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市ですおはようございますこのポッドキャストは僕が毎週お送りしているニュースでた
steam ニュースの音声版です steam ニュースでは科学技術工学アート数学に関する話題を毎週を届けしています
このポッドキャストではその steam ニュースから第49号 縁起の良い数字悪い数字という話題をお届けします
49というと 市中区ですね
江戸時代では始まり終わり苦しむというあて字をされて非常に意味嫌われた数字でして まあ現代の日本でも
4と9がましと9がつながるということで嫌われる数字なんですけれども これ実は非常にめでたい数字だったりもするんですね
改めまして市ですおはようございます江戸時代にですね 太田植産人先生というまあ僕が大変に尊敬している先生がいらっしゃるんですけれども
アートの先生でいらっしゃってまああとといってもあの文学の方のアートなんです けれども
彼はですねある日あのお仲間がですね お正月にお餅が49個余ってしまったということですっかりね
客人の前でしょげ返っていたというのでそこに駆けつけて いやいや七福神に餅を7個ずつ配ると49個だから
49というのはめでたい数字なんだ7749でめでたいじゃないかというふうにてあの 友達を励まし地座を笑わせたというね
話が残っているんですけれどもまあそういう話が残るぐらいあの49というのは 古くから日本人にとって縁起の悪い数字だった
わけですね現在でも a
40番台あの 野球の音プロ野球の背番号なんかで
まあ例えば42番って言うとね 平仮名に沿った c 2になりますから嫌われるということもあって現役日本人選手では
そうですね2021年だとスワローズにしているだけですかね日本人でしたらね あの外国人選手にはね40番台人気なんですけれどもあのこれ日本人が使わないから
としつけているわけではなくてもともとあの 人気の番号なんですねそういったお話もちょっとこの中でしていければなぁと思って
います
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ギリス英語にはパン屋の1ダースという言葉があります 1ダースは通常12個を表すんですがパン屋に限っては13個を表すという意味です
1260年代にギリスで交付されたパンとビールの肯定価格法という法律ですね こちらではパンの目方を誤魔化したパン屋に重い罰を与えることにしていました
伝承によれば罰を恐れたパン屋がパンを12個買った客に対して1個おまけをつけたのが始まり なんだそうです
日本でもパン一斤というのは日本パン厚生取引協議会によって340g 以上というふうにね定められています
でこちらはあの日本パン厚生取引協議会が定めたルールをパン屋に限っては適用しますよということが日本の景品表示法に基づいて定められています
通常一斤は正確に600gというふうにね日本の法律で定められているんですけれども パンに関してはこの日本パン厚生取引協議会が定めたルールが採用されているということです
1ダースつまり12というのは使い勝手の良い数字で古代バビロニア古代エジプトに始まり フランス革命前後まであるいはそれ以降でもヨーロッパでは単位として熱力使われてきた数字です
12なら2人でも3人でも4人でも分けられるということが主な理由なんだと思います
例えば1日をdayとnightに分けてそれぞれ12分割したりとかですね
1971年まではイギリスの通貨1シリングが12ペンスと定められていたりといったところにその影響を見ることができます
ところがこの1ダースに1つ加えた13となると途端に使い勝手が悪くなるんですね
13素数ですから1と13でしか割り切れないんですね
半分すらできないです
半分だって6.5になっちゃいますもんね
だからパンがね13個だと2人で分けようと思っても1個を半分ちぎらないといけない
ここらへんが13が嫌われる理由になったのではないかと作家の愛崎アシモフが検討をつけていました
この説はですね非調和な数説というふうに呼ばれています
また北欧神話では12人の神々が宿縁を開いていた際に13人目としてロキという神様が乱入して
後のラグナロクという世界の終末を引き起こしてしまったことから13が嫌われるようになったとする説もあります
キリスト教もまた日本の仏教と同じように土着の宗教を取り込んでいったので
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北欧神話由来の13嫌いという考え方が混じっていったのかもしれないです
