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2025-02-01 44:52

#126 ドタバタものづくり! ! トースターをゼロから作った男の話【科学系ポッドキャストの日】

科学系ポッドキャストの日

共通テーマ『ドタバタ』


イギリスのブロガーがゼロからのものづくり

トースターを作るために、鉄鉱石を掘りに行く!? ものづくりのドタバタ喜劇をご紹介!!


【ホスト番組】

けーちゃん×まーくんのドタバタグッドボタン

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サマリー

このエピソードでは、トーマス・トウェイツ氏がゼロからトースターを作る過程を追い、彼の挑戦や独自の視点が紹介されています。トーマス氏はトースターを作るために必要な材料を調達し、鉄鉱石を精錬して鉄を作り出し、それを加工する試行錯誤を重ねています。また、プラスチックの入手の難しさや廃棄プラスチックの再利用についても触れ、ドタバタのものづくりの様子が描かれています。彼はものづくりの背後にある見えないコストや環境への影響を考え、科学や技術の進歩が先人の功績に依存していることを示しています。トースターの製作を通じて、ものづくりの大変さと楽しさについて語ります。

科学系ポッドキャストの日の企画
どうもしぶちょーです。ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、東大阪機械製業の提供でお送りします。
今回は、科学系ポッドキャストの日という企画に参加させてもらっています。
この企画は、科学系ポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みです。
毎月、この企画の共通テーマを決めるホスト番組があるんですけど、今月のホストは、けいちゃんまーくんのドタバタグッドボタンさんです。
天然けいちゃんとおしゃべリストまーくんがドタバタグッドボタンな日常をプレゼント。けいちゃんまーくん2人が織りなす科学反応をとくとご覧あれ、お聞きのあなたに漏れなく元気くんをあげるよ。
という番組でございます。この2人が織りなす軽快なトークのテンポがね、すごく気持ちいい番組で、ドタバタの名に恥じるね、明るい番組となっております。
そんなドタバタグッドボタンさんがあげた2月の共通テーマがこちら、ドタバタとなります。
科学の発展におけるドタバタ劇、実験中のハプニング、そして科学者の日常ドタバタエピソードなどを語ってくださいというテーマです。
今日は、このドタバタというテーマにふさわしい本をね、一冊紹介します。
ドタバタものづくりって言ったら私の中ではね、もうこの本なんですよ。私もね、大好きな本です。
これはイギリスの面白ブロガー、トーマス・トウェイツ氏の著書、ゼロからトースターを作ってみた結果です。
この本ね、めちゃくちゃ面白くてドタバタなんですよ。
よくさ、1から自分でものづくりしましたとか言いますし、私もそういうものづくりしますけど、このトーマス氏は本当にゼロからものづくりがしたいと思ってしまったんですね。
そして制作のテーマとしたのが、パンを焼く、どの家にもあるようなトースターです。
じゃあこの人、最初に何をするかと。ゼロからものづくりなんで、じゃあまず何作ろうと。まず物を作るための材料が必要ですよね。
そう、金属。必要ですよね。じゃあ早速、鉄の材料となる鉄鉱石を山に掘りに行こうっていうところから始まるんですよ。
本当にゼロ。何にもないところからトースターを生み出そうとするわけ。そのドタバタ劇がこの本の一冊に載ってます。とんでもない人ですよ。かなりクレイジーです。
そのゼロからものを作った結果が書いてあるのがね、この本なんで。今日はこの本の内容に沿って喋っていきたいと思います。
というわけで今日のテーマはこちら。ドタバタものづくり、トースターをゼロから作った男の話、科学系ポッドキャストの日です。
それでは早速いきましょう。まずゼロからトースターを作ってみた結果の著者、トーマス・トエイツ氏について紹介しますけど、この方は海外の個人ブロガーです。
デザイナーというかね、アーティストの方ですね。いろいろと変わったことをやっていて、言い方を変えればかなり馬鹿げたことをやるのが得意なブロガーです。
例えば本気でヤギになろうとしてみて、その取り組みでイグノーベル賞とかもらってます。
これ全然意味わかんないでしょ。意味わかんないと思うんですけど、人間として普段生きてるけどある日突然、俺ヤギとして生きてみたいと思い立ってですね、どうやればヤギになれるのかっていうのを研究したんですよね。
この取り組みを本になってまして、人間をお休みしてヤギになってみた結果という本が出てます。これもねめちゃくちゃ面白いです。
