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2021-06-24 14:55

247.辻英道さん(事業承継コンサルティング)前編

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【会社員時代に感じていた違和感を見逃さず経営者の道へ】

今回のゲストは事業承継コンサルティングを手掛けられている方がゲストです。

株式会社はなぶさコンサルティング 代表取締役社長 辻英道さん。

金融会社時代に仕事のやり方に違和感を覚えるなか、自分はこれがやりたいというものを見つけて経営者の道へと進まれた辻さん。

そこまでにはうつになるまでの辛い経験があったそうです。

いつも明るく楽しそうな辻さんからは想像できず驚きましたが、その経験があるからこそ見えてきたことがあったそうです。

番組をどうぞお聴きください。

株式会社はなぶさコンサルティング

メールアドレス h.tsuji@hanabusa-consulting.co.jp

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経営者の志
こんにちは、山口智子です。今回は、金融系の会社でのお仕事を経て、今は事業承継の会社を立ち上げた方がゲストです。
お話、どうぞお聞きください。
それでは、ゲストは株式会社花草コンサルティングの辻英道さんです。よろしくお願いします。
まず、辻さんは、花草コンサルティング代表取締役社長ということで、会社の事業内容からお伺いします。
会社の事業内容は、事業承継コンサルティングというのをやっております。
事業承継というと、いわゆるM&Aなんかも入ってくるんですけれども、私がやっているのは、親から会社の承継、もしくは社長から従業員への会社の承継、こういったところをメインでやらせていただいております。
会社を立ち上げたのは最近なんですよね。
はい、そうですね。昨年の11月末に登記して、そこからという形です。
まだできて間もない。
そうですね。まだピューピュー言っている状態という。
会社のさっきおっしゃっていた事業承継とおっしゃっていましたよね。ここに着目して、自分で事業をやっていこうと思ったのは何でだったんですか?
そもそも直近のキャリアが事業承継コンサルタントをやっておりましたので、それを独立して自分でやったというのが経緯ですね。
でも、もともとやっていらっしゃったということですけど、事業承継をずっと携わってきて、こういうところがすごくやりがいがあるなというのは、どういうところに感じていらっしゃるんですか?
どう転んでも、ひとまずクライアントさんの役には間違いなく立つなというところですかね。
もともとはキャリアでいうと、2005年の4月に社会人になったんですけれども、証券会社ですね。ボーって証券会社に入ったんですけれども、証券会社の営業ってやっぱり自分本位というか会社本位の営業というところになってくるかなと。
例えば営業会議ということで言うと、クライアントのために何をやるのかっていう営業会議じゃなくて、今日何本稼ぐのかっていうですね、こういう営業会議を毎日やってるんですよ。
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たまーに思い出したようにクライアントのために何するかみたいなことをちょろちょろっとやるんですけど、だいたい月末には忘れてるっていうですね。
そういう組織体なわけなんですね。
で、それを60の定年まで、もしくは65までのか、やるって考えたらもうゾッとしたわけですよ。
これだったら死んだ方がマシじゃねえかみたいなですね。
ちょっとそういうことがありまして、証券会社、大手金融機関は結構、相続とか事業承継というところにも力を入れてまして、
ただそれは自分の会社のリソースではできませんので、提携してる税理商人とかそれこそコンサルティング会社とか、そういうのを連れていくパターンが多いんですよね。
で、例に漏れず私もクライアントの事業承継提案のときに、提携してる税理商人を税理士の先生連れて行ったと。
そしたら横で提案見てるときに、これやりたいなと思ったんですよ。
それは何でだったんですか?
まず税理士に嫉妬を覚えたんですよ。
何かっていうと、ぶっちゃけて言うと、税理士ってたまになんですけど、めちゃくちゃコミュ障の人いるじゃないですか。
人の目見てしゃべれない人とか、話飽きると手遊び始める人とかいるんですけど、
例に漏れずその先生もそんな感じだったんですよね。
なんですけど、事業承継の話してるときに、クライアントがその先生の一挙一投足全部注目してるというか、前のみだって聞いてるんですよ。
っていうのを横で聞いてて、俺この社長を自分のお客さんにするのにどんだけ苦労したかみたいな。
それ全部持ってかれたんで、横で聞いてて、うわ、悔しいこれって思ったのと同時に、
これやりたいって思ったっていう経緯があるんですね。
それが僕の人生の第一の転機というか、転職するきっかけになったわけなんですけど。
それまではずっと大手証券会社で会社員として会社の売り上げのためにやってたところをやりたいっていうところを見つけたということなんですね。
そこでこれをやりたいっていうのを見つけて、そこから会社立ち上げまではまたワンクッション、別の会社があるんでした。
そうですね。そこで、いわゆる日本の資本だけの会社で言えば大手の会社、大手のコンサル会社に転職したんですけれども。
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結構、コンサル会社ってブラックな働き方をするっていうところがあるんですよね。
逆に言うと、ブラックな働き方をするやつを結構可愛がるというか、そういうところがあって。
僕の場合、やる気はあったんですよね。入社してすぐに始発で会社に行って終電で会社に帰るみたいな。
始発で行って終電で帰る。
みたいな生活をしてたんですよ。
そしたら社長の目に止まりまして、トントン病院に出世しちゃったんですね。
うっかり出世しちゃったんです。
ブラックと言えばブラックだけど、すごい働いてた。働きっぷりを見て。
