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おでんを食べている時に、ふと、これってカテゴリなんだろう?って思ったんですよ。
まあ和食ではあると思うんですけど、肉とか大根とか入ってるから、サブカテゴリで言うとなんだろう?と思って。
でも僕にとって、おでんって結構、練り物がメインの食べ物で、あいつらって魚からできてるじゃないですか。
だから、もしかしたらおでんってシーフードなのかもなって思いました。
おでんだっておしゃれをしたい!そぼろげ!!色丼ラジオ。
改めまして、こんにちは。この番組は、1週間のちょうど真ん中、木曜日の正午にお届けしている、ひとりがたりのポッドキャストです。
ライターで、ものづくり工房、兵島共同特工所の管理員であるアサノが、
仕事のことや遊びのこと、真面目なことや変わったことなど、毎回2つのトピックについて取り上げ、異色丼のように味わっていく番組です。
まあスーパーに、おでんセットみたいなやつが売ってるんですよね。
袋に入ったやつを開けて、何種類か入ってて、
さらにそこに適当にカットした野菜とかをプラスして、
食べると、まあそれだけで結構満足感のある夕飯になるっていう感じで、
ちょっと足りなかったら、安いうどんの玉とかを入れると、お腹にも溜まるっていうので、すごい重宝してるんですけど、
なんかおでんで結構いい食べ物かもしれないですね。あんまり夏に食べるイメージがないんですけど、冬にはこれで活躍できそうだなという感じです。
それでは今週もいってみたいと思います。
年明けからお小遣い帳というか家計簿をつけるようになって、
それに付随していろんな変化が起きました。
単純に食費使いすぎだなーみたいなことを思って、外食の量を減らしたりとか、
あとはこれまで毎回朝起きて一番近くの喫茶店に行って作業するみたいなことやってたんですけど、
それもまあ1回300円とか400円で、かける平日5日かける1ヶ月分とか考えてると、まあまあ別にバカにならない金額だなーっていうのがあって、
で、それと去年1日1万歩歩くっていう目標でやったんですけど、
結局ね11月ぐらいに1回その連続記録が途絶えて、今はまあだいたい7000歩ぐらいを目安に動いてるっていうこともあって、
朝無理やり動かなくてもいいみたいなこともあって生活がシンプルになったというか、
朝起きてコーヒーは全然飲むので家でひいたりドリップバッグ入れたりとかして飲んでるんですけど、
全体的に外食の機会が減ったというのが最近の変化です。
でまあその分たまに外食する分には失敗したくないというか、
なんかせっかくだからいいもん食べたいなーみたいな気持ちが湧いてきて、
なんかね前話したすごいビジネスマンみたいな人が、
俺はもう1日1食しか食べないんだよとか言って、
え、なんで?え?みたいな。
で、おいしいもんにそこに全力をかけたいみたいなこと言ってて、
3食食べんじゃなくてもう1食だけすげーいいものを食べるみたいな、
その方が幸せじゃないですかとか言ってて、
すげー発想だなーとか思ったことがあるんですけど、
で僕の場合はもちろんまあ家の近くでおいしいご飯食べることもあるんですけど、
取材とかで遠出した時というか移動した先で何か食べたいみたいな、
そういう土地らしいものを食べたくなることが結構あります。
まあ最近はちょっとその地方出張みたいなことはそんなに多くないんですけど、
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割といろんな場所、都内いろんな場所行ったりするので、
そこでなんかせっかくだったらチェーン店じゃないところ行きたいなーみたいな気持ちになったりもします。
でちょうどこの前えっと新橋に行く機会があったんですね。
乗り換えでゆりかもめに乗る、でゆりかもめから降りて帰る途中の新橋駅で、
で新橋駅前というか地下街というかビルってすっげーなんかディープっぽいところで、
東京の昔からあるビルで、
ちっちゃい飲食店とか4人ぐらいしか入れないバーみたいなものがぶわーっと並んでる、
すごいここにどんくらい通えば馴染めるんだろうみたいな、
そういう失礼の飲食店街があるんですけど、
取材を終えて6時とか7時ぐらいかな、そろそろ帰ろうかなーって時にちょっと小腹が空いたと。
でせっかくこっちまで来たんだし何か食べたいなーと思って、
でもバーに行くっていう感じでもないし、
クレカが使えるかわかんないしみたいなところでちょっとさまよっていて、