キリスト教文化圏に入ったのかもしれません
誰もが一度は耳にしたことがあるイエスキリストは13日の金曜日に処刑されたというのは俗説で
理由はねはっきりしていてホラー映画13日の金曜日シリーズなんですね
諸説あるんですけれども一番濃厚な説がこのホラー映画説で
ホラーというかスプラッタ映画なんですけれども
一つの文化を定着させたという意味ではある意味映画の到達点と呼んでもいいのかなというふうには評価しています
英語にはヘクサコシオイヘクサコンタヘクサフォービアという単語があります
日本語にすると666恐怖症です
新約聖書のヨハネの目視録には獣の数字として書かれているため
666を意味嫌う習慣がキリスト教圏にはあります
ヨハネの目視録にはここに知恵が必要である賢い人は獣の数字にどのような意味があるかを考えるが良い
数字は人間を指しているそして数字は666であると書かれているのです
獣というのは獣の方ですね
野獣の獣の字を書く方です
ただし聖書にはいつ666という数字が書かれたのかまたどのような理由で666が書かれたのかは正確なことがわかっていません
エジプト中部のオクシリンコスという地域で見つかったオクシリンコスパピルスの一つがヨハネの目視録の約1700年前の写本であることがわかっています
このパピルスでは獣の数を616、ギリシャ語訳だったんですけれども
ヘクサコシオイデカヘクス616としています
時代とともに616が666へと変わったのかもしれません
そういえば郵便番号が7桁化される前ですね
僕の実家の住所は郵便番号666だったんですよ
海外から来たお手紙の宛先がたまに666を書きたくなかったんでしょうね
GGGって書かれてたことがあります
ひょっとしたら字が下手なだけだったのかもしれません
イタリアでは17という数字が13よりも嫌われているようです
このことを英語ではヘプタデカフォビアというふうに呼ぶんですが
日本語にすると17恐怖症となるんでしょうね
17恐怖症の起源として考えられているのが
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ピタゴラスの弟子たちが17という数字を大変に嫌ったことなんだそうです
というのも1つ手前の16は4×4で1つ向こうの18は3×6
4×4=16と3×6=18ですね
という大変きりが良い数字と考えられていたのに対して
17はどうにもならない数つまり素数だから
イタリアでは13日の金曜日ではなくて
17日の金曜日が不運の日として定着しているそうです
いずれにせよ欧米文化では素数が嫌われているようなんですね
日本の宗教儀式の13回忌17回忌は中国にはないそうなんですね
日本仏教は独特のものなんだそうですから
日本人はひょっとしたら素数が逆に好きなのかもしれません
素数といえば23エニグマという概念のエゴ圏にはあります
23というのは嫌われる数字であることがあるということですね
逆に演技が良いとして好まれる場合もあるそうなんですけれども
アメリカ映画2007年のアメリカ映画No.23というのがありまして
こちらは23という数字に取り憑かれた男をですね
コメディアのジム・キャリーが演じています
僕ね実はまだ見てないんですけれども今度見ておこうと思っています
さて演技の良くない数が続きましたので後半では演技の良い数へといきたいと思います
ピタゴラスは万物は数なりと考えたんですが
その中でも足し算と掛け算の結果が一致するような
一組の自然数の計算結果を完全数と呼んで神聖なものとして扱いました
完全数は英語ではパーフェクトナンバーと呼びます
例を挙げます
6は1+2+3でかつ1×2×3なので6は完全数
他に28は1+2+4+7+14でなおかつ1×2×4×7×14でもあるのでやはり完全数ということになります
この伝統がですねキリスト教普及後にも人々に引き継がれて
6は天地創造の6日間28は月の光天周期の28日間を表すとされ
神の完全性を示す証拠というふうに考えられたんですね
ただ7世紀イングランドの初代カンタベリー主教聖アウグスティヌスは
6はそれ自体が完全な数である神が万物を6日間で創造したから6が完全なのではなくて
むしろ逆が神であると7世紀に言っているので画期的なことなんですけれどもこういった見解を残しています
他に最近完全数の話題でいうとキリンのクラフトビールスプリングバレーオリジナル496というのがあるんですけれども
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それから缶ビールの方がですね法上496でしたかね
