1. シンの木工家ラジオ
  2. #63 木工作家ってどうやって..
2024-03-30 34:33

#63 木工作家ってどうやって稼いでるの?【限界木工作家のゆるふわ生存戦略1/4】

木工マニア度 ★★★☆☆

謎多き木工作家。果たしてその存在はどのように保っているのだろうか。どのように稼いでいるのだろうか。今回は限界木工作家代表のこーぐちが木工作家のつくり方を伝授する「限界木工作家のゆるふわ生存戦略」というシリーズ第1回です。オーダーメイド家具、きついのでは?という仮説から木工作家的活動に少しずつピボットした経緯。木工作家はどこでどうやって稼いでいる?という話をしました。木工リアリティーショー開幕。


01:10 最近読んだ本、完売画家が面白かった

02:35 プロの画家は日本に30人~50人くらいしかいないらしい

05:00 限界木工作家のリアルをお届け

05:25 学校では絵で稼ぐ方法は教えてくれないのと同様、学校は木工で稼ぐ方法を教えてはくれない

06:15 こーぐちの独立最初の仕事は時給240円

 オーダーメイドで飯食っていくのはきついのでは

 どうやって作家になれるのか? 

 作家ってどこで販売しているの?

 ギャラリーは3種類ある

 百貨店は広告力がすごい

 展示会は2種類ある

 ECサイトは2種類ある

 こーぐちは応募したクラフトフェア全部落選 今回のエピソードで紹介したもの(Amazonアソシエイトを利用しています) 完売画家 中島健太 CCCメディアハウス https://amzn.to/3IW8bte

