Art Watching 26回目
はい、アートテラー・とに~、そろそろ美術の話を、この番組は、私、アートテラー・とに~がアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2023年12月号の特別版をお届けしたいと思います。
ということで、始まりましたリスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をする、Art Watchingの26回目、そして今年のラストとなります。
ということで、年末特別編ですので、丸さんとゲストの方を迎えて、2023年のアートシーンを振り返っていきたいと思います。
ちなみに、今の現在の時刻は、2023年12月20日水曜日午後18時51分ですね。
はい。
生で行っております、ということで。
はぁー、よろしくお願いします。
丸さんもいつもはね、生ではやってないもんね。
そう、オンライン収録なんで、新鮮ですね。
でも、僕はあんまり聞かないんですよ、自分で配信を。
多分、ほぼほぼそのまま流れてる気がするから、多分いつも生みたいなもんなんだけど、
だけど、これは生って言われるとちょっとね。
ちょっと、しかも空いたんで、間が。
あ、そうか、じゃあ1月お休みしたから。
そうそうそう、無理なんで、話し方を忘れかけてますが。
話し方を忘れかけてるってあるの?話し方を忘れられるって言うでしょ、人としては。
2ヶ月しかかってないんだもん。
そんなこと。
そんなことはないと思いますが、そして今回ゲストが来ていただけているということで、早速ゲストをご紹介したいと思います。
NRIアート部部長の花崎さんですということで、自己紹介もよろしくお願いします。
野村総合研究所の花崎と申します。
初めまして。
花崎さん。
花崎と言います。
よろしくお願いいたします。
そもそもですけど、NRIアート部って初めて聞きましたから、これは何でしょうという。
そうですよね。
そもそもNRI。
NRIっていう会社って何なんだろうっていうのがあるかもしれないんですけど。
めちゃめちゃ有名な企業です。
まるさんは企業をいろいろと報道してる。
いやいや、そんなことないです。
僕はちょっと、NRIっていう言葉は知らなかったです。
これは略称だとはちょっと知らなかったですけども。
一応、野村アリサーシン施設の略で、野村総合研究所っていうのが正式名称で、野村総研とか略されると。
そちらは聞いたことあります。
はい。
日経新聞とかは。
はいはいはい。
で、なんか実際のポイントは研究所じゃなくて、研究所なんですよ。
研究所。
僕は花咲ですけど、所なんですよ。
はい。
正式の言う名は。
NRIアート部の活動
確かに。
研究所と研究所は違うんですよ。
あ、正式名称が。
あ、研究所ってこと。
そうなんですよね。
やっぱり研究所っていう名前だと、なんかこう、怪しい研究でもしてるのかなって思われがちなんですけど、実際、アイスニーカルショーとか多いので、コンサルティングとかシステムのインテグレーションっていったことをやってる会社。
はい。
ですね。で、なんかこう、結構この番組のプロデューサーと同じような業界にいて。
だからプロデューサーが今回先につながって。
そうなんですよ。
だから私たち初めましてなんですよ。
初めまして。
初めまして。
初めまして。
初めまして。
で、そうなんですね。システムインテグレーターっていってもちょっとピンとこないかなと思うんですけど、なんかこう、ITっていってもすごいお仕事って幅広くて、なんか一方でブロックチェーンとかもあれば、なんかAIとかもあれば、で、僕は。
僕は割とシステムエンジニアなんですけど、いわゆるSEってやつなんですけど、全然なんかアート関係ないじゃないかってところもあるんですけど、そうですね、もう入社して20年ぐらいずっとシステム基盤っていう領域のエンジニアをやってるんですね。
で、なんかもう、こんな話していいんですかね。
一応聞いて質問するときもあると思いますね。
思いましたね。
システム基盤っていうと、なんか電気とかガスとか水道みたいに、要はインフラなんですよね。
はいはいはい。
なんか例えばこう、皆さんがなんかアプリ使ってますと、この番組で例えば配信するときにPodcastを使ってますと、その裏って、もしやしたら日本じゃないかもしれないところにデータセンターっていうのがドーンと施設があって、そこにサーバーとかストレージっていわれる機械、ハードウェアがあって、そこにソフトウェアを組んでいて、さらにインターネットとかネットワークで届いている。
で、その要はその土台の部分とか。
うん。
あの、やってるのが、まあ主な仕事で。
もうやっぱりここまで聞くと、ああとああも関係ないですもんね。
ですよね。
ここまで聞くと。
うんうん。
で、特にしかも僕はその中でもマニアックで、その土台を監査したりとか、マネジメントしたりとかするっていうような仕事をしていて。
はいはいはい。
なので、そうですね。なんか結構その子供とかに、パパ何してんのって言われても、いまいちもう説明が難しいっていう。
はいはいはいはい。
で、そこ。
ああとの繋がりとか。
そうですね。
で、結構その、あとというか、やっぱりそういうインフラの仕事って、やっぱり普通に動いてるのが当たり前で、常にこう安全安心が求められるんですよね。
はいはいはい。
で、やっぱりでも障害が起こると、こうニュースになったりとか。
はいはいはいはい。
で、なんでこんな動かないんだみたいな。
ああ、なんか栄養がシステムエラー起こしてるとか、銀行がニュースになりますもんね。
例えばそうですね。
で、なかなかこう。
そうすると、まあ日々の仕事もそうで、もう100%動くのが当たり前で、でもちょっと障害が起こったりとか、なんか機会が来ないと怒られると。
で、結局その、ずーっとそういう日々の繰り返しだと、なかなかこうモチベーションを高めていくとか、なんかエンゲージメントを上げていくって、結構大変なんですね。
なんかちょっとそこがちょっとなんかアートとの繋がりが入ってくるかなっていうところで、なんかそうですね、ちょっとなんか私の。
そのためにアートを見たりとかってことですか?
