~フリーランス 長濱裕作さんのお話〜
かつてパチンコ屋で働いていた頃、安定した収入と生活を手にしていました。しかし、その中で感じた違和感や虚しさから、思い切ってフリーランスの道に進むことを決意。転身後、給料は95%もダウンし、厳しい現実に直面してしまった彼が見出した生き方とは?
サマリー
今回のエピソードでは、フリーランスの永浜裕作さんの経験を通じて、基準となるものが生き方に与える影響について深く考察しています。心の充足感や自己成長を重視することで、収入が減少しても新たな人生の可能性を見つけることができるというメッセージが伝えられています。
生き方を変える基準
さあ始まりました、タダの箱庭ラジヲ。本屋では買えず、増冊もされない、読み手から読み手へとギフトされる1万冊の箱庭本についてお話ししていきたいと思います。
ということで、今回のテーマは、「何を基準にするかで生き方も変わる」というエピソード。
フリーランス永浜裕作さんの体験談を通して、生き方について考えていきたいと思います。
皆さんは普段何を基準に日々の選択をしていますか? 仕事、生活、人間関係、
私たちは無意識のうちに何かしらの基準に従って行動していますよね。 でもその基準が何であるかによって、
私たちの生き方は大きく変わることがあります。 永浜さんはそんな基準を見つめ直すことで、人生に新たな視点を得た一人です。
永浜さんはかつてパチンコ屋で働いていました。 安定した給料、
休みも取れて生活は何不自由なく遅れていたそうです。 でも心のどこかで自分はこのままでいいのかという疑問を感じていました。
そんな彼がある日、思い切ってフリーランスとしての道を選びました。 彼にとって大きな決断でしたが、そこで待っていたのはなんと
給料が95%もダウンするという現実だったんです。 皆さん、95%ですよ。
フリーランスとして独立する人がいますが、ここまでの収入減少を経験するのは大変なことです。
永浜さんも最初は不安を感じ、これが本当に正しい選択だったのかと悩んだそうです。
お金が大幅に減り、生活が厳しくなり、 一体何を基準にこの道を選んだのか問い直す日々が続きました。
どのプロジェクトを引き受けるか、どのクライアントと仕事をするか、 常に選択を迫られる立場にいます。
最初はお金を稼ぐためという基準で仕事を選んでいました。 でもある日、自分が本当に大切にしたい基準は何なのかと疑問を抱くようになったんです。
そのきっかけは、収入はあっても心が満たされない経験でした。 お金を基準に選んだ仕事でも、それが自分の価値観や生き方に合わないと
どこか寂しさが残る。 逆に自分のやりたいことや大切な価値観に基づいて選んだプロジェクトでは、
収入が少なくても充足感や充実感が得られることが多かったそうです。 またある日のことです。
長山さんの子供が学校から宿題でですね、 スーパーで買ったものをリストにして、なぜその商品を選んだのかという宿題を持って帰ってきました。
長山さんは普段通り奥さんと買い物に行き、 家に帰ってからリストを作り、その商品を選んだ理由を一つ一つ書き始めたのですが、
そのほとんどの理由が一番安かったからで選んでいたことに気づいて衝撃を受けたそうです。
買い物をしかり、私たちが何気なく選んでいる日々の選択も意外とたくさんの損得によって決めているんだなと。
それからというもの、長山さんは仕事を選ぶ基準をお金だけではなく、 やりがいや自分が成長できるかどうかにシフトさせました。
すると、たとえ収入が少なくても心が満たされる充実感や日々の仕事が楽しいと感じられるようになったそうです。
給料が減った分、新しい発見や挑戦、 そして自分らしい生き方が見つかったんですね。
私たちはつい損得感情や効率性を基準に物事を選びがちです。
でも長山さんのように自分が心から納得できる基準を持つことができれば、 人生の質が豊かになることもあるのかもしれません。
新たな可能性の発見
それがお金でも人のつながりでも自分が何を大切にしているかを基準にすると、 これまで気づかなかった可能性や喜びが広がるかもしれません。
補足ではありますが、先日長山さんに会いに行ってきたんですが、 お金を基準とした損得感情から、人のつながりややりがいを基準とした損得感情に切り替えた結果、
今ではお互いを大事にできるクライアントに恵まれ、 たくさんの仕事を任され、収入も右肩上がりだそうです。
僕はというとですね、自由人なので、 いかに通帳の残高を増やすかとかいう基準はあまり持ち合わせていなくてですね、
自分がやりたいことを好きなだけやりたい、そうするにはどうするのか、 みたいな基準で生きているわけなんですが、
そのせいかですね、僕の通帳はたまに残金数万円とかになったりするのですが、
そんな状況でもですね、先日お知り合いの方がやっている銀座のバーで呼ばれたのでですね、
飲みに行きまして、お金なかったんですけどね、 だけなしのお金を持って行って、
たまたまカウンターの隣に座った方にですね、 何されているんですか、みたいな感じで声をかけていただき、
今構想中のプロジェクトをこんなことを考えてやろうと思っているんです、 みたいな感じで熱く語ったところですね。
速答で、じゃあ100万円出資するよと言っていただきました。
出会って、まだ20分ぐらいしか経っていないのに、 よく知らない人に100万円出資するなと驚いていたんですが、
もっというとですね、そうやって盛り上がっていたらですね、 逆側の隣に座っていた
方もですね経営者さんだったみたいで、 なんで盛り上がっているの?みたいな感じで声をかけていただきですね、
また同じこんなことを考えていて、 じゃあ僕も100万円出すよって言ってくれてですね、
その場で200万円、えーみたいな、 そしたらさらにその隣にいた方からもですね、 結局じゃあ僕も100万円出資するよって言ってですね、
その場で300万円の出資が決まったみたいなことがありました。 ちょっと普通でありえないと思うかもしれませんが、
僕がいかに通帳の残高を増やすかという基準で生きていたら、 きっと銀座のバーにも行かなかっただろうし、
そんなね出資を受けるっていうこともなかったんだろうなぁと思っています。 もっと言うと全然違う人生を
きっと生きていたことでしょう。 皆さんも何を基準に生きるか、一度考えてみてはいかがでしょうか。
永山さんのように最初は生活が95%ダウン、厳しくなるかもしれませんが、 新たな道が開けるかもしれません。
さて今日は何を基準にするかで生き方も変わるというテーマでお送りしました。 次回も皆さんの心に響くお話をお届けしたいと思います。
それではまたお会いしましょう。 ありがとうございました。
09:13
コメント
スクロール