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00:03
みなさん、こんにちは。シンの木工家ラジオ始まりました。この番組は、シンの木工家になりたい、家具屋の花太郎とアルバイトのこーぐちくんがお送りする、木工バラエティーです。こんにちは。
こんにちは。
今日は、いつにも増して寒いですね。
寒いですね。
なんか、戻ってきちゃったかなっていう感じしますね、冬が。
今、雪がもうしんしんと降っておりますけど。
まあね、寒くなるとうちの機械が全て調子が悪くなるので。
ね。
ちょっとあれなんですけども、僕結構、初めてから本読もうとかって思ってた時期あったんですけど。
初めてからっていうのは何時からですか?
これを独立してから。
独立してから、はいはい。
最近全然本とか読めてないんですけど、こーぐちくん割と読んでるイメージですよね。
僕も全然読めてなくて、今年に入ってから、年末ぐらいかな。去年の年末ぐらいから、ようやく少し読めるようになりましたね。
少し読めるようになりました。
少し読めるようになった。
なんか時々教えてくれるよね。面白かったですよみたいな。
あ、そうでしたっけ?
そう、ちょこっと。まあ俺は全然知らないというか、知らないやつを読んでいるっていう感じ。
先週もそう、おすすめしましたよね。
何おすすめしたっけ?
完売画家。
あ、完売画家、おすすめされました。
そう、おすすめした、完売画家っていう本が。
これ原太郎さん絶対多分この人の絵見たことありますよって言われて、見たことなかった。
見たことなかったね。
見たことなかったんですよ。
あの、完売画家は中島健太さんっていう著者の方、画家、プロの画家の方なんですけど、
この方ね、一時期テレビとかにも出て、コメンテーターみたいなこととかやってて。
全然覚えてねえなあ。
で、なんか結構写実的な、いわゆる美人画って呼ばれるもの。
で、有名なのがベッキーさんを、ちょっと一時期スキャンダルあったじゃないですか。
で、あれの後にベッキーさんの寝てる絵を油絵で描いたのが、結構バズった。
バズったのかな。うん、結構有名で。
はい。
そうそうそう。
っていうので、そのね、人が描いてる、プロの画家として食っていくニア、どうしたらいいのかみたいな。
おー。
というか、その人がプロの画家として食っていくためにやってきたこと。
はい。
を、なんか書いてある。
あ、書いてある本なんだ。
そうそうそう。
それがね、めちゃよくて。
あ、そうなんだ。いやなんか、完売画家っていうタイトルからすると、俺はこれだけ売れてるんだぞ的な感じがするんですけど、そうじゃないんですね。
あー、なんかね、そういうマウンティング的な本ではないですね。
なんかそういう、ちょっと、そういう戦略というか、泥臭い感じで、
あ、そうですそうです。
やってるかみたいなのが書いてあるってこと。
そうそうそう。なんかその人もやっぱ、失敗と成功を何回も繰り返してみたいな。
はいはいはい。
感じで、なんかね、僕初めて知ったんですけど、プロの画家として食ってる人って、
うん。
日本の中で、なんか30人から50人ぐらいしかいないらしいんですよね、その本によると。
えー、少なくないですか。
めちゃくちゃ少なくないですか。
希少種じゃないですか。
超希少種ですよね。
うん。
で、もうそういう実情があるのに、なんか意外とびっくりしたのが、
日本では、どうやら一番絵を買うハードルが低いらしいんですよね。
百貨店で買えるっていうのが、他の国ではないらしくて。
へー。
百貨店に行くと買えるじゃないですか。
03:01
買えるね。
海外だと百貨店に絵置いてないらしいんですよね。
あのーさ、百貨店とかでさ、なんか祭司場フロアとかにさ、よく1ヶ月とかさ、置いてるようなイメージがあるんだけど。
そうですよね、そうそうそう。
でもね、海外だとね、ギャラリーとかでしか買えないらしいんですよ。画廊みたいなところでしか。
ギャラリー入る勇気なくない?
ないですよね。
うん。
そう、だから日本が一番、世界的に見て絵を買うハードルは低いけど、
うん。
プロの画家として食ってる人は、めちゃめちゃ少ないっていう。
そうなんだ。
このなんか、矛盾を抱えているというか。
そうだよね。
まあ、いわば日常の買い物の延長線上で。
そうそうそう、あるんですけど。
いけるはずなのに。
はずなのに、なんでこんな少ねーんだという。
100人いないんだ。
100人いないらしいです。
100人いないんだ。
今日はなんかその本をちょっと交えつつ、
はい。
木工に例えながらというか。
あ、そうそう。で、その本読んでて、
これ結構木工でも、特に木工作家ですよね。
はい。
もう結構当てはまるというか、
はい。
これ木工作家も結構こういうのあるなっていうのが、本の中ですごいいろいろ感じたので。
おー。
で、なんか今回は、もう僕の例、僕のケース。
あ、広口ケース?
僕はまだ全然有名でも完売もしてないですけど、
はいはいはいはい。
限界木工作家、プロ限界木工作家として。
いやでもなかなかその、売れてる実情も売れてない実情も、
なかなか足を踏み入れないと聞けない。
聞けないですね。