アート部のモチベーション向上
そうですね。そうですね。結構ちょっとあの、アート部の話になってしまうんだけど。
はい、お願いします。
なんか、もともとまあ僕もずーっとSEをこう何十年もやっていて、で、結構その社会貢献とかしていきたいなって思うときに、例えばあの国家社区で情報処理支援ってあるんですけど、
あの問題作りをやらせてもらってたりとか。
で、あとはその学芸社区をなんかちょっと取ったりとかしたりですね。
で、それを全然仕事とは関係ないところでやっていて、で、なんかなぜかというと、あの、結構40歳、もう僕今43なんですけど、ちょっとこう40歳手前ぐらいが、まあ2020年の3月とかだったんですけど、そのタイミングでやっぱりこう人生の節目じゃないんですけど。
はいはいはい。
なんかこのままこう会社に行ってもいいのかなみたいなところが。
で、それで、まあちょっとで、もともとアート好きだったので。
はいはいはい。
ちょっとなんか後のことやってみようかなって、まあ企んで。
うんうんうん。
で、それのタイミングでさらにその、ちょっと管理職に奨学をするみたいなタイミングもあって、そうするとまあちょっといろいろこう、まあ自己責任でいろいろなんかできるかなと思って、なんか仕掛けるチャンスかなと。
はいはい。
で、まあでもちょっと奨学のお祝いとかいけるかなとか、そうやってちょっとその、あとやっていこうかなと思ったときに、緊急事態宣言で。
ああ、そうかそうか、数年前、そうですね。
そうなんです。
そういう意味で言うと、そうすると、例えばその、会社でもう普段もう元気なこう若者たちが、どんどん元気になるってことですよね。
はいはいはいはい。
で、もうそれこそまあ夜の街とかに行って、羽を伸ばしていったような若者たちが、もうもう家のその、なんかまあそんなに広いで住んでるわけでもなかったりすると、もうトイレと机の往復でしかないみたいな、そういう感じで、なんかあの、そういうときに結構アートって、まあその、
まあその、まあモチベーションを高める、なんかいいきっかけになるんじゃないかなと思って、ちょっと立ち上げたのが、アート部なんですよね。
アート部は何人ぐらいはいるんですか?
今ですね、ちょっとあの、100人超えをちょうど同時にしていって。
へえ。
え、他にもそのNRIにはいろんな部があって、そのうちの一つがアート部なんですか?
そういった意味だと、それは事業部とかではなくて、いわゆるアート部が。
そうだから、バレードやってみました。
部活ですね。
バレード作ってみましたとか、そんな感じで、他にもそういう部はあるんですか?
例えば、ピアノ部とか、サッカー部とか、ランニング部とか。
その中にアート部もできた。
そうですね。それを仕掛けてというか、そうですね、その3年前に立ち上げて。
で、その100人は何をするんですか、普段、アート部で。
で、あの、ちょっとアート部、まあちょっとそういうふうなこう、あと個人的なそのモチベーションっていう理念としてやっていたので、まずはこう、なんかアートを通じて人生豊かにできる。
できないかっていうところの理念みたいなのを持っていって、で、まあその人生の中に仕事、まあそういう会社員とかも含まれるんじゃないかっていうところで。
で、あの、結構会社員、特にIT系の会社員です。そういう人多いんですけど、美術の点数が悪かったとか。
実技じゃないと思うんですね。
そうですね。
2月も。
2月もちゃってる。で、まあ他の点数はすごくいいのに、美術だけ悪かったとか、あと、絵が芸人並みに下手くそなんですとか。
どういうこと?
初めて言われた。
そうなんですよ。
そこでどういうこと?
なんかこういう声が聞こえるんです。多分そういう番組でもあるのかなと思いながら。あと、それこそ、やっぱりこう、ITの仕事をやってると、理系の人って多いんですけど、そういった本当に文化系の教育活動とかもない。美術館行ったことがないとか、何十年も行ってない人も結構いて。
なんか、やっぱりそのアート部っていったときに、ハードルを覚える人って結構多いんですね。できるだけ敷居を下げるようにしているっていうのがあって。
みんなで美術館行こうとか、そういうことですか?
本当はそうしたいんですけど、ちょっと立ち上がりがコロナ禍の中に重視になってくるのがあって。私がやったのは、結構社内のいろんな人で、なかなか仕事をしてると、NRIの何々さんっていう、やっぱり課題が先行してしまって。
仕事の話しかしないし。
そうなんですよ。でも、やっぱり仕事もできる。そして、もちろん人格もすごく優れている。
でも、本当は実は一時の使命を持っている。そういう人に何か話してもらって、それでフィードバックをアート部内で行って、なかなかこう…。
そうですよね。
普段、自分のことを話す機会がない。で、機会を企画して作って、話して、フィードバックをする。そこで、自分の再発見みたいなこともできるしっていうのがあって。ちょっとここに今バス停に乗っているんですけど。
趣味って、お茶会したりとか、得意なことを、映画とかを紹介してもらって。
だいたい、毎月何かしらやってるんですね。
そうですよね。
それは、持ち回りでみんなで何か考えて、こういうことやろうと。
ほとんど自分がやっぱり企画していて、この人のお話を聞いてみたい。で、ちょっとそのアンテナを高めていって。例えば、映画を400本見てますみたいなところに行ったら、その人は映画にずっとたっぷりかなって。
あるいは、格闘技で何か…。
格闘技…。
プレスとかで、世界大会出ちゃうんですけど、なかなかそんなので、いつやってると話が長いので、話してもらって。
その人の一つなりがどんどん分かって。
そうですね。
さらに仕事も楽しく…。
そうなんです。
アート部の活動と美術館行事
その後、皆さん交流とかもしたりするんですか?その話を聞いた後に、何かみんなで…。
飲みながらとか?
初めて飲みながら…。飲みながらはなくて、今年の4月に初めてリアルで懇親会をしたんですね。
女性もバラバラなんですか?仕事も職種も、一応同じ企業だけど、いろんな人もいるし、年代もバラバラみたいな。
その通りです。
男女比はどんな感じですか?
結構、女性のほうが多いかもしれないですね。でも、4対6ぐらいかもしれない。男性4、女性6ぐらいかもしれないですね。
基本的にアート部の皆さんは、美術館行った報告とか義務とかはないんですか?