最終的にたどり着いたのがトンカツ屋さんだったんですね。
トンカツかーと思って。
トンカツって基本万事美味しいじゃないですか。
であと僕だいたい1週間のちょうど真ん中、
これを配信している木曜日を個人的に平日の休みにしていて、
というのは週末、金曜日と自分の工房を運営しているので、
そこで休みを取らないとハゼてしまうなという感覚があったからなんですけど、
でその僕にとっての休日である木曜日なので、
いわゆる花禁というか、水曜日の夜はちょっと贅沢してもいいかなみたいな気分になって、
トンカツを食べようと。
かつ定食は普通にあるんですけど、
最近なんか吉野家とかで昼間っからビール飲んでる人見ていいなーってすごい思ったことがあって、
あと瓶ビールをみんなでつぎながら飲むみたいなことの良さをかみしめる機会がありまして、
あそうかトンカツ定食プラスビールで行ってみようみたいなことを思ったんですね。
でなんかね、そこのお店は結構こじんまりしてて、
ほんとカウンター何席とちょっとテーブルが何席かみたいなぐらいで、
新橋駅前のビルの片隅にこっそりとやってるみたいな感じで、
店員さんも2人ぐらいかな。
注文を受けて黙々と作ってはいようみたいな感じで、
多分だいたい仕事帰りのビジネスマンの人とかが黙々とスマホを見たり、
本を読んだりしながらトンカツを食べるっていう渋めのお店なんですよね。
そこで一番安いローストカツ定食とビンビールを下さいと。
合わせて1350円ですね。
まあほどほどの、ちょっと一食としたらちょっとあれかもしれないけど、
まあちょっとした晩食としてはいいじゃないかという感じで。
で早速ビール届いて一杯飲んで、
でトンカツが届いて食べ始めたらなんか完成したなーって思っちゃったんですよね。
別にネガティブな意味じゃないんですけど、
あのーめちゃめちゃ美味しいというか普通に美味しいんですけど、
最高のトンカツは感動したみたいな感じじゃないんですけど、
しみじみと食べ、白米に行きビールを飲みみたいな、
あーなんかほどほどの満足があるなーっていうか、
元気が出るなーみたいなことを噛み締めていて。
あと基本僕晩ご飯そんなにいつも酒を飲んでるわけじゃないんですけど、
トンカツ定食にビールが足されると、
トンカツ行ってご飯行くのか、あるいはビール行くのか、
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はたまたキャベツか漬物かみたいな、
なんかそういう迷いというか、
なんかネクストバッターズサークルに誰を配置しようみたいな、
そういう迷いが生まれて、
これはちょっと新鮮で楽しかったなーっていうのと、
あとね、トンカツ定食の味噌汁ってしじみが入りがちだと思うんですけど、
あのしじみの中身を食べるかどうかで意見が分かれるらしいんですよね。
僕は割と食べる派だったんですけど、
そのしじみの身はちっちゃいから無視するというか、
まあ出汁が取れれば十分という考え方もあるのは理解できるんですけど、
ここにビールが加わってくると、
しじみがつまみとして立ち上がってくるというか、
もう一つの選択肢として立ち上がってくるので、
これもまたいい発見だなという感じでした。
そんな感じで結構素敵な時間を過ごし、
最終的にちょうど1350円で、
財布の中に現金がちょうどね、
1400円ぐらいだったんですよ。
カードとか電子決済の準備は僕にはあったんですけど、
ちょっと使えるかわかんないというドキドキ感もありながら、
その現金のちょうど良さと、
トンカツ定食プラスビールのちょうど良さが相まって、
すごい良い夜が始まったなみたいな感じがあったんですよね。
その時に思い出した漫画が二つあって、
一つはトンカツDJアゲ太郎という、
これはね、ジャンププラスっていうアプリの、
すげー初期に連載していた漫画ですね。
トンカツDJアゲ太郎っていう名前の通りなんですけど、
トンカツ屋で働く少年が、
とあるきっかけからDJに出会い、
トンカツとDJの間に神話性を見出して、
渋谷の街を盛り上げていくっていう、
これは僕が冗談で言ってるんじゃなくて、
本当にそういう漫画なんですけど、
トンカツを揚げるのと風呂を揚げるのは一緒だぜとか、
このBPMはキャベツを切る音のBPMと一緒だとか、
次にディスクを選ぶ動きは、
トンカツを食べ、ご飯を食べ、キャベツを食べるこの動きと一緒だみたいな、
もうなんかむちゃくちゃな理論なんですけど、
なんか読んでるとすごい納得感があるっていう、