ただこの本は彼が大学を卒業して社会に出てからの取り組みなんですけど、この取り組みの前、大学の卒業政策として取り組んだものがあるんです。
それが今日紹介するゼロからトースターを作ってみた結果です。
最初に言っておきますけど、今日の私の話は結構この本のネタバレは含んでますんで、もしも新鮮に読みたいという方がいたら、一旦ここで止めてもらって、本読んでから聞いていただければと思います。
いいですか。それでは早速いきますけども、このトーマス氏はね、ある日突然ゼロからトースターを作ってみようということをふと思い立ち、挑戦していくわけです。
そのきっかけもなかなか面白い視点でさ、皆さんも身の回り見てくださいよ。いろんなものあふれてるじゃないですか。手元にはスマートフォンあったりパソコンあったりディスプレイあったりとか机あったりしますよね。
もしこの話を外で聞いてる人はさ、ビルがあったりとか地面にはアスファルトがあります。
あらゆるものが身の回りにあるわけですけど、それって全部誰かが作ったものですよね。そしてそれはもともと何かの素材的なものだったわけですよ。
金属であればもともとは山に埋まってる鉄鉱石だったんです。プラスチックであればこれは地面から掘り出される石油が元となっていて、木なんてね一番わかりやすいよね。
あなたの身の回りにあるその木、どっかの山に生えていた木でしょ。そういう自然のものが回り回っていろいろなプロセスを経て機能のある形として今我々の目の前にあるわけです。
彼が言うにはもうこれが意味不明だと。なぜ山の中の石ころや地面の中の油が今パソコンになったり車になったりして動いているのかと。
こういう根本的な疑問がトーマス氏の中でゼロから自分の力だけでものを作りたいという衝動に変わりました。
この当たり前に目を向けるって非常に面白いですよね。確かに言われてみれば我々が今手にしているものってこれもともと何だったんだろうっていうのめちゃくちゃ気になりません?
それを我々は知らずに使ってますよね。もともと違う何かだったものが回り回って今こういう形で自分の手元にあると。
これ非常に不思議です。そこにトーマス氏は疑問を持ったわけですよ。そしてその答えを自ら体験して学ぶためにトーマス氏はトースターを自分でゼロから作ろうと思い立つわけです。
ちなみにこのトースターっていうのはねパンを焼くトースターなんだけどこれを題材に選んだ理由はそれがあってもなくても困らないものだからです。
材料の調達と製作
生きていくのに必要なものであればやっぱりどんな苦労してでも作るっていうのは当たり前なんだけどあってもなくてもそんなに変わらないような贅沢品これ本当に必要なのかと思うものを人間はどれだけ労力をかけて作ってるのか
そういうこともやっぱメッセージに含めたかったんでそのテーマとしてトースターっていうのがねどうやら最適だったようです。
まあ確かにねトースターがなかったからといっても生きていけないって思うようなねそういう困るものではないですよね。
そういうわけで彼は早速ですねゼロからトースターを作る準備を始めていきます。
このトースターの制作準備工程は原文のままにねちょっと拝借して読みますけど
湖近くの人里離れた森に自転車で向かい 自転車を降りてそれを湖に投げ込む
ポケットからマッチが入った箱とガソリンが入った小さなボトルを取り出す
靴を脱ぎすべての洋服を脱ぎ捨てガソリンを撒いてマッチで火をつける
すべてが焼き払われ森の中で裸の僕がそこにいる
トースターを1から作る準備が整ったってわけです
いやーこれねゼロからってそういう意味なのって感じですよね
いやーぶっ飛んでますよ本当に何にもない状態からトースターを作るんだと
トーマス氏はねこのチャレンジをしようとするわけですよ
だからトースターを作るための第一ステップとしては
まず何も持ってない状態で裸で森の中に立つことね
そして次にやるのは食料と水の確保
その後にも裸だから服も作ってまずねそこまで整えて初めて
トースターを作るための材料を手に入れるための道具を作るための材料を探し始めることができるんです
遠すぎるとものづくりってこんなに大変なのかと
自分でやっておきながらトーマス氏は打ちひしがれてしまうんですね
結局トーマス氏は湖のほとりを全裸で徘徊している最中に
地元の人に警察に通報されて罰金刑に処され
そのままパトカーで強制的に自宅に連行されます
いやこれマジでのっけからドタバタすぎますよね
最高のスタートダッシュですよね
有名な天文物理学者のカール・セーガン氏の言葉でこういう言葉があります
もしアップルパイを1から作ろうと思うなら
君はまず宇宙を想像しなくてはならないと
こういう言葉があるんですけど
この言葉が指し示すように1からものを作ると
何もないところからものを作るというものを突き詰めていってしまうと
最終的にじゃあ宇宙作りましょうみたいなことになってしまうんですよ
局階かもしれないんですけど