特に何かね…。
行ってきましたとか、作品買いましたとか。
やっぱり、ピュアにアート作品買いましたみたいな。現代のところに人がいて。
いらっしゃるんですね。
太陽さん買ったよとか、六角絵画さん買ったよとか、そういった話もするんですけど。
ここもちょっと、僕のアートへの向き合い方が反映されていて、僕はマルチェリーシャンがすごい好きで、フランスの便器とかを作ったので。
アート好き。
そもそもアートっていったときに、別に映画も演劇も歌も…。
全部アートなんじゃないかなっていう。そこでハードルをグッと下げるようにしていって、フリーテーマで話してもらうと。
アート部って冠がついてると、なんとなくちょっとアートっぽい話をみんなしてくれるっていう感じでしてますね。
そもそも、僕は企業で働いてないからなんですけど、こういう部っていうのは他のところにもあるものですけども、やっぱりこれ珍しいですか?
結構あるとは聞いていて。
例えば今、SMPCさんで大手マシンでやってるやつなんで、結構展示やってるんですけど。
1階の部分でやったりしてますね。
コレクターシリーズ。
コレクターシリーズ、今岩崎おじさんのヒントをやってて、あれは社内のアートクラブ活動から立ち上がったって聞いたりとか。
あとはそうですね、アクセンチュアさんなんかは、そもそも今日行った神奈川芸術センターの中は協賛されたりとかしていて。
でも、別にモデルがあってそれというよりは、花咲さんがやってるあとはまたNRIのちょっと特殊なアートクラブな感じなんですね。
そうですね。
だからどこの企業にもあるからここでやろうじゃなくてっていう感じなんですね。
そうですね。ちょっと文化の再発見というか、なかなか企業で夏が何年に上場しましたよとか、何年にこのサイズがリリースされましたよってことは写真には残っているけど、なかなかこんなに持ってましたよとか。
で、この絵はこんなストーリーがあるんですよとか、あるいはこの建築にはどんな思いがあるんですよとか、そうやって話される機会って少ないんですよね。
もちろんうまくプロモーションしてる会社もあるんですけど、そういうのをちょっと大事にできないかなと思って。
実際このアート部に入った方がどんどん変わっていったなとか、仕事にフィードバックしてるなとか思ったりとかすることもあるんですよね。
アート部のユニークさ
そうですね。結局やっぱりもう今この会社って海外でグループ1万7000人くらいいるんですよね。
そこも部署数の中もすごく多くて、もちろん風通しが悪いっていう意味じゃなくて、相当もう人が繋がりが。
横が多すぎる。
そうなんですよ、限界があって、拠点も複数のビルがあったりとかするので、そこでやっぱり研修とか飲み会とかでまったりやったときに、あ、あなたのアート部なんですって。
なるほど。
そこでアイスブレイクができていったりとか。
はいはいはい。
今まではもう3年ぐらい経ちてるんですか?
アート部ができた。
ちょうど4年目ですね。
4年ですね。
それまでやった中で一番印象的だった公演とかイベントとかっていうのは何ですか?
そうですね。でも結構やっぱり、映画をめちゃくちゃ見てる人って。
それは社員さんが?
もう社員さんで、すごい愛を語るってなかなか難しくないですか?
映画愛も。
映画愛も。でも実はこの人しかも、特にストリーミングじゃない。
劇場とかでちゃんと見てるんですよ。しかもそれが別に映画評論家じゃないですもんね。
全然違うんですよ。
個人の趣味として400を見てて、発信も特にするわけじゃないと思うんですよ。
そうなんですよ。
それはすごい逸材ですね。
やっぱこう、みんなプレゼン慣れてるので、プレゼンもうまいですし、スライドもすごい分かりやすいし。
スライドとか吹くんですか?
みんな結構、スライドないほうがやっぱ珍しくて。
あ、そうですか。
みんな能力はあるけど、やる場所がなかった。
そうですね。しかもちょっとこれが印象的なのは、その方が、
自分の家族とかにも見せたんだよって話をしてくれて。
映画をですね。
自分の映画を、あ、ちょっとレコーディングした映像があって。
それをなんか、両親とか、子供とかに。
知らなかったってことですか?
なかなかやっぱ親とか子供とかに、自分の趣味を全開で話す。
それを1時間くらい話す。
ないですね。
ないじゃないですか。
しかもそれを1回、自分の中で節目というか、パッケージじゃないけど、
話を。
スライドを作っていくと、他で声がかかった時に、どこでも話せるっていう。
1回作ってやるからね。
そうなんですよ。
確かに確かに。
自分の人ですみたいな。
そうですね。
そういう人がゴロゴロいるんですね。その逸材が。
そうなんです。
探せばっていう。
アートの魅力と展示会
だからちょっと逸材を発見して、ちょっとその、モデルになって。
それは面白い。
へー。
へー。
え、花咲さん自体はどういう講演をされる?
僕はですね、僕2年に1回くらいしゃべっていて。
僕はそうですね、初登場が13回目で、僕自身がどうやってアドと向き合っているかとか、僕、プロユーサーさんと同じ子供3人いて、実は全然普段、もう時間の余裕ってないんですね。
平日は仕事だし、土日はもう習い方のおかげで。そうすると、めちゃくちゃもうその日に集中して、1日10回ぐらい美術祭ギャラリーに回るんですよ。
そういう回り方はなんか、回り方のコツじゃないですけど。
法律よく回るにはとか。
ちょっとシミュレーションがこれがあってとか、銀材料がこれがあってとか。
いつ頃からスタートしたんですか、そのアート。
僕のアート好きですか。結構長いですね。何歳ぐらい、デビュー、自分で覚えているので言うと何歳ぐらい。
何年前とか。
結構、一番最初に覚えているのは、もう中学生ぐらいの時で、あの、鎌倉、神奈川近代美術館。
鎌倉、鎌金さんですね、今。
うんうん。
だから、まあ、器具にも学芸の実習もそこでやらせてもらっているんですけど。そこで、ヘルマヘッセっていうあの、クヌクとか、あの人の水彩画展があって。
え、それ、車輪の下の人?
