2024-06-19 08:38

農林中金が大損の見込み!何がいけなかったのか?

しんさん@入院中。

体調が許す限り配信します。


ポッドキャスト専用HP

https://www.shinsanpod.net/


【Youtubeも見てね!】

短時間でサクッと学ぶ半導体 知らないよりは知っていた方がいい知識

https://youtu.be/bQWhsJ3rQkc


元証券マン・ファイナンシャルプランナーで投資アドバイザーのしんさんです。

短時間でサクッと学べる今日の経済ニュース。


おススメ再生速度1.5~2倍


投資・資産運用のために影響がありそうなニュースを選んでいます。


聞くだけ!ちょっと気になる今日の経済ニュース 本日のトピック

・日本の国際競争力が悲惨!その原因とは?

・農林中金が大損の見込み!何がいけなかったのか?

励みになります!番組へのメッセージはこちらから

https://marshmallow-qa.com/u2iiqvfppa7zqmj?utm_medium=url_text&utm_source=promotion


ストアカで初心者・入門者向けの株式投資・資産運用関連講座を中心にやっています。

https://www.street-academy.com/steachers/559284?

conversion_name=direct_message&tracking_code=866aa928e0c0807fcf7475dbdad09f4e


ストアカの初回クーポンです。

https://www.street-academy.com/friend_invites/ZWVlvieQ



リットリンク(インスタ、FB、noteなどはこちら)

https://lit.link/okabeshin



しんさん プロフィール

 

投資アドバイザー、元証券マン、元デイトレーダー、現役FP。


主な取得資格歴

 

