1. 小農ラジオ
  2. ‘DOOMSDAY’ global seed vault..
2022-05-29 1:20:30

‘DOOMSDAY’ global seed vault #67

Farmer's English
INSIDE THE ‘DOOMSDAY’ VAULT
https://time.com/doomsday-vault/

Svalbard global seed vault
https://www.seedvault.no

さつまいも「クネンカクシ」
https://sekiya-lab.xsrv.jp/plant/2019/06/26/サツマイモの在来品種(1)/

ウクライナ・ハルキウでのジーンバンク破壊
https://twitter.com/nexta_tv/status/1526554167619244032?s=20&t=gMOini9j-pZSVdeYBx_jyg

つくばジーンバンク
https://www.gene.affrc.go.jp/about-subbanks.php

生ごみ堆肥化ワークショップ(6/5)
https://fb.me/e/5vnteEC0e
お申し込みは tky@5dan-farm.com か各種SNSのDMkからどうぞ!

Agri Music Radio
https://open.spotify.com/show/2RH6rk2TDVTj2gAhRvs8zp?si=1e98294ac85c48fa

各種SNS、ホームページはこちらのリンクまとめからどうぞ。
https://linktr.ee/5danfarm

00:02
おいしい野菜と勇気を君に
はいどうも、有機農業系ポッドキャスト、小農ラジオです。
今日は久々のファーマーズイングリッシュということで、真央に来てもらっています。どうも、こんばんは。
こんばんはなんですね、真央です。
こんばんはで、今日は。
夜ですね。
えー、どうですか、最近は。
いきなり最近?
いや、最近はいろいろね、ちょっと病気とかしたりして、まだ咳が残ってて、ちょっと咳込んだらすいませんって感じで。
いやいや、もうお大事にというところなんだけど、もう完全復活?
いや、だから咳が残ってて。
咳が残って。
うーん、なんか。
体は元気?
体はいいんじゃないかな、普通に作業とかできるしね。
畑の方はどう?なんか玉ねぎがちょっとやばいみたいな感じだったけど。
あれね、ちゃんと復活してきました。
あ、止まった?
なんかそれなりに、あ、大丈夫なんじゃないかな、これはみたいな感じのとこまで来た。
まあそんなね、うろうとする人から見たらこんなもんって感じのもんになっちゃってるんだけど。
でも、自家消費する分には、まあまあまあ全然食べますよって感じの。
あー、止まらないような感じって聞いてたので、心配だったけど、よかったね。
ありがとうございます。ご心配おかけしました。大丈夫です。
けんどくんも心配してたからね。
けんどくんね、その説はよろしくお伝えください。また出てねって。
言っておきます。
質問溜まってます、はい。
えっとね、最近庄野ラジオはですね、すっかり土上位の話ばかり。
ほんとだよね。
しているんですが、ちょっとあの、庄野ラジオのディスコードというアプリでやっているこのコミュニティの方にですね、強力な土上位が入ってきまして。
はせさんとかね。
その人にもう、完全に振り回されてますね、僕は。
ゆーちゃんが振り回してるんじゃないの?
いや、逆だな。
まじですか。
うん、まあでも、面白くて面白くて、なんかいろんな人との出会いも増えて。
で、まあちょっと今シリーズ化して土上位に出てもらって、お話を聞くみたいなのもやってるんですけど。
いいね、めっちゃ勉強になるから楽しみだね。
なんかもう、寝る時間を削ってるぐらいにいろいろやってます。
03:01
ちょっといろんなセミナーとか紹介されて、もうyoutubeで今見れるから、夜、夜中ずっと見ちゃうみたいな。
でもさ、見ちゃうってことは面白いってことだよね。
めちゃくちゃ面白いんだよ、これが。
わー、そっかーっていうような、うん、知りたかったことが全部。
なんか教えて欲しいような、教えて欲しくないような。
次から次に紹介してくれるので、止まらないんですけども。
土オタクが、できてしまった。
そうなんですよ。まあそんなね、土上位の方も盛り上がってるんですけど。
まああの、ショーズノーラジオとしてはいろんなことをちょっとお話ししていきたいなと思って。
ファーマーズイングリッシュやりたいやりたいとずっと思ってたんですが、ようやく。
今日久々にやれるということで。
そうですね、はい。
じゃあ今日の紹介する文を、タイトルを紹介してもらっていいですか。
はい。
ノルウェー、地球最後の日、世界の種の貯蔵庫ということで、これはタイムですね。
そうですね。
タイムから拾ってきた話なんですけども。
まああれですね、ジーンバンクの話ですね。
要はそうですね。
ジーンバンクって前から知ってた?
いや、知らない。
なんとなくそういうものがあるんだろうな、ぐらいの漠然とした感じで。
ジーンバンクというか、この場合はシードバンクになるのかもしれないですけども。
遺伝資源となるいろんな種類の種を貯蔵しておくのが、こういうジーンバンクとかシードバンクといったものになるんですけども。
このノルウェーにあるジーンバンクについてのお話ですね。
この建物がね、かなりかっこいいんだよね。
これさ、この写真見ちゃったら、え、何これってなるよね。
この氷一面の世界にいきなり切り立っている超鋭角な細いコンクリートの建物で、しかもなんかさ、上にキラキラした四角いものがついてるじゃん。
このキラキラ何?みたいなさ。
いやでもこれはね、このキラキラ何か意味あるのかなと思ったら、ルーフトップアートワークって書いてあったから。
飾り?