でも一個一個掘り下げていって1からとはなんだってやっていくと
最終的に宇宙にたどり着いちゃうわけ
だからトーマス氏も裸で森の中にいてみたいなことになっちゃうから
これじゃちょっと拉致が開かないってことで
じゃあまず1から作るということのルールを定めましょうということを始めます
じゃあ1からってどういう意味かって言ったら
それは原料からという意味として
原料っていうのは土から掘り出されたものを言うと
これでも相当ですけど
だから原料を手に入れて加工して
そこからトースターを作り出すということを
0から作るということにしようということです
そしてもう一つのルールとして
基本的には産業革命以前に使われていたものと変わらない道具を使って
自分でトースターを作るとこういうルールも化します
これは例えば原料だけ山から取ってきて
その原料を工場に加工をお願いしてものを作ったとしても
それは1から作ったことにはならないじゃないですか
それを禁止するためのルールですね
そして最後そもそもトースターとは何か
これも作る側としては定義しておく必要があります
ただパンを焼ければトースターなのかといったらそうではなくて
トーマス氏は店で売ってるようなものでなければならないと定めます
電気を使ってパンを焼いてあと2枚同時に焼けて
焼けたらポンとパンが飛び出してくる
典型的なポップアップトースター
これを自分でゼロから作るんだと
これこそがトースターだと定めて
トマス氏のドタバタゼロからトースター作りが始まっていくわけです
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トースター作りに必要な材料は主に5つです
まず鉄そしてマイカ
これちょっと聞き馴染みないかもしれないんですけど
耐熱剤とか絶縁剤とかで使われる鉱石です
次にプラスチックこれは本体の部分ですね
そして銅これは電気を流すのに必要です
続いてニッケルこれはパンを焼くための電熱性の部分
これニッケルを使います
パンを焼くときに赤くなってるやつね
この5つ鉄マイカプラスチック銅ニッケル
この材料すべて原料から調達
すなわち土から掘ってきて形にしなければならないんです
この時トーマス氏は大学院生なんでね
これもなければ特にお金もありません
ただあるのは彼の半端じゃない行動力と
果てんこうな思考それでゴリ押ししてですね
材料調達に取り組んでいきます
まず鉄ね
これは鉄鉱石っていう石をまず取ってこないといけないんですよ
普段我々が見る鉄ってもともと山で取れる石なんですね
鉄鉱石っていうのはその名の通り本当に石で
鉄を多く含んでいる石ってイメージしてもらえればOKです
この石から鉄を取り出す作業を精錬と言います
コウロっていう熱々の釜で石と石炭と石灰を一緒に燃やしてね
溶けたものを取り出すとそうすると鉄ができるんですよ
それだとまだ不純物をいろいろ含んでいて割れやすいんで
熱して酸素を吹きかけながら化学反応で余分なものを飛ばして
ようやく使える鉄っていうのができるんです
それこそ1200度ぐらいは熱して初めて石から鉄を取り出せるんですね
設備のイメージで言ったら結構大規模なものになるんですけど
例えばモノムケ姫に出てくるタタラバわかりますかね
あんな感じの規模が必要ですね
ちなみにタタラバは砂鉄から鉄を作るための設備で
女の人が一生懸命踏んでいる板あるでしょ
あれは炉の中に空気を送り込むための仕組みなんです
という余談は去っておきですけど
とにかく鉄を作るにはすごい設備とエネルギーがいるんですよ
鉄鉱石の精錬と挑戦
それをトーマス氏は個人でどうにかしてやろうって言うんだから
すごいですよね
まずはとにもかくにも鉄鉱石を手に入れなければならないんで
採掘場にアポを取って鉄鉱石を掘らせてくれて突します
何も考えずにとりあえず採掘場行けば取らせてくれるだろう
みたいな勢いで突するんですけど
結局採掘ってもうやってなかったんですよ
その行った採掘場っていうのはもう観光地として運営されてたんですね
ただその中でもちょっと何とかして手に入れなければならないということで
持ち前の行動力で何とか鉄鉱石を入手しようと試みて
最後には採掘場の経営者が昔掘った鉄鉱石を譲り受けてもらって
それをですね持ってきたキャリーバッグパンパン
40キロ分に詰め込んで帰宅します
こうして鉄の原料の鉄鉱石を手に入れたトーマス地でしたが
さっき言ったようにそれじゃただの石なんで
ここから精錬していく必要があるわけです
ここからは拾ってきたコンクリートパイプを加工して
小さいんですけどオリジナルの航路を作ってですね石炭もちゃんと用意して
そこにもらってきた鉄鉱石を詰めて火をガンガン焚いてですね
加熱していきます
そして一通りの工程が終わると一応そこには何やら
鉄の塊のようなものが現れたんですよ
自作の炉で鉄鉱石から鉄を取り出すってことに成功したんですよ
