で中世ヨーロッパ風の世界観の貴族の考え方や暮らしぶりっていうのを見ていたおかげで、現実の中世ヨーロッパの貴族社会の考え方がすごくすんなりわかったっていうのもありました。
その他にも、ゲームじゃないとなかなか体験できないことや、現実世界で現代日本ではちょっと体験できないようなこと、そういうようなもの、ものすごくたくさんのことをゲームで経験することができるというものがあると思います。
ゲームっていろんな部分をすごくデフォルメしているからこそ、現実にはすごく小難しいことが単純化されていて、「あ、つまりこれはこういうことなんだな」っていう理解をしやすくなるという力があるんじゃないのかなと個人的には思っています。
一方、そうは言っても、ゲームというのはやはり遊びです。「遊びからそんなことを学ぶなんてないだろう」って思っている方もやっぱりいらっしゃいます。それ以外にも、ゲームと聞いただけで「あ、自分のもんじゃないね、関係ないね」って思ってしまう、そうやって一切の理解を諦めてしまう、シャットアウトしてしまう、なんていう人だってもちろんいます。
まあ、とはいえね、人間って遊びからいろんなものを学ぶものだと思うんですが、そういう理屈が通じないとか、そういうの関係ないよって思っていらっしゃる方だってもちろんいらっしゃるんですよね。
以前、ゲームを図書館で扱っているというところから、過去のゲームに触れることで、そのゲームの良さを体感していくことができる、そこから何か学びを得ることができるっていうような話をしている方、いらっしゃったのでお話を伺ったこともあるんですが、
まあ、もちろんね、ゲームからいろんな学びを得ていく、それ自体はすごくいいことだと思うんですが、ただ、それって結構才能がいることなんじゃないのかなって思うんです。
まあ、ある方はこれをゲーム筋っておっしゃってましたね、ゲームの筋肉。やっぱりゲームをやるにもそれなりに筋肉がいるし、そこから学びを得るとか「あ、こうやって現実のここにマッチするね」っていうふうに考えるのも、筋肉と言うのは適切ではないかもしれないけども筋肉が要る。そんな感覚は確かにあります。
だから、いかにそこまでゲームに慣れてない人にも、ゲームと関わったことがない人にも、ゲームから学べたことを届けていくっていうことってすごく重要なことなんじゃないかなっていうことで個人的には思っています。
社会とのつながり
特に地域で活動しているとゲームに全く関係をしていないっていう方も結構いらっしゃいます。そういうような人に、「あ、ゲームってそういうことがわかるんだね、そんな可能性があるんだね」って思っていただくっていうのは、それだけで結構難易度の高いものになってくるのかなっていうふうに思います。
個人的にはね、それってどうするのっていう対話の機会を作ることが必要なんじゃないのかなと個人的には思っています。
ゲームから何かを学び取れたという人と、ゲームから何も学び取らなかった、あるいは全くゲームをやってない人、そういう人たちが混ざって話をすること。そうすることで、「あ、そういう体験ができるんだ、じゃあそのゲームやってみようかな」っていうふうになったり、あるいは「そういうゲームの見方ってあるんだね」っていうものとか。
もちろん、今はいろんなゲームに関するコンテンツがあります。自分がよくおすすめする動画としてゲームさんぽというね、ゲームを全く、ゲームと関係ない分野の人の専門家と見て、「あ、こういう視点があるね」とか、「こういうふうに考えられるね」とか、そういうような話をしていくっていうようなシリーズの動画がありますが、そういうようなものとかもあります。
そういうふうにゲームからいろんな視点でこういうことが勉強できたりするんだとか、こういうことが体験できるんだ、そういうようなものを出力しているものたくさんあります。ただやっぱり結局はそういう体験をしたという人と本人と会話をするっていうのが一番大きいのかなぁなんて思います。
動画はそのたくさんの要素が含まれているゲームの中から一部を切り抜いたものでしかないので、やっぱりゲームやってる人だったら割とピンとくるんですが、そうでない人にあんまりピンとこなかったりすることがあるんですよね。
だからこそ、やっぱりそのゲームをやって、「ここはすごかったな、面白かったな」っていうことを知ってる人が語り部になって、そういうゲームを知ってこなかった人、見てこなかった人たちと話すっていうのが重要なんじゃないのかなっていうふうには思います。
確かにね、ゲームさんぽなんかすごく面白い試みの企画だと思いますし、そうでなくてもゲームから学べることってとても多いんですが、やっぱりそう思っていない人もその人たちの倍以上はいるっていうこと、あると思うんです。
これは常にやっぱりゲームから何かを学び取ってこの思いを伝えたいっていう人であればある人ほど常に自覚しておきたいことなのかなっていうふうに思っています。
まあもちろんね、最初は話が合わないかもしれません。でもそれでもそういう人とちゃんと話をしてみる。そこから始まることがあるんじゃないのかなとここ最近は考えています。
今、会話が合わない人と無理に話す必要なんかないですよ。それが合わないなったら無理に合わせなくていいですよ。そういうふうに言われる社会ではあります。
でもそれで全てが解決するわけでは多分ないと思います。結局どこかしらで力を合わせなければいけない時だってある。そんな時にそれなりにうまく関われるようになるためには、やっぱり合わない人とそれなりに話をしていかなければいけない。
そんな時もあるのではないのかな。そんな時の会話のひとつのきっかけとしてゲームって使えたりしないのかなと個人的には思っています。話のきっかけに積極的にゲームを持ち込んでみる。できることだったら画面も込みで映像も見せて、そこから始まる対話っていうのには個人的には興味があります。
そうやって会話をするところからゲームで得られるエッセンスって他の人に伝播していく可能性があるんじゃないのかなと個人的には思っています。だからゲーム内のエッセンスをいかに他社に届けるか。
このテーマにどうやって向き合うかっていうとまずはやはり話すこと。実際に映像をつけて話すことなんじゃないのかなと思います。もちろん動画で見ていただくとかいろいろな方法はあると思います。ただ動画もできるのであれば一緒に見るといいかもしれませんね。
で、「これどういうことなの?」とか言われたときに、こちらから「こういうことなんですよ」ってアシストできるようになる。そうやって対話をすることでしかエッセンスって届かないんじゃないのかなとここ最近は思っています。
はい、というところで今日のお話アドベントカレンダーの記事の最終回ここにて締めとさせていただければと思います。
08:43
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