建物のデザイナーのセンスというか、あれなんだろうね。すごい合ってるけど。
だとしたらすごいセンスあるよね。
このフューチャリスティックというか、SFチックなさ、ビジュアルをあえてやってるっていうのが、なんかノルウェーの人って相当センスあるのかなって思っちゃったよ。
06:05
ね、なんかこうモノリスとかさ。
そうそうそう、モノリスっぽいんだ、今。
モノリスっぽいよね。
これはどういう感じかというと、雪山の斜面から突き出たコンクリートの建物。建物というか本当に入り口のゲートだよね。
で、その一番上の方にエメラルドグリーンみたいな綺麗なパネルのアートワークがはまってて。
あとは鉄の扉があってみたいな感じで、すごいクールな建物なんですけども。
シンプルだよね。
これがドゥームズデイ金庫ね。
そうです。
ということで、今回からですね、このファーマーズイングリッシュの紹介の仕方をちょっと今までと変えて、ただひたすら内容についていろいろ僕らが話していく中で、たまにちょっとこれは英文で紹介したいなっていう部分を真央が読んでいくというような感じで進めていきたいと思います。
はい、やってみましょう。
じゃあちょっといろいろいつもと違っておかしい感じになるかもしれないけども、よろしくお願いします。
そうだね、ちょっとどうなっちゃうのかなって感じなんだけど、やってみましょう。
まずこの場所だよね。どこにあるのか。
これがある場所ね。
これがノルウェーのスバーバル諸島にあるスピッツベルゲン島というところになって、これはどこかと言いますと、ヨーロッパの一番北の部分のノルウェーと北極点のちょうど間ぐらいの位置になるのかな。
そこにある島だよね。スバーバル諸島というところにあるスピッツベルゲン島っていうところにあります。
つまりめちゃくちゃ寒いところでね。
北極圏ってやつだよね。
これがなんでここにあるかというと、なんでですか。
なんでか、やっぱ寒いからだよね。
そうそう、この間ね、ケント君も言ってましたけども。
はい、言ってましたね。
種っていうのは実はまるでね、全く生き物感が全然ないですけども、あんな固くて、水をやらない限りは状態が全く変わらない感じがしますけども、
実は非常に低いレベルで呼吸をしていて、生きていると。
09:06
その活動を少しでも下げるために、やはり低温と低湿度の条件が必要なんだけども、
どうせ寒いところがいいんだったら寒いところに、ということで多分こういったところに作ってるんだと思いますね。
熱帯だとね、ずっとクーラー回しなきゃいけない。
多分、この記事には書いてないんだけど、他の動画見てた時に、ここだったら電力がなくなっちゃってもずっと冷え続けるからっていう。
だからまさにそのあったかい国だったらさ、電気なくなっちゃったらもういきなり冷凍庫じゃなくなっちゃうんっていう。
全部パーみたいのがないんですよっていうのと、あと要はどっからもめちゃめちゃ遠いじゃん。
で、ここは多分その紛争とか戦争とかに全然影響を受けない。
誰も攻めてこないっていうか、攻める意味がないような、だって氷しかないとこだから。
これを狙う以外はあえてね、紛争に巻き込まれるような場所じゃないもんね。
ということで多分ここっていう話なんだよね。
あと中にも民間航空会社で飛ぶことができる最北の地で書いてあるし、本当にやっぱりそんなに人がちょっと遊びに行ったりするような場所でもないみたいですね。
ちゃんと飛行機が飛んでるんだね。
で、ここで文章の中に、ここのスタッフの人がコメントしているのが、
inside this building is 13,000 years of agricultural historyとか言って、
だから1300年分の農業の歴史が詰まってるんですよっていう。
これは一万三千年?一万三千年だね。
そう、一万だよ。数千年じゃないよ。
一万三千年前ってなんだっけ?
一万年前ってもうどんなよって感じだけども、
なんでそういう時代のものがあるっていうのが分かるのかちょっと分からないですけども、
古くから伝わっている種とかも全部あるってことなんでしょうね。
そういうことだよね。本当に一万三千年って何が根拠なんだろうね、考えてみれば。
なんかほら、なんだっけ、昔のピラミッドの中からスイカの種が見つかってそれが発芽したとかそういうのもあるけども、
12:08
うん、マジで?
なんかもうすっごい、あれ何年経ったかな、何百年何千年前のスイカの種が発芽したっていうのがあって、
そういったやつのこと言ってるのかな。ちょっとこれは興味ありますね。
あんまり考えてなかったけど、一体一万三千年前ってどの辺なのかなみたいな感じだよね。
ちょっとこれはまた別で調べてみたいネタですね。
もしかしたら農耕時代の始まりとかそういうやつかな。
だからそういういろんな今の品種の元になる原種みたいな、そういったのもあるっていう意味で一万三千年っていう風な言い方してるのかもね。
でここにあるその種の種類が93万種類以上。
93万種ってすごいよね。
なんかよくわかんないけど数えられるのかなみたいな感じだよね。記録を残すだけでもすごいよね。
例えば小麦だけでももう何百品種とかあったりして、
そういう風にいろいろ同じ種類の野菜だったり、穀物だったりして、
そういうののそれぞれの品種を全部それぞれ取ってあるってことだよね。
ちなみにね、また違う動画見てたらここに世界中から種がこの真空パックみたいな感じで銀色のパックになって送られてきたりしてるんだけど、
それは開けないんだって。
もう中に入ってるのか何かっていうのは確認しないでそのままストックしていくんだって。
で種じゃなかったらどうするんですかとか聞いてたけど、
いやもうそれはあなた、トラストするしかないでしょうみたいなことを言ってて、
あ、そうなんだ開けないんだと思ったんだけどね。
そうか。じゃあ開けるとその度また空気に触れちゃったりするし。
そうだよね。リスクがあるよね。
リスクもあるもんね。
でもこれは、日本にもジーンバンクっていうのがあるんですよ。
あるんだ。あるよね。
僕行ったことあるんですけども、こんなかっこいい建物ではなかった。普通の建物だった。
まあそうでしょう。おそらく世界中の他のジーンバンクもだいたい普通の。
15:06
この建物だけがなんかノルウェー人本当どうしたのっていうかっこいいんだけどって感じたよね。
そこはね、普通の建物の中に専用の部屋があって、扉はやっぱすごく暑いんですよ。
中は低温になってて、冷凍ではないんだけどね。超低温っていうほどではなくて、何度だったかな高度とかだったと思うけど。
結構寒いって感じ?
そこに棚があって、でそこに確かボトルに入った状態で種がいっぱいあったと思うんだけども、
それでもね、やっぱりだんだん劣化してきてもう発芽しなくなっちゃうんですよ。時間が経つと。
だからそういうものについては取り替えしてるって言ってましたね。
で、同じものをこれ間違いなく特性が出ているっていうものをまた種を取ってみたいな。
更新していかないと置いておくだけだとダメになっちゃうって言ってたけど。
まさに更新だよね。
93万種は無理だよね。
ここのやつはもうこの絶対糖度に、永久糖度かに任せて、永久糖度ってそこまで物を保管できるのかな。
そうだね。保管されている種子の寿命とかが本当に持ってるかどうかはちょっとそれは何とも言えないね。
発芽試験とかしてないだろうからね。開けないぐらいだし。
この間けんどくんが、冷凍人間ってもうできるんじゃないの?みたいなことを言ってたと思うんだけど、できないみたいなんだけど。
あいつ何言ってんだ。
今ふと思い出して、そういえばできないよってけんどくんに教えてあげないとと思って。
言っとくよ。できるわけないだろうって。あ、できないんだ。
できないみたいです。まだSFの中でしか。
まだSFでしたか。失礼しました。
まあそんな話もあるけど、種も冷凍だったらずっと永久に持つってわけでもないだろうから。
保険的なものだったりもしかしたらこれはちょっと想像だけど、遺伝子さえ残っていれば何とかなるっていうことなのかな。
そういう可能性はあるよね。
18:01
でもここで、ここのまたスタッフの人が、
世界では毎日大小さまざまな終末が起きてるんですと。
終末。
そのジェネティックマテリアルっていうのは遺伝子源って言えばいいのかな。
世界中で失われ続けてるんですよと。
それはそうだろうね。その種の消失っていうのは、動物とかでもすごく言われてるもんね。
植物もそうだってことだよね。
ねえこれ、アポカリプスっていうのは終末?