のがSpotifyとかPodcastで聞けちゃうという。
そうですね。
中島健太さんの場合は、もうめちゃめちゃ多分売れてるからいいんですけど、
売れないまんま沈没していった木工さんはもううぞうむぞいると思うんですよ。
そうですよね。
でもそういう人たちの話ってあんまり聞く機会ないじゃないですか。
まあ日本で言えば、美大とか芸大に毎年毎年油絵画家とか日本画家とかに入るわけですよね。
入りますよね。
まあ何十人何百人って。
そうそうそう。
で、その人たちが世に放たれて、全体では日本全体でも30人から50人しか増えてる人はいないらしいという。
という実情?
すごい狭いものですね。
で、今回は売れない限界木工作家はどんな感じなのやという話をしようかなと思って。
どうですか。
じゃあお願いします。聞きたいです。
まず最初に、これは一個共通だなと思った。
本との共通点は、学校では絵で稼ぐ方法は教えてくれないみたいなことが書いてある。
これはまさに木工でも一緒で、技術を教えるところですからね。
でも特に僕が言ってたところは職業訓練校っていうところだったので。
そうなんですよね。
最終ゴールは就職することじゃないですか。
で、その前段階として木工の技術をある程度基礎力を高めておくっていうのが目標じゃないですか。
経営的なこととか一切やらないですね。
一切だね、一切だね。
そういうことは別に目的にしてないので、それは当たり前だよねっていう話なんですけど。
僕の場合はちょっとレアなケースで、職業訓練校を卒業してすぐ独立したんですよね。
なので当たり前なんですけど、うまくいかないという感じで。
06:04
なかなかハードル高いですよね。
そう、ハードルが高いんですよ。
で、僕の実例ですけど、一番最初に受けた仕事の時給を計算したらですね、240円でした。
いやー低い。
時給240円でしたね。
高校生でも3倍くらい稼いでるよね。
稼げますからね。マジでそう。
これ具体的に話すと、積み木を作ったんですよね。
積み木作ってほしい。3セット作ってほしいみたいな。
作ってたね、そういえば。
作ってましたよね。
作ってたね。
花太郎さんの工房借りて作ってたんですよ。あれ。
あれですね。
この時は見積もりを正直出せなかったんですよ。
っていうのは、学校卒業したばっかだし、自分の技術がそもそもプロでやってる人たちに比べて劣ってるっていうのと、
そもそも積み木なんか作ったことないし、どのくらい時間かかるのかもわからないじゃないですか。
で、適切な見積もりが出せないなって。
出せないんだよね。
そもそもね。
訓練校でも見積もりの仕方は教えてもらわないよね。
でもね、僕の時は一応ありました。
あったの?
見積もり、積算っていう授業が1コマあったかな。
でもね、別に正直ね、理論上そうだよね、みたいな。教科書的な話しか出ないね。
理論上そうだよね、という。
理論上は当たり前なんだけど、じゃあ世の中の人工の相場?職人さんたちの日給みたいな。
相場いくらなのかとか、そういうの出てこない。
そういうの出てこないので、わかんないですよね、結局。
だからもう算数の例文みたいな、そういう感じ。
材料費がいくらでした、何時間かかりました、みたいな。利益は何%乗せます、みたいな。そういう感じ。
そうだよね。
じゃあいくらでしょ、みたいな。
見積もりやる前の段階だから、何時間かかるかわかんないんだよね。
わかんない。そうそう、わかんないんですよね。
で、その時は、知り合いの方だったので、出来上がったものを見て、もういいねでいいですよっていうふうにしたんですよ。
その時は、ありがたいことに、相場からやや低いぐらいの金額を出してもらったんですよね。
はい。
なんですけど、じゃあ良かったと思ったんですけど、いざ自分がかかった時間計算してみたら、時給に140円だったっていう。
ちなみに、何セットのいくらで売って?
3セット作ったんですよ。で、サイズはもう忘れちゃったけど、結構1セット当たりのピースは多い、紡ぎの数。
多くて、2万円なんですよ、1個ね。だから6万円で売ったんですけど、そもそも積み木を、何ピースを1つの箱に入れるのか。
箱も作ったんですけど、それを全部何個でって計算して、じゃあこの材料からどれだけ取れるかなみたいな。
で、樹脂も結構バラバラにしたんですよね。国産材がいいという、いいかなと思って、国産材をいろんな樹脂入れたんですよ。
で、その設計とか、結構時間かかったんですよね。
で、積み木って意外と、小っちゃいもの作るのって意外と時間かかりますよね。
時間かかるね。小物は特に。あと箱大物とか。
そうそうそう。これみんなさん、たぶん一般の人だと全く想像つかないと思うんですけど、積み木とかの方が手間かかるんですよね、でかいものより。
09:00
っていうのは、面がめっちゃ多かったりとか、面取りとかがすげえ時間かかるんですよね。あとペーパーで磨く作業みたいなのが。
そうね。そういうのもあるし、小っちゃいから楽でしょみたいなイメージがありますよね。
ありますよね。で、僕の場合は、例えば工場で量産するんだったら、でかい材料買って一気にブワーって流れ作業でやればいいと思うんですけど、いろんな樹脂をみんなサイズバラバラの木から作ったので、結構それも時間かかった要因でしたね。
