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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日もパフパフの家のパート2ですね、お話しします。
これね、結構皆さん反響いただいてありがとうございます。
皆さんやっぱり、家に関しては関心が高いということがね、分かったので、よかったなと思うんですけれど、
まずね、結構ね、ちょっと変な心配をされるのは嫌だなと思って、これだけはお伝えしておこうと思って、
例えばね、蓄年数10年ね、ちょっとぐらいのマンションに住んでるんですけど、こんなのも大丈夫なんでしょうかとかね、
あとこのパフパフのね、こだて、文状のね、家に住んでるんですけれどとかね、結構コメントでいただいてて、
ご安心ください。もうね、正直阪神大震災が起こった後に建てられている家は、もうかなりね、耐震はね、しっかり建てられているので、
何かね、ちょっとグラッと来たからってね、べしょっと潰れたりっていうことはね、まず起こらないというのは言えると思うので、
そしてね、もうこの建築基準法とかもね、もう災害が起こるたんびにどんどんどんどん厳しくなってるんですよね。
なのでこの20年ぐらいで、もうありとあらゆるいろんな災害がありましたよね、この大きな地震ももちろんですし、
台風とか、強風とかね、あとこういうゲリラ豪雨とかね、いろんなもう今、気候もね、変動してきてますので、
もうとにかくね、全方位で建築に関するね、いろんなノウハウはね、蓄積ができてきてますので、
ここに関してはね、しっかり建てられているっていうことはね、ご安心いただけたらと思います。
なんですけれどね、私が昨日お話ししたみたいに、本当に建築的価値がある100年以上経っているような立派な日本家屋とかね、
あと洋館とかね、そういったお家がね、どんどんどんどん失われていっていて、
ここの広い敷地にね、この家を潰した後に、何の値打ちもない、2,30年したらただのボロ屋になるようなね、
文庄住宅がどんどん建っていくっていう現実をね、見てるのが辛いっていうね、
そういう建築マニアにとってはね、非常に辛い現実があるんですけれど、
ちょうどね、昨日お話ししてた家とはね、また別の家が今日まさにね、解体の真っ最中だったんで、
もうちょっとすっかりね、しょげちゃって、本当に立派なね、ここもね、やっぱりあの千坪近い敷地に、
ドーンとね、2階建てのね、本当に綺麗なね、あの日本家屋、立派なお家がもう今、解体工事が進んでいる真っ最中で、
半分ね、潰れている状態のところをね、横通ったんで、中が丸見えで見えたんですよね。
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そしたらね、もう綺麗な和室のね、欄間とかね、障子のね、あの建具とかね、こんなの今もう作れないですよ。
作ったとしてもね、もうすごい金額かかると思うんですよね。
せめてね、こういう建具だけでも保存してね、再利用できないのかななんて思ってね、じっと見てたんですけれどね、
まあ胸がね、もう潰れるような気持ちになりますね、こういうの見るとね。
まあそれはまあいいんですけれどね、こんな感じで、昔の家っていうのはね、そんなにね災害のこととか考えずに作ってるんで、
あのまあ、この間のね、野党半島の地震見てもね、やっぱりね、これだけ大きな阪神大震災とかね、東日本大震災とか熊本の地震とかをね、経験してもね、まだまだ日本にはね、
古いお家がたくさん残ってるんだなっていうことを、まざまざとね、あのニュース映像とか見てて実感しましたよね。
もう古いね、立派なあの瓦をね、使ったお家とかがね、もうべしょーんって潰れてましたよね。
だからああいうのはね、やっぱり、そういう地震っていうね、側面から見た時にはね、いろいろ問題があるのかなとは思います。
で、あのなのでね、ここ近年ね、2,30年の間で建てられている家っていうのは、そういったことの対策はちゃんとできています。
そしてさらにね、今は国がね、どんどん厳しくしていこうとしている断熱性能、これに関してもね、あのかなりね、あの気を使ってね、建てているので、
この家のね、その災害における強さっていうことに関してはね、ある程度、あの安心してね、あの住んでいたらいいと思うんですね。
で、マンションに関しても、あの大体ね、一応このマンションが建つとね、100年ぐらいは、あの持つようにはできていると一応言われてるんですよ。
なので、このある日突然ね、べしょって潰れるっていう心配はしなくていいんです。
なんですけど、あの結局ね、中は壊れていっちゃうんですよね。
だから骨はね、丈夫で、骨が残ってたとしても、やっぱりこの表面の皮膚であったり、筋肉の部分は衰えていくっていうことと一緒でね。
で、あと内臓とかね、内臓の機能がやっぱり弱っていくっていう、人間の体とある程度似ていて、やっぱりね、どうしてもあの劣化していくんですよね。
で、あの本当に昔のようにね、天然素材をあのたっぷり使えた時代と違ってね、今は、もう今っていうかね、これ結局戦後、急激にね、人口がまた増えて、一気にね、あのたくさん住宅を供給しなきゃいけなくなったあたりからね、ずっと日本はね、もうずっと安房の家をね、必死で建て続けてるっていうことに関しては、今もね、昔もあんまり変わってないんですよね。
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で、さらに、あのやっぱりあの、私なんか生々しく覚えてるのは阪神大震災があって、本当にたくさんの家が潰れたんですよね。関西圏ね。で、あの時も慌ててね、家をたくさんまた建てなきゃいけなくなったんですよ。
で、わーってね、いろんな住宅メーカーがね、当時、だからあの頃、あの住宅メーカーで働いた人の話聞くとね、もう寝る暇もないし、もう休むどころじゃなかったっていうことでしたね。