アポカリプス。そうだね、終末。
バイオハザードで聞いたことがありますけど、ゲームでアポカリプスなんとかって聞いたことあるけど、そういうことだったのか。
そうだね、だから動物とかも毎年何種類が絶滅したみたいな感じで、植物もやっぱりそうやってどんどん年齢減っていって、
そのダイバーシティが植物で失われるって本当どういうことなのかなって感じたよね。
動物はなんとなくわかるけど、死に絶えちゃったみたいなさ。
植物も一緒か、育てられるっていうか、生息する場所が。
やっぱり環境の変化によって、生きていく場所が変わるっていうのは、
植物も一緒か、生きていく場所が変わるっていうのは、
生きていく場所が変わるっていうのは、
例えば原生林みたいなとこだったのが、モノカルチャーっていうか、同じ植林とかされて同じものがダーッと並んだときに、
そういうタイミングで生きていく場所が変わるっていうのは、
たとえば原生林みたいなとこだったのが、モノサウルスっていうか、
モノサウルスっていうかその同じ植林とかされて同じものがダーッと並んだときに、
そういうことだね。
そういうのの遺伝資源を取っておくのが、このドゥームステイ禁工ということ。
で、これがどんな場所かというとですね、一応生地に図が載っていて、全長が150メートル。
これすごいよね。山の中を削って。
トンネルみたいな感じだよね。
さっきの拡張ったかっこいい入り口から、奥にズーンって、トンネルがギューンって行って。
21:04
ちょっとさ、あの。 部屋が3つあると。
そうそう、あれだよね、エジプトとかのピラミッドの中みたいな。
そう、ピラミッドの中みたいだよね。 そんな感じだよね。
ファラオが眠っている棺が奥にあります的な。
やっぱこれは山の中というか、土なのか岩なのかの中の方が温度の変化が少ないから、
より安定した温度の場所ということで、こういう深いところにあるんだろうね。
そうだね。で、一番奥に3つ、さっきのボウと言いにくいがあって、金庫ですね。金庫というか貯蔵庫。
で、3つあって今その2つ目、真ん中のやつだけが使われている。
だから相当まだ余裕があるってことだよね。
そうだね。
で、ちなみにこの中の温度はマイナス18度に保たれているそうです。
やっぱ低温の方がいいから、マイナス18度。
いやー、しかしすごいよく作ったな、こんなの。
というかさ、これすごいお金かかるよね。
ねー、山の中に穴を掘って、多分手前からこの通路を作ってて、その中にこの奥の部屋用の部材とかを運びながら奥をまた掘って作るみたいな。
ほんとなんかSF映画にそのまま出てきそうな感じの。
しかもさ、凍てつく寒さの中でその工事をやってるんだよ。
そうだね、それはすごいことだ。
しかも基本周りに何にもないとこだから、全部輸入って言うと変だけど、どっか遠いところから資材を全部持ってきてるはずだよね。
そうだね。
すごいよね。
いやー、すごいな。ちょっと入ってみたいけど、これ内部の映像とかってあったの?
結構あるんだよ、YouTube見ると。
そうなんだ。
本当にね、どう言ったらいいんだろう、洞窟みたいな、巨大な洞窟かつ冷凍庫の中って、そのまんまなんだけど、
フロストっていうか、管とかが通ってるんだけど、そこに霜がバーっとついてて、寒そうだなみたいな、本当に冷凍庫なんだなみたいな感じ。
なるほど、そんなところで、その趣旨が保管されていると。
そう。で、この記事の進んでいくと、さっき言ってた、なんでそのダイバーシティが失われたのっていう理由はちゃんと書いてありますね。
はい、そうだね、書いてある。
24:03
農業の技術の進歩で、作物の大量生産がされるようになったけども、結局同じものをたくさん作っちゃうんで、その多様性が失われましたと。
例として、中国で1950年代に使用していた米の品種が、現在では10%しか使われていない。
で、アメリカでは1900年代以降、果物や野菜の90%以上の品種が失われた。
まあでもね、日本でもやっぱり、米の品種って多分昔もっとたくさんあったと思うんだけど。
それはもう顕著だよね。お米はだって。
作りやすくて美味しくて。
そうね。
ねえ、じゃあやっぱコシヒカリがいいなってなっちゃうよね。
だって自分が子供の頃まだ笹に意識とか、いろいろもうちょっとあったけど、今は本当にコシヒカリだよね。
最近は逆に、その県ごとに育成した品種とかが出てきて、なんかちょっと新しいのが出てきてるけど、やっぱりこう、おおむねコシヒカリとかね。
やっぱりすごい品種が出てくると全部取って変わられちゃって、10%しか使用されていないっていうのもなんかわかるなあ。
ちなみにそのお米の、種の保存をしている友達がいて、その子の手元に確か500種類ぐらいの米の品種があって。
さっきのユウちゃんの種の更新の話だけど、ずっと持ってると使えなくなっちゃうから、皆さんにボランティアでその品種を発芽させて、種を取ってくださいと。
で、それをまた戻してほしいっていう活動をやってる人がいて、私も3種類預かって、バケツ入れっていう。
去年やったんですよ、それで。で、ちゃんと取れて。で、その取れたやつを今年また自分で巻いて、で発芽させてますね。
うわーすごいね。面白い。
考えてみるとすごい大事な活動をしてくれてるんだよね。
いやーすごいな。
だけどね、もしかしたら違う種類と思ってるけど同じやつも結構あるかもとは言ってた。
この地方でこういう呼び方で、こちら地方はこういう呼び方だけど、すごい似てんだけどみたいなさ。
いやーだってそれをさ、ちゃんと原格に見分けるって言ったらやっぱり遺伝子をね、見るしかないんだろうけども。
27:06
まあでも、だんだんその固定種とF1っていうような話にもなるけども、固定種って多分最初入ってきた時は、
まあ一つのもので、日本に初めて入ってきたものが、その地域地域によってこう合わせてだんだんだんだんこう変化してったっていうものなんだけども。
土地に合うようにね。
まあそれはその気温とかその交互量とかによって全然違うものにはなっていくと思うけど、かなり近いものもあると思う。
ねーでもほんとそれをさ、じゃあこれとこれ一緒だからA一緒にしちゃうともうできないだろうしね。自分の判断ではちょっとみたいな。
そうだよね。
なんでその多様性が失われていくっていうことが逆に良くないと思う?
いやそれね、そうそうそれこそインタビューでその彼女にインタビューしたことがあるんだけども、
要はサセフティブルっていうかそのいろんな気候変動とかに対応できるかもしれないと。
今は食べられてないんだけど、例えばねそれは米の話じゃなかったんだけども、
さつまいもの話でね、ずっと代々作られているクネンカクシっていう品種があって、
名前がクネンカクシ?9年隠すっていう。
でそれがずっと作られてて、さつまいもって1年でも作らなかったらもう途絶えちゃうじゃない?