そうかそうか。
あとオイルとか塗装するのも、一個一個こうコロコロコロコロひっくり返してやらないといけなくて、思ったより時間かかったんですよね。
あれ、どれくらい時間かかったの?トータルで。
何日かかったかみたいな。
そうそうそうそう。
それはね、覚えてなくて、計算し直したら時給240年だったっていうのだけはすごい覚えてる。
でも時給240年だったらかなりかかったってことだよね。
かなりかかったです。だから2週間くらいかかったんじゃないかな。
そうだよね。
たぶんなんとなくのイメージだけど、6万でやるんだったら、たぶん1日から1.5日くらいで上げるイメージなんでしょうね。
伝わりやすいように言うと。
伝わりやすいように言うと。そんな感じですね。
もちろん僕の不慣れな、やり慣れてない仕事だし。
一発目の仕事だもんね。
そうそうそうそう。全然やり慣れてないし、花太郎さんの工房で使う機械も全然慣れてないし、使い方とかも慣れてないので、それもあります。
でも、まあちょっとこれ難しいなって思ったんですよ。
オーダーメイドで物作っていくの結構難しいなって最初に結構ガツンとやられましたね。
積み木で思い知った。
これオーダーメイドでやるんだったら、適正な価格で売るんだったら、ある程度の知名度があって、有名な人じゃないと結構それだけで食っていくのきついなって思ったんですよね。
確かに。
っていうのは、僕一番最初だったので知り合いの方だったんですよね。注文くれたの。
なので、どうしても人間関係的に値段を適正な、ちゃんとした値段で言いづらいっていうのはあるじゃないですか。
いやありますね。
ですよね。
ありますね。もうそれはあるあるですね。
ですよね。なので、知名度がないと自分の利害関係の外からお客さん引っ張ってこれないじゃないですか。
だからそこがまず一個最初のハードルだなと思いましたね。
確かに。結構最初のお客さんって身内とか知り合いとかなので、だいたい思ってる値段の0.8か0.7しちゃうよねっていう感じだよね。
特に独立したての時は、やっぱ自分の技術とかに自信がないので、どうしても値段を下げて見積もり出しがちだと思いますね。
そうだね。
人間関係もあるし、自分自身の自信の無さも理由としてあると思います。
俺多分最初1万円ぐらいで考えてたんじゃないのかな。
僕もそうですね。最初日給1万円ぐらいで考えて見積もりを出してましたね。1年目2年目ぐらいは。
それだと低いんですよね。
ちょっと足りないんですよね。
足りないんですよ。
ちょっとっていうか全然足りないんですけど。
全然足りないんだよね。
それで僕はある程度決まったデザインは自分で作って、それをオーダーメイドじゃなくてね。
ある程度いいなと思ったデザインのものをある程度在庫しておいて、それを売っていく方が知り合いの人とかにもちゃんとした値段で売りやすいなって思ったんですよ。
12:08
確かに基準もちゃんとあるしね。
そう基準もちゃんとあるし。
なのでそこから独立2年目ぐらいから作家的な方向に少しずつシフトしていったって感じですね。
なんかそうだったね。
確かにそうだったね。
多分学校にいる時からちょっとかかってるぐらいでアルバイトしてもらってたので、一応その期間も見てるは見てるんだよねきっと隣で。
確かに積み木作ってたなぁと。ちょっとその後作家的にシフトしてたなぁみたいな感じでした。
それはねそういう感じ。
これはそういう意図があって、ちょっときついなとオーダーメイドだとっていう感じでシフトしてたわけですね。
シフトしてきましたね。
じゃあどうやって作家になるかみたいな話に行こうと思うんですけど。
どうやって作家になるんですか?
いや僕もわかんないけど、多分作家って名乗れば作家になるんだと思います。
そうだよね。
でも僕自分のこと作家ってちゃんと言ってはいないですけど。
言いづらくないですか?
いや言いづらい。
職人ですって僕も言いづらいんですけど。
僕職人でもないし作家でもないって思ってるし。
じゃあお前は何なんだっていう話。
言われちゃうから、TPOじゃないですけど、その場で人に合わせて肩書きを変えてますね。
いやなんか一応俺家具屋ですって名乗ることにしてるんですけど、
なんかインタビューというか取材を受けることがあって、新聞社さんに。
あんまり家具屋っていう言い方しないと思うんですけど、家具職人でいいですかって。
言われますよね。家具屋っていうと家具販売してる、販売店だと思われがちですよね。
営業さんとかも含めて家具屋だと思われちゃうから。
なんでその時は、あいいですよ、家具職人でお願いしますって。
そうなんですよね、なかなかですよね。
なので僕は人と会うときはこういうものを作ってますみたいな感じで、
ペッパーミルとかドリッパーとか作ってますみたいな風でいう肩書きとか職業名は言わない。
なるべく言わないようにする。
やってることを。
やってることを出してくるように。
羅列というかしてて、そっちのイメージで。
そうそうそう、行くようにしてる。
木を使ってこんなものを作ってますみたいな感じで言うようにしてますね。
確かに。