一応舐めたら鉄の味するし磁石もくっつくから
これは鉄だって言ってその成功を喜んだんですね
このあたりぜひともね本に写真が載ってるんで見てほしいんですよ
結構チープな仕組みながらちゃんとね鉄って個人でも取り出せるんだってことがねわかります
これはね面白い取り組みです
ただこれね失敗だったんですよ
トーマス氏は精錬した鉄を叩いて変形させてトースターのフレームにしようとしたんですけど
この鉄トーマス氏が叩いた瞬間にコッパみじんに砕け散ったんですね
それこそガラスのように
こういう鉄の性質をね人生と言います
鉄っていうのは硬いだけじゃダメで粘り強さっていうのも必要なんですね
人生の高い金属っていうのは強い衝撃を受けてもへこんだりちょっと変形したりするだけで粘りがあるんですよ
一方で人生の低い金属っていうのは衝撃を受けるとそれこそガラスのように砕けてしまうんです
こういう脆さのことを税制と呼んだりもしますけど
トーマス氏が作った鉄っていうのは精錬の工程が不十分だったんで
それ自作でやってるから当然そうなるんですけど
不純物っていうのは非常に多く含んだ脆い鉄になってしまったんですね
やっぱ砕けてしまう鉄っていうのは実際ものづくりの中ではあまり使えないです
でもトーマス氏はね鉄うまくいったと思って調子に乗って
全部取ってきた鉄鉱石をその工程で燃やしちゃったから積みです
手元に残ったのはガラスのように脆い鉄だけ
あとはもともと鉱炉であったコンクリートの塊この2つです
もうね鉄として作っちゃったからね個人ではどうしようもないと積んだと
早くもプロジェクトがトンザだと落ち込んでいたトーマス氏でしたが
ここでなんとね天気が訪れるんですね
何かっていうとズルを思いついたんです
高い柵を探してた彼はですね2001年に出願されていたとある特許技術を見つけます
それが電子レンジを用いた精錬です
なんとね酸化鉄を電子レンジを用いて精錬するって手法が確立されてたんですよ
これもねこの特許だけでもだいぶ面白い試みなんですけど
つまりこれ電子レンジでガラスのように脆い鉄をもう1回処理すれば
その鉄の中から不純物を取り除いてちゃんとした鉄になるっていう可能性があったんです
これはね突破法じゃないですか
でも1個ね問題があるんですよ
電子レンジを使うっていうことはこれねトーマス氏が自分に貸したルールに抵触するんですね
産業革命以前に使われていたものと基本的に変わらない道具を使って
自分でトースターを作るというルールがあるんです
電子レンジはそのルールに抵触するんですよ
じゃあ一体彼はどうしたのかといえば
何かを温めるという行為は火を使おうがマイクロ波を使おうが
その根本は同じで今も昔も変わらない
つまり電子レンジというのは抽象的に考えれば昔からある技術と何ら変わらないのでセーフ
というですねクソみたいな理屈でこのルールを突破します
おい全裸で森を駆け回っていたあの頃のお前はどこに行ってしまったんだトーマスと
言いたいところなんですけど
プロジェクトがトンザするのが一番ダメですからね
自分で作ったルールなんで自分でいかようにも解釈してOKなんです
ということで鉄を細かく砕いてお皿に入れて
その中に余分な成分を吸い取ってくれるような材料を少し鉄と混ぜて入れて
電子レンジにインと
それを25分ほど加熱すれば1200度に達して
入れた他の材料が溶けた鉄と混ざって良くない成分を吸収し
精錬ができるはずなんですが1回目これも失敗なんです
ただこれはプロセスの失敗ではなく
シンプルに電子レンジが壊れたって話ですね
電子レンジって鉄を加熱することができても
加熱された鉄の温度に耐えるようにできてないんですよ
当たり前体操なんですけど
家庭用の電子レンジの中央に1200度に熱された鉄が置いてあったら
そりゃ色々溶けちゃうんですね
ということで1台電子レンジを破壊し新しい電子レンジを買って再チャレンジ
今度は断熱用のセラミックウールを電子レンジの中にギューギューに敷き詰めてチャレンジして
なんと成功したんですね鉄の精錬に
人生の高い鉄をこれで入手することができたんです
ただ1回電子レンジを回すたびにコイン1枚分ぐらいの鉄しか取れないんで
そのプロセスをひたすら繰り返すことで必要分の鉄を精錬していきます
これによって多少ズルはあったものの
トマッシは鉄鉱石から鉄を取り出す
それをハンマーで打ってトースターのフレームの形にするっていうことに
1から成功したわけです
ここまでドタバタしてまだトースターのフレームしかできてないからね
物作りって難しいですね
材料の入手とプラスチックの難しさ
必要な材料は鉄、マイカ、プラスチック、銅、ニッケルと言いましたけど
このうち手に入ったのは今のところ鉄です
残り4種類ね
全部説明すると時間が足りなくなるんで
詳しくはぜひとも本を読んでください
どれもユニークな入手方法で入手してます
ちょっとざっくり説明しますけど