だけどずっと作ってるらしいんだよ。で美味しくないの。
全然美味しくないの。で私も作ったんだけど、
美味しくない?白っぽい芋で、今時のベニアズマとかシルクスイートってめちゃくちゃ美味しいじゃん。
それからするともう味がないというかですね。
だけどなんかだいぶ前に災害か、災害じゃないや、
印刷迷子の不作の年があって、全然できなかったんだけど、そのクネンカクシだけはできたみたいな。
すごいね。
そういう話らしい。
クネンカクシをみんなが作るっていうわけではなく、クネンカクシの持っているそのそういう遺伝資源というか、
そういうのをうまく取り入れたら、
災害に、気候変動とかにも耐えられる品種ができるかもしれないから、そういうのも取っておく必要があるってことだよね。
その取ってる人たちは取ってた理由は何かの時のためのバックアップだったんだと思うんだけどね。
30:06
いやー、それがだからね、本当に何かの時だよね。
クネンカクシしか食べれないのは多分おいしくないからつらいだろうけども。
でもそれがなかったらさ、ガシしちゃうとか、超昔の人はそういう世界観で生きてるとしたら、やっぱバックアップはとっとこうってなるんだろうね。
すごいね。そういうのを有志で続けてるっていうのは。
だから何人かの人で育てて、やっていきましょうって言ってるんだけど、あまりおいしくなかったんで、大きな声じゃ言えないけど、私はもういいやって思っちゃったりとかして、皆さんお願いしますとか。
そうやってだんだんまた多様性が失われていく。
本当だよね。こうして失われていったんだね。
あのね、これちょっとね有名な話があって、とうもろこしのF1品種を作るというのがね、F1化が始まった頃にあったんですよ。
でその時に、多分オス系とメス系っていうのがF1だとあるんだけども、オス系っていうのは花粉を出す方で、メス系っていうのは花粉を受け取るメシベの方だけを使うというか、
メスの方から取れた種がとうもろこしになるんだけど、食べる。意味わかります?なんかちょっと今の説明終わらない。
今ギリギリついてってるから、はいどうぞ。
Aっていう品種をバーっとこっちに植えますね。もう一列ずっと。で隣にBっていう品種を植えるわけですよ。
そしたらAの花粉をBにかけたいわけですよ。
その時にBの方のとうもろこしって上の方に穂が出るじゃないですか。
ふさふさして。
そこから花粉がこうファラファラファラと落ちて、で食べるとうもろこしの先からヒゲみたいなのが出てるじゃないですか。
あれがメシベなんですよね。
あの紐みたいなのがいっぱい出てる1個1個が実につながってるんですよ。
そうらしいね。
でそこ、あの紐の先に花粉がつくと受精して種が膨らむんですよね。とうもろこしの実が。
だからそのBの方はそのAの花粉が欲しいんで、穂が出てきたらバーっと切るんですよ。
トリマーを使って上だけ。
そうするともうBの花粉出ないじゃないですか。
でAの花粉がかかるっていうので、でF1を作ってたんですよね。
33:02
これはちょっとかなり昔のやり方なんですけども。
そういうやり方をやってたんだけども、それだと大変なんですよ。
なぜ大変かというと、Bのその穂が出るタイミングでもしちょっとこうタイミング遅れちゃったら花粉漏れちゃうじゃないですか。
確かに。
そうするとBの花粉がBにかかるとダメじゃないですか。Aの花粉が欲しいのに。
だからBのとうもろこしは花粉が出ないようにしなきゃいけないんですよ。
それのために雄性不燃という遺伝子を使うんですけども、これについてはちょっと松本ラジオのF1とはみたいな回がだいぶ前にあるので。
あれむっちゃ難しかった気がするんだよな。
そっち聞いてほしいんですが。
確かに2回聞いたやつ。
詳しくははじめますけども。
花粉の出ないようにすることができるわけですよね。
しかしその遺伝子を持っている細胞というのがどれでもそうなるわけじゃなくてかなり珍しいのね。
ただその花粉を出させないようにする遺伝子を持っているものが見つかったんですよ。
それを例えばBに導入すれば花粉が出ないので上の方を切る手間が省けると。
楽じゃないですか。圧倒的に。
だって一列じゃない。何百列とかBがあるところを全部取り守っていって。
切ってる場合じゃないと。
切らなきゃならない。最初の方切ってたら最後の方もう花粉出ちゃってる。やべえみたいな感じになっちゃうから。
それが出なくなるんだったらこんな楽なことはないわけですよ。
そこで花粉が出なくなる遺伝子というのを見つけたときにみんな喜んでやったこの遺伝子を導入すれば花粉出ないのが作れるぞと。
うちはちょっと粒の大きいやつ作りたいな。じゃあこの粒の大きくなりそうなやつに花粉の出ないやつを入れて別な花粉を組み合わせてこれを作ろうとか。
おいしいやつが作りたいなとか。いろんなのがあるけども組み合わせとしてはおいしくなるやつ。粒が大きくなるやつとか。
いろんな長いやつとか小さいやつとかいろんなのがあるけども花粉が出なくなるっていうことについてだけは同じ遺伝子をみんな使ってたんですよ。
これがですね実はこの遺伝子を持っているものはゴマ剥がれという病気があって。
36:02
実際このゴマ剥がれっていうのがすごく流行ると全部枯れちゃうんですけどもそれが激発した年があってどうやらこの細胞、花粉の出ない遺伝子を持っているタイプはやたらにゴマ剥がれに弱かったらしいんですよ。
じゃあBが入っているやつはみんなダメみたいになっちゃうわけ。種類は違うんだけど。
一斉に枯れちゃって。
怖っ。
この長いやつもおいしいやつも粒が大きいやつもいろいろ作ってたやつ全部それがゴマ剥がれに弱いということでダメになっちゃったんですよね。
でもその花粉が出なくなる遺伝子はもう使えないということになったっていうのが結構大事件だったんですよこれは。
これが何を意味するかというと、ごめんなさいね遠回りしてたけど。
多様性が失われるということはそういうことなんですよ。
だから同じ遺伝子源だけを頼っていると何か一つの病気にめちゃくちゃ弱くて一気に全部ダメになっちゃったりとか。
なんだっけ。
そういう恐れがある。
どっかの国でさ、ジャガイモの品種を同じやつだけを作ったらそのジャガイモの病気が出た時にもうえらいことになったみたいな国あったよね。
アイルランド?
スペインだったっけ。
スペイン?
アイルランドだ。
なんかそういうのあったよね。で、これはやばいみたいな。
その場合は露骨に品種が一つだったからやっぱ弱かったねっていうことでみんなダメになっちゃったんだけども。
そういう遺伝子源を利用して作っていた場合でも同じようになっちゃうから怖いんだよね。
そういう多様性が狭まっていくっていうのは非常にリスクが高まる。
その遺伝子の話に関して言えば種類自体は違うんだもんね。
そうなんですよ。
だから今その花粉の出なくなる遺伝子は多分いろんな種類のがあるんだと思う。
その当時は多分それ一つしかなくて、
どの品種も同じ細胞質遺伝子っていうんだけども、それを使ってたから一斉に全部影響が出ちゃったんだけども。
今はBだけじゃなくてCとかDとかEとかいろんな花粉を出なくなる遺伝子を持っているものがいろんなタイプがあって、
うちはそのDを使ってますよとかEを使ってますよとかいうので一斉に同じものを使っているわけではないと思うんだけどね。
39:00
ちょっと多様性の重要性というのでそんな話ですね。
それをだからその次の部分でも言ってるんだよね。
例えば保管されている20万品種の稲の一つは、稲を高温に適応させたり新しい害虫や病気に対する抵抗力を見つけるために必要な形質を備えているかもしれない。
これは気候変動という課題を抱える私たちにとってとっても重要です。
でここで、
だからそのもう水とか空気と同じくらい大事なんですよとみんなあまり大事と思ってないようですがっていう。
水と空気と同じくらい重要って言われるとなんかものすごい重要という意味で言ってるんだろうけど。
だから多様性がないことのリスクっていうのはなんとなく理解しにくいところがあると思うんだよな。
めんどくさいじゃんいろんなのがあると。
そうだね。いや確かにね。
結局なんかこうパソコンとかみんなこうスマホとかでさ、一律のものがさ、きれいに整ったフォントとかさ、
全てそういう視覚的にもなんか多様性っていうものがないことの方が楽だし、処理しやすいみたいな感じになってる中で、
この多様性が重要って言われても、えーめんどくさいみたいな感じはなんかわかる。
あ、そっち派?