であともう一個、じゃあそのどこで物を売るのかみたいな話をちょっとしようかなと。
それ重要ですよね。
そう多分ね、木工作家的な生き方してる人が身近にいないと分かんない人多いと思うんですよね。
この人何で飯食ってんだろうみたいな不思議がられる近所の人から。
謎ですよね。
謎ですよね。
で多分木工で独立したい人とかも気になるとは思うので、
ことはないけど、ちゃんと網羅して話してること少ないなと思って。
でもこれって木工作家的な人が近くにいないと分かりづらいし。
分かりづらいですよね。
でも近くにいても仲間が何で食ってんのかっていうのって。
意外と分かんないですよね。
意外と分かんないですよ。
そう分かる分かる。
聞きづらいしね。
聞きづらいしね。
しかもみんななんていうんですかね、下請けの仕事もやってるし、作家的な活動もしてたりするし、
15:02
結構グラデーションがあるじゃないですか。
そうそう、あの一触じゃない。
一触じゃないんですよね。
そう。
だから僕もバイトしながら自分のものを作ってたりするし、
かと思ったらポッドキャスターの編集の外中の下請けみたいな仕事もやってるじゃないですか。
分かんないですよね。
分かんないです。
かといって別に副業家っていうと、全部一応グラデーションがあるだけで、
なんか別に差はないというか。
差はないですよね。
っていうイメージですね。
っていうイメージ。
なので作家的なことをしたいっていう人が、どこで売ればいいんだろうみたいな話をちょっとしようかなと思うんですけど。
お願いします。
ざっくりね、これ本当にざっくりですけど、
5つぐらいあるなと思ってて。
1つはギャラリー。
画廊的なところ。
これは多分絵も一緒だし。
そうだね。
でも絵のギャラリーと、いわゆる工芸品とか民芸品とかを扱ってるギャラリーはちょっと色は違うんですけど、
ギャラリーが1個ありますよ。
もう1個は百貨店。
百貨店。最初にも出た百貨店。
そうそう、百貨店。
百貨店は例えば松屋銀座とか、セタンとかそういう高島屋とかそういうところですね。
で、次はショップ。
ショップ。
お店ですね。
商品のクラフトショップとかそういうイメージですかね。
そうそう。
暮らしの道具店みたいな。
そういう感じ。
分かります。
で、次が展示会。
展示会。
展示会、これは屋内屋外4個あります。
クラフトフェア込みみたいな。
クラフトフェア込み。
クラフトフェアは屋外の展示会とみなして展示会。
最後がオンラインショップですね。
オンラインショップ。
これが一番多分売る場所としては最近出た方だと思いますけど、
この5つが多分ざっくりあるかなと思ってます。
これなんとなくですけど、後から出た方がハードルが低めみたいなイメージですかね。
ハードル低めですね。後から出た方が。
ギャラリー代わりとハードルが高いというか。
でもね、ギャラリーと百貨店はトントンかな。
トントン。
だからあっちからスカウトが来るようなイメージなのかな。
そうですね。百貨店の方がもしかしたら上かもしれない。
場所によっては。
場所によってはね。
多分ギャラリーの決め度によると思うかな、それは。
ですね。確かに。ギャラリーも千差万別ですね。
千差万別。そうそうそう。なので。
ということで、まずはギャラリーからいきたいと思うんですけど。
ギャラリーこれはですね。
ちなみにね、上の方に行けば行くほど僕から遠藤くなってくるので。
そうですね。
僕もね、ちゃんと正しい情報かどうかわかんないですけど、
知り合いから聞いた情報とかも交えながら行くので、
ちょっとね、情報の正確さはちょっと雑になりますけど、
その辺もご容赦いただければと思いますけど。
一応こういうイメージで聞いたところによるとこんな感じという。
で、ギャラリーはまず大きく3つあるっていう話があるんですよ。
知ってました?知らなかった。
1つは貸しギャラリー。
これはビジネスモデルでいうと不動産に近いですね。
レンタルスペースみたいな。
1日いくらで貸してくれると。
そうそう。っていうのが貸しギャラリー。
で、リッチがいい方が高いし、人通りが良かったりとか。
そうですね。
っていうことか。
っていうことですね。あとはその広さとかね。
広さとか。
で、次が委託ギャラリーっていうのがあります。
委託ギャラリー。
で、あともう1個が買取ギャラリー。
おー。委託ギャラリーは置かせてもらってみたいなイメージなのかな?
18:04
そうですね。作った作品を預けて、で、売れたらお金が翌月振り込まれるみたいな感じですね。
じゃあ10個預けました。3つ今月売れました。
じゃあ3つ分のお値段みたいな感じのことですね。
で、余った売れ残ったやつは返却みたいな。
これが委託ギャラリーですね。
で、買取ギャラリーはその名の通り最初にギャラリーが買い取ってくれます。
だから例えば10個収めます。
10個収めたら翌月には一応10個分お金が振り込まれるみたいな。
で、ギャラリーに在庫としてずっと置いていくみたいな。
売れようが売れまいがみたいな感じ。
そういうことですね。
そう。なので一応作家的には多分買取ギャラリーで買い取ってもらうのが一番良い。
キャッシュフロー的には。
そうですね。