マイカは山に取りに行って
そこら辺にいた酔っ払いのおじさんの導きにより
なんとか入手することができました
銅は銅を多く含む鉱山の水を汲んできて
それを電気分解することで銅を入手したと
このあたりはちゃんと原料から作りました感あるよね
銅の電気分解に関しては
産業革命以前っていうルールにのっとってるかどうか
ちょっと怪しいんだけども
このあたりはいろいろと事情があってこの方法を取ってます
そしてニッケルに関しては
そもそもニッケルの鉱石を取れる山が近くになくて
山に入れたとしても本来入ってはいけない違法な場所で
それをブログに書いたら即日逮捕されてしまうと
だからもうものづくりを取るか人生を取るかっていうね
その究極の二択に立たされているときに
とある国の記念鉱花が99%ニッケル製であるということを発見し
これは原料であるっていう謎の解釈を突然しだして
即その鉱花を入手して
溶かしてトースター用の部品に変えてしまいます
もちろん鉱花を溶かして材料とするって基本的に法律で違法なんですけど
あくまでもその鉱花の国で違法なだけであって
その国に行かなければ何の問題もないと
廃棄プラスチックの再利用
ここはイギリスであるという精神で乗り切ります
もうそのあたりからもうトーマス氏の農機に追われ
かつお金がないという状態で
だいぶルールの拡大解釈が目立ちますけど
とにかくドタバタしながら材料を入手していきます
そして必要材料の最後
プラスチックに関してなんですが
これはこれまで入手してきたどの材料とも違う
非常に難易度の高いもので交渉も苦労します
まずプラスチックって何からできてるかといったら
石油からできてるんで石油を入手しなければいけないんですよ
皆さん石油買えます石油買おうと思ったらどこ行きます
手に入らないですよね普通
石油はねガソリンスタンドとか行ってもらえませんよ
トーマス氏は本当行動力の塊なんで
石油採掘会社に直接電話して
石油をちょっとバケツいっぱい分分けてほしいんですけど
くれませんかみたいな感じで言うんですね
そしてできれば自分で取ってきたいんで
石油採掘場の場所までヘリコプターで連れて行ってほしいと
なんというズーズーしたと
心臓に毛が生えてるなっていうね
依頼を学生の身分で会社側に要求します
会社がもちろんね検討しますと言ったものの
当然その後の連絡はなく
そんな当たり前ですけど
この石油入手作戦というのは失敗に終わります
そもそもなんですけど石油を手に入れたとって
そこからプラスチックを作るっていうのは
個人ではほぼ不可能なんですね
さっき話した鉄の製錬とは違って
プラスチックの生成っていうのは
多くの化学的な反応を起こす必要があります
非常に製作プロセスっていうのは複雑なんですよ
かつ化学反応っていうのは
温度とか混ぜる材料とか分量とかも厳密に管理が必要だし
そもそも単に個体じゃなくて
機体を扱わなければならなかったりと
とにかく個人で作れるようなものではないんですね
それを知ったトーマス氏は石油から作るということを諦めて
自然由来のプラスチックに注目します
それがジャガイモの澱粉です
このジャガイモの澱粉をうまく活かせば
ジャガイモプラスチックっていうのができるんですよ
これでトースターの側を作れないかなと検討します
ジャガイモの澱粉を発酵させることで
PLA樹脂っていうのを作ることができるんですよ
PLAっていうのはポリ乳酸っていう澱粉を主成分とするプラスチックの一つで
3Dプリンター用の材料としてもPLAって結構メジャーです
僕もPLAよく使ってますけども
これは頑張ればどうやらジャガイモから作れるわけですね
このジャガイモプラスチックを用いて
トースターのカバーを作ろうとするわけですが
どうしても自作のものだと安定しなくて
乾燥する過程でバキバキと割れてしまって
使い物にならないんです
トーマス氏は一旦このジャガイモは諦めて
考え方を変えるということを始めます
この考え方っていうのは
どうすれば自分が作ったルールをすり抜けられるかという
つまりズルできるかということですよ
ここでも独自の謎理論を展開し
原料から採掘するルールだが
廃棄されたプラスチックをゴミ山から回収するのは
これ原理的には原料を山から採取すると一緒なりと
こういう理論を展開してですね
灰プラスチックを溶かして使おうという
結構ベタなところに落ち着きます
やっぱプラスチックはね
自分で作るハードルがどうやら高かったようで
これは背に腹をかえられない感はありましたけども
とにかく灰プラスチックの再利用というところでやっていきます
まあねこれ彼の大学院の卒業政策なんで
納期優先です
といったものの単にねプラスチック溶かしてっていうわけではなくて
ちゃんと灰プラスチック工場に行ってヒアリングしたり
取材っていうのはねやることちゃんとやってます
で今回何回かズルしたって言いましたけど
