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2024-05-08 16:04

#14 freeeとマネーフォワードどっちが良い?(法人クラウド会計の選び方)

▼概要

スタートアップ会計での必須ツール「クラウド会計」。主要なクラウド会計ソフト「freee」と「マネーフォワード」について、それぞれの特徴や選択のポイントを、スタートアップフレンドリーな公認会計士・税理士目線で解説します。


▼トピック

・freeeとマネーフォワード、そもそもの違い

・機能面の強み(freee:「通帳のような感覚」「専門用語ナシ」「消込機能」「タグ付け」、マネーフォワード:「給与計算機能の標準搭載」「メニューの幅の広さ」)

・結局どっちを選ぶべきか?経営者や事業フェーズによって異なるため、その違いを解説

▼『スタートアップ税務AtoZ』番組概要

税理士・公認会計士であり、『NFTの会計税務』著者であるスタートアップ会計の畠山謙人が、会計業務の基礎知識から、業界特化の税務対応まで幅広いノウハウを発信する番組です。シード・アーリーのスタートアップ経営者へ正しい知識を届けることで、Exitに向けた正しいファイナンスの土台づくりを支援します。

▼スタートアップ税務AtoZへのお便り(ご感想やトークテーマのリクエストなどお待ちしております!)

https://forms.gle/tsJdnqJTcZcUYFUe8

▼制作

・出演者:⁠⁠⁠⁠⁠畠山謙人⁠⁠⁠⁠⁠(税理士・公認会計士) @kandmybike

・MC、企画制作:⁠⁠⁠⁠⁠稲荷田和也⁠⁠⁠⁠⁠(JobTales株式会社) @oinariiisan

・編集、アドバイザリー:⁠⁠⁠⁠⁠KON⁠⁠⁠⁠⁠(knock'x Media) @konteer10

サマリー

スタートアップ税務AtoZでは、スタートアップ好きな税理士である畠山さんが、クラウド会計について話しています。無料の会計ソフトfreeeと有料のMoney Forwardを比較し、それぞれの特徴やメリットについて話しています。