いやわかるけど、やっぱそれはすごくリスキーなことなんだなっていうのはね。
実感はそこまでしてないけども、でもやっぱ怖いなと思うね。
なんかでも多様性といえばさ、それこそ土とかも、土自体もめちゃめちゃ多様なわけじゃん。
それがそのハイドロフォニックとかで、じゃあ水耕栽培ですごいシンプルにやれますよって言ったからといって、
でもそれってリスクも高いよね。
何か1個病気になったらもうその水を伝って全部ダメになるみたいなさ。
そうだね。そういうリスクもあるよね。
でも土っていうのはやっぱその辺のバッファーがすごく多様性があるからあって、
何のかの意味でリカバリーも自分でできたりとか、そこに。
42:02
バッファーだね、バッファー。
水耕栽培なんかさ、完璧にコントロールすれば計算通り全部できるっていう。
だから楽というか、全てに予測がつくってことだよね。
そう、日々土に振り回されているこの小農、小農有機農家からすると、
ああいいなあって、なんて安定してるんだろうって。
でもそこが好きなんですよね、確か土壌がね。
そうなんですよ。あのカオスが好きなんだよね。
そうね。
コントロールもできないし。
ただなんか居心地のいい場作りしかできないんだけども、
それがうまく反映されるっていうか、うまくいくと、
わあ嬉しいなみたいな感じのはあるね。
あとまあそういう多様性のあるおかげで、
やっぱ土で採れた野菜のおいしさっていうのは、
そういういろんな要素がたくさんあるのの影響なんだろうなあと思うなあ。
ごめんなさい、話がそれました。
これめっちゃ話それるね。
でもこのやり方意外と面白いと思う。
ひたすら紹介するよりも、脇道にそれつつ。
まあそもそもそういうことがやりたかったんだったと思うんだよね。
自分たちで自分たちを縛り付けてたかもしれません。
そうだそうかもしれない。
ちょっとこれ聞いてる人たちがどう感じるか、ちょっと興味あるので。
確かに。ぜひツイートしてほしい。
そうですね。
本文の内容が伝わってこないところがあるかもしれない。
結局何なの?何について語ってるの君たちはみたいな。
一応もうちょっと本数にも話しましょうか。
あれをやりたいんだよね。種が一順にして戻ってきましたようのところ。
そうだね。そこ非常に大事なパートだよね。
大事なパートだよね。
そのスバーバル補完工が一つの実績みたいな感じだと思うんだけども。
じゃあいきますね。
ここからね。
このジーンバンク、シードバンクの非常に役割としてドラマチックな話が、
2012年のシリアの内戦の時なんですけども、
この時には戦闘の激化に伴い、
シードバンク自体が破壊されたとまでは書いてないけども、
45:04
もう多分機能しなくなってしまったんでしょうね。
それが2015年にスバーバル補完工の趣旨を用いて遺伝子バンクを再開したと。
氷の眠りから覚めた種子はレバノンのベカ谷かなと、
モロッコに植えられ、その子孫は収集され、保管庫に戻されるように処理されたということで、
スペアの種をシリアだけじゃなくてこのスバーバルの方にも置いておいたことで、
その遺伝子は途絶えることなくまた引き継がれたと。
ちゃんと戻ってきたんだよね。
しかもちゃんとまた種に新しく育ててできた新しい種を戻したってことだよね。
そうだね。取り直して多分芸室とかをまた確認したんでしょうね。
すごいな。
This seeds have come full circle.
いいよね、ここが。
ね、フォースサークル。
それらの種子は一順にしました。
サークルだから完璧に、完全に一周してきたんですよっていう。
紛争とかでね、今ウクライナなんかでも、知ってます?
ウクライナのジーンバンクが破壊されてしまったっていう話。
え、本当?
前ツイッターで流れてきたんだけども、
今それこそロシアが侵攻しているこのウクライナのハルキューというところでジーンバンクが破壊されて、
16万品種の植物の遺伝子資産が失われたということで、
写真だともう完全に焼け焦げている建物の写真があるんだけども、
ウクライナで唯一のハルキューのジーンバンクは第二次世界大戦を生き延びたがロシアの侵攻で破壊されたということで、
紛争によって遺伝子原が失われたりしていくっていうのもあるので、
スペアをこうやって離れた場所に置いておくっていうのが非常に重要なことだなと。
本当だね。
この文章がさらに続くのは、
戦争で脅かされたのはアレッポの遺伝子バンクだけじゃなくて、
アフガンとかイラクの遺伝子バンクも破壊された。
遺伝子バンクの破壊って意外とよくあるのかな?
これはそれを狙ったのかな?
たまたまその場所なのか、それとも遺伝子バンクを狙っているのか?