ちゃんとねそのズルの中にも彼なりの思いとか
そこまでに至るストーリーとかちゃんとあるし
メッセージ性もあるんですよ
そこもまたこの本の面白いとこなんで
私はちょっとね概要に沿って伝えるのみですけど
是非ともね詳しく知りたいって方はね
この本読んでください
200ページもない文庫本なんでね
2,3時間でねサクッと読めると思います早い人は
という感じでこんな感じでね
トースター作りの挑戦
ドタバタしながら5つの材料
鉄、マイカ、プラスチック、銅、ニッケルを入手して
これをトースターの部品の形に成形していったわけです
そして組み合わせて完成
つまりゼロからトースターが作れたということでございます
そしてね当然完成したならば
パンを焼かなくてはなりません
それがトースターですから
いざトーマス氏はね
大衆の前でパンを焼くというねデモンストレーションを行います
このトースターに電源を入れた結果
予定通りニッケルが赤く発熱して
パンが焼けそうになったと思いきや
電線が加熱されすぎて焼き切れ
回路が分断されて壊れてしまったんですね
そしてパンを見たところ生焦げてもいないと
約9ヶ月間材料集めとトースター製作を行った結果
トースターはできなかったんですよ
それでもトーマス氏は大きな拍手に包まれたということでした
ものづくりの見えないコスト
ちゃんちゃんというかまあね
結構ね最初大風呂敷広げてるんですけど
だんだん現実的になっていくんですよ
当初はいやもうトランジスタとかも自分で作れますせーみたいな
温度調整機能とかタイマー機能
あと焼き上がったらパンが飛び出す機能も付けますよなんて豪語してるわけですけど
作っていく過程でだんだんとね現実に打ちひしがれながら
で結局制作できたものは何の安全装置もない
ただコンセントに電熱線を直差しするような
非常におっかない機構だったんですね
しかも結局ゴムとか使ってないから全然絶縁されてないんで
万が一漏電したらですね即おだぶつです
非常に危険ですよ
イギリスの家庭用電源200ボルトだから
乾電したらね日本の電源よりもいっちゃいますよ
だからそれだけ苦労しても本当に一からものを作ろうとすると
まともなものっていうのはできないわけです
彼がいかに先人の知恵の上に生きているかが
彼のこの取り組みからよく分かりますよね
科学の分野では巨人の肩の上に立つなんて言葉がよく使われたりします
これは今見えているものは先人たちの偉大な功績の上に立っているから見えているものだと
つまり自分の功績っていうのは誰かの成果の上に成り立っていますよという意味の言葉です
トーマス氏のこのドタバタトースター作りっていうのは
まさにそれを体現したプロジェクトだなと思いました
ちょっと哲学的な話になるかもしれないんですけど
今目に見えているものすべてもともとは別の何かだったんだよなって思うと
なんか考え深いというかどっかで不思議な感じしますよね
それを言い出したらね自分の体を構成するものだって自分が食べたもので
そして自分が食べたものはまた他の何かだったわけで
無限にそうやって考えることができます
そう考えるとねいろんな形で自分は生かされてるなって感じますね
悟りじゃないけどねなんかあらゆるものに感謝したくなります
というのが私の感想なんですけど
ただこのゼロからトースターを作ってみた結果という本のメッセージはそういうことじゃなくて
このトーマス氏が指摘するのはものづくりにおける見えないコストです
実際に材料を採掘した彼だからわかることですけど
ものを作る上では価格以上の見えないコストがかかっているのではないかという指摘です
それは環境負荷であったりとか資源の枯渇であったり
我々の目に見えないところに幸せが行っていて
それでも勝つものは増え続けさらに価格はその負荷に対して安すぎると
これだけ苦労しても完全に作りきれなかったトースター一つとっても
お店で買うと最安値で1000円以下で買えてしまいます
しかもそのものは絶対に生きていくのに必要なものではなく
あってもなくてもないような贅沢品ばかりと
我々はもっとものを消費する使うということを真剣に考えて向き合わなければならないのではないか
物を一から作るのはこれだけ大変なのだからという彼のメッセージなんですね
挑戦するクリエイターたち
本当にいろいろとおふざけはあるんですけど文章の中で
ただただふざけている本じゃなくてすごくね訴えかけるものがある本です
ものづくりを通してこういうメッセージを送れるしかも内容が面白いし勉強になると
この人はね本当すごいクリエイターだなって思いますね
面白いものづくりしたいなって僕も思いますけど
ここまでぶっ飛んでいるものできるかって言われたらなかなかできませんからね
あとねこの本書きっぷりもすごいいいんですよ
面白ブロガーなんで言い回しも面白いし翻訳もいいんだろうね
すごいね読んでて本当に声を出して笑える本です
