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2024-04-17 17:45

#12 おすすめ法人口座はここ一択

▼概要

スタートアップに重要な銀行口座の開設。ネット銀行とメガバンクの特徴と開設のコツを、起業家稲荷田の実体験を基に税理士・公認会計士の畠山が解説します。

▼サマリー

・法人口座開設でおすすめなのはネット銀行

 - 振込手数料が安い

 - ネットバンキング機能が無料

 - クラウド会計ソフトとの連携が容易

・特におすすめなのはGMOあおぞら銀行

 - 振込手数料が安い

 - ペイジー機能があり、税金の支払いが可能

 -社会保険料の支払いや日本政策金融公庫からの融資受け取りにも対応

・一方、メガバンクの法人口座は必須ではなくなった

 - 以前は社会保険料の支払いや政策金融公庫からの融資受け取りにはメガバンクの口座が必要とされていたが、GMOあおぞら銀行で可能になったため

・とはいえ、メガバンクで法人口座を作ることのメリットもある

 - 取引実績を作ることで、将来的に融資を受けやすくなる

 - 個人口座を持っているメガバンクで法人口座を作ると、開設がスムーズな場合がある

・GMOあおぞら銀行の法人口座開設を確実にするコツ

 - GMOのバーチャルオフィス契約とセットで申し込むと、口座開設審査に通りやすくなる

・結論

 - 当面はGMOあおぞら銀行の法人口座が最適

 - 融資利用を見据えてメガバンクの法人口座開設を検討するのもあり

▼『スタートアップ税務AtoZ』番組概要

税理士・公認会計士であり、『NFTの会計税務』著者であるスタートアップ会計の畠山謙人が、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウを発信する番組です。シード・アーリーのスタートアップ経営者へ正しい知識を届けることで、Exitに向けた正しいファイナンスの土台づくりを支援します。

▼スタートアップ税務AtoZへのお便り(ご感想やトークテーマのリクエストなどお待ちしております!)