これちょっと謎だね。
日本だったら、スクバの研究所みたいなところが狙われているというような状況みたいな感じだと思うけど。
48:07
そのスバーバルにバックアップされていなかった遺伝物質も一緒に破壊されたりしているから、
必ずしも全部バックアップはされていないわけだよね。
さらにこの資源を脅かしているのは武力紛争だけではない。
自然災害による被害もある。
フィリピンの国立遺伝子バンクは台風による洪水とその後の火災で被害を受けたが、
しかしさらに言えば資源の不足。
この資源の不足っていうのは多分お金のことだと思うんだけども。
世界の遺伝子バンクが直面する最大の脅威であろうと。
お金がないと保存もできないっていうことだよね。
ファンドがないと。
電力だってかかるし、スタッフももちろんいるだろうし。
おそらく一円も生み出さないんだよね。
確かにそれこそコマーシャルな目的でやってるわけじゃないから、ただ保管してるだけだもんね。
いざということがあったときには、しかもそれを別に売りつけるわけではないだろうからね。
売れないよね。こんな理由だったら、それはもうあげますみたいな感じになるよね。
それはだってね、ロシアが攻めてきたから失われちゃったけど、この小麦の種があってスーパーバーになるぞって。
はいじゃあこれ100万ドルですよとかって言われても。
運ぎすぎ。
あれってなるよな。
だから何も生み出さないけど絶対になくしてはならないものっていう。
そうだね。
だから基金とかね、そういう寄付とかそういうので何とか成り立っていくものなんだろうな。
さらに私この次のパートが結構好きって思ったんだけど、
その種の繁殖の安全を保つために払われた犠牲は遠くを見るまでもない。
すごい持って回った訳し方になっちゃってるんだけど、英語がそうなんです。
種子の保管庫の中で最も歴史的に重要なものの一つは、サンクトペテルブルークのビバーロフ研究所のコレクションで、世界で最初のコレクションの一つに由来していたと。
レニングラード包囲の際に、植えた市民の周囲のドイツ軍から種子を守るために、12人ほどの科学者が篠入った部屋にバリケートを築いたと。
51:13
その包囲が長引いて、やがて餓死する人たちもたくさん出たんだけれども、それを食べずに守り抜いた。
すごいよね。守り抜いた科学者の中の一人のドミトリーイワノフさんは、米袋に囲まれて死んでいたと。種用の米を食べずに餓死しちゃったってことだよね。
ちなみにですね、このレニングラード包囲って名前は聞いたことあるけど、一体どういうことって思ったんだけど、1941年から1944年にあったドイツ軍によるロシアの包囲。
だから本当に囲まれちゃって、氷牢攻めみたいな感じ。それが900日以上続いて、そこから出た死者は63万人以上って言われていて、実は100万人くらいいたんじゃないかって言うんだけども、その97%が餓死だったっていう。
63万人餓死だよ。しかも本当はもっと多いんじゃないのって言われてるわけだから。残酷な話だよね。その中で、未来のためには絶対この種は食べないで取っておかなきゃいけないとか言って、小麦やら米やらいろんな穀物をちゃんと取っておいて、死んじゃったというか、守り抜いた人たちがいたっていう話がある。
これはちょっとすごい話だよね。
食べればもうちょっとね、生きながらえただろうに、米袋に囲まれて死ぬなんてさ、すごいね。
これ未来を信じてたというか、これを自分たちが食べて生き残るよりも、この遺伝子を残すことに使命を感じてたってことだよね。
そうだよね。ていうかさ、自分の命よりも人類の未来みたいなものの方を大事だと思えたってことがすごくない?
すごいよね。
自分の命って多分自分にとって一番大事じゃん。普通に。それより大事なもので、しかもその漠然とした、皆さんのためにみたいな感じでしょ。
54:12
そうだね。すごい科学者がいたもんだわ。
本当だよね。何と言ったらいいかわかんないけど、とにかく最も高潔な精神というかね。
でも今さ、それこそスババルもそうだけども、ジンバンクとかに置かれている立ち位置ってさ、精神が逼迫するような状況ではないまでも同じだよね。
未来にこれをつなぐために、問題はその財政なんだろうけど、この危機をどう乗り越えていくかっていうのはさ、
誰かが何かを犠牲にしてでもこれを残していかなければならないっていうことなんだろうけど、そういうのは税金でやってくれよって気もするけどね。
その記事の最後が、
In an age of heightened geopolitical tensions and uncertainty, the Svalbard Belt is an unusual and hopeful exercise in international cooperation for the good of humankind.
と言っていてですね。
これはその地政学的な緊張と不確実性が高まる昨今の世の中で、スババル保管庫は人類のために国際協力を行うという非常に稀だけれども、しかし希望に満ちた取り組みであると。
本当にそうだよね。
いやー本当そうだと思う。やっぱりもう失ってしまって、本当に絶滅して完全に失ってしまったら、どうやってあっても回復させることはできないわけで、
いるかいらないかわからないようなものでも全部取っておかないといけないんだろうなぁ。
トーターが必要な気もするけども、それを自然トーターではなく、人間がいろんな活動をすることによって失われていくような遺伝子も多分あるだろうから、そこをちゃんと保管していくことっていうのも責任だよね。
ちなみにね、他の動画を見てた時に、ここにはジェネティクリモディファイド、だから遺伝子組み替えがされているものは保管しないそうです。
そりゃそうだろう。
いやーでも、あ、そうなんだって思ったんだけど。
57:00
いやーそりゃあね、GMは別に、まあでもGMするにしても、もともとの遺伝子源は多分そこにあるよね。だから後からまた戻せるってことじゃない?
ああそうかそうか、もう一回モディファイドすればいいわけね。
まあそれが良い悪いは別にして、やろうと思えばね、またその同じ手法で戻せるわけで。
あーでもなんか遺伝子組み替えとかもちょっとファーマーズイングリッシュ的にやったら面白そうではあるよね。
その外国の文献とかでどういう感じでやってるのかなみたいな。
どういう感じでみんな受け入れてる国とかね、まあそういうのもあるわけだ。インドとかね、すごい増えてるけども。
そこらへん、もうちょっとこう、市民の目線で描いたような何かは見てみたいな。みんなどう感じてるのかっていうのは興味ある。
あるいはその国ごととかね、状況によっての違いとか、結構ありそうだよね。
これは話が揃えますね、なかなか。
で、この保管庫では、北朝鮮からの赤い木箱とアメリカからの黒い木箱、隣の通路にはウクライナからの種子の箱とロシアからの種子の箱が並んでいますと。
これね、これも動画で見たんだよ。本当にね。
北朝鮮から来た奴は赤い木箱に入ってて、ちょっとなんかレトロな感じの古くて新しいみたいな箱だったりとか、あるいはすごいこうピカピカのプラスチックの箱に入れてる国もあったりとか。
だけどそこにそのディスクリミネーションは全くないんだよね。
何のジャッジメントもなく、ただ並んでるんだよね。そこに平等感というかさ。
それはね、植物にとっての国境みたいなのってのはないわけで。
それは隣に並ぶわな。でもなんかいいね、それ。
で、最後に、
種は同じ通路に北朝鮮の種と韓国の種があることなど気にもしていません。
冷たくて安全であること、それだけが重要なのです。
いやー、含みがある。
何気に世界平和の話やんっていう。
ねー、氏名最高だよねこれ。
これね、タイムの記事で、いろいろねその、この建物自体は非常に有名だからいろんな記事を読んだんだけど、これが一番よくまとまってるし。
1:00:13
で、書いてあることも面白いしいいことが書いてあるっていうか。
やっぱりこの大手の新聞というか雑誌のメディアのそのレベルの高さみたいなのを感じましたね。読んでて。
上質な感じだね、確かに。
このスバーバルのこの写真、これ自体もいろいろ見たんだけど、この写真が一番何ていうのかな、モノリス感というか、ノアの箱舟感というかさ。
目にオッてなる感じの捉え方なんだよね。
そう、これが地球最後の砦みたいな感じの、ここを失ってはいけないみたいな感じがする。ピンとくる感じだったな。
でもすごく大手の一流新聞みたいなところとか一流雑誌って写真もとてもいいよね。
やっぱりね、写真大事だよね。
最初に目を引くのがそこだもんね。
読もうと思うよね、やっぱりこういうのって。
で、ちょっと途中で思い出したんですけども、
手術業会社は結構このね、人員バンクを利用してるんですよ、いまだに。
何利用してるかというとですね、材料として取り寄せたりして、それをまた使って育集の材料にしてるんですよ。
え、これなに、分けてくれるの?
