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2024-12-07 15:04

今年SIDE BEACH CITY.でやったこと - まちづくり Advent Calendar 2024

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今年も行うまちづくりアドベントカレンダー。12月7日のアドベントカレンダー記事は、まちづくりアドベントカレンダーとして書いて行きたいと思います。 #地域 #アドベントカレンダー

 

サマリー

今年の「今年SIDE BEACH CITY.でやったこと」アドベントカレンダーでは、SBCast.のポッドキャストや地域の活動について、特にITコミュニティにおける取り組みが語られています。様々なプログラミングワークショップや地域イベントへの参加が紹介されており、IT技術者の役割が強調されています。

アドベントカレンダーの導入
12月7日のアドベントカレンダーの記事では、「今年SIDE BEACH CITY.でやったこと」というテーマで、まちづくりアドベントカレンダーの記事を書いていきたいと思います。
このアドベントカレンダーについては毎年行っているもので――といっても、自分自身は大体2記事ぐらいしか書いていないんですが、
まちづくりの活動を行う人、特にITコミュニティ等に関わっている人とか、そういうような人にもまちづくりってなんだろうってことを知ってもらえればいいなとか、そういうようなことも考えつつ、毎年このアドベントカレンダーを作成しています。
かれこれ、もう2015年から始めていたものなので、9年ぐらいになってしまいましたが、もう少しまちづくりアドベントカレンダーが流行ってくれればいいなぁなんて思ったりなんかしながら、ずっと記事を書き続けています。
それはそれとして本題に移りましょう。
今年も結局このような話をする時期になりました。
SIDE BEACH CITY.の理事としては、今までやったのが、SBCast.やSBCast. Ch2でのポッドキャストの配信。
こちら、SBCast.とは地域活動、コミュニティ活動を紹介するということをテーマとして、本当に全国いろんな人たちの活動を紹介してきました。
たまに海外の日本人コミュニティなんかにもお話を伺ってきていますかね。
また4回に1回は、プログラミングとかITに関する活動を行っている方をお招きするということで、いろいろなITコミュニティの方にもお話をしています。
正直、このITコミュニティについては、自分の知り合い筋というのもあまり多くないため、早々にネタが尽きるかと思いましたが、なんだかんだ言って、なんとか今年も尽きることなく終わりましたね。
そして、SBCast. Ch2の方は、チャンネル1がNPO外の様々な活動をしている方々のお話を聞くということになったのに比べて、
SIDE BEACH CITY.内部の活動を紹介するということで、様々な会員やエージェントとして活動している方々、理事などの活動紹介を主として毎週配信をしてきました。
こちらもそんなに長くは続かないかもと思ってはいましたが、なんだかんだ言って、もう1年以上は続いています。不思議なものです。
そして、SBC.オープンマイクというYouTubeの番組の配信も行いました。
こちらについては、SBCast.では地域コミュニティ、ITコミュニティなど様々なコミュニティという縛りをつけていたのに対し、それを取っ払っていろいろな団体の活動を聞いていければ良いということで行っているYouTube番組です。
IT技術者の居場所
と言っても、実際動画がなくても分かる内容も多いということと、後述するAIで利用するという意味もあって、現在SBC.オープンマイクポッドキャスト版として、ポッドキャストの配信としても聞けるようになっています。
また、SBCast.やSBC.オープンマイクについては、放送終了前後にダイジェストとして1分程度の動画を作成してInstagramとTikTokにアップロードするというようなことも行っています。
こちらについて、SBCast.は特にあらかじめ編集を行っていることから、ダイジェストは先に作ることができますし、なるべく公開前後にはすぐに配信できるようにしたいのですが、ここ最近はちょっと遅れてしまっています。
その他、山手縁乃庭という横浜市山手にあるコミュニティスペースにて、まちのお茶の間子どものフリースペースと題して子ども、特に小学生の子どもたちが集まって遊べるスペースというものを展開しています。
こちらは、地域ではあまりフォーカスされていないテレビゲームやボードゲームなどが遊べる場ということで、毎週木曜日、盛況に行われています。
その他、中学生などへのプログラミング教室などといったことも行ってきました。
中学生に向けては、ScratchやJavaScriptを使ったアプリケーションの制作。
高齢者向けには、App Inventorというものを使ったアプリケーションの制作ワークショップを行いました。
といっても、この高齢者に向けたプログラミングワークショップは、12月に始まったばっかりの内容ですので、実際は2月まで続いていくのですが。
その他、NPOサイトに掲載する内容がSBCast.だけになってしまうという状況はよろしくないので、
SBCast.を配信していない週かつ、他のメンバーがブログ記事を作成していないときは、
SBCブログコラムとして、ITツールの利活用に関する記事の執筆を行ってきました。
まあ、これらについては、基本的に去年やっていたことではありますし、
この機会に去年の活動を振り返ってみると、むしろやっていること自体の数は減っているのですが、
SIDE BEACH CITY.の関連ツール開発もここ最近完全に止まっていますし、
初めてやったことといえば、先日行った老人ホームでのプログラミングワークショップではあるものの、
