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この番組、水星移住計画は、株式会社水星による聞く人、皆様のライフスタイルの選択肢を広げることを目的としたポッドキャスト番組です。
本日も水星のメンバーから、今日はゲストに来ていただいている回になります。
私、ホテルC京都の矢舘航平と申します。では、自己紹介をお願いします。
はい、私、高齢居の野村日和と申します。お願いいたします。
よろしくお願いします。
お願いします。
高齢居のメンバーは、以前施設の紹介を加西さん、支配人の加西さんにしていただき、
そして、2周年のイベントの概要みたいなものを福田君にしていただきまして、今回高齢居3人目となります。
はい、お願いします。
こういうの初めてですか?
こういうの初めてです。
全然緊張せず、いつも通りの感じで大丈夫ですんで。
はい、わかりました。お願いします。
今日はですね、水星主体でやっているプロジェクトとはまた別のプロジェクトについて、
ちょっとお話しいただきたいトピックがございまして、野村さんをお迎えしているんですけれども、
そちらの概要の説明から野村さんにちょっとお願いして、大丈夫ですかね?
はい、今回お話しさせていただくのは、株式会社水星と岐阜県にある病院さんと一緒に取り組んでいるプロジェクトの
柔らかい旅行者という、園芸障害という障害を持つお客様に宿泊体験を提供するというようなプロジェクトでございます。
もしかしたら園芸障害自体に馴染みがない方もたくさんいらっしゃるのかなというふうに思うんですけれども、
このプロジェクトで対象になる方、園芸障害というものを持つ方というのがどういった方なのかみたいな部分のご説明をお願いしてもいいですか?
はい、園芸障害というのは物を食べる、園芸をするときに喉や胸に不快感だったりとか不快感などがあって
飲み込みにくいことを園芸障害というふうに言います。
今回実際に第1弾として11月に実施した際にお越しいただいたお客様は
高齢によって飲み込むのが困難になってしまった方もいらっしゃいますし、
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まだお子様でそういった障害をもともと持っているような方もいらっしゃいました。
まずなぜ彗星がこの柔らかい旅行者という取り組みを始めたかというと
うちの彗星の代表の龍崎が知り合いの司会者さんとお話をしている中で
こういった園芸障害というものがあることをまず知り
そういった方々というのは通常の食事がなかなか難しくて
特別なとろみをつけたりだとか柔らかくしたようなお食事じゃないと
召し上がれないというような背景があって
そうなってくると通常の旅行となるとなかなかそういった食事を提供していただける宿が
まだ日本だとないというところで
そういった方々にも彗星として旅行を楽しんでいただきたいという思いから
その病院さんと連携を取って彗星が始めました。
それの第一弾として宿泊施設を高齢居として提供したというような形でございます。
平仮名で柔らかい旅行者というふうに表記しておりまして
こちら検索すると実際のメニューの写真なども出てくるんですけど
具体的にメニューは何になるんですか?
毎回同じじゃないと思うんですけど
今回は宿泊における2食提供したんですけれども
夜と朝ごはんで
高齢居のレストランはTaiwanese Cuisine Couchという
台湾料理を提供しているレストランなので
もともとメニューとしてお出汁している台湾料理を
塩気食詞を柔らかくしたりだったりとか
とろみをつけた状態に見た目を変えて
でも味はもともとお出汁している味で
ちょっと作り変えてお出汁したようなもので
実際台湾の台湾粥を液体状に変えたものだったりとか
付け合わせの蒸し野菜をペーストにしたりだとか
というふうにメニューを作り変えてご提供しております
もう実際に利用された方って何組ぐらいいらっしゃるんですか?
前回ご利用いただいたのは3組のお客様で
園芸障害を持つご家族がいらっしゃる方々だったりとか
ご友人でのご旅行というふうなご利用でした
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やっぱり今ホテルの食事とかもちろんホテルに限らず
外食産業で
例えば今ビーガンのメニューとかは結構増えてきつつある中で
やっぱりそういった対象の方々がどうしてもまだ認知が薄い層に向けた
メニューとか食事の対応ができる施設みたいな部分って
やっぱりまだ少ないし認知も全然されてないみたいなのが実情かなと思うんですけど
そういった部分にこの推薦として取り組むっていうのが
すごい推薦らしいなっていうふうに思って
ただもちろん今回病院さんと一緒にみたいな形だったんですけど
調べてると園芸障害とか接触の研究に積極的に取り組んでいらっしゃって
食べることを通じて食とか栄養に関する悩みとか困りごとを
地域のコミュニティとして一緒に考えていきましょうみたいな考え方を持って
活動されてるみたいなそういったところにすごい共感できると言いますか
推薦の一員としてもそういうのがもっと増えていったらいいなっていうのと
そこに推薦が参加できたっていうのが僕は直接関わってないながらも
すごい誇らしい気持ちになりました
通常なかなか旅をすることが難しいお客様にもアプローチをかけられたっていうのは
後輪挙としてもすごい嬉しかったです
実際に例えばとろみをつけたりみたいなのも
飲食店とかホテルに入ってるレストランの材料と今の持ち合わせの材料でやろうと思えばできるけど
いざそういう方が来られて対応してくださいって言われたときに
基本的にどうしたらいいのかがまだわからないみたいなところの方が絶対的に多いと思うんで
この活動の認知が広がっていってまた食の選択肢みたいな意味で普遍的になったらいいなっていうのもすごい思います
そうですね
実際にまだ全然日本というか国内でも認知がすごく低い障害だと思うんですけど
実際日本全国でこの障害を持つ方って100万人以上の方がいらっしゃるとされていて