そう、あのね、ちょっとね、手数料ぐらいは取られたと思うけども、別に高くはないお金で、
その人員バンクにある種をもらうか買うことができるんですよ。
で、それらっていうのは別に全然、今じゃあそれを作ったからって、
農家が満足するような品種はできないんだけども、
いわゆる野生種と、本文にもなんか出てなかったワイルド、ワイルドなんとかっていうのなかったかな。
野生種っていう風に言われる昔の形、例えばトマトって今大玉トマトとかいろいろありますけれども、
トマトの野生種って言ったらマイクロトマトって言って小指の爪よりちょっとちっちゃいぐらいの。
え、そんなにちっちゃいの?
そう、あれが原種です。
めちゃくちゃちっちゃいじゃん。へー。
で、もう全然姿形が違うのね。
で、そこからいろいろ派生していって、今のプチトマトだったり、大玉トマトだったりとかいろんなのがあるんだけども、
1:03:03
野生種と呼ばれるものがあるんですけども、
この野生種っていうのはすごく病気に強かったりするんですよ。
まあ、野生なんでね。
だけど、新しい品種っていうのはそこがいろんな育成をするうちに、
例えばこれちょっと色が悪いからこれやめようってやったときに、一緒にその野生種の持ってた強さみたいなのを脱落しちゃってるわけで、
なんかこう遺伝子って別にこの部分だけ、1個の特性だけを外していくってことはできないんで、
そういう野生種の病気に対する強さとか、そういうのを改めて、今やっぱ必要だってなると、
ジンバンクからそういう昔の品種取り寄せて、で、なんとか最新のおいしいとか色がいいとか形がいいとかそういうのと、
その病気に強いやつを組み合わせて、
その大病性の部分だけを獲得しようみたいなので、いまだに利用されてるんですよね。
そういった単なる保管だけじゃなくて、
そういう利用も、具体的な利用もまだ今もされてますね。
え、でもさ、そのジンバンクからみんながじゃあ種ちょうだい種ちょうだいってやってるうちになくなってっちゃったりしないの?返すの?
あーどうだろう、たぶん返してはいないと思う。だから、
そうなんだ。
出したって、そんな数粒でしょ。そんないっぱいじゃなくて。
あーじゃあ10粒くらいとか。
でもとはいえね、減ってはいくよね。
だからどっかの時点でちょっとさっき言ってた更新みたいのを、
そうそうそうそう。
育ててまた種取りして。
すごい手間かかるじゃん。
だからその時に特性表みたいなのを付けがあるらしいの。
それを見ながら、概要が非常に大きく色が濃く、
いろんな形式とかが書いてあって、実際作ってみた時にそれに見合ったものからまた種を取るみたいな。
え、なんかさ、そういう仕事について見たいね。
記録してさ、育ててトマトとか、今年のトマトはこれをやりますみたいな感じで。
少量多品目どころの騒ぎじゃない。
そうだよね。観察日記みたいな。
そうやって種取りまで全部やって、でまた保管って。
なんか楽しそうじゃない?
楽しそうだけど、他の花粉かかんないようにとかね。
めちゃくちゃ気を使うだろうね。
あーそっか、講座とかしちゃいけないんだよね。
そう、講座しないようにちゃんと分けてやらないとならないから。
1:06:03
確かに。
実際どうやって運用してるのかっていうのはなんか興味深いな。
ね、意外と気になるけど、でもさっきのその話の中でさ、お金も大事ですっていう、その資金が大事ですっていうけど、
まあいろいろ考えれば考えるほど、いや確かにお金かかるよなとは思うよね。
かかるよだってね、栽培試験やったらさ、まあそれだけいろんなもの必要になるもんね。
だって作んなきゃいけないから畑いるしね。
トラクターかけなきゃいけないし、マルチして支柱立てて、人件費が必要でとかね。
え、でもさ、それでもなおやっぱ楽しそうじゃない?作物としてじゃなくて、種をっていうその目的が面白くない?
いやもう純粋に楽しそうではある。
でしょ?
面白そうだなとは思うけど、いやこれは結構大変、大変だなと思った、改めて。
そんなこと言ってて、実際その仕事してる人が聞いたら、お前らってなるのかもしれないけど。
是非これを聞いている、あの筑波の指導センターの人は連絡をもらえれば、ちょっとお話を聞かせていただきたいです。
もうなんなら送っちゃう?メールとかで、これ聞いてもらえませんか?とか言って。
扱わしく送りつけて、どうですか?みたいな。
違いますねって言われる。
いやなんならね、湘南ラジオに出てくださっても。
ね、まぁちょっと興味深いね。
めちゃめちゃ面白いと思う。
これもらったらなんかもっとさ、お金お金ってなっちゃうけど、寄付とかにもつながりそうだよね。
やっぱこういうのあるってことすら知らなければさ、そういう寄付しようとかそういうのにもつながらなそうだし。
だってね、この記事にも言ってる通り、本当に水と空気の次に大事なものなわけですよ。
そうだね。
だけどおそらく日本っていう国はそういうところにあんまり税金投入してなさそうじゃない?
そうだね。
きっとすごくギリギリで頑張ってやってくださってるんだよ、現場の人たちは。
確かに。でも今さ、有機農家で特に結構多いけど、自家採取して固定種だけでやってる人たちも結構いるわけじゃない?
うちは有機でありながら基本的にF1ばっかりなんですけども、それはやっぱり安定性とかね。
そういうのでどうしても固定種は厳しいなと思って僕はF1でやってるんだけど。
野菜売る人はね。
他にもちょっといろいろ理由はあるんだけども。
1:09:00
でもそういう固定種を取る活動っていうのは、そういう遺伝資源を維持していくっていうのにも必要な一つの手段なのかなというふうに思ったな。
種の守る活動をしている友達とかに、種の交換会とか連れてってもらったりとかすると、そういうことをやってる人にいっぱい会うけど、
なかなかいい世界だとは思いますよ。
明確なゴールというか、維持していくことで何がいいかっていうことでもないのかなと思った。
民間レベルでいろんな人がそれぞれに種を取っていくっていう、責任をみんなで分担するっていう意味でも、固定種を続けていくっていう意味はあるのかなと思ったな。
本当そうなの。逆の意味でね、その責任を引き受けられないからもらってこないっていう時もあって。
だからその、もらっちゃっても多分この作物は自分はちゃんと種取りまでできないだろうなみたいなね。
だったら自分が引き受けるべきじゃないかなって思ったりするやつもある。
固定種っていうふうに結構こだわるというか、そこだけを言う人もいるけども、やっぱり種を取るところまでセットで初めて固定種を作ることの意味とか。
そうだね。
あるから。
確かに。
ぜひやっぱり固定種やるんだったら。
種まで取らんかいと。
種取りって大変なんですってよく言うけどね、人参をね、種を取ってみようと思って。
てか、種ができるまで待ってみようと思ったのね。めちゃくちゃ時間かかるね。
まだ今も植わってるってこと?