https://forms.gle/tsJdnqJTcZcUYFUe8

▼制作

・出演者:⁠⁠⁠⁠⁠畠山謙人⁠⁠⁠⁠⁠(税理士・公認会計士) @kandmybike

・MC、企画制作:⁠⁠⁠⁠⁠稲荷田和也⁠⁠⁠⁠⁠(JobTales株式会社) @oinariiisan

・編集、アドバイザリー:⁠⁠⁠⁠⁠KON⁠⁠⁠⁠⁠(knock'x Media) @konteer10

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スタートアップ好きな税理士・公認会計士の畠山さんに対して、
会計業務に関する素朴な疑問や気になる話題を投げかけることで、
企業前後のスタートアップの会計・ファイナンスの土台作りを支援する番組です。
MCは、ジョブテールズの稲荷田が務めます。畠山さん、よろしくお願いします。
公認会計士・税理士の畠山です。よろしくお願いします。
畠山さん、今日は銀行口座、そしてクレジットカードについて教えてほしいなというふうに思っております。
わかりました。おすすめの銀行口座だったりクレジットカードを話していければいいなと思います。
ぜひこれお願いしたくてですね、割と自分自身が半年前ぐらいに起業したタイミングで、
意外とつまずいたなという感覚があってですね。
多分すごく大事なんだろうけど、情報が落ちきっていないのと、
おそらく先輩起業家さんとかにクイックに行けば概ね解決するはずなのに、
とはいえ忙しいだろうなとか謎の遠慮とかが発生してしまってですね、
細かすぎるし自分でも解決できそうだからしようとしちゃったみたいな反省点があったので、
これは一回扱ってみたいなと思ってピックさせていただきました。
私も設立初期当初のスタートアップの皆さんからよく相談いただく内容なので、
このテーマでお話ししたいなと思ってたところでございました。
ちなみに銀行口座起業されたときは、どこの銀行で口座を開きたいとか、
イメージとか希望ってあったんですか?
ありました。もともとスタートアップの情報収集とかは日頃していた兼ね合いで、
どうやらネットバンキング、ネット銀行が便利らしいっていうのは知っていたんですね。
そうですね。
というところと加えて、とはいえ大手のメガバンクの銀行口座も持った方がいい、
みたいなのもうっすらと耳にしていた。
けれどもその理由っていうのがそれぞれよくわかっていなかったみたいな状態だった。
なるほど。
登記するってなったタイミングでは、まずネットバンキングは開設しやすいだろうし、
すぐ使いやすいっていうので申請しようと思って、
ただこの時点でこれも意外とたくさんあるじゃないですか。
ネット銀行でもたくさんあるってことですね。
ネット銀行でも、GMO青空とSBI、BINFT、SBINFTのSBCですね。
あとはペイペイ銀行だとか結構いろんなパターンがあって、
そうですね。
で、なんか調べていくタイミングの中で、どうやらGMOが良さそうみたいな、
ただSBIとあんま変わらんなみたいな思ったんですけど、
自分の場合はバーチャルオフィスの契約をしていて、
たまたまGMOオフィスサポートを契約していたので、
その流れでGMOを青空にしたっていう流れだったんですけれども。
なるほど。めっちゃスタートアップ的な流れでいいですね。
ありがとうございます。
ちなみにメガバンクは未だ開設せずっていうところなので、
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この辺りも青空とSBIに向かっております。
メガバンクは申し込みも1項もされてないんですか、今のところ。
記憶が若干曖昧なんですが、
まず会社設立はフリー会社設立で行ったんですよね。
で、その流れで銀行口座も申請しましょうみたいなフローが1個あって、
確かそこで経験してるのがUFJだったんですよね。
フリー申請局UFJがあって、申請しようとしたんですけど、
確かホームページが必要とか結構細かい書類が結構必要で、
登記前にこれ申請できないじゃんみたいな。
なって入力して無理やり情報が抜け漏れたままだした結果、
多分通ってないか出しそびれたままかみたいな感じで浮いちゃった感じですね。
UFJ作れたらすごい良いフローだなと思ったんですけど、
落とし穴ができるかどうかは、
やっぱりその方々の準備状況次第によるかもしれないって感じですかね。
そうですね。
というのと、書類が多分普通に出すよりかは軽いはずなんですけど、
代わりに面談、面接が結構重なるみたいな記載があったので、
企業のタイミングで結構急いでいたりだとか、
いろいろ優先事項がある中で、
一旦ネットマンキングだけでいけるんだったら、
後でもいいかって思っちゃった節もあったと思います。
そうですね。
けど最終的に今困ってらっしゃらないんであれば、
解説できたGMOがスタートアップ的にはめっちゃ良い講座だったっていう、
多分今日の話の言いたいことに繋がってきそうなんですけど、
小稲荷さんもそれを実際体験されてるみたいな感じなんじゃないですかね。
はい、ぜひその理由を改めて教えてほしいのと、
あと最後でいいんですけど、
ちなみにメガバンクは解説した方がいいなと今は思っているっていうのがあります。
なのでこの辺りも後戻りでやったらと思ってます。
そうですね。
はい。
まずいつも皆さんにお話ししてるのは、
今出たようにネットマンキング作った方がいいよって言っていて、
一番その中で大きな理由は、