今日はねそんなドタバタものづくりの一冊を紹介させていただきました
まあ言ってものづくりってねドタバタしない方が珍しいんだけどね
何から何までスムーズに言ってたら逆に不安になるっていうか
なんか夢でも見てるんじゃないかなと思っちゃいますよね
いやーでもいいなこういうバカ下手というか
バカ下手って言うと言い方悪いんだけどさ
ぶっ飛んだものづくりってねやっぱしてみたいですよね
なんかちょっと考えようかな
面白いものづくりやってる人って結構多いじゃないですか
有名な方で言えば発明家の和也柴田さんとか
無駄づくりで有名な藤原マリナさんとか
あとギャルが電子工作するギャルデンさんとか
あとyoutubeとかだとラムダ議研のラムダさんとかいますよね
やっぱどっからその発想を持ってくるんだろうっていう
ものづくりしている人たちいっぱいいて
アイディアって大事だなって思いますし
あとポッドキャスターで言ったら
高橋クリスのFAラジオさんの高橋さん
走るこたつってのを作ってて
ちゃんとナンバープレート取ってコードを走れるこたつ
制作してるんですよ
来週にねあるおこもりっすんというイベントに
そのこたつで乗りつけるって言ってたんで
もし行かれる方いたらですねぜひともこたつに乗せてもらいましょう
ちなみに僕の子供二人はねそのこたつ乗せてもらいました
僕自身乗るの忘れてたからねちょっと乗せてもらおうかな
じゃあちょっとついでになんですけど
クロージングトークで話すつもりだったんですけど
せっかくなんでねちょっとここで告知させてください
来週ですね2月7日8日の2日間
近藤京都のリッスンスタジオにて
おこもりっすん2025というポッドキャストのリアルイベントが行われます
これは24時間ぶっ続け生配信の企画でして
2月7日金曜日の18時から8日の18時まで
24時間24枠1時間1枠で区切って
ポッドキャスターが次々としゃべっていくという企画です
私もこの企画参加させてもらいます
登場時間はですね深夜の3時でございます
夜中のものづくりと題してなんかいろいろしゃべりながら
もの作っていこうかなとは思います
あんま詳しく決めてないんだけど
3Dプリンターをリッスンスタジオに持ち込んでやろうことは考えてますね
これライブ配信もされますし多分アーカイブも残るんで
時間ある人はリアルタイムでチェックしてください
夜中ですけど
収録音源また追って番組の中で配信しますけどね
イベントの概要は番組の説明欄に貼っておきますんで
ぜひチェックしてください
これ参加メンバーも賑やかしすごい楽しみですね
工業高校農業部さんとか
それこそ今回のホストであるドタバタグッドボタンさんはトップバッターですし
こたつで乗り付ける高橋クリスのFAラジオさんは2番手
他にも知り合いのポッドキャスターいっぱいいましてですね
かなりドタバタするイベントとなると思いますよ
非常に今から楽しみでございます
というわけでクロージングトークです
先に告知しちゃったんでここではお便りを返していきます
フィリックスさんいつもありがとうございます
123124は拝聴いたしました
ドラフターさんのお話大変参考になりました
製薬会社の製造は一般に想像する製造業と少し異なる部分があるのですね
例えば1年に30日しか稼働しないとか
生産方式に改良を加えてはならず
前回ときっちり同じものを製作しなければならないなど
世の中にはまだまだ知られていないことが多いと感じました
私自身これまで4回転職しました
おおすごいですね
どちらかというと会社から給料が出ないとか倒産したとか
やむを得ない理由での転職が多く
キャリアアップのための転職ではありませんでした
将来やりたいことを踏まえて
転職や今の会社に留まることをしっかり考えていらっしゃる
支部長さんやドラフターさんには頭が下がる思いです
これからは定年後の仕事を考えなければなりませんが
特に自信がある技術もなく
新入社員のようにがむしゃらに働けるわけでもありません
知識と経験はAIがあれば十分な時代に変わりつつあり
昭和方式はもう通用しないのかもしれません
これからじっくり考えます
それでは次回の配信楽しみにしています
ということでありがとうございます
ドラフターさんのお話本当に参考になりましたよね
薬の製造の話とかすごい面白かったですよね
私は工作機械の技術者なんで
1秒でもタクトを縮めろとか
0.1秒でも早くしろみたいな
とにかくスペックアップっていうのは永遠の課題なんですよ
だからどんな機械においても
そんなの当たり前だよねと思ってたんですけど
それが求められない業界があるんだってことに
私も驚きました
知識と経験はAIがあれば十分な時代に変わりつつあり
と書いてありますけど
多分知識はそうなんですけど
経験っていうのはAIに代替されないものだと思います
特にやっぱりAIは体を持っていないみたいな話があるんで
やっぱりノウハウ的な部分とか体験的な部分って
