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2024-08-10 13:53

【楽に生きるコツ】「現実」と「心の状態」を分けて考えてみる。

参考文献:空海さんの言葉 心がフッと軽くなる49の智慧 白川密成(著)

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おはようございます、しゅうへいです。この番組では、1年後のあなたが楽になるヒントを、1日1つ、瀬戸内海の島からゆるくお届けしております。
はい、今日はですね、実際に僕たちの経験することは、現実と自分の心のコラボレーションだっていうね、話をしたいと思います。
これはですね、空海さんの言葉、「心がふっと軽くなる49の知恵」という、白川密生さんという方が書かれた本に出てくる言葉です。
何を隠そうって隠してるわけじゃないんですけど、白川密生さんは実はですね、愛媛県今治市のA福寺さんの住職です。
映画見たことある方いらっしゃるかもしれませんが、2015年に映画化されている僕は坊さんっていう、その映画の元となった方なんですね。
もともと書店員で、そこから住職になってっていうところを連載していて、それが本になって映画になったと。
何を隠そう、第2弾目ですけど、実は今治市合併20周年のデジタルアートスタンプラリー企画を村上海賊、うちの会社でやらせてもらってるんですけど、
そこの一つのスタンプラリーをゲットする場所に、このA福寺さんを今回選ばせてもらっていて、ご開拓いただきまして、A福寺さんにQRコードを置かせてもらってるんですよ。
店員さんもこの1ヶ月以内ぐらいに2度ほどお会いさせていただいて、すごく素敵な方で、ニューアな方で、本もプレゼントいただいて、僕の本もプレゼントさせていただいて、
そしたら会った当日に買ってくれてたみたいな、Amazonで。なんて粋な方なんだろうかなっていうふうに思ったんですけど。
この空海さんの言葉。空海さん、僕らの地域だとお台師さんっていう言い方をしますね。だから僕もちっちゃい頃にばあちゃんがお辺野さんとか回ってて、お台師さんやら空海さんやら同業二人だったっけ。
いろんな呼び方というか言い方をするから偉い人がいっぱいおるんやろうなって思ったら、大体空海さんのことだったっていうね。
だから僕らの地域だと四国遍路とかがあるので、ブッダとかお釈迦様っていう言葉を聞く機会よりもどっちかというと空海さんの方が多いかもしれない。
信仰宗のエリアなんですよね。僕も住んでるエリアが。そうなので信仰宗の方が多いですね。僕も含めて。なのでそういうあれもあるかもしれません。
ただ僕も仏教に興味はあるというか少し勉強しているものの、どちらかというと原始仏教、初期仏教、テイラワラ教の方が結構僕は読む書物が多かったんですよ。書物というか触れる機会が。
空海さんは神言密教なんですよね。どちらかというと僕はあんまりタッチしてこなかったし、高野さんも行きたいな行きたいなと思いながらまだ行けてないっていうね。そういう状態なんですよ。
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たぶん何かのご縁なんだろうなと思ってこのデジタルスタンプラリーで福寿さんが選ばれた絵、ミッセイさんとのその出会いも含めて、この本との出会いもそうなんですよ。
これを読んでいくと確かに心がフッと楽になるなというような一冊で、いろいろ紹介したいところあるし僕もまだ全部は読めてないんですけど、
特にグッときたのが、空海さんってすごい人だったんですよね。レオナルド・ダビンチってすごい人じゃないですか。
あの方とかと並ぶぐらい世界的に見てもすごい方なんですよ、空海さんというのはね。とにかく超天才だったとか、文字がめちゃくちゃ綺麗だったとか、とにかく頭が冴えてた。
カリスマみたいな、何にでも長けてたみたいな。ダビンチも絵とか解剖とか科学とかに長けてたじゃないですか。空海さんも同じような存在だったらしい。
そんなすごい空海さんでも、どうにもこうにもいかんとか、お弟子さんとのお別れとかも含めて、やっぱ泣いてたことがあったんだって。それが残ってるらしいんですよ。
それとかも読むと、こんな言葉を残してる空海さんでも泣くことがあるんだったら、僕も落ち込んだり不安になってもしょうがねえよなって思ったりとかはしましたね。
特にその中で、この本本当に読みやすいんですよ。読みやすくて、いい本に出会えたなと思うんですけど、
特にその中に出てくる、私たちが経験するすべてのことは、実際に起こっていることと私の心のコラボレーション、共同作業だっていうところが出てきて、ここを今日はちょっと紹介させていただこうかなというふうに思います。