あ、車輪の下の人です。
小説か。
どっちかというと、そっちのイメージだったんだけど、絵描いてる。
すごい絵なんですよ。
へー、見たことないです。
うんうん。
で、まあ、それが結構一番最初で、で、ただ、現代アートにはまっていったのは、結構2回目に僕話したのが、ジャン・ポール・ゴルチェルっていうファッションデザインの人。
うんうんうん。
それがゴルチェが好きで、なんか、ちょうどあの、今年も実はトークショーとか出たりとか、あの。
ゴルチェファンとしてというか、ゴルチェアイデってことですか?
ゴルチェアイデですね。
おーおーおー。
ゴルチェをひたすら語ると。
おーおーおー。
それをファッションスタディズっていう団体の方に来られてもらって、本当にひたすら話させてもらって。で、ちょうど2000年に上野の美術館でゴルチェ展、ジャン・ポール・ゴルチェの世界展っていうのがあって。で、まあ、上野じゃないですか。
で、美術館がいっぱいあって。
で、ちょうどもうさっきリュシャンの話しましたけど、あの、そこでモナイザー100のほほえみてっていうのが東京オート美術館であって。で、そこに今リュシャンのLHOQ。
あ、あのヒゲ生えてるやつですね、モナイザー。
あ、そうです。
モナイザーにヒゲ生えてた。
うんうん。
あれがあって、あ、なんかレンダーアートってすごく面白いかもって。
おー。
そこからどんどんおはまっていったと思いますね。
これを啓蒙していくのもなんか一つの、こういう活動されてるってことですもんね。
うん。
はい。
そうですよね。
あと、ゴルチェが好きだって聞かれて今腑に落ちたんですけど、今日はすごいみなりはちゃんとサラリーマンって感じなんですけど。
あの、スーツでね。
サラリーマンとは思えない指輪をされてたから。
なんで?なんで?
違和感は感じてたけど、腑に落ちました、個人的に。
あ、確かに。
ネクタイも良くて。
ネクタイも合わない。
そうですね。
そうですね。
すごいですね。今日ネクタイだけゴルチェで。
おー。
これもプリラファールをイメージして、結構常に大きい指輪をつけたんですけど。
言えそう。
やっぱさすがアートだなと思って見てはいましたね。
なんか投げれそう。人。
投げれそう。狂気ではないんです、それは。
じゃあゴルチェ持って行かなくてもいいですかね。
まあでも、いろんなお話をちょっと伺えたところで、こういう企業に関わりながらこう会って関わっていくっていうのも、ちょっと今までなかなかそういう会がなかったので、聞けたのはね、いいなと思いましたけども。
はい。
ということで、もし皆さんのお勤め先にもアート部があるよとか、これからアート部立ち上げますとか、皆さんが部長になってもいいわけですからね。
こういうのが増えたらいいなということで、皆さんのお便りもお待ちしております。
Webページへのお便りや、ハッシュタグそろそろ美術の話を投稿をこれからもお願いいたします。
美術に関わるメッセージであれば、何でも受け付けますので、よろしくお願いいたします。
ここからはいよいよ毎年恒例の企画に行きましょう。
ということで、今回は年末恒例企画ということで、
それぞれが2023年に刺さった美術展を2つずつ挙げて紹介していこうと思っております。
はい、ということで、2023年どれぐらい行かれました、皆さんの展覧?
数えてないなぁ。
多分例年通りぐらいだと700、800は行けてるかなっていう。
多分それよりちょっと少ないぐらいだと思います。
700、800ですか。
やっぱり1日2巻、3巻、僕ら平日も行けるんで。
すごいっすね。
ちゃんとこうメモってるんですけど。
うわぁ、びっちり。
すごいそう。
怖いですよね。
いっぱいこれを全部投げると。
あ、そうですよね。
すごいすごい。
だから、僕らも200も行ってないですよ。
いやいやいや、でも行ってるほうが全然。
その中からもう2つを挙げると。
しかもお互い今から何を挙げるか知らない状態。
これなんか毎年、なんでプロデューサーそれがいいって思ってるかわかんないけど、
なぜかいつも秘密にさせられるっていうね。
だから今から俺らも聞くっていうことでございます。
はい、今年は花咲さん、まるさん、トニーの順で発表していこうと思っております。
では、花咲さんの1つ目からよろしくお願いいたします。
はい、じゃあ私の1つ目なんですけど、
会社員とアートの関係みたいなところに引っ張りながら、
関ヶ原でやっていた柳澤紀子さんの動物の言葉。
関ヶ原の美術館ってことですか?
はい。
関ヶ原に関ヶ原製作所という会社があって、
そこってもう15年前。
15万平米ぐらいの土地があって、そこに企業の財物があって、
380人ぐらいの社員がここで働いて、そこに美術館、今回の展示の拠点となる美術館。
埼玉国際芸術祭2023
関ヶ原の戦いの関ヶ原ですね。
その通りです。
なんていう美術館?
関ヶ原人間村生活美術館。
人間村生活?