で、貸しギャラリーと後の2つ、委託と買取の大きな違いは
ビジネスモデルが全然違うのでレンタルスペース的なことをしてる人たちは
作品買ってくれる人に働きかけてくれない。
言ってしまえば。
だから自分らでお客さんを集めないといけない。
でも委託ギャラリーとか買取ギャラリーの場合は
顧客リストっていうのがあって、いわゆる固定客の人たちですね。
そういうリストがしっかりあるので
ちゃんとお客さんを集客してくれて
宣伝とかもちゃんとしてくれて
ちゃんと一緒に売って頑張ろうっていう風にやってくれる。
だからなんとなくですけど
一応この順番でいくと
貸しギャラリーはこっちのリスクは多いけど
ハイリスク、ハイリターンみたいな。
そうですね。
売れればデカいよと。
売れればデカい。
スペース代だけ払って
あとは全部自分の取り分という。
まさに。
自分の知名度とかPR力がある人はそっちを使った方がいいという感じかな。
ハードルが低いので
とりあえず知名度ないけど
個展やったっていう肩書きだけ欲しい人とかは
貸しギャラリーでもいいかもしれない。
確かに。
買取ギャラリーはギャラリーと一緒にやる分
若干取られる量っていうか
多い印象ですね。
パーセントが。
掛け率っていうのがあるんですけど
また掛け率は深めに
また別の回で話そうかなと思うんですけど
一般的には録画券って言われてることが多いですね。
そうですね。だいたい。
商品をお客さんが買った金額に対して
何パーセントを作った人がもらいます。
何パーセントをギャラリーが売った人がもらいますみたいな
その割合ですね。
を掛け率って言うんですけど
だいたい作った人が6割で
売った人が4割みたいなのが
木工業家では多い気がします。
録画券ってよく聞きます。
そうだね。そこが基準で
そこより多ければ
割と良心的じゃないですかとか
向こうがやってることにも
仕事量にもかかってくるんですけどね。
そうなんですよね。
結構ギャラリーによって
やってくれる量が変わります。
同じ掛け率でも。
そこは結構交渉次第というか
な感じですね。
結構ウエットな感じ。
コミュニケーションでやらないといけない。
はいはいはいはい。
だからその辺も
ちょっと仲間うちで
あそこのギャラリーは見たいのもありますよね。
21:02
あると思います。
僕は
そっかそっか
全然知らないけど
でもね
ツイッターとか
Xとかスレッド見てると
やっぱそういうのあるっぽいですね。
なんか僕がこのフォローしてるギャラリーとかも見てみても
やっぱ熱量強いとこはマジすごくて
作家さんが個展やるたびに
10機変えてたりとかするんですよ。
へーそれすごいね。
10機まで作り変えるってすごくないですか。
すごいね。
めちゃめちゃお金かけて
めちゃめちゃその作家さんのために
世界観作ってくれてるって
すごい親身なギャラリーとかもある。
でも一方で
作品を撮るのに
カメラマンとかも使わなくて
iPhoneで撮って
終わりっていうとこもあったりする。
その辺の情熱の傾け方が
ギャラリーによって結構違うっていうのが
オーナーごとに特色が違うっていうのが
ギャラリーの面白いとこですね。
そうか。
だから若い作家さんを
うちはもう押し出したいとか
売れるようにしたいみたいな熱量か
お金だけ取ってというかね。
そういう感じもあるところはあるらしいという感じですね。
という話は
Xとスレッドを見てるだけの情報で
申し訳ないですけど
あるんだなーっていうのは感じてますね。
そういう感じなんですね。
でこれがギャラリー。
次が百貨店。
百貨店。
百貨店。
これは前ゲストに出ていただいた
大久保ハウスもっこしたの大久保さん?
あ、覚えてます。
出してる
例えば松屋銀座の銀座手仕事直売所とかは
そういう企画があるじゃないですか。
手作りで作ってる作家さんたち集めて
一定期間ポップアップみたいな感じで
売りますみたいな
とかがありますね。
ギャラリーで言うと
オーナーさんみたいな役が
百貨店の売り場担当の方になる
という感じですかね。
そうですね。
で、バイヤーさんとかがいて
その作家さんたちを集めてきたりとか
あとはグループじゃなくて
一人の作家さんでやる場合もあったりします。
これが百貨店ですね。
なんか結構売り場目標みたいな
フロアで
あるらしいですね。
いくら売り上げるぞみたいなのがあるらしいので
そこに関して言えば
そこの熱量はすごそうなイメージが
そうですね。
で、百貨店はやっぱ予算の書き方が全然
桁が全然違うって話が聞きますね。
奥単位とかの
予算がつぎ込まれてたりするらしいので
場所にもね、よるけど
なので、でかいものになれば奥単位だ
という話を聞いたことがありますので
割とそのために世界観というか
重機的なものもちょっといじったりしてるもんね。
だと思います。
なので、広告の書き方とか
全然違うという
広告力はありますよね。
広告力はやっぱ
百貨店が一番強いんじゃないかなって思いますね。
で、来るお客さんも
ある一定の資金で購買力あるお客さん
っていうイメージがありますね。
売上目標に達する作家さんが
やっぱり選ばれるということですね。
それだけのやっぱ
この作家さんだったら絶対売れるっていうのが