少しちょっと読み上げます。もしかしたらちょっと長いかもしれないけど、よかったらちょっとゆっくり聞いていただけると嬉しいです。
要点としては何かというと、要するにいろいろしんどいこととかきつい瞬間ってあるじゃないですか。でもそれは実際に起こっていることがしんどいとは限らない。
実際に起こっていることと今の自分の心の状態がコラボしていると。コラボの結果、しんどいなとかそういう感情が出てくると。
簡単に例えると変な例になるかもしれないけど、高級フレンチは絶対にいつも美味しいわけじゃないんですよ。高級フレンチが絶対に僕たちを感動させるわけではないんですよ、必ずしも。
何でかというと、例えば美味しいレストランでフレンチ屋さんで食べる、もう本当に静かな場所でゆったりと楽しむフレンチは美味しいだろう。お腹めちゃくちゃ減ってて。
でも例えばビッグマック3つ食べて、つけ麺3杯食べた後に、フードファイターが食べた後に高級フレンチ食べようと思っても多分美味しいと思わないし感動しないと思うんですよ。
どんなに美味しいものでもお腹いっぱいです。気持ち悪いです。だと思うんですよね。もっと言うと、どんなにお腹が減っていてもわからないけどね。
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例えば本当に汚いトイレの中で高級フレンチ食べたら嫌でしょ。あとは横にライオンとかヘビとかアナコンダとかいる状態で高級フレンチ出てくるとか。
もう知ったことじゃないというか、そんな状況ではないですよね。だから簡単に言うと、高級フレンチって美味しいものなんだけど、それは食べる状況によって美味しいかどうかっていう方程式が成立するじゃないですか。
右辺と左辺みたいな感じ。そうそう。だから変数が大事だよね。環境とかを含めて。そういうことだと思います。僕の解釈ね。実際に起こっていることと私の心。
これの掛け算とか足し算引き算みたいなもので実際に目の前の現象が起こると経験するということです。ちょっと読み上げるのは少し長いかもしれませんが、ゆっくり聞いていただけると嬉しいです。
今、向かい合っている人やもの、状況を自分は知らず知らず正確に見ているものだと思い込んでしまうことがあります。しかしよく考えてみると、自分の心の状態によって同じものが全く違う存在に見えているはずです。
例えば、機嫌のいい時であれば笑いながら受け流すことができる言葉も、なんとなくイライラした気分の時猛烈に頭に来たり傷ついてしまうことは多くの人にとって経験のあることでしょう。また、恋愛をすると世界がキラキラと輝いてみることがあります。
これごめんなさい、途中で挟みますけど、僕も大学の時に、大学の校内で片思いをするじゃないですか。春とかね、女の友達の中で言ってました。もう恋をすると世界がきらめいて見えるよねって。もうそれをすげえ何か言ってた記憶があります。はい、すみません、挟みました。
続きです。私たちが経験するすべてのことは、実際に起こっていることと、私の心のコラボレーション、共同作業です。最初に言ったところですね。だから、私の心の側を少しでも変化させることで、同じと思われたことから風景、人物が変わり始めます。その変化を楽しむ、味わうような好奇心は意外に仏教的な心と言えます。
はい、いかがだったでしょうか。もうちょっと本文はあるんですけど、ちょっと抜粋して紹介させていただきました。何かしんどいなって思った時は、本当に起こっていることがしんどいのか、それとも何が起こっていても、今心の状態が悪くてしんどいのかなっていうふうに、どっちかを因数分解してみるっていうのはいいかもしれませんよね。
僕も本当に諸行無常をよく感じることがあって、今でも会社の経営とかキャッシュフローとかお金のことを考え始めると、うわー嫌だなーとかしんどいなーって思う瞬間が多いんですよ。
で、もう何もしたくないとか、メールとか見たくない、連絡返したくない、うわーみたいなことがあって、もうできんって思うんですよね。で、それからもう何かいろいろ手放すというか、もうあーっつって布団の中入ったりとか、まあランニングに行ったりとか、まあもう今日はいいやって草刈り始めたりとか、まあYouTube見ようとか言って30分1時間ダラダラーってしてて、で眠くなって30分1時間寝ちゃうみたいな。
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で、そこからむくって起きて、あーまた嫌だって思うかというと、まあそういう日もあるんですけど、意外となんか心のメーターみたいなの回復したのか、まあなんかさっきまですげー嫌だめんどくさいって思ってた作業も、なんかまあちょっとやってみようかなみたいな。