逆に言うとそれぐらいという形になってしまいました。
それでも内容が濃くなったことには間違いないのですが、
改めて去年の記事などを読み返すと、それで良かったのだろうかと思ってしまいますね。
地域でIT分野で活動するという人は非常に少なく、
SIDE BEACH CITY.もITの利活用支援ということを掲げてはいるものの、
プログラミングができるというのは自分一人だけですし、
積極的にSNSなどに情報を発信する習慣があるのも自分一人と、
あまりITを十分に活用できている人が増えたとは言えない状況が続いています。
どうにかインターネットに軸足を置いている人など、
ITをもっと頻繁に活用しようと思う人を仲間に入れていきたいなと思ってはいるものの、
結局具体的な活動ができないままに一年を迎えてしまいました。
ただ変化というのはそれなりにあって、
特にSBCast.のまとめなどにAIを使うということはかなり増えたと思います。
マインドマップの作成やまとめ用の文章作成など、
AIを使って解析の簡略化というものを行ったことはかなり増えています。
このAIの解析処理は基本的にすべてLISTENの文字起こしデータを使用しています。
公開前にSBCast.の音声をLISTENにアップロードして、その文字起こし内容を取得。
それをAIに使って「マインドマップを作成してください」
であったり、「文章の内容を起承転結で絞り込んでください」というような内容を使ってもいます。
とは言っても、AIの使い方がこれで一番いいのか、
この文章を出力して自分が何がわかるのかというのはまだ決め切れておらず、
このやり方が最適解というのはまだわかっていません。
それにそもそもLISTENの文字起こしにはやはりまだまだ変換がうまくいかないところがあります。
特に同音異記語であったり、誰かの名前であったり固有名詞であったりといったものはうまく変換できないことが当然ながらありますので、
その清書作業といったものもありますし、あまり効率化ができているかというわけではありません。
まあそれでも今まで全部の内容を聞き直して確認していたという時に比べればかなり精度が上がったのかなと思っています。
またプログラミングの中学生向け講座や高齢者向けの授業をするという機会も増えましたし、
プログラミングの中学生向け講座については今まで行われていなかった発表会への参加も行いました。
高齢者がプログラミングをするという機会についてはシニアプログラミングネットワークという団体に関わっていて何度か見たことがあるので、
特別個人的に驚きということはなかったものの、案外プログラミングそのものでの大きなつまずきはなく、
本当にこのような学びに年齢って関係ないんだなと思いました。
また外出の予定もかなり増えたなと思います。
SBCast.の事前調整で現地に行ったり、地域のイベントで現地に向かったり、東京に行くという機会も増えました。
移動が増えた割にやらなくてはいけないことは減らず、結果毎度大変な日々を送ってはいます。
NPOの活動って結局お金にならないものも多いですし、実際理事メンバーも現状お金はもらっていません。
ただそれにもかかわらず、NPOの仕事が8割で、残りの2割で仕事だったり、自分個人の活動だったり、全てをこなしているという非常にこれはよろしくない状況だなと思っています。
どうしてここまでのことをしているのかというと、やはりここについても何度か記事には書いてはいたかとは思いますが、
やはりこのままだと本当にIT技術者の居場所が地域になくなってしまうと感じたためです。
地域にはITのことがわからないという方は本当に多い。
わかっていても全然目的に沿った使い方をしていなかったり、パワーユーザーは当たり前に知っているようなことも、
「え、そんな使い方があるの?」とびっくりされたりといったことも少なくない。
また、地域の人たちとIT技術者が情報を共有するという文化がやはりなさすぎるせいもあり、
せっかく同じようなことを課題として持っていても会話が通じないというケースは非常に多いです。
会話の基準、プロトコルとでも言いますか、そのようなものが決定的に違いすぎるなぁと感じています。
そのため、お互いが話し合うのに必要以上の労力を使ってしまうということがとても多いです。
実際、自分自身SIDE BEACH CITY.で活動をしていて、言葉が通じても意図が全く通じないという歯がゆい思いをすることはとても多いです。
このようなすれ違いを少しでも減らすために、自分はこのような場で活動をしているという状況です。
もちろん、そこまでしなくても、自分に居心地のいい場所というのがどこかに存在すればそれでいいと言えばいいのですが、
ただ、自分自身ITの専門職で仕事をしたことがないというものもあり、IT技術者コミュニティともやはりそこまで会話が合わないんですよね。
そうなると結局、居場所がどこにも存在せず、このようなことをして活動フィールドを増やしていくということしかできないという状態が続いています。
なんというかフリーランスの技術者に居場所がないのかなぁと思っています。
それはなぜだろうなぁと思ったりすることは何度もあるのですが、正直今のところの考えとしては、
無の状態から居場所を作り上げることができる強靭なフリーランスの方か、
もうすでにフリーランスになった時点で様々なコミュニティに所属していた方や、
いろんな事情で自分が息苦しい思いなど一切することなく生活できる人ばかりになっているのではないのかなぁなんていうふうにも思っています。
正直せめてそれほどの人でなくても、そこまでのスキルがなくても、そこまでの人脈がなくても、
自分の居場所が身近な場所に確保できる、そんな人が当たり前にいるような環境にできればいいなぁと思う日々を過ごしています。
こんなところで、今日のまちづくりアドベントカレンダーの記事はここにて締めとさせていただければと思います。
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