やっぱ実績ある作家さんばっかり選ばれ
がちな気はしますね。
だからまぁちょっと狭き門というか
まぁ一回やってちょっと売れが悪かったら
ちょっとまた交代になっちゃったりとか
みたいなね。
まぁでも百貨店もなかなか
昔ほどは売れなくなってきたみたいな話も
聞いたりします。
この辺は僕実際に
いくら売れてるのかとかは聞いたことがないので
分からないですけど
24:00
百貨店によるのかな?
百貨店によりけりですね。
まぁこれも多分熱量も
百貨店によりけりというか
なんじゃないかと思います。
で、これが百貨店。
で、次はですね、展示会。
展示会行こうと思うんですけど
さっきも簡単に説明してましたけど
屋外の展示会と屋内の展示会が
ざっくり場所で言うとね分けられます。
で、屋外の展示会の
代表例がさっき言ったクラフトフェアですけど
金鉱作家さんとか
木工作家さんとか
いろんなジャンルの作家さんが
大きな公園とかで
テントを自分たちで持ち寄って
直売する、手売りするっていうのが
クラフトフェアですね。
だからそこに中間で入ってる人っていうのは
実行員の人たちしかいない。
なので、比較的
安めで出せる。
出店料は比較的安くて
めっちゃ売れればめっちゃ売り上げになる
みたいな感じですね。
確かに、いろんな話を聞くと
めっちゃ売れてる作家さんも
いるっていう感じですよね。
そう、一個のイベントで
1台買えるくらい売れてる人も
聞いたことはあります。
それにお客さんにとっても
割と距離感が近かったり
そう、そう。
直接話もできるので
割とこれは
メジャーというか
結構前からもメジャーっていう感じですね。
そうですね、そんな感じ。
ただやっぱり屋外のイベントの
デメリットは
やっぱ天候によって売り上げがめちゃめちゃ
左右されるっていうのがありますね。
あとはイベントの知名度とか
お客さんがどういう客層が入ってるかによって
結構ばらつきがありますね。売り上げ。
僕普通に
2日間で売り上げゼロのイベントとか
普通にやりましたね。
だから交通費と運搬費
滞在費は赤になっちゃうという
みたいな感じですね。
なので、この辺はやっぱりリスクが高い。
リスクが高い。
屋内の展示だと
いわゆるギフトショーとか
あとデザフェスみたいな
デザフェスも一応展示即売ですね。
なので
そこのリスクはないんだけど
その代わり屋内だと
展示スペースがちっちゃくなる。
で、あと展示にかかるお金
出展料もかかる
イメージですね。
屋外ボーンじゃなくて
体育館とか
箱借りてっていう感じになるもんね。
なのでそれが大きな違いかなと。
で、クラフトフェア
とかそういうとこに行くとですね
バイヤーさんがだいたいいます。
で、そこでバイヤーさんとか
ギャラリーのオーナーとかから声がかかって
そこでコネクションが
できるっていうケースがどうやら多いようですね。
なんかイメージとすると
展示会、クラフトフェアなり
こういうとこから跳ねてく人が多いイメージだよね。
そうなんですよね。
ということです。
ECサイトですね。
これは近年というか
少し最近の話ですよね。
最近なんじゃないでしょうか。
いわゆるオンラインショップですけど
モール型っていうのと自社型っていうのが
大きく分けると
これはね
モール型っていうのはいわゆる
Amazonとか楽天みたいなやつで
オンライン上のクラフトフェアみたいなイメージですね。
いろんなお店が一つの場所で
27:00
出店してるみたいな感じがモール型。
もう一個は自社型っていうのは
自分でオンラインストアを
ボンって街に作るみたいな
イメージ。
固定の店舗をボンって一個作るみたいな
だからAmazon楽天とかは
そっちの看板があって
そこからつながって
モールみたいに出店してるという。
そういう感じ。
だから分かりやすいのは
アプリを立ち上げるときに楽天を押してから
商品探すじゃないですか。
そうじゃなくて
自社型の場合はURLとかが
あらかじめそのサイトって知ってないと
そこにたどり着けないんですよ。
だからインスタとかに貼ってあったりとか
自分のホームページにくっついてたりとか
っていうのが自社型みたいな
そうです。
クラフト系というか
ハンドメイド系みたいなのが
最近よくあるんですけど
モール型って言われるのは
クリーマとかミンネがモール型ってやつですね。
クリーマは聞いたことあります。
あとミンネとかもあるんですよ。
あとイーチとかもあるのかな。
その二つ聞いたことない。
もう一個の自社型は
ベースとかストアーズってやつですね。
この辺が自社型って言われてるやつで
手数料が違ってます。
モール型と自社型で手数料が違う。
モール型の方がちょっと高いようなイメージがある。
高い高い。高い代わりに
今週の編集者ピックアップ
みたいなのとかでピックアップされたりとか
あとはランキングとか
ちゃんと作ってくれてこれが今売れてるとか
あと季節のトピックがあって
今の時期だったら
例えばひなりんぎょうとか
あったりとか2月とかだとね
3月ひなりんぎょうあるからとか
そういう特集を組んでくれて
なるべく売ってくれようとしてる。
イベントごとにクリスマスなり
夏ですよ、秋ですよ
みたいな特集を組んでくれて
