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2024年3月27日、そろそろ過去になりますが、
今日は、新Xこと、Twitterの方で、
友人の柿内翔吾さんが、このそろそろ過去のことを言及してくれてまして、
特に、毎回日付の後に、そろそろ過去になりますが、と口上述べてから始まるのがかっこいいと褒めてくれていて、本当に嬉しかったんですが、
柿内さんとか、あと工藤文子さんとか、フォロワーさんがこう、小絵日記を始めてたのに後押しされて、突発的に始めたもんで、
このそろそろ過去っていうタイトルも、とっさに決めたんですけど、
わりと、パッと思いつきで、とりあえず番組名を付けなきゃっていうことで、考えた割には、結構いいタイトルだなというふうに、自分でも思っていて、
で、このそろそろ過去になりますがっていう、お決まりのフレーズがあると、ちょっと番組っぽいかなっていうのと、
短くね、ワンフレーズを言ってからだと話しやすい、いきなり本題に行くより、
ワンフレーズ、何か決まりの言葉があってから喋りだした方が、自分としても喋りやすいなというふうに思って、
こういう風なスタイルに今のところしてるんですけど、なんか結構いい感じに紹介されていて、ありがたかったです。
今日はですね、仕事から帰ってきまして、ちょうど家帰ってテレビつけたぐらいのタイミングでですね、
日本映画専門チャンネルで、「勝手にしやがれ逆転計画」っていう映画がやってまして、
勝手にしやがれっていうと、ゴダールのヌーベルバーグの映画の方が有名ですけど、
この勝手にしやがれ逆転計画っていうのは、黒沢清監督で相川翔主演のVシネマシリーズなんですね。
シリーズ全部6作まであって、勝手にしやがれ○○計画みたいな感じで、なんとか計画っていうのがサブタイトルでつくんですけど、
今日やってたのは勝手にしやがれ逆転計画っていうシリーズ第4作目で、
僕このシリーズはちょいちょい見たことがあって、まだ見てないやつもあるんですけど、
たぶんこれで4作目ぐらいかな、見たのは4本目ぐらいなんですけど、このシリーズ結構好きなんで、
これやってる見たことない回だと思って、家帰ってそのままテレビでちょうど始まったところだったんで見てました。
この勝手にしやがれっていうシリーズとしては、黒沢清監督の作品の中では異色というか、
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黒沢監督ってどちらかというとイメージとしてはサイコホラーであったり、心霊映画だったり、ちょっと怖いようなタイプの映画を撮ってる人なんですけど、
この勝手にしやがれシリーズは結構コメディ寄りの話で、相川翔を演じる主人公が前田興予を演じる車停と一緒に便利屋をやってて、
毎回いろんな出来事に巻き込まれていくような、ちょっとドタバタコメディっぽい感じでもあるんですけど。
今回の逆転計画も、目先のお金と、ギャンブルでお金を大金を稼いで人生を逆転してやる、みたいな目先の欲に転んだポンコツの人たちがたくさん出てきて、
ものすごいドタバタを繰り広げるような、本当にすごい緩い話なんですよ。黒澤清志監督の映画で想像するような、心理的に、「うわ、なんだこれ?」ってギョッとするような映像であったりとか、展開っていうものとまた違って、
本当に緩いドタバタコメディみたいなバランスの作品なんですけど。でもその映像とかは、やっぱりちょっと黒澤監督独特の雰囲気というか、普通のコメディなんだけど、
ところどころに不思議な撮り方をしているようなシーンとかがあって、独特のリズムで進むようなところがあって。また、ものすごく結構終盤近くまで緩いコメディ展開をずっとやってるんですけど、
終盤ある、ちょっとヤクザ絡みの事件にどんどん巻き込まれていく形になって、終盤の方でいきなり、バイオレンスというかちょっとした暴力描写がパンって入るんですけど、そこの場面だけはちゃんと怖いっていう、
そこまで緩々のコメディやってたのに、そこだけ急に突発的に怖いって思うような場面を入れてくるっていうのが、すごいそこまでが緩かった分、ちゃんと怖くなるっていう見せ方になってて、すごい面白い映画だなというふうに思いました。
面白い映画、すごい面白いって言うとちょっと語弊があるかな。何て言うんでしょうね。構成に残る傑作とかそういうようなものでもないんですけど、でもぼーっと家帰ってきて見ていた分にはとっても楽しく、ご機嫌な感じでだらーっと見れたのは良かったなというふうに思います。
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この勝手に仕上がりシリーズですね、一応僕は日本映画専門チャンネルで放送されてたんで見たんですけど、一応U-NEXTにシリーズ全6作あるんで、もしU-NEXTに入っている人は勝手に仕上がりとか黒沢清とかで検索すれば出てくると思うので、ぜひ見てもらえればと思います。
基本的にそれぞれ1話完結みたいな感じの話なので、第何作から見ても良いような作品ではあるんですけど、ただそのシリーズ最後の第6作目だけはちょっと他の作品とテイストが変わってたりもするんで、
第1作の強奪計画から順番に見ていくのが一番お勧めかなというふうに思いますね。
黒沢清監督のクリーピーとか、他にもいろいろと有名な作品がありますけど、キュアとかね、そういうふうな怖い作品のイメージと比べるとまた全然違う。
緩くて楽しいけども変な撮り方をしてて、ちょっとこだわっているところはすごいこだわりが見えるみたいな。
でも全体的に変てこな作品が多いんですけど、ちょっと面白いシリーズなんで、ぜひ黒沢清監督の勝手に仕上がりシリーズも見てみてもらえると良いかなと思います。
といったところで、今日も気づけば8分ぐらい喋っているので、今日はこのあたりで失礼します。おやすみなさい。