まあある意味この気力が回復するじゃないですけど。だから多分その、うわーしんどいなと思ったときは、やっぱり休むってことなんだろうなと思います。基本的にはね。で、まあもちろんずっと休んでるわけにはいかないので、ちょっと休んでみて、それでもなんか気が乗らないなと思ったら、じゃあこれは心の問題じゃなくて、どっちかというとなんかもしかしたらその本当に怒ってること側の問題かもしれないっていう。
じゃあこれに対してどう対応しようかってことを考えるわけですよね。ここは休むというよりかはジムの作業かもしれません。ジムっていうのはその、いわゆるジムですよ。ジムをする、ジム作業みたいなこと。
で、じゃあその目の前の嫌なこと、しんどいなと思うことを、まあなるべくやらないようにできないかとか、なんか別のことで置き換えられないかとか、頻度を下げられないかとかっていうのを考えてみて、その辞めるみたいな状況を作り出せるかっていうことを考えてみるっていうね。そうそう、そういうことなんじゃないかなと思います。
で、意外にこう自分がやりたいことをやっている瞬間も、しんどいな、嫌だなと思うことはあるんだけど、その時は休んでもう一回捉えてみると。そしたらあれ意外と嫌じゃないと。じゃあやっぱりこれやりたいことなんだなと。そう、なのでこのね、実際に起こってることと私の心どっちに原因があるのか、または両方なのかっていうのをやっぱり見極めていくっていうのがすごく大事だし。
あの、なんかムカつくことがあっても、まあわかんないよ。宝くじが仮に1億円当たったことを思い浮かべれば、なんか何でも許せるみたいな。わかんないけど。それでも許せないことあるかもしれないけど。だからやっぱ上機嫌でいるってことはすっごい難しいよね。だからなんか上機嫌であの人いいよね、何も考えてなくてじゃなくて、上機嫌な人は常に考えているから、対処してるから上機嫌なんだなって思うんですよ。
逆に何も考えてないからこそ、まあっていうとちょっとあの言い過ぎかもしれないけど、不機嫌になったり、僕もそうですよ、イライラしちゃうことあるんだけど、それはなんかそのまま反応しちゃってるんでしょうね。うーん、忙しいのに暑いのにって、そのそっちで反応しちゃってると。うーん、なんか、だからそうじゃなくて、それはなんかその目の前で怒っていることにあんまり自分の心をコントロールされてますよね。そうやってしんどいじゃん。怒ることで自分の心がコントロールされまくるとしんどいよね。
自分の心が管理下にないですよね。それよりかは何が起ころうが自分の心を守るというか、上機嫌というか、なんかこう心地よく保つっていう、このことはすごくトレーニングですよね。うーん、まあ仏教とか多分そういうある種心のトレーニング、マインドフルなその方法を多分解いてくれてたりとか、その重要性を解いてくれてるんだと思うんですよ。
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ただやっぱり難しいんですよね。この本の中にもう一個あって、リタは難しいって書いてるんですよ。まさにこれは空海さんが言われたことです。自分を磨くにはどうすればいいですか。時間をかけなさいと答えてると。自己を磨き抜けば他人のための行に応じることができますが、そのためには時間を積まねばなれませんと。
まあ要するに自分、これなんかリタ、ケア、キズの倫理学と似てるとこあるかもしれない。他者を理することの難しさっていうのを空海さんも説いてると。リタってのは難しいと。自分がまずは磨かれてないとなかなか本当のリタみたいなのはできないっていうことだよね。
そうそう。だからそれも難しい。リタも難しいし、自分の心を平穏に保つというか、起こってることでついつい引っ張られないっていうこともすごくトレーニングとしては重要で難しいと。難しいですね。僕は本当に日々難しいなと感じてます。
だけど、この起こってることと自分の心っていう、この2つに分けて考えてみるっていうのは非常に覚えやすいですよね。今どっちなんだっけみたいな。心かな?じゃあ休もうみたいなね。そうそうそう。なのでそういうふうにちょっとうまく使っていただけると嬉しいし、今日の空海さんの言葉、心がふっと軽くなる49の地。
白川三瀬さんの本もAmazonのリンクつけときますので、よかったら気になった方は手に取っていただけるとすごく読みやすい本ですので、よかったら見てみてください。というわけで、今日はそんな本の紹介をさせていただきました。今日も聞いていただいてありがとうございました。この後も心地いい時間をお過ごしください。バイバイ。
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