すごい名前。
関ヶ原人間村生活美術館、本館って書いてある。
なんかすごいですね。トニーさんも知らなかった。
知らない知らない。
僕はやっぱりトニーさんとマルさんが、きっと知らなそうなものを持ってきたっていうのもあるんですけど。
全然知らなかったね。
でもパッと見たら、リー・ユーファンさんの作品も。
そうなんです。去年国立新美術館のリー・ユーファンに行かれました。
中庭にあるニャーチャーやったじゃないですか。あれが今ここにあります。
あれがそのまま移築というか。
そうなんですよ。
現代アートが強い美術館。
まとめて関ヶ原なんで、石材とか鉄鋼を扱ってる場所なんで。
外には彫刻で。
僕が行ったタイミングって、北川フラムさんがちょうど来ていて。
瀬戸内とか。
エチオス・マリトリエンのあれとかね。
その瀬戸内、新潟に続き、久しぶりにゆっくりできた場所だってことを言ってるくらい。
北川にはちょっとユートピア思想的なところがあって、生活とか仕事とかとアートが一体化してるのがすごい。
それが素晴らしいと。
例えばそれはバルセロナのグウェル公園だったりとか。
ここはまさにそれを体現してると思う。
理論的にはわかるんだけど、実際それができるなんてとは思わなかったってことで。
この広大な公園の中に美術館が建てるものもあるって感じ。
そうですね。
ちょっと行ってみたい。
その展覧会はちなみにもう一回何人ですか。
柳澤紀子さん。
どういう作家さんなんですか。
元々この右上のほうが版画の作家さんなんですけど。
僕結構アートを見るポイントって、コンセプトがあって、技術があって、プラスアンテナが高い人っていう人をすごく追いかけていて。
柳澤さんもそのうちの一人で。
1940年もやって、もう83歳なんですね。
現役でやられて。
現役でやられていて。
コロナで本当はウクライナのキエフで個展をやろうとしたんですけど、もうやっぱ直前で行けなくなってしまって。
横須賀の桂の森現代美術館で個展を開いて。
地元側の桂の森のそばで仲良いんですけど、そこで初めてお会いしたんですね。
そこで80歳っていう超ベテランの人が、わからないんだけど、何かもっと見てみたいっていうのが作りたいんだよねって発言をしていて。
本人が。
そうなんです。
自分が見たい作品を作ってるってことなんですね。
そうですね。
実際もうほんの数年だけど、どんどんすごく良くなっていて。
実際私もIT史やってると。
正解があることが当然みたいな考え方ってあるんですけど、実際世の中ってわかんないことだらけで、僕は言うとアートでわからなさと向き合うことが大事だよっていうのをよくメッセージで発していて。
やっぱりわからないものだったときに、もうわからないって言って一周しちゃうか、あるいはわかったふりをしてしまうかっていうのってあんまり良くないかなと思っていて。
ネガティブキーパビリティじゃないですけど、わからないまま受け取っていて、いつか何かのきっかけで、あっ、あれだったんだけど。
まさに本当に結局ウクライナって、そのままコロナもあって、もともとチェルノブジェもあって、今はもう戦争時代になって、もうなかなか行けるのに。
でも本当にそれを、柳澤さんは実際自分の感覚でアートに昇華して体験してるのが素晴らしいなと思って。
で、はるばる関ヶ原まで行って。
しかも。
そういう家やそのやってるし、関ヶ原はちょっと注目されてる場所ではあったと思うんだよね。
そうなんですよ。その関ヶ原合戦記念館みたいのがあったんですね。で、本当にその石田光成が東山にいたんだよみたいなとこにあって、すごい混んでるんですよ。
やっぱそこにはみんな来るけどってこと?
はい。で、ちょうどその前の週になんか特集がやってたそうで。
関ヶ原特集。
はい。で、その学芸さんみたいな人がすごくもうカオス状態になっていて、いつもこんな混んでるんですかみたいな。チケット買うだけで20分待ちだったんですよ。
へー。
番組行こうかね。
サッとしてしまって。
え、でも人間生活美術館はそうでもなかった?
あ、そうですね。
そうか。じゃあ、そっち。いや、でもこれは知らなかった。やっぱ関ヶ原特集ね、結構組まれてたけど、こんなちょっとアートの街だと。街というかね、これがさらに変わっていきそうだし、ちょっとこれはいいこと教えていただきましたね。
要チェックですね。
いやー、ありがとうございます。
ありがとうございます。
知らなくてよかった。
いやいや。まるさんどうしましたかね。
はい。私は前もね、番組でチラッと話しちゃったんですけど。
はいはいはい。
このモダン美術館、ロンドンでやってたヒルム・アフクリント&ピート・モンドリアン・フォームズ・オブ・ライフっていう二人展がもう素晴らしかったです。この数年で一番よかった。
おー、それは素晴らしいね。
で、このヒルム・アフクリントって多分あんま知ってる人いないかも。
僕知ってますね。新学者というか、新品。
そうそうそう。あの、スウェーデン人の女性アーティストで、あの。
カンディンスキーが始めたって言われてる抽象絵画なんですけど、実はヒルム・アフクリントの方が先だったっていう風に言われて、今、美術史をひっくり返す最重要な人物と言っても過言ではないような人なんですけど。
と、有名なピート・モンドリアンの二人で。
はい。
二人は生前全然関わりがなかったんだけど、作品の変遷と言っていいのかな。
最初に自然を描こうってしてて、で、ドローイングとか、まあ結構風景画とか、お花の絵描いたりとかしてたところから、だんだんだんだん最後抽象化して、モンドリアンとかね、あの、クリントになっていったり。
あの、ヒルム・アフクリントもその、今、花咲さんおっしゃってたように、あの、ちょっと新学というか、なんかスピリチュアルで語られてしまうこともあるんですけど、なんか必ずしもそうじゃなくて、二人とも、なんか自然とか。
うん。
あの、エイトルっていう、まあなんだろう、オーラとか、エネルギーみたいなものを描くことを追求してたっていう。