振り込み手数料が半額以下ぐらいでも安いってことですね。
大事ですね。
メガバンクよりも1件ずつの振り込み手数料が半額以下で安いっていうことと、
講座解説したらネットバンキング機能も無料で付いてくるようなイメージでお得っていうことですね。
メガバンクだと毎月3000円課金して使わせてもらってるみたいな、
コストは測っちゃうイメージになります。
なんかもはやネットバンキングが主流を持っていたので、
メガバンクにお金がかかることさえ抜け落ちてたんですけど、
かかるんですね。
はい、かかります。
なので、クラウド会計でフリーとマネーフォワードを使って講座を連携させるっていうのがスタートアップで当たりはなってるんですけれども、
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やっぱり相性がいいのはネット銀行の講座をメインで解説してメインで使っていくっていうのが相性いいっていうことになりますね。
なるほど。
加えて自分がもう1個気になったのが手数料って、
企業する前だと個人の銀行ってそんなに振り込みするシーンって多くなくて、
確かに。
なんか月に2、3回無料だったらそれで十分だとか感じするんですけど、
意外と法人になると支払いが多いので手数料数百円がバカにならないっていうのはありますよね。
多分振り込み、もし外注の払いとか多ければ30件とかすぐなってくると思うんですよね、支払いが。
30件でネットバンキングで1件振り込み手数料200円だとしても6000円とか。
かなりの振り込み。
それでもしてくるので、それがメガバンクとかになれば倍以上になってくるっていうようなイメージなので、
抑えたいっていうのはあるかなと思いますね。
なるほど。
そのおすすめがGMOってなりましたけれども、これは国家と比較した手数料ですかね。
それ以外にもおすすめな理由とかあるんですか。
そうですね。
納税で税金の支払いをするような時に、銀行の機能でPAYGっていうのがあるんですけれども、
PAYG機能が付いてるのがGMOと楽天ぐらいかな。
2つしかないんですね、現状。
多分PAYPAYがなかったような気もするんですよね。
楽天も以前まで良かったんですけど、ある時フリーとAPI連携をしなくなってしまったので、
紹介する、おすすめする銀行口座から私の中では一旦落ちたんですね、楽天が。
GMOはPAYGが使えるということもあるんで、一興としておすすめをさせていただいていまして、
ただ今まではネット銀行だと社会保険の支払いであったりだとか、
日本政策金融公庫などから融資を調達した際の受取口座にネット銀行だとできないということがあるような不便さがあったので、
メガバンクとか資金とか有償銀行とか何か一つレガシーな口座も持って、
2つで組み合わせてやっていくのがいいですっていう説明をしてました。
まさにその2つの観点でつまづいてメガバンクを作りたいなと思っていたんですね。
そうですよね。
1個目は社会保険料の支払いって月1回は発生してくるので、
なんだかんだ手間かかってくるし、
マインドシェアと対応の時間を考えると自動引き落としがいいんじゃないかって思ったのが1つと、
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それこそ融資引こうってなった時に、
しかも融資引こうと思った時って人によってはちょっと急ぎ気味で引きたいタイミングとかもあるのかなと思っていて、
そうなると融資を2ヶ月後には本当は着金したいのに、
メガバンクの開設が申し込みのタイミングにないといけないっていうことを思うと、
それが3ヶ月4ヶ月伸びちゃう可能性もあるなと思っていて、
どうするんですか、実際。
いや、どうしようもないですよね。
困っちゃいますね。
困っちゃいましたっていう感じでしたね。
どうしようもなかった。
結果的に融資をちょっと先延ばしすることにしたので、
その問題自体が先送りになったんですけど。
大問題ですね、それ。
そうですね、融資もまた扱いたいですし、
さっきおっしゃってた社会保険料は本当に今もなお困っている。
そのためにメガバンク開設するまであるなって思ってますね、今。
ですよね。
そこでつい先日、驚くべきニュースリリースが出たんですけれども、
GMOでついに社保の払いと広告などの借り入れの受け取りも始まりますっていうのが、
先月中旬くらいかな、出て、Xでは騒然と賞賛の嵐っていうようなことが起きてたんですけれども、
なので小稲荷さんはもうメガバンク、そのために作ることは必要なくなって、
GMOで対応していけるようになるはずですね。
めちゃくちゃすごくないですか、これできるんですね。
もはやできない。
諦めてたところがあるんですけど、どうやってそれを実現していけるかがわからないんですけど。
これはイノベーションですよね。
役所とそれぞれの役所とか銀行と交渉してみるとかやられた。
実装自体はまだされてないんですかね。
そうですね、いつからかな。
もう言ってる間だと思いますね。
GMOって早いんで、やり始めたら。
ネットで見る限りで4月1日より対応開始ってことは言い始めたのかもしれないですね。
あと社保で言うと、年金事務所みたいなところに口座引き落としの申請をしないといけないので、
申込みをしていただいて、それは郵送になると思いますね。
その一手もあるだけで毎月の5分10分が変わるって思うと全然やりますね。
そうですね、税理士側も現金払いされてしまうと払った領収書をもらわないと起票できないので、