障害も結構個人差があるもので
ちょっと専用のとろみ剤をつけたもので
まだ少し苔が残った状態でも飲み込める方もいらっしゃれば
完全に液体じゃないと召し上がることが難しい方とかもいらっしゃって
症状の重さが本当にそれぞれなので
だったりとかその日の体調によっても
今日はちょっと苔が難しいなっていうふうな時もあったりするそうなので
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そうですね結構専門的な知識がないとなかなか難しいところなので
今回私たちもその病院さんと
滋賀県にある塩気障害の方
無券のレストランをされている方
シェフに監修していただいて
レストランスタッフが調理を行ったような形でした
本当にニーズがある部分ですし
誰かの救いにもなるのかなというふうに思うので
ぜひとも発動がさらに大きいものになっていてほしいなって思いますね
本当に私も他のホテルとかでも展開できるようになっていて
皆さんが全国旅できるようになってくれたら嬉しいなと思います
ちなみにこのウェルカムドリンク
塩気食対応のウェルカムドリンクっていうのはどういうものになるんですか
通常アクアリンキャをご宿泊いただく方は
皆様にラウンジでケイカ茶っていう
金木犀のお花の実を使用した中国茶をご提供しているんですけれども
同じものにとろみ剤を混ぜて
少しとろみをつけて
少しだけ冷まして飲みやすくしたものを今回はご用意しました
メニューを考えるのに野村さんのアイディアとか意見も反映されてたりするんですか
ウェルカムドリンクに関しては
今回だけで特別にケイカ茶以外のものをお出ししようかという風な意見も出たんですけど
やっぱり通常の宿泊の方と同じ体験をしていただきたいなという思いから
今回はケイカ茶がいいんじゃないかっていうような提案はさせてもらいました
実際に体験されたご家族の方の反応とか意見とかってどういうものがありました
今回来られた中に
お父様お母様と娘さん
これのご両親と娘さんっていうご家族がいらっしゃったんですけど
その方々の奥様は
家族で旅行するのは十何年ぶりだっていうふうにおっしゃっていて
この障害を発症してから一度も旅行が
やっぱり外食が難しいので
旅行ができていなくって
本当に数十年ぶりの旅行だっていうふうにすごく喜んでくださいました
すごいですね
僕やったら目の前で泣きそうになるかもしれないですね
本当に
でやっぱりご自身
お母様も普段旦那さんのためにお家で
お食事作られているそうなんですけれども
今回プロの料理人の方が作ったお食事召し上がって
家でもこういうのできそうだなとかっていうふうに
新しい食事にも出会うことができて
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すごい喜んでくださってて嬉しかったですね
野村さん個人として何か見えた課題みたいなものでありました?
そうですね
個人としてだと
今回はとろみ剤を扱う会社だったりとか
病院の患者さんという風な方を
モニターとしてお招きして
ご宿泊いただいたんですけれども
次回からは全国のいろんなお客様に
この情報を発信していきたいと思っているので
なかなかこう事前情報
そのお客様の体調だったりとか
どのぐらいの柔らかさまで
お食事が可能なのかっていうところが
なかなかご本人からのヒアリングでしか
情報を今後お客様の情報が得られないと思うので
ご予約いただくにあたって
どのようにお客様に
ヒアリングを行っていけたらいいのかとかっていう風なところ
本当に個人差が大きな障害だと思ったので
今ちょっと考えながらプラン動いてます
素晴らしいですね
結構僕の中では
彗星メンバーいっぱいいる中で
野村さんすごいホスピタリティの鏡みたいな風に
思ってる部分があるんで
嬉しいです
僕が個人的に高齢居に旅行に行った時も
野村さんに案内していただいて
同行者もすごい喜んで野村さんのこと褒めちぎってたんで
嬉しいめちゃめちゃ
思いやりの精神とホスピタリティを持って
この柔らかい旅行者もまた
ちょっと党を巻きながらになっちゃうんですけれども
野村さん個人もこのプロジェクト自体もすごい応援してます
ありがとうございます嬉しいです
今後も継続的に開催していくにあたって
今現在でスケジュール的な意味で決まっている部分とかってあるんですか
そうですね
第2弾としてこの冬から春にかけて
今準備をしていて
ちょっとノトの震災の影響があって
開催が延期になってしまってはいるんですけど
実際3月から4月頃春をめどに
第2弾を行う予定で今動いております
なるほどいいですね
柔らかい旅行者として今後情報を発信していくとしたら
どういったメディアをチェックしておけばいいんですかね
メディアとしては前回お越しいただいたのは
病院さんが岐阜県にあるので
岐阜のNHKさんだったりとか
朝日新聞さんだったりといった
新聞社だったりテレビ
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前回お越しいただいたんですけど
次回からは定期開催という風な形で
行っていこうと思っているので
今後も恒林卿のインスタグラムとかで
プラン販売のお声掛けをすると思うので
そちらをご覧いただけたら嬉しいなと思います
ぜひとも恒林卿のインスタグラムを
チェックしていただければと思います
お願いします
本日は野村さんに
柔らかい旅行者についてお話しいただいたんですけれども
もちろんこれ聞いてくださっている方の中で
柔らかい旅行者について
興味持った方であったりだとか
質問であったり相談みたいな部分も
もちろん恒林卿の方に
お問い合わせいただいても結構ですが
こちらのポッドキャストの概要欄に書いてある
お便りフォームもしくはメールアドレスの方にも
お問い合わせいただいてもおつなぎしたいと思いますので
気兼ねなくお問い合わせいただければと思います
本日は野村さん来ていただきましてありがとうございました
こちらこそありがとうございました
では皆様本日もお休みなさいませ