うんうんうん。
二人。で、その変遷がこう見れて、あの、すごい良かったです。
まあでも確かに、なんかね、ここ最近やっぱ女性作家を見直そうっていう動きがある中での、やっぱりなんか、どんとストレートで来たなって感じだし。
うんうん。
こんな、確かにね、僕はまだ見てないけど、まるさんに教えていただいて、あれですけど。
はいはい。
ドキュメンタリー映画とかもやってたりとかね。
ね、なんかやってたみたいですね。
ちゃんとずつやっぱり注目されてるから、数年後ぐらいにはようやく日本にも入ってきそうだね、そう考えるとね。
うん。
自分の死後20年間作品を出さないでくれって、友人を残して死んじゃったから、それのせいで知られてなかったのもあるし、多分女性歴史とか、なんかそういう、その時代のいろんなとかもあったのかもしれないですけど、うん、今後注目していきたい。誰か読んでください。
はいはいはい。
いればクリント展をね、ぜひ。
やってください。
これを聞いてる美術関係の皆様、よろしくお願いします。
お願いします。
はい。じゃあ僕ですね、まあすごい悩んだんですけど、いや今年は本当に豊作だったと思うんですよ。それこそマティス展はあるわ、ルーブル美術館展もあるし、大和絵展もあるしっていう、もう大型展のラッシュだったと思うんですけど、まあ悩んだついに、この番組でもゲスト出演いただきました人もいますので、
はい。
埼玉国際芸術祭2023。これはやっぱりちょっと別格に面白かったかな。
面白かった。
面白さっていうのがね、まあその、メガネ色とやって、まあその細かいことは、はい、あの、芹澤さんの方に聞いてくださいですけども、まあ僕が注目したところは、なんか最近ちょうど渡辺美術館でまた新しい展覧会が今始まってて、梅田哲哉展っていうのがあって、これもちょっと面白いんですけど、これのどういう展覧会なのかなと思って、実は結構説明がなかったんですけど。
はい。
ネット上見てたら、SNSを見てたら、埼玉国際芸術祭ぽかった。
ぽかった。
っていう発言がいくつかあって。だから埼玉国際芸術祭って一つのパッケージ化できたんですよ。あのなんかよくわからない、もやもやした感覚を、一つの代名詞ができたって、これ多分何年後とかにも、そういう展覧会に出会うたびに、埼玉国際芸術祭ぽいねってなるっていうのは、なんかこれ一つの分水嶺だったなと思うし、
埼玉国際芸術祭の展覧会のパッケージ化
はい。
芸術祭自体が本当に山ほど開催されてて、
うん。
芸術祭が変わったりとかね、テーマが変わる、キャスティング変わる、これまであっても、パッケージの変わるぐらいはなかったというか、結局なんかコンテンツがちょっと変わるけど、システム上は一緒よねみたいなのが、埼玉国際芸術祭はよくも悪くも目の作品だった。
そうですね。
芸術祭という概念を壊された感じというか。
参加者自体がもう作品の中に取り込まれてる感じがする。
そう。
この手があったかっていう、なんかやられたか、国際芸術祭という名前を付けときながら作品化したなっていうのと、
作品じゃないって言ってましたけどね。
うーん。
でも作品だと思う。
あれは目の作品だと思う。
なんかアートツアーやったんですよ。
で、皆さんで行ったとき、2回目に行ったときに、面白かったかな。
スケーパーの話。
はい。
「あなたのアートを誰に見せますか?展」の個性的な作品
スケーパーがいろいろ。
スケーパー研究所っていうのがあって、内覧会で初日に見たときにはスケーパー研究所に報告がまだなかったんですよ。
はい。
いろんな報告があるんですよ。
埼玉の街中でこんな人見かけたとか、あれは怪しいとか。
いっぱい貼ってある中に、一個衝撃的だったのが、埼玉のどっかの市内でトカゲに似た小さな生き物を見かけましたっていう。
あれはもうスケーパーじゃなくて、多分ユーマだと。
埼玉についになんか、謎の生命体まで貼ってある。あれは目の仕業じゃないはずだけど、そういう報告もされてる。
人間ですらない。
人間ですらない。恐ろしいの、埼玉はと思って。それも含めて。
これは今年にだけじゃなくて、一つのパッケージとしてすごいものができたなっていうのは、埼玉国際芸術祭かなということで、ちょっと紹介したかったなって気がします。
じゃあ、羽生結弦さん、二つ目をよろしくお願いします。
そうですね。二つ目もやっぱりお二人を意識して持ってきたのが、8月に東京藝大の芸能での陳列館で展示された、あなたのアートを誰に見せますか?展です。
何かやりなかった人とかありますか?
それは荒木夏実さんがキュレーションしていて、出展する機会に、青山悟さん、小林雅人さん、あとちょうど去年、マリビウス館で展示した、スザンヌ・レイ氏だったりとか、これです。
これです。
出展していて、本当に会場自体がちょっと日本っぽくないというか、いわゆるエグギビットスペースみたいな感じになっているし、でも作品も、
例えばカビをテーマにした作品が、岡田佳生さんって方なんですけど。
カビ?
カビなんですよ。
なかなか美術館では展示しちゃいけないものですよね、普通に考えたら。
本物のカビが展示されている。
本物のカビが展示されている。
カビを使った作品が展示されているので、しかも大きいんですよ。
息吸わないようにしないと。
もちろん、収容品の奉仕とかいかないように。
そうなんですよ。
バチロワれていて。
あと、メラニ・ボナユっていうウランダのアーティストが、映像作品なんですけど、なんかもう、男性も女性も、黒人も、
白人も、いろんな人が絡み合っているような。
映像作品ですよね。
映像作品ですよね。
それで左側で、結構倫理的にどうかとか、あるいは森美術館でこれでにしちゃったら炎上しちゃうんじゃないかみたいな。
そういうものが多かったんですね。
ギリギリを攻めて。
ギリギリを攻めて。
どうなのか、どうなのかって。
そうですね。
あなたのアートってことは、誰かのコレクションってことなんですか?