よくもらえぬまま月が経っていくみたいなことがありますね。
現金払いされちゃうと。
融資の受取はもう勝手に申込みとかじゃないので、もう使えるようになるんだと思います。
いや、それすごいですよね。
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本当にどこもダメみたいな感じでしたもんね。
広告がギリギリオッケーなのかな、みたいなゆるい様子もあった気もするんですけど。
広告無理だったら無理だったね。
他の信用金庫とかは当然絶対無理みたいな感じだったなって思って。
あ、いけるいけないはあれですね、バーチャルは別になるかみたいな話かもしれません。
あとちなみに、信金とかで借りる場合は多分その信金の口座、融資の受取用と引き落としで返済していく用の口座を多分開設しないといけない流れになると思います。
信金とか。
2つ必要ってことは、あ、信金の口座も作らなきゃみたいなことですか。
そうですね、そういう信用金庫とか信用組合は多分口座を作って払っていかないといけなくて。
GMOは確か広告は大丈夫なんですけど、あとどれだけ対応してるかはちょっと要確認なんですが。
だいぶ初期のスタートアップにとっては広告から始まったりすると思うので、朗報だなと思いますね。
間違いないですね。これはもうじゃあ当面はGMO一択っていうことで、こっちは結論が出そうですね。
そうですね。
あとは私もSEEDで知り合った方、皆さんにGMOが絶対って言ってるんですけど、場合によっては口座の審査が通らない時があって。
そうなんですね。
どういうところで落ちちゃうかわからないんですけど、つまづく方も一部いらっしゃって。
そこで最近聞いたんですけど、先ほど稲荷さんもその流れだったんですけど、
GMOのバーチャルオフィスで本店の登記をしちゃうと、GMO口座が作れるっていう特典があるらしいんで。
はい、ありましたね。
それでGMOを獲得しちゃうっていうのも一つ手ではあるかなとは思います。
確かに、これ仮に本店登記するかどうかはまた別なのかな。
でもその一瞬でもバーチャルオフィスサポートに登録して申請だけしてっていうのは。
そうか、登記までしなくても、バーチャルサポートというのにお金を払ってたらいいかもしんないですね。
バーチャルオフィスサポート、ありえそう。
いいっすね、それ。
意外な博が見つかったというところと、確かにGMOのオフィスサポート登録してて、
GMOの口座を申請して、本当に物の数分だか十数分ぐらいで効果が降りた気がする。
すごい。
ほぼノールックなんじゃないかなって思って。
めっちゃいいっすね。
たまにはあるんですよ、本当に口座がどこも通らなくてみたいな。
そうなんですね。
15:00
そんな方は本当にオフィスサポートっていうバーチャルオフィスサポート。
本当に安いギャップだと数百円、千円ぐらいで登録できたはずですんで、いいかもしれないですね。
本当におすすめですね。
そしたら銀行に関してはここまで。
そうですね、このぐらいで。
ちょっと切ってもいいかもしれないですね。
なんか面白いですねこのテーマ。
意外と深掘りができちゃったっていうのがありますんで、
今回この第13回目は法人口座までの話だったというところで、
結論としてはGMOの銀行が一択、これも本当におすすめですっていうのがあったのと、
とはいえメガバンクが必要な方は今回で行くとないんですか?そういう理由は。
GMOでいいって話でしたっけ?
GMOがスタートアップフレンドリーでおすすめというところと、
あとメガバンク欲しい方はもちろんメガバンクで解説されていいと思いますし、
メガバンクの口座を使ってメガバンクでの取引高、入手金をどんどんやっていって取引高を作っていくと、
そのメガバンクで融資を申請したい時には有利になると思うので、
取引実績あるという状態から申し込みできるというのがあるので、
持ってらっしゃる好みだとか、ご事情でメガバンクを選択して、
どこにするか選択してやっていただける感じで、
だいたい横並びで優劣はないかなと思います、メガバンクは。
メガバンクは個人口座を持っているかどうかが条件の形で入ったりします。
それも個人でMizuhoを使っていたらMizuhoを作るのが作りやすい可能性はあります。
じゃあやっぱり取引高とか予信みたいな感じなんですかね。
見られるはずですね。
個人として取引があるからとか。
じゃあそういうところで、GMOと人によっては特に有志で使ったりとか、
実績作っていきたい方はメガバンクも必要でというところでございました。
じゃあこの番組はスタートアップ会計の畑山さんとジョブテールズの稲荷田がお送りいたしました。
トークテーマのリクエストやご感想を畑山さんへのご相談や、
概要リンクのお便りフォームから畑山さんのXメッセンジャーまでお気軽にお寄せいただければなと思います。
継続的に良質なコンテンツをお届けできますよう頑張ってまいりますので、
番組のフォローだったり拡散いただけますと大変喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは次回は個人のクレジットカードについて話していきたいと思っております。
畑山さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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