なるべく商品がぐるぐると回るような
努力をしてくれてるのが
モール型ですね。
比べると自社型は
それも自分でやらなきゃいけない
ですね。それから手数料は安い
ということですね。
ちなみに手数料ってどんなイメージ
なんです?
僕はちなみにストアーズってやつの
一番安いプランにしてますけど
それだと商品の販売価格の
1%くらいですね。
それって決済は
そっちのベースとか
のプラットフォームがやってくれて
みたいなイメージ。
そこを代行してくれるからありがたいというか
そうです。だし
ホームページみたいなのが作れちゃうんですよ簡単に。
だから僕なんかそうですけど
ホームページ兼
オンラインストアみたいにしちゃってます。
そこが。
だからサーバーとか
代金かかんないんですよ。
ドメインも自分で取らなくていいんですよ。
いいの?
自分でお名前ドットコムとか
Googleドメインとか
そういうとこで取らなくていい
Xサーバーとかでサーバー借りなくていい
俺はね取ってる派ですね。
メールしか使ってないから
だから
そこらへんのハードルがないから
みんなやりやすくなってオンラインストアを
作り始めたんだと思いますよ。
30:00
そこの割合
小口君は自社型でやってて
そこも月々いくらか売れてるってことかな?
そうですね。
毎月何個あしらは売れてますね。
最初は全然売れなかったけどね。
という感じです。
それは割と小口君のインスタとかから
そっちに流れてくるような
ほぼそうですね。
これが5つの
売る場所ですね。
ちなみにですけど
クラフトフェア僕応募したんですよ冬に。
クラフトフェアね冬に応募したんで
全部落ちました。
これも小口あるあるになりつつ
あってちょっと怖いですけど
なかなかね。
クラフトフェアとかも
出そうと思って出せれないんですよね。
書類選考があったりする。
だからこの辺のね
もうちょっと深い話を
思い通りにすべていかないんだと
深い話っていうのは
ディープになってくるのか闇が深くなってくるのかが
あれですけども。
闇は深くなってくるし
笑いながら話そうと思いますけど
でもその辺も含めて
これから独立したいって思ってる人たちは
戦略を立てていったらいいんじゃないかなと思います。
深い話はあんまり
初対面の人とかとあんまりできないじゃないですか。
いやそうそう聞こうと思っても
聞きづらいし
ましてあの偽善の先生たちは
先生という職業なので
そこは知らない部分ですよね。
だからクラフトフェア出して
バイヤーに引っ張ってもらって
個展とかギャラリーとかで
できるようになったらいいなと思って
ましたけど
独立2年目の時はね
そもそもクラフトフェアに出展できない問題
っていうのが
発生してました僕は
ずっとね。
なんかね全部通っちゃう人もいれば
そうそう
いるんですよね
僕ものづくりの学校に
行ってた時も先生たちは
それぞれ食い方が違ってました。
やっぱりそうなんですね。
授業の時は聞かないんですけど
一緒に酒飲んだりすると
二十歳過ぎてからですよ
酒飲んだりするとポロっと
言ってくれるんですよ
だから作家的な活動と
図面もらって作るみたいな活動やってたりとか
やっぱ設計師さんとか
デザイナーさんとか委託したり
とかっていうことで
いろいろ食い方が違ったので
面白かったですね。
そういう感じでですね
僕もこの限界モッコサッカーの
ゆるふわ生存戦略じゃないですけど
話していけたらなと。
シリーズものにして何回かに分けて
話していければと思いますけど。
たぶんあれかな。今年は限界モッコサッカーが
限界突破モッコサッカーになるか
沈没モッコサッカーになるか
どっちかですね。
跳ねたらすごいぞという
ポテンシャルはすごいぞという感じですね。
モッコリアリティショーと思って聞いてください。
聞けなくない?なかなかモッコリアリティショー
聞けないと思いますよ。
聞けないよね。
聞けないと思いますよ。
本当に。なんか台本でやってんの?
リアルでやってんの?みたいなね。
全てリアルです。
リアルですという感じですけども。
33:00
今日はちょっとコウグチ君の生存戦略。
生存戦略第一。
時給240円からの
ピボットするみたいな。
サッカーにピボットするみたいなところを
だから今コウグチ君の
別に立ち位置でもないんだけど
今のポジションとしては
展示会とオンラインストア
がメインですね。
いる感じですね。
なかなかそこから
限界突破して上がっていくと
多分売上というか収入も
上がっていくというイメージで
いいのかな。
ただ利益率がどうなのかは知らん。
知らんけど大きくはなっていく
って感じですかね。
了解しました。
今日はちょっと生々しい話も聞ける。
新ノモコウコラジオ。
ということで。
僕らのことしか話せないですけどね。
今日は限界モコサカの
ゆるふわ生存戦略。
コウグチ君今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ぜひご利用ください。
今回もお聞きくださりありがとうございました。
34:33

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