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おはようございます。 今日は8月12日水曜日
今朝の 6時57分
なったところですね。 昨日
渋そばの閉店
渋そばの渋谷店の閉店が 発表された
ですけど 鉄道会社って
それぞれそば屋を持ってて
小田急だったら箱根そばとか そういうのが
それぞれ各鉄道事業者が そば屋のチェーン店を持っているっていう
その中で東急は
渋そばっていう そば屋があって
田園都市線沿いとか 豊子線とかに
お店がある その中でやっぱ渋谷が
渋そばっていうだけあって
本店が渋谷っていうことだと思うんですけど まだ会社に通ってた時
会社が渋谷なので 東急の
本店?東急の建物の2階に
渋そばがあって それで
多い時は 週に5回行ったりとか
するくらい 渋そばが好き
だったんですよね その渋そばが
あの再開発で
40年の歴史に幕を下ろすっていうことが 昨日
9月13日に 閉店しますっていう告知が出てて
おおって思ったっていう
渋そば
すごい良くて 渋そばの
注文システム なんですけど
入り口に レジがあってそこで注文を受けて
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職権制とかではなくてそこで現金か カードかで払って
立ったり あと店内はですね
そうですね ちょっとちゃんと説明したいんですけど まず入り口で
食べたいそばの名前を言うと
例えばたぬきそば たぬきそばくださいって言うと冷たいのか暖かいのかっていうことを聞かれて
冷たいのであって言うと
冷やったんってこう
レジの横にマイクがあるんですけどそこに店員さんが 冷やったんってこう
コールみたいなのがあってそれを
多分厨房にその声が届くようになってると思うんですけど 伝えるって言う
それの号令 コールをもとに厨房はそばを作り 配膳を担当する
方がこう そばを持ってくるって言う
難しいなこれ説明がすごく難しいんですけど 店内は
カウンター 立って食べるカウンターの席
カウンターだけのものと 座って
カウンターなんだけど椅子があるっていうのと あと4人
4人掛けのあの電車のボックス席みたいな
感じのテーブルかテーブル席 4人掛けのテーブル
が4つみたいな
その3種類の席があって
座って食べるカウンターが一番人気で大体埋まっていると でそこ
座れないってなると立って食べるか 4人掛けの席に着席して食べるかっていうことになるんですけど
店内もそんな広くないのであと皆さん個人でいらっしゃっているというところで 座って食べた場合は全く面識のない
おじさんとかおじいさんとかと
まるで家族のように 食べる必要が
出てきちゃうっていう ちょっとそれしんどいなっていうのがあって
だいたい立って食べることになるんですけど
さっきあの日あったんってこう俺があって作られた蕎麦が
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異常にちょっと早いスピードでやってくる なんならですね
だいたいこう混んでいるときはもう席がほとんど埋まっているので そうなるとあのだいたい着席する場所みたいなのが限られてくる
ってなると 事前にそこに蕎麦がもう多いんである
なんかそこに座りそうだなって雰囲気を出していると もう自分が着席する前に蕎麦が届いているみたいな
どんだけ茹でているのか そういう
めちゃくちゃ早いんですよね 出てくる提供が
それで食べているとすごく美味しいんですよね 渋蕎麦めちゃくちゃ美味しい
なんか駅蕎麦の中でも めっちゃ美味しいんじゃないかなっていう
おすすめはですね あの
ピリ辛ネギ蕎麦っていう 結構辛めの
なんだろう
ラー油まみれの ネギみたいなのがこう蕎麦に
たぬき蕎麦の上に乗っているってやつがあって それはなんかすごい美味しいんですよね
ただまあ午後は ネギを感じながらこう仕事することになるんですけれども
体の中にネギがあるっていう感じがすごい しなくちゃいけないという
ところはありつつもどうしても食べてしまうってくらい美味しい あとベーシックに