クラウド会計の選び方
スタートアップ税務AtoZ、スタートアップ好きな税理士、公認会計士の畠山さんに対して、
会計業務に関する素朴な疑問や気になる話題を投げかけることで、
企業前後のスタートアップの会計ファイナンスの土台作りを支援する番組です。
MCはJobTalesの稲荷田が務めます。畠山さん、よろしくお願いします。
公認会計士、税理士の畠山です。よろしくお願いします。
畠山さん、今日はですね、クラウド会計について教えてほしいなというふうに思っております。
クラウド会計も企業直後でまず真っ先に検討する。
何なら会社設立のタイミングで社老子を使わずに独格でやる人、自分でやる人って、
多分フリーの会社設立かマネフォの会社設立みたいなサービスがあると思う。
そうですね。
そこも結局どっちを会計を使うのかって逆算した上で会社設立のサービスを選ぶなんてこともあり得るんじゃないかなと。
あり得ると思いますけど。
思ってまして、自分自身も確かそういう思考回路だったなと思っていますと。
ジョブ定律の話をしますと、結論フリーを使っておりまして、これはですね、2つ理由がありまして、
1つは先輩の経営者さんがフリーを使ってたので、
フリー、何かあったら聞けるし、安心感もあったのでフリーって言われて。
確かに。
もう1つが個人事業主次第にもクラウド会計を使おうとした時に、
最初マネーフォワードを使ったんです。
これは多分2Cのマネーフォワードのアケープアプリ使ったことがあったんで、
馴染みがあって、じゃあフリーランスでやるにもマネーフォワードかなって思ってやったんですね。
で、ただめちゃくちゃ難しく感じてしまってですね。
契約して多分本当に半年とかそれ以上ただお金払い続けるだけみたいな期間が続いて、
ちょっとこれは無理だなって思って、結果的には個人事業主フリーランスに特化した会計ソフトがちょくちょく最近出てきておりますんで、
例を挙げるとタックスヒーローっていうテキストっていうのが多分最近よくあるなと思ってるんですけど、
そっちを使ってましたっていうのがマネーフォワードアレルギーが発生してしまったので、
今回当機のタイミングではフリーを使いました。
分かりました。ありがとうございます。
マネーフォワードが分かりにくいって言われたのが、
修行目線にとっては驚きで、
修行はフリー分からないって言ってるんですよみんな。
税理士だよね、修行っていうか税理士。
マネーフォワードとフリーの特徴比較
これはあれですよね、僕が解説するのもあれですけど、
使い切れなかったなりに一応勉強したんですよ。
勉強した結果、マネーフォワードは税理士とか会計の知識がある方に使いやすい用語がそのまま使われている。
一方でフリーの方は会計知識がない方でも使えるような独自のワードを使っているがゆえに、
修行の方目線では分かりづらいっていうのを目にしたことがあります。
そのイメージですね、まず2つのソフトの特徴でいくと、
おっしゃっていただいたようなイメージが近いんですけど、
マネーフォワードは仕分けで伝票を入れます、借り方と貸し方。
なので募金とか会計の知識がある方は、
いつも何かお金が動いた時には借り方と貸し方が頭に浮かぶんですね。
なので頭の中の通り表現したら作っていきやすいんですね。
これは昔の会計ソフトもそういう形を使っていましたし、
マネーフォワードもその設計を踏襲している感じですね。
フリーとか税理士とか会計事務所の人たちが使いやすいように作られているのがマネーフォワードですね。
ほうほう。
昔だったらそれこそExcelでやってた時代とか、あとは弥生とか今もありますけど。
そうですね。弥生とか環状部業とか。
環状部業か。
はい。パソコンにインストールしたソフトウェアを動かして会計ソフトを使ってたような、
たちはそういう形で会計を記録していくものになっていて、
フリーはもともと会計のバックグラウンドがあったような感じじゃなくて、
確かGoogleですよね、もともと。
創業者の佐々木さんだったかな。
Google出身で、お金とか数字が流れてくる。
あるべきこう流れたらすぐ綺麗だよねっていうような思想から、
それを会計ソフトで表現されているところがあるんで。
手分けを生きる感じじゃないんですよ、フリーって。
お金を使ったか使ってないかベースで考えられる。
通帳を見ているような感じなんですよね。
その口座が左になったか右になったかみたいな通帳で言うと。
なのでフリーを使うと左と右の内容だけ記録していけば、
自然に借り方と貸し方が切られて、
伝票が出来上がっていくような思想だから、
借り方と貸し方両方入れにいこうと思って作る人にとっては、
なんやこれってなるんですよね、フリーで言うと。
なるほど、せっかくベースとなる言語というか、
あれを覚えた上でそれ使わなくていいってなるわけなんで、
マネーフォワードとフリーの選び方と便利さ
専門家の方としてはめちゃくちゃ気持ち悪い体験になるんですね、逆に。
そうですね。
