野田さんはどうですか?
はい、私ですか、人生楽しくなきゃいけないんですかって思いましたね。
あー、なるほどね。
なんか私、前の会社の上司に、あの、結婚しましたって言った時に、楽しい人生になるねって言われたんですけど、その時に、人生に楽しみを別に期待してなかったなってふと思って。
えー、何期待してんすか、人生に。
別に楽しくなくても良くないですか?なんか充実して満足すれば良くないですか?
あー、その楽しいという感情である必要があるかっていうことですね。
それは確かにそうだね。
うん。
充実感の方が大事だね。
なんか、楽しいっていう言葉がそんなに大きいじゃないんですよ。
おー。
おー。
楽しいってなんか短髪的な感じじゃないですか。
あー。
その場限りみたいな感じ。
はいはいはい。
なんかもっと、なんか積み上げ式のやつが良いな。
はいはいはいはい。
おー。
わかる。
そうかも。
だから飲み会もなんかあってきたのかもしれない。
飲み会って積み上げ方じゃないもんね。
うん、そう。
なんだっけな、どうせ死ぬ3人でしたっけ?
うん。
楽しすぎた後、死にたくなるやつ?
そう、楽しすぎた後、なんか気がめいるからなんか死にたくなるみたいな話をしてたら、
もっと近いかなと思うんですけど。
うん。
それやってるときは、えー楽しいみたいな気分になれるかもしれないけど、
なんか、それで終わっちゃうから寂しさがあるみたいな。
うんうんうん。
だからそういう人生は別になんかあんまり求めてないから、楽しくなくていいやって思っているって感じ。
なるほどね。
充実はどうなんですか、じゃあ。
なんだろう、その、例えば私、まあ本を読むことが多いんですけど、
あんまり一般の人が読まないような研究書、学術書とか結構読んでるんですけど、
えー。
なんか分かんなかったことが分かるときとかね、
よかったな、なんかまあ読んでてつらい、分かんないしつらいみたいなところがいっぱいあるんですけど、
その本を読むことによって、なんか日常気づかなかったことに気づけるようになるとか、
なんかぼやっとしか意識してなかったけど、ちゃんとなんか説明されて、それが腑に落ちる瞬間とか。
へー。
そういうのってなんかこう積み上げていかないと到達できないと思うので、
そういう意味では、積み上げ式の人生の、まあ楽しみ方って言うとちょっとニュアンスが違うんですけど、
そういう楽しさ、広い意味で言うと楽しさあるかなと思う。
うーん。
まさくんどうですか?
どうですか?
僕はシンプルにお風呂に入ってるときが一番楽しいです。
楽しい?
楽しい。
お風呂入ってるときめっちゃ楽しいです。めっちゃテンション上がります、最近。
あ、そうなんだ。あのー、なんていうの、ホッとするとかさ、気が休まるみたいなのじゃなくて、楽しいになるテンションが上がるんだ。
楽しいってなります、はい。
うわー、めっちゃ体きれいなってるーと思いますもん。
それは自宅の風呂で?
自宅もですけど、外に風呂に入りに行ったりするとき。
外はなんかね、エンタメ感がある気がするけど。
いやもう家の風呂入ってるときめっちゃテンション上がります。
へー。
はい。
うーん。
お風呂上がったとこ、あったとこフゥーとかいますもん。
ふふふ。
ははははははは。
テンション上がりすぎて。
まじかー。
そっかー。
いいねー。
そっかー。
今それが一番楽しいっすね。
お風呂に楽しいの言葉が結びついてることをあんまり想像したことがなかった。
思っても見なかった。 本当ですか。なんか自分が好きなシャンプーとかをこう
ボディーソープとか買ったりしたり、洗ってる時とかなんか、良くないですか? 黄色いアヒル浮かべたりとか、そういうことじゃないんですよね。
全然、そんなことはない。そんなバスロマン入れたりとかそんなはしないです。
普通湯船使って、やってたりする。 めっちゃ楽しい。 へぇー。
そっか。いやでも、風呂は好きですけどね。楽しいとかは思ったことない。 うん。なんかそこに結びつかないですよね。
本当ですか。なんかリラックスしたりしてて、あーなんか楽しいなぁ。 リラックスはする。うんうんうん。
リラックスは分かります。 リラックスしてったりすることに、あーなんか楽しいっていうの。
へぇー。 新しい。そういう人がいるんだなぁ。
えぇ? 本当ですか?