いや、これもう、アレキさんが集めた、キュレーションしたもの。
キュレーションしたものなんですが、結構元々アレキさんと青山さとるさんが意気投合して、展示したり。
小林茉麻さんは芸大の先生もやっていて、この3人を中心に企画が始まったので。
青山さんの新作のタバコのやつが。
そうなんです。結構テーマが、やっぱ愛がテーマで、元々小林茉麻さんがラブゼミっていうことを自分のゼミでやっていて、入ってきた。
芸大の若い新入生たちに、自分の描いた絵を、愛する誰かに送り届けることをミッションとして課題を出すんですね。
それは別に、死んでいる人でもいいし、犬や猫でもいいし、トカゲでもいいかもしれないし、アニメキャラクターでもいいし。
何を持って届けたとするか、やっぱり届けようと思うからこそ、絵に対して力が入る。そういうミッションを課すようなものがあって。
本当に、愛って何だろうっていうことを、考えさせられる展示だったんですね。
回帰もちょっと短めだったんですね。
そうなんですよ。見てみたかったです。
もうね、19日ですもんね。
いや、すごい攻めた展覧会、これは。
はい。
じゃあ、まるさんいきますか。
はい。
ジャムセッション、石橋財団コレクションの、かける山口明、ここへ来て山にやまれるサンサシオン。
はいはいはい。
これは、私も超好きでした。
その理由、理由。
山口明さんらしいさが、もう全面に出てて。ジャムセッションなんで、いつものこのシリーズで。
これまでも、森村康真さんとか、小池智子さんがね、やってきましたけど。
アーティーゾーンのコレクションと、現代の作家のコラボっていう感じで、山口さんは、セッシュとセザンヌ。
うんうん。
選んでて、あの、たんですけど。例えば、セザンヌの、あの、サントヴィクトワールさんの、あの、絵の筆致を、こう、模写しながら分析して、ご自身で分析していて、あの、これは、あの、よくセザンヌは、キュビズムのソって言われて、こう、なんか円形に、円柱形に、描いてるって言われるじゃないですか。
うんうん。
で、なんか、それ、そうじゃなくて、こう、ギリギリで、こう、引き返し、ん?引き返してる?っていうか。
うんうん。
だから、その、すっごい細かく分析して、結果、キュビズムじゃないっていう。
その、プレイヤーとして、やったら、分かったら、そういうことだったっていうことだね。
そうそうそう。っていう分析をされてて、まあ、そんよそコラの評論家よりすごいなって。
あー、山口さんのね。
思ったし、その、ピカソとか、あの、ブラックは、あの、誤読してしまったって。
誤解してしまって、その、キュビズムを作り出したんだっていうことを言ってて。
これは、新しい、なんか、一つの業になるんじゃないかなって思ったので、目から鱗だったし。
うん。
うん。同じように、青春の、あの、筆致とかも、研究なさってて、あの、それがね、また、私、これ、2回行ったんですよ、展覧会。
それ、それ、2回行って。
そう。っていうのは、の、プレスナエランの日は、まだ、準備中だった。
山口さん、間に合った試しがないの、初日に。本当に真っ白。まあ、いくつかできてたけど。
だから、俺は、その話は、知らないの。
そうそうそう。
1日目しか見てないから。
1回目だけだと、まあ、面白いんだけど、ふーん、みたいなところが、もう、かなり終盤に行ったんで、分析、めちゃくちゃされてて、真っ白だったところに書き込まれてて、っていうのが、もう、最高だった。
そうか。それは、1回目じゃないとね。
いやー。
終盤以降じゃないとね。
はい。
うん。
それほどでも、去年もアーティゾンのジャンプセッションを選んでるでしょ。
そうなんですよ。
二冠だね、これ、まるさん、今年。
大好きです。アーティゾンさん、ありがとうございました。
仕事取ろうとしてんのか。
お願いします。
塩倉、もう、今年、最後ね、まあ、すごい悩んだんですよ。実は、もう、ぶっちぎり1位は、ポケモン×工芸。
うん。
面白かった。
面白かった。面白かったし、ただ、まあ、本当にもう、なんだろう、なんだろうと。内容も面白いし。
面白いし、キャスティングも素晴らしいし、それから、みんなが楽しんで作ってるのも分かったし、すごい楽しかったけど、まあ、この展覧会は、巡回が決定しましたので、国内ね。だから、来年以降もやるから、今日は外しました。
で、選んだのが、まあ、すごい悩んだんですけど、禰豆美術館で開催されていました、北総書画成果。
いやー。
という展覧会。今年を自分なりに2023年に総括したときに、今年の展覧会の傾向は何かなと思うと。
ねず美術館の伝説的展覧会
国内外からたくさん集めてきました系展覧会が多かったなっていうのが、傾向なんですよ。
うんうん。
それこそ、国立西洋美術館でやったブルターニュ展とか、尊保美術館のブルターニュ館、それから、河村記念美術館の南仏展とかも、国内のから集めてきました。尊保美術館はちょっと違うけど、国内の美術館から色々と集めてきました。
はいはい。
大和絵展も、色んな大和絵集めてきましたとか、結構、色んな国内外から集めてきました。
色んな経営が今年多かったんですよ。何か1個の美術館からドンと来るっていうのが、多分コロナの影響とかもあって、多分この傾向は今後も増えていく気がするんですよ。色々と集めてみましたね。
その中で、じゃあ一番良かったというか、一番頭向けさは何かなって考えると、禰豆美術館の北僧昭和戦か、北僧時代の作品だけは集めて、メトロポリタンからも来て、で、李孝基っていうね、中国の作家さんが3点集まりました。
その3点だけでもすごいんだけど。
すごいすごい。
それがメインだって言ってて、オープニング行ったら、孤人像の紀宗皇帝が描いた猫図と、それから桃鳩図、国宝になってるやつ。これが後半の3日間ずつ出しますみたいな。こんなすごいものを、だから隠し玉まだ持ってたみたいな感じで。
とにかくすごいことをしてる。だから地味は地味で、絵としては見てもなんかこう、茶色い絵だなみたいなものは重いけど。だから良さがね。
あっという間に見て華やかではないけれども、よくぞこれだけ集めてきたなっていうふうなことを1ヶ月しかやらなかったし、展覧会のね、あのキャッチコピーがきっと伝説になる。そのきっとっていう、なんかその控えめな感じもいいなっていう。
そのねずさんがね、これは伝説の展覧会だと言わないと、きっと伝説になる。
あー素敵。
そう。そのも含めてやっぱり、今年は俺らもねず美術館のこれは、伝説になる展覧会だろうなと思う。
確かに。
だから後々振り返った時に。
うん。
彼の友人がわざわざ見に来てた。
あーやっぱそうなの。
あ、あとそうそう。まるさんとさ、これ内覧会の日一緒だったの。
はい。
中国の見たことないようなインフルエンサーっぽい。
うん、YouTuberみたいなの。
YouTuberみたいなのがノリノリで写真撮影してた。
そうそうそうそう。なんかあれ。
大富豪みたいな。なんか。
Tシャツ、ペロペロのTシャツみたいな。
ペロペロの、なんか肩が。なんか自撮りみたいなのしてて。ねず美術館で見たことがある。それぐらい中国の人も注目してるってな。
すごい人なのかなとか言って。
そう。逆にね、こんなとこ、あの格好で来るということは?みたいな。それも含めてね、今年は僕はねず美術館でね、東京の正解を選ばせていただきました。
ちなみに花崎さんにですね、NRIアート部メンバーの刺さった美術展2023年をアンケートしてもらいましたということで、ちょっと触れましょうか。
お願いします。
はい。
DFC河村記念美術館のクアルバースの授業
いろいろとある。あ、はいはいはい。DFC河村記念美術館の女性クアルバースの授業。
面白いパスカートで。
それからやっぱ東京都現代美術館のクリスチャン・ディオール。
あ、今年のね。
そうなんだ。
それから国立新美術館の西国境宇宙医、名古屋市美術館の福田美安で。あ、これも僕行ってきました。
そして、マグニットの美術館に行ってきました。
ちょっと待って、ランキング順なんですか?