騙されたような気分になって読み始めると、
すごいあのイラストも小山雄二郎先生っていう軽妙なというか、
けどおしゃれなみたいなその感じと相まってスルスルと、
なんかひたすら読んでしまうっていう魅力的な漫画で、
このトンカツ、ネクストチョップスティックをどこに置こうみたいな感じっていうのを
ちょっと思い出したっていうことが一つ。
で、もう一つがおいしん坊ですね。
で、これは僕が漫画を読んだというかなんか、
いわゆるにちゃんのコピペというか、
有名なネットミームとして知ってるぐらいの感じなんですけど、
このセリフですよね、
なあ学生さん、人間そんなに偉くなることはねえ。
ちょうどいいってものがあらあ。
いいかい学生さん、トンカツをな。
トンカツをいつでも食えるようになりなよ。
それが人間偉すぎもしない貧乏すぎもしないちょうどいいぐらいってことなんだ。
っていうセリフを僕はツイッターとかで見たことがあるんですけど、
調べてみるとですね、これはおいしん坊の漫画やアニメの
トンカツボジョーっていう話の中の名セリフらしくて、
なんかすごい納得感がありますよね。
トンカツってまさに僕がそうしたように、
毎日食べるもんでもないけどなんかちょっと変化が欲しいというか、
みたいなときに食べたくなるものだなと思って、
それを食べるときにまあちょっとビール一杯分ぐらいとか、
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エビフライを足してみようか、みたいな選択肢が取れるっていうことの
程よい満足感みたいなやつが満ち満ちていて、
すごい良い晩酌というか、日常にひと味加わったという感じで良かったです。
2月に入りました。
2020年の1月はですね、
毎週うまくこのポッドキャスト更新できたのと、
あとなんかノートの自分のアカウントで、
毎週末に1週間の振り返りみたいな日記的なものを書き始めて、
なんか記録マンみたいな感じになりつつあるんですけど、
一応仕事も工房の上も割と忙しくさせてもらって、
結構充実した1月だったなと思うんですけど、
そうやって仕事とか生活がうまく回り始めた一方で、
なんかちょっと変化が欲しいなみたいなことを感じることもあって、
マンネリっていうほどじゃ全然ないんですけど楽しくやってるし、
なんかこの変化を求める体があるなっていう気配を感じていたんですね。
で、これ僕コロナ前というかコロナの突入するぐらいの時に、
なんか同じようなことを感じていて、
確か新社会人始まって1年か2年ぐらい経って、
で、家にこもりがちになって全く変化がないと、
このままではなんかちょっといろんなことへの興味が連れていって、
ちょっとほどほどにつまらなくなっていくしかないんじゃないかみたいな恐怖感を覚えたことがあって、
で、自分の興味の枠を広げるためにも、
なんかやった方がいいんじゃないかと思った時期があったんですね。
で、それでたまたま読んだ書籍で、
日本放送のアナウンサーの吉田ひさのりさんという方、
通称ヨッピーさんの本を読んだんですね。
で、それが没頭力、なんかつまらないを解決する技術っていう本があって、
まさにこのなんかつまらないっていう感覚ですよね。
それを解決するための手段が、
手段別にノウハウ本ではないんですけどいろいろ書いてあって、
覚えている一説は、
1日のうちちょっと4%だけ努力してみると、
それがどんどん良い方向に変わっていくぜみたいなことが書いてあったんですよ。
4%って25分の1、
1時間にも満たない時間、
ちょっといつもと違うことをやってみると、
それが何かのきっかけになるだろうというようなことが書いてあって、
ほー、なるほどねーと思って。
で、僕は素直に、
そうかそうか、なんか4%分変なことをすればいいんだというか、
自分のやったことないことをすればいいんだと思って始めた企画があって、
それがですね、えっと、
イレギュラー365、
毎日一つの非日常っていう風に、
自分はタイトルを付けてやっちゃうんですけど、
これ何かっていうと、
ほんとの1日1個だけ、
いつもと違うことをするっていうルールを自分に生かしたんですね。
で、その1日1個変なことっていうのは別に何でも良くて、
横断歩道の白いところしか絶対に踏まないとか、
始発で起きて会社に行ってみるとか、
意味もないのにグリーン車に乗るとか、
あとなんかね、すごいいっぱいあって、
ポケットに手を突っ込まないとか、
昼間にステーキを食べたり、
コインランドリーに置かれた本をちゃんと読んでみるとか、