へぇー。楽しくはないなぁ。なんかうん、心地よい。
うん。そうだなぁ。心地よいぐらいですね。
うん。 うん。ぐらいですね。僕はいいもん。
うん。見つけ方。見つけ方ですよ。楽しいことの。見つけ方ってむずくない?
なんかやったらなんか楽しかったみたいなやつだから、やるしかないみたいな感じしますけどね。
公園にたたつんでみるか、お風呂に入るか。
そうだね。公園に行った後、お風呂に入ればいいんじゃない?
あ、セットで。 公園で学術、公園で学術賞を読んで、帰ってお風呂に入ったら、いいじゃないですか。
それもね、あのーほら、単発じゃダメですから、ずっと続けないと。
そうだね。 あ、そうですね。
包み上げていかないと。 うんうん。確かに。
それをずっと続けてたら、きっとなんか、世界の面白いものが見つかるんじゃないですかね。
確かにその、短期的になんか楽しいことを見つけようとするよりも、もう体力持ってきてるんですね。
やっぱり今までとは違う楽しみ方を探すって意味では、一回モードを切り替えないといけないと思うんで、やっぱり修行が必要だと思うんですよ。
すぐやっぱ公園に毎週行って、レザーシート敷いて、1ヶ月ずつショートにらめっこして、汗をかいて、お風呂に入る。いいじゃないですか。
これをこう、ルーティンにしていく。まあ週1回でもいいし、2週間に1回でもいいけど、決めた頻度でやっていくことで、モードが切り替わっていくんですね、まず。
その後、その後じゃないですか。何か楽しい、みたいな感度が変わってくるのは。
なるほど。
そうですね、感度を変えるのがいいと思いますね。別に、今冗談で学術賞の話しましたけど、別に学術賞である必要はないんで、
まあ自分の考え方を変えてくれそうな本とか映画とか、何でもいいと思いますけど、
それをこう、何だろうな、インプットして自分の考え方を変えることによって、世の中というか世界の見方変えて、
なんかこれまでは別に面白いと思わなかったものも、こういう視点から見るとこれ面白いなとかあると思うんですけど、
まあ、別に本じゃなくても、今ね、ポッドキャストいろいろありますからね、
マニアックな世界を紹介しているポッドキャストとか聞くとね、そんな視点があるんだなとかって気づくこともあるので、
そこからきっかけに何か自分で調べたりとかしても面白いかなと思いました。
岡田 納得。 岡田 いいと思います。
岡田 納得。
岡田 じゃあ、石井さんはまず上水さんからレジャーシートを買うところから始めたらいいと思います。
ぜひレジャーシートを購入してくださいということで。
岡田 次のお便りに行きたいと思います。
岡田 以上ネーム、じゅんじゅんさんからですね。東京在住の30代女性の方からです。
こんにちは!
岡田 絶対違う。
岡田 いつも楽しく聞かせていただいています。
岡田 皆さんの多様な悩みに対し、お二人が提供されるソリューション、そしていつもほがらかなマサさん、とても人生のためになります。
岡田 仮面になります。
岡田 私は東京の会社でデザイナーをしている社畜です。
30代に入り社畜として働くことに、気力的・体力的な限界が見えてくるようになってきました。
デザイナーとしての作業や仕事は好きだし、所属している会社のメンバーもみんな温かくすごく好きで、今の会社を辞めたいとは思わないのですが、このままだと持続不可能だと確信が日々深まっています。
転職して別の職に就くべきか、会社の体制を変えられるよう努力した方がいいのかなど、悩める社畜にアドバイスいただけると嬉しいです。
ということです。ありがとうございます。
じゅんじゅうさんには、幸福を呼ぶマサの壁紙、顔面バージョンを差し上げます。おめでとうございまーす。
おめでとうございまーす。
気合い入ってるね。
すごいな。
隣の部屋からクレーム来ないですか?
大丈夫です。
クレームが来たらクレームを言い返します。
お悩み相談来ないですかね?