どうしても表現しきれなかったりとか
理解しきれない部分があるんですよね
なのでやっぱり知識の部分とか
情報の部分に関してはAIに頼りながら
経験と掛け合わせていくっていうのが
やっぱりAIのうまい使い方なのかなと思います
ちょっと抽象的な話になりますけど
ちょっと定年後のお話はですね
私もまだ全然自分ごとではないんで
考えられないんですけど
ちょうどいつだったかな
1年前ぐらいに
それこそドラフターさんと一緒に
100歳まで働くための技術者セミナーみたいなのを
一緒に受けた気がしますね
定年キャリアコンサルタントみたいな人
定年キャリアセミナーみたいなやつを
ちょうど興味があったんで見に行ったことがあって
そういう活動されてる方もいるので
ちょっと今名前が思い出せなくて
調べても出てこなかったんですけど
その時のセミナーの関係者に聞けば
多分出てくるんで
もし紹介して欲しければ
つなげられますんでお声掛けください
ということでありがとうございます
続いてのコメント
またフィリックスさんありがとうございます
125話拝聴しました
ニデックは新幹線京都駅の東京駅のホームに
どでかい看板があるので名前はよく知っていました
今回のマキノフライスTOBの日経記事
ニデック交差機械のマキノフライスに
同意なきTOBで目にしていましたが
このような深い背景があることを初めて知りました
いつもなら勉強になります
ありがとうございます
創業者の交差機械の経営というものは
本質的に大きくなり得ない
顧客目線を大切にせよという強い意思があるようです
しかし一方でこれらは世界と渡り合っていく上で
日本の上場企業は規模が小さすぎる
という意見もあるようです
難しい問題ですがやはり
同意なきTOBという言葉から不穏な響きが感じられます
同意があった方がいいのではないかな
ニデックCOEの長森氏が80歳であることから
ある意味焦りがあるのかもしれません
ノートの記事を見ていて
実語教というものがあるのを初めて知りました
山高木がゆえにたっとからず
木あるをもってたっとしとなす
人越えたるがゆえにたっとからず
地あるをもってたっとしとなす
実語教は平安時代から明治時代にかけて普及した
庶民のための教訓を中心とした初等教科書らしいんですが
現在の教科書にも取り入れてほしいと感じました
ちなみに私の今年の目標は家計簿と日記をつけることです
ということでありがとうございます
このニデックと牧野フライスのお話
この1週間の間でもいろいろと動きがありましたからね
牧野フライスからニデックに対して質問状が出たり
その回答が出たりと
本当にこの1週間でもだいぶドタバタしておりますけど
あとDMG森っていう非常に大きい工作機械メーカーの社長から
この一件に関するコメントが出たりと
たった1週間でもかなり動きがあります
今後も目が離せない一件になると思います
やっぱり同意なきTOBはね
肌から見てると幸せになる人が少ないんじゃないかな
っていう感じがするから
なるべくそうならないところの落とし所を見つけてほしいな
って思いますね
実語教というのは私も全然知りませんでしたね
山高きがゆえにたっとからず
木あるをもってたっとしとなす
という話
これもね山は高いからすごいっていうわけじゃなくて
木がいっぱいあるからすごいんだよと
人も同じで見た目がいいから
すごいんじゃなくて
マッチここで行くところは多分中身のことだと思うんですけど
やっぱ中身を持ってたっとしとなすと
すごいんだぞということですね
だから外見にとらわれずちゃんと中身で判断しましょうということがね
歌われていると
こういう教訓みたいなのって確かに小学校とかで習わないですよね
習ったとしてもことわざ程度なんで
もっと現代版にしてなんか
偉人の名言集みたいなものにしてもいいかもしれないですね
僕的にはやっぱ
本田総一郎のこの名言をまとめたものを
教科書として全国に配布してほしいなって思います
そうしたらなんかちょっと
日本全体的にものづくりになるかなって思いますね
目標は家計簿と日記をつけるということなので
これもしっかり私覚えておきますんで
12月に回収しますからちゃんと報告してくださいね
ということでありがとうございます
今回はここまでとさせていただきます
私は支部長技術研究所という技術ブログも運営してます
周知更新を目標に更新しておりますので
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あと摂書集まれ設計1年生初めての定期設計
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というわけで今回はここまで
以上支部長でした
ではでは
44:52

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