コンサル会社って上場してたんですけど、上場企業のツメというか、やっぱり収益のツメって厳しいんですよ。
管理職になればなるほど、収益のツメって結構あるんですよ。
結構、やっぱり日々のツメというか、そういうのまた会って、結構外出先というか出張先というかまで電話かかってきて、
その仕事収益なんのかとか。
クライアントと面談中ですよ。に電話きて出なくて折り返ししたら、
てめえなんで出ねえんだ。
ブラックだ。
本当はこの口調で言うわけですよ。
っていうのがあったりとか。
あとは事業承継って、僕がやってる専門のところが株式承継です。
親父から息子から株を渡すときにどういうふうにやるのが適切なのかっていう、
そういうコンサル内容なんですけど、中小企業の問題ってそれだけじゃないですよね。
地位の承継というか、社長という地位を承継するときに、
例えば後継者の周り固めてあげないといけないとか、
業務フローをもう一回見直ししてあげないといけないとか、
いろんな問題出てくると思うんですけど、
こういうところに対応できずに、
うまく対応できなかった事例が多々あって、
そういうのがもろもろ積み重なって、
僕自身は鬱になったというのがあって、
会社をちょっと休んでたんですよね。
休んでそのまま辞めたっていうのが、いきさつではあるんですけど。
本当頑張っていたし、プレッシャーもすごかった、圧というか。
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圧はすごかったですね。
でもちょっと体を壊すまでやっていて、
そこから体が復活してきて、
それでメンタルも良くなって、
良かったですね。
ありがとうございます。
その中で、まず自分は大事にしなきゃなっていうのがあったのと、
あとは自分の専門領域以外のところで、
人に頼れる体制はちゃんと作っておかなきゃいけないなっていうことがあって、
いろいろな人とお会いしている中で、
転職はもうそろそろないなっていう感じになって、
会社を自分で作ってやろうかなって。
周りはもううまく頼れる人を集めようかなみたいな。
そんな流れで今来ているって感じですね。
そうなんですね。
なるほど、じゃあそれで自分で会社を立ち上げようと。
でもいかがですか、会社、11月から始めてみて、今現在。
そうですね、まだまだ売り上げのところはあって、
結構面白いこと起こっていて、
まず一応代表取締役じゃないですか、
周りがそう見ますよね。
周りがそう見ますね、はい。
経営者って一応扱いになるじゃないですか。
今まで出入りできなかった集団とか、
今まで出入りしてなかった集団というか、
そういうところに今出るようになって、
結構周りの人の質が変わってきたなっていう印象がありますね。
それはどんなふうに変わってきた感じなんですか、質というのは。
そうです、とりあえずあんだけ苦労していた中小企業オーナーというか、
社長っていう人たちですよね。
会える頻度がそもそも上がっているなというかですね。
そうだったんですね。
そうか、今は同じ立場ということですね。
一応そういうことになるじゃないですか。
っていう面白さがあるなというところですよ。
じゃあ世界が広がった視野が広がったし。
視野が広がっていますね。
じゃあ自分でやっぱり立ち上げてよかったなっていうのは。
ありますね。
ほんと辻さんいつも楽しそうですね。
そうですね。
だから鬱になったっていうのをびっくりしたんですけども。
そうですね。
ちょっといろいろ勉強しましたよ、メンタルの面での勉強というか。
それこそ古典仏教の本を読んでみたりとか、
哲学の本を読んでみたりとか、
それまで絶対触らなかったような分野の本とかは結構読んだりとか。
そういう中でメンタル面ではこれが本当に大切なんだなって学んだことはどういうことでしたか。
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執着しない。
人は基本自分の思い通りにならないものだっていうことですね。
その通りですね。
ほんとなんか分かっちゃいるけど、そこでいろいろぐちゃぐちゃ考えがちだけど。
それしなければほんと楽ですよね。
楽ですよね。
今でもだからイラっとくるとか、当然あるじゃないですか。
人の発言を受けてイラっとくるとか悲しくなったりとかもあるんですけど、
あんまり心の自分の動きをちゃんと意識することを考えるようになったというかですね。
それを捉えると、それはそういう受け止め方をしたけど、
実際これどうなんだろうって考えるようになったんですよね。
そうするとちょっと楽にはなったなっていう。
ちょっと大人になったというか。
ちょっとだけ大人になりました。
冷静にいろんなものを。
でもそれもまた経営者として必要なことを。
だと思いますね。
つらかったけれどもその経験を受け止めるというか、
たぶんそうだと思います。
だいぶ人に優しくなったんじゃないですかね。
そうなんですね。昔はちょっと違ったんですか。
違いましたよ。
人間的にも一回り二回り大きくなった経験だったのか。
たぶんなんですかね。
昔の辻さんどんなだったんですかね。
ひどいもんでしたよ。
大人になってから、大人になってから、大人になってから、大人になってから、
大人になったんじゃないですかね。
そうか。じゃあ昔の辻さんどんなだったんですかね。
いやあひどいもんでしたよ。
そうなんですね。
そっか。じゃあ丸くなった?
だいぶ丸くなったんじゃないですかね。
そっかそっかわかりましたね。
ちょっとあっという間に前半が過ぎてしまったんですが、
後半もまた主に事業承継のお仕事に取り組む中での
またいろんな話も伺いたいと思いますので、
後半もまたお付き合いよろしくお願いします。
お願いします。
辻さんのお話いかがでしたか。
うつになるまで体を酷使して働いていたとおっしゃっていましたが、
今は本当に日々楽しそうに周りの方々にも愛され
可愛がられている方なので、そんな過去があったんだなと
とても驚きました。
そういった経験を乗り越え、会社経営をスタートされた辻さん。
その事業承継に関する詳しいお話も伺っています。
後半もどうぞお楽しみに。
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