だけど逆にお金の流れとか通帳を見て、
個人の方は絶対そうじゃないですか、プライベートで。
なのでフリーの方は感覚が近いって感じですかね。
なるほど。
今の話を踏まえていくと、
お客さんに頼む場合はマネーフォワードを使った方がいいみたいな風に聞こえたんですけど、
その辺りとかってどうなんですか。
そうですね、JDCさんはフリー得意な方いらっしゃると思うんですけど、
逆にフリーアレルギーを持っていらっしゃる方の方が多いかもしれないので、
マネーフォワードの方はすんなり行くかもしれないですね。
そうなんですね。
もしかしたら。
結構僕もJDCさん探すタイミングで、
意外と会計ソフトに依存しているというか、
そうですね。
拷問先というか契約先ではフリー使ってくださいとか書いてあったり、
マネーフォワードしか使えませんみたいなのありますかね。
そうですね、あると思いますね。
好みで言うとマネーフォワードの方が、
JDC全体としては使われているというのがあるんですけど、
先ほど稲荷さんがおっしゃったように、
私のお客さんたちも圧倒的にフリーが多いんですね。
なので、それにひも付く形で私もフリーを使うことの方が、
会社数としては多いです。
やっぱり起業家目線、会計知識がない方目線だとフリーが便利なんですかね。
多分会社設立のフリーがSEO的に見つけやすいとか、
動線が分かりやすいとかあるんですかね。
なるほど。
で、気づいたらフリーを立ち上げているというようなケースと、
あとスタートアップの中ではフリーだよねっていう、
イメージ、ブランディングの勝利をした感じがあるんですかね。
フリーを使っておけばいいみたいな。
ブランドとマーケットがやっぱり強い。
そうですね。フリー的には。
ですよね。
わりと言えばマネーフォワードは旧来の歴史というか伝統にのっとった形で
プロダクト開発をして、その延長を続けていましたけど。
がゆえにそうじゃない、そのバックグラウンドがない方からすると分かりづらいとか、
昔っぽいなって思っちゃうというか。
そうですね。
けどフリーは洗練されている設計に見える。
し、会社設立、あれ本当に秀逸ですよね。会社設立やって、
会社設立のコーディネーターって方がついて、結構親身になってアドバイスくれて、
最後そんな方から営業されるっていう着地になりますし、
大抵キャンペーンをやってるんですよね。
今月末までにやると100フリーですよみたいな。
なるので必然的に僕もそのタイミングで結局フリー会計1年契約しちゃいました。
ちなみに余談になりますけど、これは結構僕は罠だと思っていて、
当然会社設立からフリーの会計も契約した方が一件割引があったかは大きいんですけど、
最初そこまで使わずに多少貯めてからやっちゃうこともできるっていうのは、
これはちょっと税理的には微妙かもしれないですけど1個あるのと、
もう1個は意外と別軸で1年間無料で提携してる先とかあったりするなっていうのを表記してから。
いろんなところでってことですね。
そうです。例えばベンチャーキャプセルから調達するんだったら、
ベジタクトで経由で申し込むと1年間無料だったりとか。
ルートがいろいろあると。
そっちにしときゃよかったなって結構2、3万の話なんで。
なるほどですね。
そこも情報散らかってるんで難しいところですね。
契約のルートがどこがいいかっていうのは。
タイトルでいうとどっちがいいのみたいなところで言いますと、
自分が属してるコミュニティでやっぱりユーザーが多い方を選んでおくっていうのが、
相談したい時とかいいんじゃないかなっていう風に目線を合わせられるっていう感じですかね。
あとは付き合いでどっち始めるとかもあると思うんですよね。
そういう感じがいいかなと思っていて。
私が支援してる経理目線とか経営管理目線でいくと、
フリーが優れてるなって思う点は2つあって、
1つは債権と債務の消し込み機能がある点ですね。
全然わからないんですけど教えてもらえますか。
それはまず請求書を受け取るなりした時に、
売り上げだと請求書の発行からですね。
freeeの優れた機能
請求書を発行して売り上げが自動で立って、
売りかけ金という債券が立ちまして、
経費の方は受け取った請求書から、
元に取引というメニューから経費と債務を計上するんですね。
その後、銀行口座の方で入金と出金が1ヶ月後とかのタイムラグが起きてくるので、
それをAPI連携で口座されてきた時に、
1ヶ月前に作った債券と債務が紐づいて、
これ消し込んでいいよねっていうふうに出てくるんです、フリーだと。
消し込むっていうのはこれとこれがマッチするというガチャコスで。
そうそう、マッチングですね。
自動で処理しますみたいな感じですか。
そうです。
それめちゃくちゃ優秀ですね。
逆にマネーフォワードはそれがないってことなんですかね。
マネーフォワードは新規の収入か費用なのか、
それか計上済みの債券と債務の消し込みなのかは、
手動で選択します。
