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2024-11-28 12:01

トーク326[歴史]足利尊氏と後醍醐天皇 from Radiotalk

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今日は11月28日、トークの356回目。歴史のお話、歴史トークをしてみたいと思います。
後醍醐天皇と足利尊氏という話をしてみたいと思います。
その前にちょっと小話をしましょうか。
飛行機に乗ってしばらくすると、スチュワーデスの方が来ました。
お客様の中で、「お医者さんはいらっしゃいませんか?」と聞いてきました。
偶然乗り落ちたお医者さんが立ち上がり、操縦席の方に向かいました。
もうちょっとしばらくします。またスチュワーデスからやってきました。
お客様の中でジャンボジェットを操縦できる方はいらっしゃいませんか?
面白いですね。
なんとなく状況が浮かぶように話ができたらいいのかなと思います。
今日は歴史の話をしてみたいと思います。
後醍醐天皇と足利尊氏という話をしてみたいと思います。
僕は人生生きてきて足利尊氏のことをそう考えたこともなくてですね。
なんとなく足利尊氏のことはよく知らないですよね。
幕府を作った人は三人なんですよね。
源幕府、足利幕府、徳川幕府。
足利幕府を作った人が足利尊氏ですね。
室町時代という時代を作ったわけですよね。
リーダーシップですね。
この時代のリーダーシップというのは、今もそうかもしれないけどですね。
歴史的に見るリーダーシップという言い方にしましょうか。
二つの能力がいるわけですよ。
軍事的な能力と政治能力。
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その二つを兼ね備えた人というのはなかなかいないわけですよ。
見てみるとですね。
おそらく小田信長、豊臣秀吉、徳川家康。この三人くらいじゃないですかね。
日本の歴史の中で、戦争の能力と軍事能力と政治をする能力。
この二つを兼ね備えた人ってこの三人くらいだと思うんですよね。
足利尊氏という人は軍事の天才でしたね。
源頼朝という人は政治の方に長けてたかもしれないですね。
ところが源頼朝は軍事の天才、弟の吉恒という軍事の天才がいたわけですよ。
その二人で協力して源頼朝の時代を作ったわけです。鎌倉幕を作ったわけです。
足利尊氏という人は軍事の天才で政治があまりよろしくない。
ところが弟がいて弟と力を合わせて足利室町幕を作ったわけですよね。
足利尊氏は人としてものすごく良い人なんですよ。
第一に欲がない。
足利尊氏が偉くなってから、一羽でちゃんと残っているから本当だと思うんですけど、
偉くなってからいろんな人が三着物とか持ってきてくれるわけですよ。
プレゼントとかね。
ところが足利尊氏という人はその場で誰かに過信とか周りの人に配っちゃうわけですよね。
いっぱいプレゼントをもらったけど結局は空っぽになっちゃうような人だったみたいですよ。
足利尊氏は優しいわけですよ。
これが災いしていくわけですよ。
足利尊氏は優しいのと気前が良くて、部下にいろんなものを気前よく分け与える。
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これが後々災いするわけですよ。
気前よく部下にいろいろ渡したおかげでですね、
力を持つ部下が、要は力を持つ大名がガンガン出てくるという側面がありますね。
もう一つ優しいということで、
足利尊氏はそもそもどうやって世に出たかというと、
後醍醐天皇の助けというか、後醍醐天皇と共に、
後醍醐天皇という人はね、これも勘違いしてるんですよね。
僕も勘違いしてたんですけど、昔後醍醐というバンドがあって、
すごく良いバンドでね、最悠奇の主題歌とかね、銀河鉄道39のアニメじゃない方、映画の方の主題歌とかね、
そういうのを歌ってたバンドがあってね。
だから後醍醐天皇自体もすごく良い人だと僕は思ってたんですよね。
調べてみたら、ちょっとクセもんの後醍醐天皇は悪く言うというか、そんなに素晴らしい人物じゃないという見方が正しいみたいですよ。
この人のわがままに付き合ったわけですよ、足利尊氏が。
それで鎌倉幕府を倒しましたと。
ところがですね、後醍醐天皇というのは何のために鎌倉幕府を作ろうとしたかというと、
武士の時代を終わらせたかったわけですよ。
また天皇を中心とした世の中にしたいということなんですけどね。
ところがですね、そんなこともできないんですよ。
なぜかというと、鎌倉幕府を終わらせて後醍醐天皇がトップになったわけですけど、
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権力を持ったわけなんですけど、権力は持ったけど軍事力というのは後醍醐天皇は持ってないわけですよ。
だから簡単に転覆させられるわけですよね。
でも後醍醐天皇自体は軍事というのをやっぱり嫌いみたいなね。
武士嫌いみたいなね。そういうのがあったわけですよ。
でもトップに君臨したいと。
軍事というのはそうかもしれないですね。
戦争反対って言ってるような奴らですね。
誰しも戦争なんか反対だわ。
でもそのためにはやっぱり軍事ということもよく知ってないといけないわけですよね。
そういうことを全くわかってないのが後醍醐天皇だったわけですよ。
後醍醐天皇がトップに一度はなったんですよ。鎌倉幕府は。
ところが全然駄目でやっぱり軍事力持ってないから簡単に反乱が起きるわ。
で、再度また足利尊氏が立ち上がって。
だから足利尊氏は不満を持った武家に担がれた形で後醍醐天皇を追いやったという感じなんですよね。
ところが足利尊氏は良い奴で後醍醐天皇のとどめを刺さなかったわけですよ。
とどめって決して殺しちゃいとかそういうわけじゃなくて、
政治的にもう表舞台に来れないぐらいのところに追い込んでしまえばよかったんですけど、
そういうこともせず。だから良い奴だったんですよ。
だから敵っていうのはもうとことん潰さないといけないわけですよ。
徳川家康がそれをしましたよね。
秀吉の子孫を値台足にしましたよね。
おかげで徳川大平のようになったわけですよ。
そういうことをしないから室町時代って最初はもうゴタゴタでね。
あっという間にこんな時間になってしまった。
すみません全然まとまりがなかったんですけど、なかなか足利尊氏は面白い人です。
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