496というのが完全数であることから名付けられたそうです
これね僕も缶ビールの方は買ってきてグラスに移して飲んでみたんですけれども大変美味しいビールでした
英語圏ではもちろんのこと日本語でもラッキーセブンと言って7を公文の数字とする考え方ありますね
このラッキーセブンなんですが起源はそれほど古くないようです
1885年メジャーリーグのシカゴホワイトソッキングス、現カブスですね
この優勝がかかった試合で7回にフライが強風に吹かれてホームランになったことがありました
この結果ホワイトソッキングスが優勝を決めたためこの会をラッキーセブンスと呼んだんですね
これがラッキーセブンの始まりなんだそうです
数学には幸運数英語でラッキーナンバーという考え方があります
これも朝のテレビ番組であなたのラッキーナンバーは何番ですよ
何座の生まれのあなたのラッキーナンバー何番ですよというのと違って
ある決まった方法で幸運数というのが決まっていく数学的な数です
具体的な幸運数の見つけ方はニュースデータの方に詳しく書かせていただいています
結果だけを伝えすると137913152125というふうに無限に続いていきます
数学における未解決問題の一つにゴールドバッハの予想というのがあります
未解決問題というのは恐らく正しいんだけれども確実に正しいかどうかがわからないという予想でして
この中でゴールドバッハの予想というのがこんなものです
全ての2よりも大きな偶数は2つの素数の和として表すことができるというものです
この予想が実は幸運数にも当てはまるんじゃないかと言われていまして
全ての4よりも大きな偶数は2つの幸運数の和として表すことができるというふうに予想されています
4は幸運数1と幸運数3を足したもの
6は幸運数3と幸運数3を足したもの
8は幸運数1と幸運数7を足したものというふうに
これが無限に続くというふうに予想されているんですね
ラッキー7の7はもちろんのこと13も幸運数に入っています
49も幸運数なんですね
だから今後13とか49とか見かけたらこれは幸運数なんだなというふうに見ていただければと思います
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さてですね野球の話題に戻りまして
特に日本のプロ野球で外国人選手がですね
背番号40番台を好む理由特に42番というのは大変に人気な数字です
なぜ外国人選手が40番台を好むか
日本人選手が40番台を嫌うのは49であったりとか42であったりとかというふうにね
語呂が良くないという理由が多いと思うんですけれども
実はの背番号42というのがメジャーリーグでは全球団で永久決番になっているんですね
だからどんな選手であろうと42番つけることができないんです
これは有色人種として初めて近代メジャーリーグに立ったジャッキーロビンソンの背番号なんですね
彼は1947年に人種差別と戦いながらもチームの優勝に貢献して
なおかつ新人王も獲得しています
彼のメジャーデビュー50周年にあたる1997年に
彼の背番号42が全球団の永久決番となりまして大変ね名誉ある背番号ということになるわけですね
なので北米から日本に来た選手は42番がせっかくだったらつけたいということになるんだと思います
もう一つね13日の金曜日を扱った話題として
アイザック・アシモフの推理小説黒子ケグモの回の第2巻に13日金曜日という短編が入っています
その中にパン屋の一座数の話題も出てくるんですけれども
この13日金曜日という短編が入っている第2巻なんですけれども
おすすめは終局的犯罪という短編の方でして
これがですねあのモリアーティー教授というね
あのシャーロック・ホームズシリーズで出てくるシャーロック・ホームズの最低のライバルを扱った
ちょっと推理短編なのでこれもねホームズファンにはめちゃくちゃおすすめです
というわけでこのポッドキャストではスティームニュース第49号から
縁起の良い数字悪い数字というテーマでお届けいたしました
スティームニュースは毎週金曜日7時に無料配信しています
皆さんのメールアドレスをねご登録いただくと読みいただけますのでぜひお読みください
今回もまた最後まで聞いてくださってありがとうございました
また次のポッドキャストでお目にかかれればと思います
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一でしたありがとうございました
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