マッチング機能はないんですよね。
結局会計上の記録では差はないんですけれども、
債券残高とか債務残高があるのかないのかというような観点で、
口座同期したデータを計上する画面でわかるんですよ。
フリーだとマッチングしてたらマッチングしてるよって言ってくれるんで、
逆にされてない入収金があったら、
計上漏れしてた部分があるとかそういうのが見えてくるので。
アラート出ますよね。
マネーフォワードだと試算表を見に行かないといけないんですね。
その残高がどうなってるかなっていう。
一つの動作っていうんですかね。
もう一つ前のタイミングでフリーはそれを気づかせてくれる導入があるんで、
債券と債務の管理の目線で優れてると思ってます、フリーは。
Money Forwardの優れた機能
なるほど。これが1個目でもう1個ありますか。
1個目ですね。
もう1個はフリーユーザーで当たり前になってるんですけど、
タグ付けが多いっていう点ですね。
取引先、品目、部門と、
あと備行とかメモとかも使えるのかな。
あんま私使わないですけど。
タグを付ける機会が多いんですよ。
セルが多いというか。
タグが多いと何が便利なんですか。
いろんな目線で記録できる。
ノーションで考えたほうがわかりやすいかもしれないですね。
1つで、1つのタスクに対していろんなカテゴリーを付けたいときに。
1つは会社別ですね。
A社、B社、C社っていうような属性だったりとか、
その後、緊急度、超緊急、普通とかっていうタグとか、
いろいろ付けるわけじゃないですか、ノーションのデータベース。
あれがフリーも同じように3つ4つタグを付けられるような列を用意されてるんで。
なるほど。じゃあ何かしらの切り口での相当並び替えがしやすいとか。
そうですね。情報を持たせやすいんですよね、1つの。
お金が動いたっていう情報に情報を持たせやすいんですね。
マネーフォワードのほうは補助科目っていうのが1つしかないので、
1つしか付けれないって感じですね。
フリーはそういう点で優れていて、
一方マネーフォワードで優れてるなって思う点は、
会計機能を使う月額プランの中に、スモールプランでも確か3人なんですけど、
3人分の給与計算機能が付いてくるんですよ、マネーフォワードだと。
そうすると、スモールビジネスとか1人会社で個人が法人なりするような、
1人でやってるような会社だと、それで給与の機能までも足りてしまうんで、
メニューの幅が広いというか、そういう感じがあって、
フリーだと追加の課金っていうふうになってしまうんで、
Excelでやろうみたいなことになるんですよ、給与が始めるのもったいないから。
情報管理は分断されないほうがいいと思うんで、
スモールサイズっていうのは決まってるんだったら、
マネーフォワードの人数で収まるんであれば、
SaaSの機能の中で全部統一させて使っていけることができるので、
向いてる方がいらっしゃるようなメリットですかね。
大多数の方はフリーっぽい雰囲気はありつつも、
割と人の状況によるんですね。
そうですね。事業を大きくして拡大していくようなスタートアップで、
周りもフリーユーザーが多いんだったら、
フリーがいいんじゃないかなっていうふうに感じてはいますね。
なるほど。
あとはですね、税理士に頼むのか自力でやるのかっていう観点だったり、
経営者さんに会計、ファイナンス、税務のバックグラウンドがあるのかないか
みたいなところもありそうですね。
そうですね。仕分けが切れないかもしれないってことですよね。
マネーフォワードでやろうと思ったら。
確かに。
そんなところですかね。
そうですね。
ありがとうございます。
そうしましたら、本日のテーマはマネーフォワードVSフリー、
結局どっちがいいのかというところで話してまいりましたけれども、
結論としては、フリー優勢ではあるものの意外と目的だったり状況によって
マネーフォワードもいいんじゃなかろうかっていう話だったり、
事業の方目線だとマネーフォワードのほうが使いやすかったり
みたいなところもあります。
そうですね。
なので本当に状況に応じて決めていただくのが良いという結論にはなりました。
はい。
ありがとうございます。
これまでのトークテーマなんかは畑山さんと稲利田ベースで考えてますけれども、
やっぱりリスナーさんが一番気になるものを配信したいっていうのはありますし、
ぜひぜひこの辺りオーダー欲しいですよね。
はい。
そのご希望に応じて考えていきたいですね、話す内容。
はい。
ぜひよろしくお願いします。
そしてより良いコンテンツ届けていきたく思っておりますので、
番組のフォローだったり、エークスでの拡散のご協力などをいただけますと幸いでございます。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
16:04

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