あ、全然ランキング順じゃなかった。
マスベガスではレディー型の衣装展があって、すごいな。
バストン系多いですよね。
アートセンターバグ、八重洲のね、できたばかりの雨宮さんの展覧。
雨宮9位といいですね。9位といいか。
それからベネッセのアートサイト、直島行かれた方とか、豊島美術館行ってるとかね。
皆さんでも本当に積極的に行かれてるし。
世界中のいろいろが。
でもここにだからモネテンとかマティステンとか入ってきてないところが、みんななんかちょっとツーだね。
誰もかぶってないってすごいですね。
これはすごい。
それから今回なんと。
はい。
リスナーさんの皆さんも良かった美術館の美術展の感想をツイッターとインスタグラムでハッシュタグ、刺さった美術展2023をつけて投稿してくださってます。
早速ご紹介したいと思います。
バーターさん、門川武蔵野ミュージアムのタグこれ現代アートはわからんねが刺さった。
ブラックキューブの展示室が集中できてキャプションも読みやすかった。
特にスーパーフレックスのいつのThe end of the world?
が良かった。この展覧会がきっかけで現代アートに興味を持てたということです。
田口コレクションですね、いわゆる。
これは俺も確かに面白い展覧会だなと思いました。
キャプションがコレクターの目線で書かれてて、本音が書かれてるの。
どんな感じ?
だからね、それこそ売った人のコメントとか、売ったというか、田口さんについてる人。
アドバイザーの。
そう、アドバイザーの方がこれを勧めましたよとか、こういう理由でこれを買いましたよとか、
これはこういう理由で気に入ってますとか、値段とかもちゃんと書いてあってね、ものによってはね。
だからコレクター目線だから、これ美術館の学芸員さんだと、そこは触れちゃいけないところを結構書いてました。
それがいいなっていうのと、もう一個すごい面白いなと思ったのは、黒い展示室の真っ暗。
柵に浮かび上がってるんですよ。壁にかかってるというよりは、
本当にこう、たぶんワイヤーみたいなのが浮いてる状態なんだろうけど、作品の後ろ側にキャプションがついてる。
横じゃなくて、だからその作品の真後ろに回るっていう。
じゃあ、作品だけに見て、キャプションを先に見て、予備知識があって。
じゃなくて、この見た後に、どういう作品なんだろうと裏に回ると書いてあるっていうのは、
すごい、だからこの展示の仕方も発明だったなと思いました。
思って、きっかけで現代アートに興味を持てたっていうのは、分かりますね。
へー。
すごいいると思います。
はい。じゃあ、続いて黒三津さんからです。
はい。
小島美術館のボーダレスドールズ
小島美術館で、ボーダレスドールズ。
ありましたね。人形というか、人を模したものに込められる、しばしば秘められがちな、常年の多様性がテーマと言えるでしょうか。
人形という膨大&深淵すぎるジャンルながらも、印象的な作品をいくつも紹介しているので。
うんうんうん。
ということですね。これ、攻めてましたね。
これは攻めてない。
うんうん。
そうね、これを見に行って、面白かったですね。
これ、面白かった。呪いの平安時代の人形から。
スターパガネーションの呪いの木の人形から始まる。
村上さんのね、友ちゃんまで。
最後は、ラブドール。
あ、そうだ。
18歳以下いけないやつね。
うんうん。
黒三津さんの展覧会
夏休みの展覧会か、思えない展覧会をね、黒三津さんの方がされているのが、非常に興味深かったですね。
はい。ですね。
うん。
まあ、皆さん、やっぱそういう。だから、こちらでもね、やっぱ、モネ展とか入ってこない。
入ってこない。
まあ、人が入った展覧会、いっぱいありましたけどね。うんうんうん。
ということで、まあ、皆さんのね、いろんな聞けてよかったですし、まだまだ紹介ね、仕切れてないというかね。
話してたら、たくさん思い出してた。
そうそうそう。ずっとやりたいぐらいですけどね。まあ、生配信ということですから。はい。
はい。
はい。ということで、花坂どうでしたか?
そうですね、なんかこう、それこそスライドなしで話すって、あんまりないので。
プレゼンのプロですもんね。
なんか、ちょっとドキドキしながら話したくなりましたね。
いや、でも楽しかったです。
いや、本当に。
うん。さあ、ということで、真愛さんもどうでしたか?今年1年振り返って。
うん。あっという間で、年取るとどんどん早くなるって言いますけど、それを実感しております。もうあと11日。
そうですね、11日。そしてこれ、配信だと12月27日配信予定ですから、もう5日ぐらい。
やばいやばい。
5日切ってるのか。はい。ということで、本日の配信は以上となっております。来年のね、皆さんが良いアンケートの出会いがあることを願っております。ということで、
まだ自分たちが刺さった美術展あったなって人は、この後もね、確保いただいて、1月号ぐらいでまた言えると思いますので、これを聞いた上で、あ、私これだったよって方は、ぜひぜひ確かに。
はい。感想とかでもいいですし。
受けていただけたらと思います。ということで、皆様、良いお年をということでございますね。
はい。良いお年を。
はい。良いお年を。
はい。
はい。この番組は不定期配信です。各種ポッドキャストサービスへのフォロー、購読をお願いいたします。
感想、ハッシュタグ、そろそろ美術の話。
今後聞きたいテーマやゲストは、番組ウェブページまでお願いいたします。