・証券外務員1種

・協会認定FP

・2級FP技能士

・長期積立投資研究会 主宰


講師実績など


現在まで約6000人以上に投資相談を経験。

・上場葬儀会社タイアップセミナー エンディングノートの作り方

・東証一部上場通販会社 女性のためのマネーセミナー

など多数。


【経歴】


高校時代は応援団で団旗持ち。

大学は首都圏の2流大学で学校にも行かず、毎晩飲み歩く。


そんな堕落した生活が災いして就職活動ではバブル絶頂期にかかわらず志望の銀行に全部落ちて、やむなく同じ金融という理由で証券会社に就職。


証券会社に就職したとたん、あえなくバブルは崩壊。


大学時代の自由気ままな生活から一転、メチャクチャ体育会系の会社でしごかれる。

ある日は1日150軒の飛び込み訪問、またある日は1日400軒の受話器を手に縛り付けてテレアポ。


シゴキには何とか耐えられたものの、無知な顧客にノルマ達成のため「はめ込む」営業に嫌気が差して退社。

金融機関の都合で無知な顧客に金融商品を押し付けている実態に愕然とする。



しかし金融への思いは捨てきれず、後に保険代理店として独立。

「経営者」「税対策」で初年度から生保業界トップ水準であるMDRT基準に到達。


本来大好きな相場の道にも手を出す。

相場好きが行き過ぎて元外資系証券トレーダーに師事してプロのトレーダーを目指す。


投資信託、株式現物、信用取引、先物、オプション、FX、CFDほぼすべて経験済み。

システムトレードで詐欺まがいの被害にあったり、加えてリーマン・ショックで投資資金を「溶かす」。


子供の誕生時に、路頭に迷う寸前に…d

経験を通じて儲けも損失も大きい一発狙いの短期トレードよりも長期的に利益を積み重ねていくことの重要さを痛感。


オフショア香港でヘッジファンドを立ち上げる寸前に挫折も味わう。

日々積立投資の研究と実践を続けている。



00:06
しんさんと申します。元証券マンのファイナンシャルプランナー。ストリートアカデミーで講師もやってますよ。今日は6月19日水曜日。早速やっていきましょう。聞くだけちょっと気になる今日の経済ニュース。まず一つ目はこちらから。日経新聞から。世界競争力、主位はシンガポール。日本は過去最低38位。
スイスの有力ビジネススクールIMDが17日発表した。2024年の世界競争力ランキングはシンガポールが4年ぶりに主位となった。日本は38位と3年連続で過去最低を更新した。企業の生産性や効率の低さなどへの評価が落ち込んだことが主な理由となった。これぐらいにしときましょう。
日本はもう一回言いますけど、38位。これは調査対象67カ国中38位ということになりますよ。ちなみにタイトルにもあったように、主位はシンガポール。2位はスイス。3位デンマーク。これのワンツースリーですよ。ちなみに4位はアイランド。5位が香港ですよ。
アジア勢ではですね、台湾8位。中国14位。韓国20位。日本は遠く離れた38位ですよ。もう一回言いますけど、67カ国中38位ですよ。これは1993年あたりまでかな。これ日本は世界トップでしたからね。そこから38位ですよ今や。
まあ別にランキングなんてどうでもいいんじゃないの?2位でダメなんでしょうか?みたいな声があるかもしれないんですけど、日本はなんで食ってるかっていうことですよ。要は国土は狭い。資源も早々取れない。農作物もあんまり期待できない。となったらなんで食うかっていうと、もう国際競争力ということなんで、まあこれが今やさっきの香港、台湾、中国、韓国の遥か後陣を背して、まあそんな感じになってますよ。
特にこれいろんな項目があるんですけど、主に足引っ張ってるのはやっぱり企業の生産性、効率ですよね。このあたりが足引っ張ってそうですよ。他の日でもここでもよくやってますけど、企業がもう独占的地位を得て、昨日のお話なんかでもそうですけど、昨日保険会社行ったんかな?もう保険会社ガチガチですよね。規制業界築き上げて。で、まず自民党に献金ですよ。
しかもまあ額が結構しょぼいんですよ。しょぼい献金。で、入らせないんですよ。そして役所とも握ってますよ。役所は業界に雨下りですよ。まあ昨日政府を言ったんで、今日あたりは。ライドシェアそうですよね。タクシー業界。これもタクシー議連みたいなのがあって、そこにやっぱりしょぼいって言ったら怒られるか。まあそんなに多くない献金なんですよ。でもちょっとの献金でね、一生懸命働いてくれるんですよ。
日本の場合だともう必殺のレッテル割り、白宅っていうような、もうこの一言ですよね。まあ白宅なんちゅうとこのイメージ良くないですから、白宅を認めるんかって言われるとみんなこう呼び越しになってしまうっていう、まあそんなお話ですよ。で、タクシー業界向けにわけのわからないライドシェアだけ今解禁になってますけど、あれはタクシー業界の都合のいいライドシェアなんで、まあほとんど意味ないかなっていう気がしますけどね。
03:20
他にも他にも、これは楽能の世界ですよね。乳牛、ミルクを生産。これもね、生産者1万人少々ぐらいかな、必要なんですよ。でもあまりにもここに過重な配慮するがために、バターは常に手に入れませんよとか、そういう問題ばっかり起こってるんですよ。
これもやっぱり小規模の団体、その背景にあるのはでかい団体ですよ、JAとかね。で、やっぱり献金と、あと票ですよね。天下りもあると思いますよ。そんなのだらけなんでね、たまたまタクシーとか楽能とか言いましたけど、そんなのだらけ。
で、ドクターの世界もそうですね、日本にしかめちゃめちゃ力がありますよ。あと郵便局、特定郵便局というのは、あの世襲の郵便局、まあ元公務員ですけどね。そんなのだらけで、1個も前に進めませんよっていうのが非常に多いんですよ。わずか数万人ぐらいの利益団体が、もう1億人を振り回すような、こんな感じになってますからね。
なので、まあ今自民党に対する怒りが、まあ一部でしょうね。一部だけ。利権団体向けの自民党って怒りがちょっとだけ起こってるような気がしますけど、かといって野党全然いいとは思わないんで。まあ要は海外で当たり前のことは、せめてちょっとだけでもやったらいいんじゃないかなという風に思いながら、次のニュース行ってみましょう。
次のニュースは日経新聞から。農林中金外債10兆円売却へ損失確定運用戦略を転換。今期最終赤字1.5兆円に。農林中央金庫は2024年度中に、保有する米国債や欧州国債を10兆円以上を売却する運用収支悪化の主因となっている利回りの低い外国債券の損失を確定し、債券運用のリスクを引き下げる狙いだ。
ということで、損失処理で5千億円超と見込んでたのが、最終的にはこれは25年3月1兆5千億規模に拡大すると、まあ見られてますよ。外債ばっかりで運用してて。今比率ね、日経新聞の記事で載ってますけど、これは24年3月末時点の比率、外債比率。外債っていうのは外国債券。
42%。総額は56.3兆円のうちの42%。これが外国債券で運用して。株はわずか2%なんですよ。これやっちゃったなーっていう。まあそんな感じですよね。40兆円以上の外債のうち、まあ42兆ってさっき言いましたけど、10兆円以上を売却して、他でまた運用すると。
例えば、まあ今候補ですけどね、株、社債、企業向けの融資、あとプライベートエクイティとか、ローン担保証券とかを運用するというふうに検討してますよと。これはね、株の運用比率2%。株が低くて、もう結局こんだけ穴を開けてっていうようなお話になってますよ。
06:17
農林中金のお金はね、主に農協なんかのお金をまとめて運用してるっていう形になってますけど、まあ我々の年金はね、GPIFという、これは金融の中ではよく出てくる言葉ですけど、government pension investment fund、政府の年金基金みたいなそういう意味ですけど、これはまあ2001年からの累計ですけど、130兆円以上のプラスですよ。
安倍政権になった時にGPIFね、株の運用比率上げるっていうことで、またはや党がわーぎゃー騒いだわけですけど大反対して、今やそっからね運用益、当然のごとく積み上がってますから、これは再建中心でやってたんですよ、その前まではね。株の比率上げるといっても株の比率半分までなんで、これは国内の株と海外の株と両方合わせて半分ですよ。
累積でもう1回130兆円を超えた収益と、2001年からですけど、これはリーマンショックとかも挟んでですけど、期間の平均運用利もある約4%、3.99%ですけど、ということはGPIFがやってるように、我々もやれば年率だいたい4%ぐらいで運用できるかなっていう、まあそんな感じで言えるかもしれないですよ。
GPIFの運用なんていうのは株は例えばトピックス買って、海外の株はオールカントリーのACWI買って、そんなお話で国内再建は日本国際、海外の再建はETFかなんかで事足りると思うんですけど、それを年に1回ぐらい4分の1ずつのリバランスをすれば、それでGPIFの運用になるんじゃないって言ったりはしますけどね。
記事にはこの農林中菌のお話、記事には載ってないんですけど、これねリーマンショックの時も5000億円以上の赤字出して、今回も1.5兆円でしょう。誰か責任取らないんかなと思ったりもしますよ。こんなに円安になって、しかも外栽だけ買っといたらいいのに、しかも円安なのになんでこんなに大赤字。まあそれは金利の低い外栽を大量に買ってしまったんでしょうっていうお話になってきますよね。
我々の年金という意味ではGPIFがこの農林中菌みたいな失敗を今のところですけどね、してなくてよかったかなということで、じゃあ本日も終わっていってみましょう。本日もご清聴どうもありがとうございました。
08:38

コメント

スクロール