たぬき蕎麦 冷やったんですね
結構好きで 食べてましたね
食べてると さっきのそのレジのコールみたいなのが店内にやっぱり響き渡ってるわけですよね
冷やったんっていうのは冷やしたぬき蕎麦なんですけど
おすすめ店っていうその 季節の
特集みたいなメニューもあるんですけど それはあのおすすめってこう
いう とか
わかめ蕎麦とか 調子がいいコールがどんどん店内に響き渡って
冷やったんおすすめわかめ蕎麦 みたいなのがこう
どんどん注文ごとにそういうのを聞きながら あの人
わかめ蕎麦食べるんだなぁみたいな そこで店内に宣言されちゃうので
とか
なんか耳を疑うような注文とかもたまにあって
何だっけ
なんか わかめ蕎麦薬味ぬきとかなんかそういう
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どんだけ それはわかめがないってことなのか
ちょっと ネギがないってことなのかちょっと分かんないんですけど
かなり細かいオーダーに答えてくれたりとか
いやなかなかいい蕎麦なんですよね
っていうところでじゃあ食べ終わったっていうので帰ろうとすると
普通その立ち食い蕎麦みたいな その藤蕎麦みたいなとこ行くと自分で返却口に
トレイを持っていかなきゃいけないんですけど 渋蕎麦ではなんか自分で片付けようとするとこう
あーちょっと置いといてください って言われる
のでみんなこう食べ終わったらスッと その場から離れるってことがこう
ごちそうさまの合図なんですね っていうところであの
さっきまで3秒前まで食べてた人たちがこう急に真顔になってスッとこう外に出ていく
人がこう入ってきては こう蕎麦を食べ
てかこうあれですね人が蕎麦を食べに来ているというより蕎麦が人に食べられに来ている みたいな感じになっていて
そのなんかこう
渋蕎麦から出た時に 夢みたいだな今起こった体験なんかこう
一瞬のこの5分ぐらいの ただ蕎麦を食べるだけの時間を知らぬ人と共有したっていう
夢みたいだなあっていう時間が すごい好きなんですよね
っていうところでまぁその渋蕎麦の閉店がめちゃくちゃ悲しい なんですけど渋蕎麦についてちょっと
渋蕎麦がやっぱり大好きだっていうことでちょっと前に
過去に 渋蕎麦について書いた詩のような
テキストがあってちょっとそれを最後に 朗読して
ちょっとこの時間を終わりにしたいなと そうですね渋谷渋蕎麦
本家渋蕎麦渋谷店の閉店に寄せて
朗読させていただきます そうですね2016年に書いた
テキストなんですけど 夢みたいっていうタイトル
渋谷の駅の中にある立ち食い蕎麦が好きで ほとんど昼とかは毎日のように行ってるんだけど
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もちろん食べ物として蕎麦が好きということもあるが 前払いのレジでお金を払って好きな場所に
立っていると蕎麦が運ばれてきて 食べ終わったらそのままにして出て行っていいというシステムが好きで
普通は自分がしたことの責任は取らなくちゃいけないし お盆は返却口で片付けるものなのに
それをしなくていいというのだから ここでは自分が蕎麦を食べに来ているというよりも
まるで蕎麦の方へ自分が吸い込まれて行って帰ってくるような なんだか旅行みたいな非日常さがあって
椅子に座ればこの先どう考えても絶対一緒に食事を取ることがない おじさんたちと相席になり
駅という立地からほとんどの客が移動している途中に立ち寄っているみたいで どこからどこかから来てどこかへ行く人たちが
ほんの5分とか同じ場所に合わせて絶え間なく蕎麦と人が行き交うこの店から一歩でも外へ出ると
さっきまで本当に自分は食事をしていたのかどうかもわからなくなるくらい 夢みたいに何も残らない
聞いていただいてありがとうございました これは在宅勤務が続いてあまり目的なく人と話すことがなさすぎて
おかしくなりそうな会社員の鹿が 朝にですね昨日あった出来事を思い出しながら
10分くらい話すっていうそういう時間を神奈川県川崎市より お送りしました
聞いていただいてありがとうございました 鹿でした