隣の部屋からこんな声が聞こえてくるんですけど。
顔面バージョンって言うね。声が聞こえてきます。
これまでのお便りよりポジティブですよね。仕事は大変だけど、会社自体はすごく環境が良さそうですよね。
こないだやった地獄のお便り3連発みたいな、ああいう感じじゃなくて。
どうせだったら、この好きな環境で続けられたらいいですよね。
でも体力的な限界っていうか、結構劇無なんでしょうね。
気力的・体力的限界っていうか。
デザイナーさん、あんまり仕事の内容が想像できないというか、周りにいなくて。
本当に妄想レベルでしかわかんないんですけど、長時間働くとか、ずっと同じ体勢で仕事をしていて、体が痛いとか目がやられるとか、そういう感じなんですかね。
どうなんですかね。
締め切り業ではあるから、何回で決まるかみたいなのがあるんじゃないですか。
よくあるのは、僕別にデザイナーさんそんなにたくさん知ってるわけじゃないけど、聞くのが、ヒアリングしますと。
こういうものを作ってほしいな、こういう目的でこうこうこうで、こういうものを作ってほしいんだなと思って、提案しますと。
3案提案して、これだな、みたいな。これが近いな、みたいなところから始まっていくんだけど、だんだんそこから、
あれ、なんか当初の目的がずれてきてない?みたいなフィードバックがき始めて、どんどんわけのわかんない完成物になっていくみたいな。
それをコミュニケーションでどうにか落とし所を作っていくみたいな、かなりコミュニケーションでどうにかしないといけない仕事っぽい感じは受けていますね、印象として。
そういう面で気力が持たなくなってきたとかっていうことですかね。
よくわからんフィードバックがきて、よくわからん手直しが入っているみたいなやつだと思うんで。
よくわからん手直しをしているのに、そのよくわからん手直しに対して、やっぱ違うんだよなとか、そりゃそうだろうね、みたいなことが起こってどんどんぐちゃぐちゃになっていくっていうのは、
まあ良くない例なんだけど、そうならないように、なんかすごい上手にやらなければならないんだが、
とはいえ、相手がちょっとコミュニケーションやばいと地獄みたいな案件になるみたいなのが結構ある気がするんだよな。
いいお客さんばっかりじゃないと思うので。
確かになんか終わりがなさそうですよね、突き詰めれば突き詰めるだけ完成度高められるし、
まあお客さんによっては完成から遠ざかっていくこともあるんだろうと思うんですけど。
確かにそういう意味では気力が要りそうですよね。
どこまでも粘り強くいいものを作るために。
そうすると時間もかかるから体力も必要だっていうことかな。
その話でいくと転職しても同じ形になっちゃいますよね、場所を変えたとしても。
仕事の性格上っていうことではそうですね。
あとはその、なんだろう、事務所で働いてるデザイナーさんが、会社で働いてるデザイナーさんがどんな感じで働いてるかちょっと想像つかない。
フリーの方が多いから僕の周りは。
その時の仕事の割り振り方がどんなふうになってるのか。
そうですね。デザインの仕事に集中したいんだけど、そうじゃない。
例えば経理的な事務処理みたいなことで時間が取られて、本業というかデザインに避ける時間が少なくて、
まあトータルで見るともうすごく働き詰めなんだというようなことであれば、
なんかその事務処理みたいなものをITで自動化するとか、他に人を雇ってもらって、
デザイナー、人がデザインの仕事に集中できるようにするとか、そういうのはありそうですけどね。
分かった。これあれじゃないですか。今の会社が好きだから、
体制を変えられるよう努力した方がいいのかって言ってるから、
まあ体制を変えるというよりは、自分が好ましい体制というか状態を提案というか相談して、
ダメだったらなんか業務委託に切り替えれませんかとか言えばいいんじゃないかな。
多分業務切り出しやすいと思うんだよな、デザイナーさんだと。
だから正社員の待遇じゃなくていいから、業務委託としてここだけ切り出して、こういう条件でっていう。
やっぱ交渉の気がするのは、体制を変えるんじゃなくて、自分の働き方を変えるんじゃないかな。
確かにスキルがある仕事はそういうのしやすそうですね。
そうそうそうそう。切り出しやすいと思いますよ、部分的に。
会社も要は結局は支払ってる分とね、その成果との兼ね合いだから、
無理して持続不可能で辞められるよりは、
ここの分やってくれて報酬じゃ何%カットでこんぐらいだけどどうしようかっていう交渉の気がするから、
会社としてはやってくれるんだったら、ゼロよりは。100かゼロか。
まあ100が一番いいけど、100きついなったら80でもいいからやってとか60でもいいからやってっていう感じな気がするけどね。