そうです。去年の7月ぐらいに蒔いた種で、もうね、今となっては私たちが食べてる人参というのは本当に序章に過ぎないっていうかさ、あれは赤ちゃんだったんですねみたいな。
そうだね。
そっから今ね、すごいことになってるの。
バリバリ来てるでしょ。
もうね、私の身長を超えましたかなというぐらいの、しかもうねり方がすごいの、もう。遠くから見て、うちの畑やばいっていう感じの。
生命を感じる。
そう、なんかのた食ってて、すいませんうちの子がんみたいな感じで、目立ちまくってんの。
もう咲いた?
一応咲いてますね。
あれ、いい匂いだよね。
匂いあんの?
人参の花の香り。
ここまでは、ちょうど明日嗅ぎに行ってみよう、じゃあ。
1:12:01
いや本当にね、俺あの匂いすっごい好きで、あの匂いを嗅ぐともう、わーっといろんなものがフラッシュバックする。
何それ、何があったの?人参の花の周りで。
いや僕はもう結構世界中いろんなところで人参の種取りをしてたんで、いろんなとこに行って、その人参の花の開花期が一番よく行くんですよ。
そうするともう。
あの匂いを嗅ぐとね、ふわーって、もうたまに泣いちゃうぐらい、いしなり。
あーやっぱりなんか、ゆーちゃんってどっかちょっと変態っていうかさ。
いやあのね、ちょっとこれ全然話それちゃってるけど、匂いと、僕はね匂いと記憶の結びつきがめちゃくちゃ強い人なんですよ。
確かにそれはあるよね、匂いで思い出すっていうのは。
そう、それが風景だったり、たまに中には音っていう人もいるけど。
私は音です。
あーそうなんです、僕は匂いなんですよ。その匂い嗅ぐともう、ぷわーんってこう一気に、こう記憶とかが、がわーって出てきたり。
もうなんか後ろにのけぞっちゃうぐらいびっくりするような時もあって。
えー。そうなんだ。じゃあ、そもそもじゃあ嗅覚が敏感ってことだよね、きっとね。
そうなのかなー。なんか表現がおかしいって言われるけどね、たまに。
え?それなに?
対比の切り返しの時に赤ちゃんのゲロみたいな匂いがするっていうと。
それはなんか、なに?全然想像つかないから。
いや、そのうち、あ、これかーってなると思う。
いや赤ちゃんのゲロの匂い嗅がない。嗅がないっすよ。
甘いような、酸っぱいような、なんかこうちょっとね、まあ素敵な匂いがするんですよ。
めっちゃ微妙だなぁ。
まあちょっとね、赤ちゃんのゲロはさておき、ニンジン種取りしてるんだ。えらいね。
種取りっていうか、あのどちらかというと、生け花にニンジンの花を使いたかったんですよ。
なんか独特の形してるじゃん。で、なんかかっこいいと思って。
いや、あれかっこいいよね。
かっこいい。
お皿みたいになって、端っこのから葉っぱがこうちょちょちょちょって出てる感じが。
そう、なんかめちゃくちゃ複雑で。だけどね。
なんか、幾何学的な。
去年7月に種を蒔いて、ニンジンになるのが秋じゃないですか。
で、それをやり過ごして、冬の間どうなるのかなと思ったら、その葉っぱがペターって地面に張り付いて、
なんか町の体勢に入ってて、これあれだったのかな?でもまだ生きてるっぽいなと思ったら、
1:15:01
暖かくなってきたら、なんかまたミョーンって立ち上がって、なんか生命ってすごいね。
ね、そのほんとに一部しか見てないんだよね、僕らって。
野菜ってそうだよね。
トマトとかはね、種が入ってこそなんだけど。
うんうんうん。
なんかちょっと話がだいぶそれましたけど。
めっちゃそれてる。
いい話だったのに。
いい話、いやいやいい話だったよすごく。種の話いっぱいできて僕は嬉しいです。
はい、ということで今日は、もう一度ちょっとタイトルを言っておこうかな。
Norway Doomsday's Boat Where War's Seeds Are Kept Safeと、
ノルウェー地球最後の日、世界の種の貯蔵庫ということで、
ノルウェーにあるシードバンクについてお話ししました。
はい。
はい、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
最後にちょっとお知らせがいくつかありまして。
いくつかどうぞ。
すみません、最後に。
これをちょっと配信するタイミング的にギリギリなんですが、
6月のですね、5日に五反農園、僕は五反農園という野望で農園をやってるんですけども、
五反農園の方でですね、生ゴミ対比化のワークショップを開催するんですが、
今のところあと2枠空いておりまして、
非常に面白いワークショップで、家庭から出る生ゴミをね、
この番組でも何度もお話ししている対比化するボックスを作るワークショップなんですけども、
まだちょっと空きがあってですね、ぜひ参加してもらえたら面白いんじゃないかなと思うんで。
これは何?
ボックスを作る前に生ゴミ対比の説明みたいなの、ゆうちゃんがしてくれるの?
もちろんもちろん。それはスライド付きでもう何十回も話してるから、
もうスラスラと1時間半ぐらい大爆笑のトークショーがあって、
大爆笑なの?笑うとこあるの?意味がわからない。
それからですね、本当にカッターとかドライバーとかね、そういうの使って箱をみんな作って、
自分の作った箱で愛着を持って使ってもらいたいので、箱を作るのが結構大事なんですけど。
本当そうだよね。私も2個持ってるんですけど、2回作ってるんだけど、
やっぱね、自分で作んないと多分できないというか、やりきれない気がする。
そうなんですよ。その箱を作って、最後に床材という微生物のベッドみたいなのも一緒に作るんですけども、
1:18:05
もう完成品があるので、料理番組のようにですね、できたものがこちらですって言って、帰りにはそれを持って帰ってもらうと。
箱に入れて持って帰って、その日から始めると。
そう。それがスタートで、そこから生ゴミ貯めて、また僕のところに持ってきてもらうというようなね、
これからも関係が続くような、そんなワークショップなんで、
ぜひ興味ある方は、概要欄の方に色々連絡先あるので、そちらから連絡をいただければなと思います。
いいですね。
じゃあ、我々が出ているアグリミュージックレディオという番組もですね、非常に最近色んな面白い人が出ているので、ぜひ聴いてください。
スポットファイトで無料で聴きます。
毎回すごいよね。日本の農業って、もしかしてすごいことになっているんじゃないですかって、あの番組聴いてたら思うよね。
そうだね。本当に実はこんな多様性があったんだなっていうのは、ゲストの人の話を聞いて感じるよね。
感じるし。
日本の農業って一律感があったけど。
確かにね。農協とかさ、同じようなことをみんながやってますって感じなんだけど、違うよね。
みなさん。
こんな面白い人たちがいっぱいいるんだっていうのをね。
面白いし、すごいよね。
なんか単純にすげーっていつも思っちゃうんだけどね。
うちらスタッフとして役得でね、その後いろんなお話まで含めて。
そうです。眠いのに付き合わせて。
役得してるよね。
本当だよ。
ぜひアグリミュージックレディオの方も聴いてください。よろしくお願いします。
はい、じゃあ今日はここら辺で終わりましょう。
じゃあ、バイナーウ。
See you next time. Bye now.
01:20:30

コメント

スクロール