とにかくノンストップで家を供給し続けたっていうようなね、こともあったりで、まあもうね、とにかくあの家を建て続けてきたっていうね、まあそういうことの昭和型の住宅のね、このビジネスの一つのサイクルですね、これを延々と今も続けちゃっているっていうことが問題なんだろうなと思いますね。
本来だったらもう人口も減ってきているし、空き家もね、これだけ増えているので、本当だったら着工件数とかね、そういったこともある程度を絞って、建てすぎたり供給過多にならないようにとか、こういったことの制限をしていくべきなんですけれど、まだまだね、そういったことが日本はできていないっていう状況があるんですよね。
あと、昔のね、家をたくさん戦後っていうかね、私たち段階、ジュニア世代とかがね、バーってこう生まれてね、どんどん子供が増えてた、そういう時代にたくさん家が必要になってね、家族ですからね、大きな家族で住むっていうよりは、もう結婚した途端に家を持ってね、そこで初代を作るっていうね、価値観に変わってきたので、もうたくさんたくさん家が必要だったわけですよね。
なんですけどね、この頃に増えたね、安物町の家と今とね、ちょっと微妙に違う部分がもう一つあって、もう一つっていうかあって、それがね、先ほどちらっと言った、もうどんどん建築基準法が厳しくなってきているので、耐震の性能はもう絶対にクリアしておかなければいけないんですよね。
あとここね、本当に、この本当にね、この2,3年とか3,4年の間でどんどん厳しくなっているのが断熱性能なんですよ。今言われているSDGsとかね、脱炭素とか、こういったいろんな問題でね、日本はずいぶんこの省エネに関しては、欧米とかね、他の国に比べてすごく遅れてるんでね、ギャンギャン言われてるわけですよ。
なので、ここをね、ちょっといい加減、そろそろちゃんとやらなきゃいけないということで、新しくね、立つ家に関してはね、この辺の性能もね、一定レベルじゃないと、有料の、有料住宅だっていうね、認定がもらえないんですよ。
ね、だからちゃんと、あの、断熱性能の高い窓をつけていたり、あの、しっかりね、断熱材が、あの、全部ちゃんと入って、熱が逃げないような家にするとか、そういったこともね、すごく厳しく、あの、なってきてるんでね、その辺の、あの、ちゃんとこの基準を満たす家を建てようと思うと、当然ね、そこにお金を振り分けなきゃいけないわけですよ。
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うん、ここにたっぷりお金を使う必要があるので、なのでね、皆さんが本当は最もこだわりたいと思っているインテリアとか、ね、あの、ちょっとおしゃれなキッチン入れたいわとかね、で、あの、無垢材のフローリング張りたいわとか、そういったことはね、もう二の次、三の次になっちゃうっていうね、あの、そこがね、結構大きな、あの、原因というか理由なんですよね。
あと、コメントでね、あの、ご質問をいただいていたのが、777万円の家、これね、あの、今はね、ネットで調べてみると、もう、とてもね、こんな価格で家が建てれるわけないので、えっとね、999万円の家って言ってね、完全自由設計とか言ってね、あの、歌っているこの住宅メーカーがありますね。
うーん、これ本当にできるの?っていう感じがしますけど、まあ、これもし仮にできたとしてもですね、今言った通りです。もう、あの、ほとんどはね、この耐震と、あの、断熱性能を高める方に予算は全部つぎ込まれていると思いますので、もう、あの、中身に関してはもうパフパフだと思いますね。
もう、あの、たぶんね、キッチンとかね、床材とかね、こんなのもね、あの、この中から選んでくださいって言ってね、あの、もうペッてなんか渡されて、あの、もうね、ほとんど選択肢がもう2、3校ぐらいの中からね、絞り込まれたところからしか選べないとか、たぶんそんな感じだと思います。
うん、なんでね、えっと、で私ね、今回この、あの、パフパフの家のね、特集しているのは、あの、ちょっとね、木下さんとはスタンスが違うんですよ。
あの、当然ね、やっぱりいいものをね、見分ける力でやれるんであればね、本当の本物のね、素材にこだわった立派な家をね、作れる。それに越したことはね、もちろんないんですけれども、あのね、私はね、これはもうほぼね、確信を持った私の未来予想なんですけれど、
あの、これからね、そういう立派なね、お家を作る、もしくは古いね、立派な中古のね、本当にちゃんとした家を買ってね、そこをもう自分が納得いくようにね、時間をかけてリノベーションしていくっていうね、こういったことはね、もう一部の金持ちの増落になると思います。
これはね、みんながみんなできることではないですね。時間もないし、お金もないし、余裕がまずないですよ。なので、あの、こういうね、田舎の一軒家をね、買って、そこをね、本当に納得いくようにね、ちょっとずつ直していくっていうのはね、これは本当に生活に余裕があるというかね、逆にもう生活に余裕があろうがなかろうが、こういうことが好きで好きでたまらないっていうね、趣味としてやるか、
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もうこういう人に限ったことだと思います。なので、あの、やっぱりある程度ね、予算とね、自分がもういついつまでには住めるものが必要だっていうね、皆さんね、ちゃんと予算とかその日程とかね、期限というものがあって生活しているわけなんでね、そこはね、折り合いつけていかざるを得ないっていうのは当然だと思うので、
一概にね、あの、こういうパフパフの家をね、買ったり住んだりっていうことを批判する気はもうさらさらないんですよ。それよりはね、まあそういうものだっていう割り切りと、あとちょっとでもね、やっぱり、あの、なんでしょうね、豊かな気持ちでね、暮らしていける方法はないのかっていうことを話していきたいなと思ってるんですよね。
はい、というわけでね、あの、ちょっとね、もうちょっとこれ続けていきますので、あの、前半後半ぐらいにしようかと思ったんですけども、ちょっと回を重ねていこうと思います。はい、今日はこれで終わりにします。ごきげんよう。