いっぱいありますね。
えーっと、
良いかつお節を買う、
素晴らしいフルーツサンドを食べる、
あたりで多分、
ネタ切れとかも多分もちろんあって、
階段と平行に歩く、
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固形物を摂取しない、
海苔の佃煮を作る、
エトセトラ、エトセトラって感じですね。
これ、やってた時期あって、
ナンバー89ぐらいまで頑張ってたみたいです。
確かどっかのタイミングの年始に始めて、
3、4ヶ月やって、
ネタ切れになった感じだと思うんですけど、
おそらくね、
コロナの時期だったので、
移動があんまりできなくて、
自分の自宅の近辺でできることに終始した結果、
ネタ切れ感というか、
無理が生じてきたんだなと思うんですよね。
でもこれやってた時期、結構楽しくて、
何かっていうと、
そういう普通の人っていうか、
普通に来てたら始発で起きて会社に行くとか、
まずやんないじゃないですか。
乗る必要のないグリーン車に乗ることもなくて、
でも何かそれをやってみると、
自分の知らない扉が開く。
というとちょっとオシャレすぎますが、
こういう世界があるんだみたいなことに気付けるんですよ。
個人経営の本屋さんに行くみたいなこととかもやってて、
それって普通に散歩してて気になったお店とかって、
皆さんももちろんたくさんあると思うんですけど、
あえて行くために勇気というか、
踏み出す必要があるじゃないですか。
そこの心理的コストを払うのがだるくていかない、
いつも通りの暮らしにまた回帰するということがあると思うんですね。
でもこれをやってた時期は、
自分の中でそれを1個必ず1日変なことやらなきゃいけないというルールにしてたんで、
ここ気になるけど行きづらいなって思った時に、
いやルールだしっていう別の自分が現れて無理やり過答してくれるんですよね。
そっかそうだよな自分で決めたからしゃーないよなって言って踏み出すと、
意外といいじゃんとか。
これをやってすごい後悔したこととかっていうのはほとんどなくて、
自分の位置じゃなくて仕方なくやってるからできるんですよみたいな、
そういう枠組みを作ったのがすごい結構初めだったなと思って、
振り返ったりしてました。
そういう取り組みを思い出して、
ちょっと新しいことを久々にやってみるかと思って、
全然ちっちゃくていいんですけど、
僕はこの前公園で本を読んだりしてみました。
お昼にちょっと散歩に出かけて、
そのまま公園のベンチに腰掛けて本を読むって。
映像とかでは見たことあるけど意外と自分はやったことないなと思ってやってみたんですけど、
やっぱこれも発見がすごいあって、
まず昼間の公園は結構意外と人がたくさんいてですね、
みんな腰掛けてるんですけど、
ベンチの数って限りがあるから、
意外とベストポジションを抑えるのには戦略が必要ってこととか、
この人の隣に座ったら気まずいだろうけど、
あそこがいいんだよなーって俊々したりとか、
あとはね犬がいるなーとか、
面白かったのは公園って時計がでかいから、
すごい見やすいんですよね。
いつ頃帰らなきゃいけないみたいなことを気にするときに、
スマホを出さずにパッパッと見て、
あ、そろそろだみたいなことがわかるとか、
あとは日差しによって見えやすい、見づらいがあるみたいなこととか、
すごい本当一つ一つは大したことないんですけど、
いつも通り過ぎてる光景がそうやって見えるんだみたいな変化があったのは、
すごい面白い出来事でした。
そんなことの積み重ねで全く持っていいと思うんですけど、
意外としょうもなくても1個変わったことをやる。
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4%ってかこれ多分1%くらいかもしれないですけど、
日常から逸脱するみたいなことは、
チャレンジしてみるとちょっと彩りが増えるかな、
みたいなことを思い出したという出来事でした。
1日を過ごした最後の3時間とかでも、
ちょっと別の体験をすると、
なんかいい日だったなって思えるっていうのは、
お得感があっていいなと思うので、
ぐだーっと過ごす前にちょっと変わったことで、
テクを入れてみるっていうのは、
割と自分の暮らしを楽しむための方法なのかもしれないなと、
そんなことを思った1週間でした。
ソボロゲニ食堂ラジオは毎週木曜日の正午に配信しています。
また来週元気にお会いできたら幸いです。
それではさようなら。